「終の棲家」第2弾が
一昨日、無事上棟となりました。
アトリエIs一級建築士事務所
建築家伊藤誠康氏が基本設計した
①子育て世代にも高齢者にも優しい
②年齢を重ねても無理なく住める
③自然素材
という3点を主軸とした
「1LDKの平屋」がベースの
3LDKの2階建て住宅です。
建築する場所は
その昔・・・
旧海軍のお偉いさん方が
別荘を構えていたという
円覚寺の境内に並ぶ
北鎌倉駅東口の一画です。
山間のとても雰囲気ある場所ですが
なんと、北鎌倉まで徒歩6分という好立地です。
名刹「円覚寺」の境内までは、徒歩3分。
そんな場所に
とても似合う家を建築します。
大屋根で
その屋根がとても低く構えた
特徴ある住宅となります。
南側の軒の出は、1mを超えます。
周囲は、北鎌倉の森。
「これぞ鎌倉」
というような古都を形成する
素晴らしい家にしたいと思います。
近年の建売住宅は
子育て世代である30代をターゲットに
作られています。
この傾向は、ここ数十年
全く変わっていません。
よって、30代で家を買い
50代で子育てを終え
60代で様々な問題を抱え
マンションに引っ越すというのが
お決まりパターンとなっています。
マンションを買わせたい市場は
それが都合よいので
変えないのでしょうが・・・
でも、35年の住宅ローンで買い
一生懸命働き払い続け
ようやくローンが無くなるころに
長年住んだ家を手放すなんて
個人的には「心苦しい」という
言葉しか出てきません。
手放す理由の三大理由は
①年寄りには住みにくい
②広すぎて手に負えない
③老朽化
です。
であるならば・・・
①年老いても無理なく住める。
②子が巣立っても広すぎない。
③老朽化しても簡単に直せる。
という家であれば
年老いた時に、無理して
都心のコンクリートジャングルに
引っ越して
庭のないマンションで
管理費・積立金・駐車場代を
他人に永年払い続ける必要は
無くなります。
一生涯住める家。
「終の棲家」です。