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2019年11月24日日曜日

任正非

中国南部の山奥にある農村で
7人兄弟の長男として生まれ
少年時代は食べるものがなく
野草などで飢えをしのいだという
逸話を持つのは
任正非さん(にん・せいひ)

年の売り上げ高11兆5千億円という
世界最大の通信機器企業
「ファーウェイを」を1代で作り上げた
最高経営責任者、その人である。

「全ては日本から学んだ」と公言し
日本に対し、新聞紙面でこう話していました。

日本企業とは
高い相互補完性がある。
ノーベル賞受賞者が多く
基礎研究はとても先進的で
素材産業研究分野では
おそらく世界で最強だ。

競争相手ではなく
一緒に山を登る関係だ。
共に情報産業を大きくしていきたい。

日本は早い段階で
情報の産業化を実現した。

中国は遅れており
制度面で時間をかけて
改善していかなくてはならない。

軍事覇権ではなく
経済貿易・富の創造を中心に
共に調和社会に向かいたい。

中国には
日本を良く知らない人が
沢山いるが
一度日本に行くと
すぐに好きになる。

世界でもっとも優れた観光の国で
田舎もきれいで
少なくとも一件は
美味しいラーメン屋や居酒屋がある。

川も澄んで
川べりには花が咲く。

日本は調和社会のモデルだ。

米国は戦争に力を費やして
自国の道路もボロボロだ。

この記事を読んで
私、怒りに震えました。
記事にではありません。
もちろん、任正非さんにでもありません。

この美しい国を
今、着々と破壊している奴らにです。

今、世界で最も注目されている
会社のCEOが・・・
美しい日本を理想とし
そこを「目指している」と仰っている。

それなのに
その美しい国がいつの間にか放射能で汚染され
海は、巨大防潮堤で隠され
台風被害の熊本や北海道は、いまだに復旧せず
千葉県の復旧も進展せず
いつの間にか川はコンクリートで覆われ
田舎はさびれ

我が地元神奈川も
田んぼが次々に消えてなくなり
高速道路に変わっています。

何をやってんだよ。
本当に。


2019年11月23日土曜日

日本で一番売れているバイク

高校生のころから
バイクを手放したことがない
バイカーな私ですが
子育てを理由に愛車を手放して
もう7年がたちます。

近頃、子供もだいぶ大きくなり
(息子に至ってはデカすぎ)
もうそろそろ思春期です。

早いご家庭では
小学4年生ぐらいで
親と口をきかなくなるらしいですね。

そうなると・・・
9年のあいだ
「趣味子供」で生きてきた私は
どうすればよいのでしょう?

とある深夜
ふと、そんなことを思い悩んでいると
ピンと来ました。

「そうか、元に戻ればよいのか!」

単純なことです。
親が子離れすればよいのです。(^^;)

以前から
仕事で病んでくると
昭和50年代の古いバイクを
ネットのヤフオクで
ウィンドウショッピングして
楽しんでいた私。

その「とある夜」から
ユーチューブでUPされている
様々なオートバイの試乗動画を見るのが
寝る前の日課となり
日に日に、見れば見るほど
自分の愛車が欲しくなってくるのです。

『オートバイ黄金時代』に
青春を生きた我々世代。
その世代の心をくすぐるバイクが
実は今、新車として多く発売されています。

Z900RSとか
CB1100RSとか
w800とか

Z900RSなどは
怒涛の売れ行きを見せているそうです。

ただ・・・
何なんでしょう!
この価格の高さは。


CB1100RSで
本体価格140万円を超えます。
整備費や保険等が別途となるので
乗り出し価格はさらに高額です。

軽自動車より高い。(゜゜;)

排気量が少なければ安いかというと
そうでもありません。


復刻した昭和のアイドル
モンキー125すらも、40万円を超える。

本体価格だけで40万円するモンキーを
一体全体、だれが買うのでしょう?
やはり、全然売れていないようです。(^^;)

そんな中
ここ数年、飛ぶように売れているバイクがあります。
2019年も売り上げ台数No1.
それが下の写真のバイクです。


レブル250
ホンダのバイクです。

本体価格は547,800円(税込)

他のバイクのように
昭和世代に高額品を買わせようという
戦略ではなく

現代の若者にターゲットをしぼり
10代や20代でも無理することなく
購入できる価格帯としているの事が良い。

そして「街乗り」に特化した
全く新しい形。


しかも、このレブル250は
現代のオートバイが抱える問題を
すべて解決する画期的なものとなっています。

まずは、シート高690mm!
女性でも簡単に乗ることができ
身長160cmの人が乗っても
両足がベタ足。

そして、車重170kg!
軽いので立ちコケの心配も無く
とにかく取り回しが楽。

さらに、エンジンがCBR250R。
街乗りを考えると
排気量はいらないのですよね。
250ccで十分。
扱いやすい単気筒エンジンでありながら
トルクもあり、高回転も回る。
レーサーレプリカと同じエンジンなので
とにかく速い。

私が一番目を引いたのは
ホイル形状や細部のブラック塗装。
若者は、金がないので
愛車を雨ざらしで保管します。

そうなると、天敵はサビ。
スポークタイヤやメッキ塗装は
見栄えが良いが、サビに弱い。
そのサビ対策が、完璧。

ディスイズ・ホンダ!!
それでこそ「世界の本田」です。

ハーレーと比較されそうな外観ですが
過去ハーレーを所有していた私から言わせると
全然別次元のバイクですね。

下の写真は、私が12年前に所有していた
ハーレーXL1200です。



ヤフオクで60万円で落札したボロボロ車体を
2年かけ、コツコツと作り上げた愛車です。
(9年前に手放しました。)

ハーレーの中で最も小さい車体ですが
重量は260kgを超えます。
私の妻は、重すぎて
乗ることが出来ませんでした。

レブルは、このXL1200より90kg軽く
そして、排気量が約5分の1なのに
全然速いのです。

早速、先日の休みの日
茅ヶ崎の梅田モータースに行って
https://www.u-media.ne.jp/
実車を見てきました。
(ウィンドウショッピングですが)


中古車があったぞ!!
跨った妻、一言。

「こりゃ、スゲー!!」

そして、続けざま・・・
「両足べったりだよ!」
「ポジションが楽!!」
「軽く起こせる!!」

もう、言葉が出てくる出てくる。
目は、一瞬でハート。

さて、どうする?
ちなみにこのバイク。
現在、超人気で
新車で注文した場合
3カ月~4カ月待ちなのだそうです。

海外でも人気なのですって。

「安くて高性能」
「細部へのこだわり」
「徹底したお客様目線」

これぞ、メイドインジャパンです。
これこそ、本田宗一郎の理念です。

久々に見た日本人の意気込みに
なんだかとても嬉しく
とても良い気分になり

・・・
・・・
・・・
買わずに帰った
夫婦でした。(汗)

2019年11月22日金曜日

藤沢市立石新築上棟

当社売り主の建売住宅
藤沢市立石1丁目の『室内犬と住む家』
上棟しました!!


あいにくの雨。
しかも気温9度。

ずっと陽気がよかったのに
この日だけ朝から雨で
真冬のような気温。

来週に順延をしようと考えましたが
クレーン車の予約が取れず
応援の大工さんもNG。

という事で、強行することとなりました。

大工さん方には
とても過酷な棟上げとなり
感謝するしかありません。



土台・通し柱4寸!
柱は全て愛媛産の檜!

地下車庫の住宅です。



お昼で屋根まで上げられたのは
棟梁の金井さんが
前日に1階部分の柱を立てていたからです。

これから、3カ月かけて
完成させていきます。

本日は、ありがとうございました。

現在、明治地所にて販売中です。
https://www.meiji-jisho.com/details/house_new/?k_number=stsr0968&div=101

同じ立石で
すぐ近くでもう一棟建築中です。
こちらも明治地所にて販売中です。
https://www.meiji-jisho.com/details/house_new/?k_number=stsr0969&div=101

どちらともに・・・
注文住宅を超えた建売住宅です。

詳細はお問い合わせくださいませ。
メールにて、詳細図面等をお送りいたします。

お問い合わせ先は
info@heisei-shonan.co.jp

担当は、柳(やなぎ)です。
何なりと、お気軽にどうぞ。(^^)

2019年11月21日木曜日

ヌードルワークス

今週の休みは
今まで3回訪れるも
3回とも休みで
食べることが出来なかった
ラーメン屋さんに行ってきました。

茅ヶ崎にある
大分らーめんの有名店
「ヌードルワークス」さんです。



このお店は
水曜日が休みのため
今まで食べることが出来ず
年末に行ったときは休みで
連休に行ったときは臨時休業で
と・・・

2015年に「美味しい店」として
物凄い評判になってから
4年越しの
念願の実食となりました。(^^)



11時半を回ったところですが
店内は満席。
少し待っていると
私たちの後ろに4人ほど並び
その後は、ずっと行列。

10分ほど待ち入店。
妻は、ラーメン(ネギマシ)
私は、チャーシュー麺(ネギマシ)



繊細な豚骨ラーメンです。
どんぶりは普通のお店のラーメンよりも
一回り小さく
麺も具も少なめです。

でも、チャーシュー麺に替え玉をしても
1000円を切る価格なので納得。

臭みが一切ない
クリーミーなスープに
極細の固めの麺。
美味しいですね~。
これは、並ぶのも解ります。

ただ・・・
醤油派の私、ラーメンは
「食べ終わったあとが命」
というのが持論でして

ヌードルワークスさんのラーメンは
食べている最中は
とても香り高く
夢中に麺をすすったのですが
食べたあと
口まわりがベタベタして
上と下の唇がペタペタくっ付くんです。

これがどうも我慢できず。(TT)

拭こうが
うがいをしようが
全然ダメでした。(^^;)

なんでしょう?
博多でラーメンを食べた時は
臭いは強烈でしたが
そんなにベタベタは
しなかったんですよね~。

一風堂のラーメンも
食後、そんなにベタベタしない。

これは、豚骨のベタ付きではなく
鳥っぽいかな?
鳥のあくっぽさかな?

ちなみに・・・
妻は、全然気にならなかったようです。

「後味良くないな~」
とずっと、妻の横で言う私。
食べ物にやたらとうるさい男って
よくよく考えると嫌ですよね。

妻は口に出さないですが
「五月蠅い男だな」と
思っていたことでしょう。(^^;)



2019年11月18日月曜日

朝日小学生新聞

昨日
仕事から家に帰えり
いつもと同じように
ダイニングテーブルに腰降ろし
新聞を読みながら
妻の作った晩ごはんにありついていると

いつもは・・・
私が食べ終わるまで
リビングでTVゲームをしている息子が
私の座っている椅子の横に座り
こう話しかけてきました。

「人間って、どうやって人間になったと思う?」

いぶかしげな私に
こう続ける息子。

「3択です。次から選んでください。」

①元は魚だった。
②元はネズミだった。
③元は爬虫類だった。

私、正直わからず・・・
「①ですか?」と聞くと
「ブッブ~!正解は②です!!」
と、言うや否や

ここから、おおよそ30分。
独演会が始まりました。

馬も、元々はネズミで
足が短くて、首も短く、体も小さかった。
自然界の中で
足が少し長く生まれた子供が生き残り
その生き残りから
体が少し大きく生まれた子供が生き残り
さらにその生き残りから
首が少し長く生まれた子供が生き残った。

その繰り返しで
耳が大きくなり
鼻が伸び
口が大きくなり
目が横になり
爪が一体になり

それら遺伝子が残り続け
進化した形が
現代の「馬」なんだと力説。

その話のあと・・・

肺呼吸する海中生物が
陸へと上がってきて
その中からネズミが生まれ
ネズミが人間に進化していく過程を
永遠と聞かされる事に。(^^;)

後で妻に聞くと
なんでも、朝日小学生新聞に
そんな記事があったそうです。

仕事で疲れて
ダイニングで半分溶けてる私。

最初、息子に話しかけられ
「俺は新聞読みたいからあっちでゲームしてな。」
という言葉が
喉元まで出てきましたが
息子の「聞いてほしい」という
熱に圧倒され
新聞を一行も読めず、晩御飯終了。

興奮気味に30分話し続けた息子は
本当に満足そうに
全身を高揚させ、鼻息荒い。

「俺が説明してやったぞ。」
という高揚感と
「お父さんが知らなかったことを俺は知ってるぞ。」
という優越感でしょうか。

その姿を見て
親バカの私は、めっちゃ感動。(苦笑)
そして、心の底から
「子供新聞を読ませて良かった。」
と、思いました。

息子に新聞を読ませるきっかけになったのは
岡崎勝さんの記事です。

『子供の教育に困ったら新聞を読ませなさい』
というようなものだったと思います。

小学1年生の後半から読ませていますが
思いの外、早く形になってきて
父親として、本当に嬉しい。

興味がない記事は
読めと言っても中々読みませんが
興味があるものは
こんな風に人に説明が出来るほど
理解できるようになったのです。

『子供は、みんな天才』

という標語をみたことがありますが

私が小学3年生の時を考えると
毎日、柴犬のように
日が暮れるまで
公園で駆けずり回っているだけでした。
中学校では一切勉強せず
偏差値40台の公立高校にすべり込むも
高校では、常に退学寸前だったので
大学も行けず・・・
30歳過ぎるまで
新聞すら読んだことがなかった空手バカです。

目の前の9歳の息子を見て
そんな、私の子供だとは到底思えないのです。(^^;)

そう考えると
子供は、どこの誰の子であろうと
みんな天才なんだと
心底思い知らされた夜となりました。


2019年11月17日日曜日

ラーメン水澄

日曜日のお昼は
妻のおにぎりがお休みなので
お昼は適当に済ますのですが

今日は少し時間が空いたので
大船で噂の新オープンの
ラーメン屋に行ってきました。

JR大船駅と
湘南モノレール富士見町の
間にある
小袋谷の新交差点の角。

目立つ場所なのに
とても目立たない外観。
一見、ラーメン屋だとは
分かりません。(^^;)



外観の写真をとる時間が無かったので
写真は、らいくあらーめんさんのブログより
拝借しました。

らいくあらーめんさんも、高評価でした。

昼を過ぎた時間でしたが
店内は満席。
といっても、席数は10席あるかないか。
すべてカウンターです。

私は、醤油チャーシューの大盛。

店主ひとりで
ワンオペです。
テーブルには
食べ終わったどんぶりがそのまま。
満席だと
てんやわんやですね。(TT;)

座った前の空どんぶりを
片付けてあげました。
というか・・・
この状況を見て
食い終わったどんぶりを
そのまま置いていく客って
日本人か?

「気遣いの日本人」
「心配りの日本人」
って、もう死後なのかしら?
悲しいかぎりです。

テーブルを拭いて待っていると

10分ほどで、来ましたよ~!!


匂いで
レベルが高いことが伺えます。

麺は少し固め。
でもコシがあって良い。
スープは、アッサリ。
でも、コクがあります。

鼻に抜けていく香りも良い。
チャーシューは少ししょっぱいですが
これはチャーシュー麺だから。
1枚だったら調度よさそう。

スープ一滴残さず
完食しました。

美味しい醤油ラーメン屋が少ない
JR大船駅ですが
ここはオススメです。

再来訪したいと思います。
ご馳走様でした。


2019年11月16日土曜日

嵐吹く

言わん言わんと
思っていましたが

もう無理。

閣僚の度重なる不祥事にあわせ
チュートリアルの脱税報道。

そして、麻薬常習者の一斉検挙。
田代まさしの覚せい剤逮捕。
元歌のお兄さん覚せい剤逮捕。
スノボの国母が覚せい剤逮捕。

ただ、最近・・・
飛鳥・ジャニーズ・ピエール滝と
大物の覚せい剤逮捕者がつづいたので
ニュースとしては新鮮味がなく
政治から目を背けさせるには
効果が薄い。

そのさなか
内閣総理大臣のスキャンダル。
安倍晋三の税金不正利用が明らかになり
隠し通せず、大騒ぎ。

するとその翌日
スポーツ新聞の一面をみてビックリ。

嵐の二宮の結婚報道。
ワイドショーや芸能ニュースは
二宮一色。

ジャニーズが伝家の宝刀を抜いた。

凄い利権なんでしょうね。
政府広報や公共広告。
さらにはオリンピック。

天皇即位の奉納に
中島みゆきや小田和正だったら分かるけど
「なんで、嵐?」
と思ったのは、私だけではないと思う。

しかし
今回は世論の批判が強く
あまり火消しにならないとみると
続けざまに
沢尻エリカの麻薬逮捕。

素晴らしい。

芸能界が捨て身で
政治家に恩を売るために
身内を警察にリークしている。

物凄い利権の渦が
闇の中でうごめいています。

どうやら安倍晋三は
その中心にはおらず
一つの道具でしかないようです。

我々から搾り取られた税金は
我々のために使われず
まわりまわって
一体全体、どこの誰の手に
渡っているのでしょう?

政治家は
その税金を横流しする
媒体でしかないと考えると
滑稽でしかありません。




2019年11月15日金曜日

マザーポート

小学校5年生から
家庭の事情で
母子家庭となった私。

子供ながら
とても大変だった記憶が残っています。

母子家庭は、困窮者が多く
配偶者から逃げて来た人もおり
賃貸住宅を借りるのが
とても大変な実情があります。

そのお母さん方、お子さん方を助けるため
立ち上がった一級建築士が居ます。
秋山怜史さんです。

一級建築士事務所秋山立花
https://akiyamatachibana.com/

新聞の記事で彼の存在を知りました。
私より、全然若い。
それなのに
素晴らしい志のもと
その志を想いにとどめることなく
実際に形にした御仁です。

シェアハウスは家賃が割安で
同じ境遇の人が集まれば
支え合いやすいと発案。
2012年
知人の不動産業者らとともに
川崎市高津区で
全国初の「母子シェアハウス」をオープン。

その後も不動産を持つオーナーに対し
空き家の活用方法として
母子シェアハウスを提案しつづけ。
全国に25軒まで増やすことに成功。

2015にはマザーサポートを開設。
https://motherport.net/

母子家庭の方が
無二で頼ることが出来る
素晴らしいサイトです。

さらに支援が必要な入居者に対し
行政書士や弁護士、保険師や精神科医
さらには母子支援団体など
専門家をつなぐNPO法人も設立。
「全国ひとり親居住支援機構」です。

私より7歳も若いのに
凄いですね!!

応援したいです。
仕事が少し楽になったら
一度、アポイントを取ってみたいと思います。


2019年11月14日木曜日

朝から号泣

昨日の休み
子供たちを学校に送ったあと
家に帰ってソファーに寝そべり
何気なく付けたテレビが
私の心臓をえぐりました。

13日放送のテレビ朝日
「羽鳥慎一モーニングショー」にて

今年4月に起きた池袋暴走事故で
最愛の妻子の命を奪われた
33歳と若いご主人が
轢き潰された自分の心を
自らの手で搾りながら
声にならないであろう悲痛を
なんとも気丈に
そして、立派に
語られていました。

その姿に・・・
私、涙が止まらなくなり
心臓が痛くなり
ソファーで
身動き一つ出来ませんでした。

ユーチューブに出ているので
是非、見てほしい。
https://www.youtube.com/watch?v=EiDO5u7DAeg
(※26分40秒あたりからです)

もし自分がこの旦那さんだったら
絶対にこんな気丈に振舞えない。
自分の苦しい心を
そして、加害者への憎しみを
こんなに平静を装い
しっかりとした言葉で
表現するなんて
不可能だと思います。

凄い人ですね。

11人を死傷させたのは
88歳のご老人。
この老人が元通産相のお偉いさんで
事故後のコメントが
なんとも官僚チックで怒り心頭。

「安全な車を開発するように
メーカーの方に心がけていただき
高齢者が安心して運転できるような
外出できるような世の中に
なってほしいと思っております。」

糞ヤローですね。
人とは、こうも権力の中枢にいると
おごるものなのかと
思い知らされます。(TT)

せめて嘘でも・・・
「自分の命をささげたい」
とか
「全ての財産をなげうって償いたい」
とか言えんのかい
この糞ジジイ!!!!!!!!!!

家族3人が住んでいたアパートは
今もそのまま残されているそうですが
ご主人は、事故直後から
この家に入ることが
全く出来ないと言います。

カメラクルーとその室内に入り
カメラの前で、こう語ります。

「事故の当日から住めなくて。
精神的にここに来ると
つらくなる方が強くて
実家の方に住まわせてもらっていて。
いい思い出ばかりなんですけど
いい思い出だからこそ
2度とこの生活は戻らないんだなと。」

ここまでは
どうにか平静を装っていましたが
奥さんと子供の写真が
いっぱい飾られた部屋で
あとは嗚咽しながら
もう、どうにも言葉にならない。

「あまりにも遺体の損傷が激しく
顔にかけられた布を
おでこまでめくってみたが
それ以上見ることができなかった。
本当に可愛らしかった
莉子の顔じゃなくて
無残な顔しか
思い浮かべなくなると思ったから
やめたんですけど
でも最後まで
見てあげたかったです。
・・・・・
この事故が
悲しい話でしただけで
終わって欲しくない。
悲しいのは当たり前なんですね。
もう取り戻せないから
次につながって欲しい。
この辛さを知ってしまったからこそ
他の人には体験して欲しくない。
みんなが安心して
遊びに来れる交通社会になって欲しいですし
心からそう願っています。」

彼からは
一回も・・・
加害者への罵詈雑言はありませんでした。

VTRが終わった後
番組のアナウンサーも
コメンテーターも
皆、泣いてました。

亡くなられたお二人に
黙祷。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

ご主人の苦しみを
一刻も早く
ほんの少しでも
和らげるために
加害者に厳しい刑を望みます。

これで・・・
この殺人者が
被害者への賠償も
自動車保険等で補い
高齢だからと懲役にもならず
ごく普通に暮らし
寿命を全うするとしたら

ご主人の代わりに
ひとことだけ
言わせてほしい。

「地獄に落ちろ!」

以上

2019年11月12日火曜日

言った言わない

私の仕事は
契約の商売です。

すべてが
契約に基づき
進んでいきます。

一般的に契約というと
二人以上の当事者が
「契約書」を取り交わし
その書面の条文に基づき
合意した約束事を
履行していくものと
考えられています。

でも、法的には
当事者間で
「それ、買います」
「じゃあ、売ります」
という口約束で
契約は成立します。

互いに深い信頼があれば
口約束で十分。
日本の古い商慣習では
この考えがあり
口約束での取引が
現代でも残っています。

住宅業界でもその傾向があり
古くからの一人親方や
様々な職人方は
住宅の一部工事を請け負う場合
契約書等は交わさず
「100万円以内でやってくれ」
「了解!やってみる」
というような
請負契約を取り交わします。

取り交わしたとしても
口約束ですから
実際に100万円で
思い通りの仕事をしてくれるかは
分かりませんし
逆に請け負った方は
仕事をした後に
100万円をもらえるかどうかの
心配が残ります。

これは、互いに
「彼なら大丈夫」という
相手への信頼と
「何かあったら自分が責任を負う」
「自分で尻を拭く」
という、職人気質(自分への自信)があって
初めて成立すると言えます。

さて、本題です。
一般の人が夢のマイホームを建てるとき
住宅を一から設計し
その設計に
自分の夢を一つ一つ
実現していく必要があります。

打ち合わせを何度も重ねて
設計者に自分の夢をぶつけ
それを形にしていく作業を
数か月つづけていくのですが

設計が終わった後も
現場での打ち合わせが続きます。

ネット上のSNS等には
マイホームを初めて建てた人々の
失敗談が数多く紹介されています。

そのほとんどが
「言ったことを反故にされた」
「言った通りにならなかった」
「約束が守られなかった」
「思っていたのと違った」
というようなもの。

これらのほとんどが
お客様と工事店の
口約束によるものです。

一般の人は、住宅の素人なので
設計事務所やハウスメーカーや工務店を
100%信頼します。
初めて家を建てる人と
今まで何百件も家を建ててきたビルダーですから
その構図は仕方がないと思いますが
ただし、お客様に接するのは
実際、ビルダー本体ではなく
一営業マンだったり
一設計者だったり
一現場監督です。

大手ビルダーで家を建てるとしても
窓口である営業マンが「無能」だった場合
口約束は「凶器」となります。

事後・・・
必ず「言った言わない」で揉めることとなり
せっかくの夢のマイホームが
夢の入口で悪夢に変わってしまい
その後の生活にずっと尾を引いてしまう。

ただ、小さい打ち合わせ事を
いちいち契約書面にすることは難しい。
とくに現場でのやり取りは、困難です。

打合せ記録を相手が取っていたとしても
それを紛失されたり、改ざんされては
元も子もありません。

そんな時、身を守ってくれるのは
「メール」です。
自分の要望や約束事は、メールしましょう。
メールを残すことで
過去にさかのぼって
「自分がどういう要望を出したのか」
「相手がどういう返事をしたのか」
それが、日時と共に明らかとなり
必ず、相手にも記録として残るのです。

それでも、約束を反故にされたりします。
でもその場合
メールが証拠となります。
ビルダーは言い逃れは出来ないでしょう。

出来る限り
打ち合わせ内容をメールで確認する。

これから家を建てられる方
参考にしてくださいませ。