建築家「伊藤誠康」先生が基本設計を手掛けた
『終の棲家』のA棟が完成しました。
調整区域の宅地開発から手掛けていますので・・・
許認可を含めここまでに1年半かかりました。
平屋を基調とした
2階建て住宅となります。
コンセプトは、50代のご夫婦が
残りの人生を過ごす家というものです。
私ももうすぐ50代。
自分が子育てを終える数年後に
妻と住みたい家という視点で手掛けました。
不思議な窓があちらこちら。(^^)
玄関を入ると
通り土間となっています。
玄関から勝手口までまっすぐ土間が抜けており
勝手口は、引き違いの掃き出し窓。
モルソーの薪ストーブ「7140CB」が
土間の真ん中に陣取っています。
土間つながりのリビング!
間仕切りがなく
上がり框一つ。
天井は杉板の横張りです。
ウッドデッキがあり
窓は、とても開放的な配置
お客様は木製ブラインドをチョイスされたので
また、雰囲気が変わると思われます。(^^)
片流れの勾配天井にオープンキッチン。
カウンタータイプの
フルオープンキッチンとなります。
リクシル「シエラ」です。
洗面は、お客様の希望で造作に変更。
階段室には、趣味の飾りを置くための
ニッチを設置。
一階が1LDKを形成しており
すべての生活が一階で出来る家です。
2階は予備室(お客様用)
この家の目の前に
建築家『堀部安嗣』先生が手掛けた
自治会館があるので
外構もお客様の希望で
その家に負けないよう気合を入れました。
ジャワストーンの二丁掛の石を
一枚一枚張りました。
駐車場の工事だけで100万円です。(^^;)
鎌倉山の桜並木の中でも
とても印象的な住宅として完成しました。
この家が、今後数十年の間
鎌倉山の景観を形成してくれます。
ご周辺にお住いの方々も
建築前の一番最初に挨拶に行ったとき
建売と聞いて
「安っぽい家が出来るんじゃないの?」
と、物凄く心配されていましたが
伊藤先生の意匠どおりの素晴らしい家が出来上がり
皆さん、とても喜んでくださっています。
今後も、鎌倉を良い街にしていくために
地元ビルダーとして
できるかぎり頑張っていきます。
(^^)