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2018年5月18日金曜日

千と千尋の神隠しの主題歌

つい先日・・・
ひょんなことから某サイトでこの動画を見ました。



動画が見られない人は下記をクリック。

映画「千と千尋の神隠し」のエンディング曲で
今では主題歌となっている「いつも何度でも」です。

今までしっかりと聞いたことはありませんでした。
個人的に「もののけ姫」以降、宮崎アニメを評価してないからなのですが・・・

この歌手ナターシャ・グジーさんのお話を聞き
そして、歌を聴いて衝撃を受けました。
http://www.office-zirka.com/

深い。
なんて深い歌なんだろうか。(゜゜;)

■作曲:木村弓
■作詞:覚和歌子

呼んでいる胸のどこか奥で、いつも心踊る夢を見たい
悲しみは数えきれないけれど、その向こうできっとあなたに会える
繰り返すあやまちのそのたび人は、ただ青い空の青さを知る
果てしなく道は続いて見えるけれど、この両手は光を抱ける
さよならの時の静かな胸、ゼロになる体が耳をすませる
生きている不思議、死んでいく不思議、花も風も街もみんな同じ

人は、興味を示さないと、とことん盲目になる生き物ですね。
この映画が放映されたのが17年前のこと。
今の今まで17年間、この歌に無関心だったことが恥かしい。

そして、今、この動画を見た奇跡。
日本の現状になんとも当てはまるこの歌。
不思議な「えにし」と言えます。

ウクライナ出身のナターシャグシーさんが、なぜこの歌を歌うのか?
なぜ、バンドゥーラ奏者の彼女が日本語を学び
日本語で活動をしているのか?
それも不思議ですね。

もっと不思議なのは、実は元々この曲・・・
千と千尋の神隠しの為に作詞作曲されたものではなく
この映画が製作される4年も前に
いちファンの木村さんが送ったファンレターに始まります。
奇跡的に宮崎駿さんが彼女に返信をした。
そして、その返信には未発表の企画アニメのあらすじまでが書いてあった。
そのあらすじに触れた木村さんがイメージで曲を造り
アニメが製作される前に覚さんが詩を当てた。

そのアニメの題名が「煙突書きのリン」
このアニメは大地震で壊滅した東京が舞台で
様々な事情でご破算になったのだそうです。

しかし、ご破算になった2年後。
その曲を忘れられなかった宮崎駿が、千と千尋の神隠しを手がけた。
不思議な事だらけです。

その話が、考える高校生のためのサイト「まんもTV」に紹介されています。
そのまま転載します。

「ゼロになるからだ」は、死を思わせる言葉でありながら
不吉さよりも懐かしさを覚えるのは
それがあまり現代人の使わなくなった「魂」を連想させるからだろうか。
私たちの魂はどこから来てどこへ行くのか。
その生と死の不思議さを詠む覚和歌子さんに
詩に込められた思いを尋ねました。

そうですね。不思議といえば・・・
さよならのときの静かな胸 ゼロになるからだが耳をすませる
生きている不思議死んでいく不思議 花も風も街もみんなおなじ
この4行を書いているとき、何故だか泣けて仕方なかったんです。
自分でも変だなと思いました。
自分で書いているのに、自分が書いていない感じ。
そういう状態で書いた詩はあとから何度読んでも
たった今初めて出会ったみたいに新鮮なんですよね。

歌い手の木村弓さんとは8年来の仲ですが
彼女は20数年前に脊椎を痛めて
その治療に必死になって生きてきた人なんです。
そんな理由からほとんど遊ぶための外出もしないんですが
たまたま「もののけ姫」を見に行ったらひどく感動して
その感動のままに宮崎駿監督に伝えるべく
自分の自主制作CDやテープを添えて手紙を書いたんです。
そしたら一週間後にご本人からお返事をいただいたんですね。
監督のもとには多いときで一日に段ボール3箱分の手紙が来るそうで
それに目を通すこと・・・
まして返事を書くことは天文学的確率の低さだと後から聞いて
ああよほどのご縁だったのだと思いました。

監督からの返事には
いま進行している企画の音楽をお願いするかもしれないが
期待しないで待っててくださいといった内容が書かれてあって
木村さんはその手紙を私に見せてくれながら言ったんです。
今ずっと頭の中で鳴っていて消えない曲があるの。
もしかしたらこれのための曲かもしれない。

その作詞を木村さんから依頼されて
テープを預かったものの私は3ヶ月間
それに手をつけず曲を聞きませんでした。
なぜだかすぐに詩をつけるのがもったいない感じがしたんです。
さすがに催促を受けるようになったので
ようやく机に向かって書き始めたら
それこそ12.3分でできてしまったんですね。
ちょっと普通じゃない感じでした。

木村さんはとても喜んで歌ってくれて
それをテープで宮崎監督に送ったのですが3ヶ月後
「企画自体が潰れました、ごめんなさい。」
という返事をいただきました。
私はまあ、そんなもんだろうと思い
木村さんとは、いい曲が出来ただけでよかったじゃんと言い合い
その歌は木村さんにライブで大切に何度も何度も歌われました。
もう曲が主題歌のために作られたなんてことさえ忘れかけた頃
作ってから勘定してほぼ2年半後ジブリからの電話で
あの曲を宮崎監督が忘れられないので
『千と千尋の神隠し』で使わせて欲しい。
と申し出を受けたんです。
これ、ちょっとないような、珍しい話でしょう。
運命的というか(笑)。

~中略~

現代では死を遠ざける風潮が強まりすぎて
死が不自然なものとして捉えられています。
すばらしく死んでいく姿を誰も考えないですものね。
先だって亡くなった柳家小さん師匠は
亡くなる前日にちらし寿司を食べ
「うまかった。明日は鰻だ」と言って床に就き
あくる朝、それはそれはいい死に顔で亡くなってたそうです。

そんな大往生が、法律的には変死扱いなんですね。
病院で迎える"死"しか正しい死ではない。
とても変です。

天災と人災に苦しむ日本。
そして、不条理ばかりの現代社会。

何度も何度も繰り返されるあやまち。
それを目の当たりにして人は
過去も今も未来も、ただ空を見上げるしかない。

人は・・・
みずからを愚かな生き物だと悔やみながら
数えきれない悲しみを背負う。
その人生は果てしなく続いて思えるけれど
さよならはすぐそこにあるんだよ。
身も心もゼロになるのだから、今、耳を澄ましてみなさい。
人なんて特別ではなく
花も風も街もみんな同じなんだと気が付くはずだよ。

そう語りかけられているよう。
でも、この歌はとらえどころなく・・・
違うようにも思える。

宮崎駿さん、本当に凄いですね。
彼がこの曲と詩を木村さんと覚さんに書かせたのです。
なんだか、神がかってます。

もう少し、聞き込んで・・・
理解を深めてみようと思います。


2018年5月17日木曜日

ブラック部活

日本全国の公立中学で、強制的に部活入部を行っている学校が
32%を超えるそうです。

アメフトの日大事件で大騒動になっていますが・・・

あの根底にあるのが中高の部活問題です。
朝日が昇ってすぐの朝練。
放課後にも遅くまで午後練。
一日合計5時間以上も練習を行い、土日にも練習を行うので
子供たちは常に疲労困憊。
強豪校の場合は、春休み・夏休み・冬休みもほぼ毎日練習があり
遠征や練習試合、本試合と一年のスケジュールがパンパン。

子供たちも大変ですが・・・
その子供をサポートする親たちも物凄く大変な思いをすると
先輩ママさんパパさんから聞いています。

最近になり事件事故が多く、重度の怪我をする子供や死亡事故も起きており
多くの有識者が問題提起をしています。

そんな中、ようやく政府が動きました。
中学校での適切な運動部の活動に向けた指針を作成。
負傷リスクを減らすため、下記を取り決めました。

「週2日以上の休養日を設ける」
「1日の活動時間は平日2時間とする」
「休日の活動時間は3時間程度までとする」

そして、全国の中学校に通知すると発表。
さらに、高校の部活動にも『原則適用する』としました。

国が活動時間の上限を示すのは初めてですね。

週末に大会が重なった場合などは、休養日を振り替えるとし
長期休暇の際には、長いオフシーズンを設けることも求めるそうです。

私も、中学校のころ・・・
部活には大変な思いをしました。

私は子供のころ親に強制され剣道を習っていました。
小学校のころ極度のいじめられっ子だったので
「少しでもイジメられないように。」という親心だったようです。
よって、中学校の部活も親の申告で剣道部へ。

当時の部活は、スクールウォーズ全盛でして・・・
ちなみに、小学生時に通っていた町道場でもイジメに合い
さらに中学校の部活では上級生からまたイジメに合うという
ケチョンケチョンな子供時代を過ごしました。

中学の剣道部では、入部して三か月で上級生に顔面を殴られ右目を負傷。
顔面が倍ぐらいに腫れあがったので、学校で結構な問題になりました。
自ずとその後、部活から遠ざかると・・・
部活の顧問に呼び出され恫喝。(笑)
しぶしぶ参加すると、防具が無い所を叩かれまくれ全身ミミズ腫れ。
まだ13歳ですから、怖くて部活から遠ざかると・・・
また顧問に呼び出され「サボった」と、往復ピンタ。
その後、顧問に指導室で髪を五厘に刈られるなんてこともありましたっけ。

この繰り返しは、中学校2年生の後半まで続きました。

当時は、先生に殴られるのも当たりまえ。
上級生に殴られるのも当たりまえ。
今みたいにニュースになるなんてことは微塵もなく
ましてや被害者が学校を訴えるなんて選択しはどこにもあらず
皆、やられ放題でした。

・・・30年前の話です。

頭を小突かれただけで、先生を訴える今は、考えられませんね。
最近では「逆に先生が大変だ」なんていう声も聴きます。

名古屋大学準教授の内田良さんが東京新聞でこんな事を言っていました。

部活は教育課程外の活動です。
つまり必ず生徒に教えるべきことでは無いし
教師には顧問を務める義務もありません。
教員免許を取る過程でも、部活の指導方法を学ぶ授業は全く無い。
それなのに多くの教師は
半強制的に全くやったこともない競技の部活顧問を担わされてます。
残業代は出ません。
一方、部活の指導時間が増え続けています。
部活は、明らかに昔より過熱している。

好成績を収めた学校や選手は
マスコミで大きく取り上げられ
学校はアスリート養成機関、部活はショーと化していく。

大人やマスコミは部活から生まれる感動ドラマを求めます

たとえば高校野球で手を骨折しながら出場する選手を
美談として取り上げるような記事もありますが
成長期の子供の体を酷使することが
はたして美談なのか?

「感動は問題点を見えにくくする」
「美談は怪我を再生産させる」

というのが、僕の持論です。

2015年に文部科学省が把握した体罰の事案の約3割が
部活で起きているというデータがあります。

象徴的なのが大分県の高校の剣道部の事案です。
工藤剣太君は、練習中に熱中症となり亡くなりました。
顧問に「もう無理です。」と訴えていたのに
休むことも許されず
猛暑の中、防具をつけたまま練習を続けさせられた。
そればかりか顧問は剣太君の体を蹴り
動きが悪くなった彼を平手打ちなどの暴力まで加えた。

ご遺族は刑事告訴をしましたが
顧問は不起訴になり・・・
事故から7年以上経った今も民事裁判を戦い続けています。

運動部ばかりに目が行きがちですが
吹奏楽部など文化部でも長時間練習は問題となっています。

もう、活動時間に「上限規制」を設けるしかありません。

これには、大人たちの社会全体が
「長時間練習には得られるものがある」
「長時間働いたりすることは良い事だ」
という意識を変えていかなければなりません。

私の通っていた中学校は・・・
普通の中学で、大船の中心にある「大船中学校」です。
当時は、最高顧問の先生は英語の先生で剣道5段。
顧問の先生は、確か国語の先生で剣道2段だったと記憶しています。

だから、素人ではなかったのですが
幼い中学生にしてみたら
当時の部活の時間は、本当に地獄のような日々でした。

年齢が一年上の先輩が、とにかく怖くて
顧問は、それ以上に怖くて
私が部活をサボったというだけで、顧問から往復ピンタを受けたのは
6~8回ぐらいあったかと思います。

当時の鮮明に残っている記憶として・・・
ワシ掴みされた私の髪の毛が、往復ピンタの勢いでごっそりの抜け
目の前に仁王立ちする顧問の手の中に
引き抜かれた私の髪の毛が何十本も握られていた場面。
忘れられません。(^^;)

30年たった今でも、私の記憶にクッキリと残っています。

しかも、ヤラレたのはいつも職員室の前だったから
今、考えると凄い事です。

個人的にですが・・・
子供に強制的に辛い思いをさせて成長を諭すのであれば・・・
僕は、毎朝早起きさせて新聞配達でもさせた方がよっぽどよいと思うのです。
少なくとも、お金が得られますから。

我が子が、自分でやりたいことだったら
いくらでも辛い想いはして良いと思うのです。
でも、それでも中学生が耐えられることはたかが知れてます。

これから、我が子たちが直面する問題なので
親として、熟考したいと思います。


2018年5月15日火曜日

所帯じみる

さて、ゴールデンウィークが終わって早1週間。
鎌倉のゴールデンウィークの人出は、過去最高を記録したようです。
どこもかしこも行列がすさまじく
それはお店だけではなく
江ノ電の駅でもこんな状況。(^^;)

(写真は、保坂玲子さんのブログより)


どこも観光客が殺到し・・・
駅までもが入場制限。
その列は、長いところで500mにも及んだとか。(^^;)

さて、ブログでGW旅行記をつづけたので・・・
今日は、GW中に気になった新聞記事をご紹介します。

■すぐにバレる嘘はやめて
(看護師:松沢由美子、54歳)

高校生の息子との確執でイラついている。
なんだってすぐにバレる、しょーも無い嘘をつくのだ。
問い詰めると「ショーコはあるのか」と
逆切れすることもある。
そして、親の私に絶対に謝らない。
認めても人のせいにする。
挙句「親が教えてくれなかったから!」とか。
私の育て方が悪かったのだろうかと・・・
思うこともしばしばだ。

■他行への振込24時間可能に
全国銀行協会は、深夜休日を問わず
10月9日から
他行向けにお金を即時に振り込める新システムを
開始すると発表。
全国の銀行105行、信用金庫等500行が参加を表明しているが
その多くは現在8時半~午後3時半までのものを
8時半~6時までに拡大するだけに留まる。
24時間対応を行うのは数十行にとどまる見通し。

■地方市町村議員のなり手不足
総務省によると
2015年の地方選挙の無投票当選者の割合が
町村議員で21.8%にものぼり
高知県大川村では、定数6人の確保も出来ず
有権者が直接審議する「町村総会」の導入を検討。
県とともに議会存続を模索している。

■宮下英樹
日本人は、忘れるべきか、背負うべきか。
右や左という政治的な話はしたくないですが
私は、日本人としての誇りと
罪の意識の両方を背負うべきだと思います。

■投稿欄
右と左で覇権争い。
多くのニュートラルは冷笑してみているだけ。
それが今の日本。
右も左もわからない子供達が
いつの間にか右と左で区分けされて争う不思議。
同じ日本人なのに。

■一戸建て志向過去最高
マイホーム購入を検討している20歳~69歳の男女に対して
リクルートがアンケート調査を行った。
戸建て派は66.2%で、同社が調査を開始以来もっとも高くなり
減少が続くマンション派は、21.7%と過去最低だった。
また、新築・中古のどちらを希望しているかを聞いたところ
新築派が76.3%、中古派が6.4%となり
新築派が7割を超える状況が続いている。

さらに「注文住宅」志向が高い傾向があり
世帯年収が「600~800万円未満」の層が多い傾向にある。
両親に援助を期待している人に希望額をきいたところ
68.8%が「500万円以上」と回答し過去最高となった。

■綾小路きみまろ
お金は追いかけちゃダメ
あれは後からついてくるものだから
追うと逃げちゃう

50歳で鳴かず飛ばずのころ
歯は無い、毛は無い、先は無い
抜けないのは疲れだけという状態だったけど
50歳になっても伸びしろはあった。

売れるのに必要なのは
縁と運、そして努力。
売れている人は皆、努力しています。
しかし、努力が必ず報われるかというとそうではない。
だって、努力は目に見えないから。
自己申告なんですよ。

では、咲けなかった人生はむなしいかというと
そうではない。
幸せも自己申告なんです。

以上
書き留めたい記事を、ブログを使って記録しました。

なるほど。
仕事に困ったら、過疎地に移住して農業遣りながら
町村議員になればいいのか!!

しかし、自分が興味を示す記事を見てみると
私もずいぶんと「所帯じみたな~」と感じます。
そして、そう感じること自体
まだ自分が若いと思っている証明ともいえます。(苦笑)

『アラフォー』というのは・・・
37歳~43歳を指すそうですね。
ということは、もう私は既にアラフォーを卒業し
あと数年で、47歳~53歳の『アラフィフ』の仲間入りとなります。

もうすぐ50歳かぁ~。
自分の感覚と実年齢って、10歳ぐらい開きがありますね。
年々、そのギャップは開いていっているように感じます。
私も60歳ぐらいになったころ・・・
ようやく今の年齢ぐらいの感覚になるのかな?

なるほど、だから80代の運転者の車の事故が多いのか。
お年寄りは皆、20歳ぐらいのギャップを背負って生きているのですね。

この自分の感覚と実年齢と乖離を自覚することが
人生を失敗しない為に、なんだかとても大事に思えます。
そして・・・

「努力は自己申告。幸せも自己申告。」

自分は自分であれですね。
人と比べるから、おかしくなるのです。
肝に銘じます。

2018年5月14日月曜日

GW渋滞回避

伊豆諸島の北西側、大瀬崎を出たのが5月5日。
午後2時ごろです。
通常、沼津に向かい東名高速道路に乗って・・・
海老名から圏央道経由での帰宅となります。

しかし、すでに渋滞20kmのニュースを目にしており
どうするか、思案。

とりあえず、戸田港に戻り戸田峠を抜け、修善寺を経由して
芦ノ湖から湯本に降り、小田原経由で鎌倉に帰ることとしました。

目論みは「夜に箱根を抜ける」というものです。

きっと、観光客の皆さん、考える事は一緒。
「渋滞をする夜になる前に早めの帰路に着こう。」
それを逆手にとって、逆に夜帰ろうという魂胆です。

峠道は、全く混んでおりません。
信号も無く、快適。
戸田から修善寺まで、30分ぐらいでしょうか?

途中「修善寺虹の郷」という案内看板が目に入り、立ち寄ります。



大人1200円、子供600円で、迷いましたが入園。

こんな風に、帰りがけに高速道を使わず
国道をのんびり走りながら
着の身着のまま無計画に立ち寄るのって楽しいですよね。

バイクのツーリングで培ったスキルです。(^-^)

園内にミニSLが走っていて、別料金ですが・・・
息子たっての希望で乗りました。

大人400円、子供200円也


他の子供たちが、SLの車両に夢中で親子で写真撮影をしている中
我が息子は、運転手さんにずっと話しかけています。
出発の直前まで、食らいつき、話が弾んでいました。(^^;)

なんでも、車両の歴史から、運転士さんの年齢まで聞いたようで
その後、私に聞いた話を自慢げに話していました。

SLに乗って、20分ぐらい。
到着した場所に、遊具の森「インディアン砦」なるものがあり

目にしたとたん、我が子2人は猛進!!
走り去って、あっという間に行方不明。(汗)


巨大ローラー滑り台に・・



巨大アスレチック。

このアスレチックに絡みつくように・・・
超攻撃的なローラー滑り台がありました。


こ、これは
今まで滑ったローラー滑り台の中でNo1ですね。
怖さが。(^^;)

閉園が5時なので
みっちり2時間、ここで遊び倒すこととなりました。

この虹の郷は、花を楽しむ有料公園とのことですが
もちろん、花を見るなんてことは一度もせず(苦笑)

さて、今、箱根方面に向かうと渋滞のピークと思われます。

そこで、修善寺のはずれにある、「湯の国会館」へ
http://www.yunokuni-izu.com/

温泉にのんびり入って、修善寺で美味しいご飯を食べて
「午後8時ごろ修善寺を出発すれば、箱根湯本辺りは空いているはず!」
というのが私の推理です。

この湯の国会館は・・・


(画像は、湯の国会館から)

こんな絶景川沿い露天風呂があるんです!!

虹の郷の駐車場を出るとき、軽くグーグルで検索して
「修善寺・日帰り・露天・絶景」で、見つけました。
なんとも、便利な世の中です。

子供たちも・・・
朝4時間釣りをして、午後は2時間みっちり公園で遊び
一切、文句も無くお風呂に入ってくれました。

ゆっくり1時間お風呂に入り
施設の中のレストランで、美味しい晩御飯にあり付き
予定通り8時に出立。

そして、渋滞にハマることなく、2時間で家に帰ることが出来ました。
帰りは5時間ぐらいを覚悟していましたが・・・
私の作戦勝ちです!!

帰路、偶然ですが花火も見ることが出来ました。
なんでも、三島スカイウォークで閉演前に10分だけ
GW限定で打ち上げたそう。
車の中からですが目の前で花火のおまけ。
ついてる~。

家に付き、子供たちは興奮気味に起きてます。
どうにか寝かせ、大人たちも倒れるように寝ます。

あと、GWは残り1日。
この1日で、体調を戻し、どうにか疲れを抜いて・・・
お盆休みまで、仕事に邁進です。

パパさんママさん、お互い頑張りましょう!!


2018年5月13日日曜日

大瀬崎で家族釣り

さて、家族旅行も最終日。
二泊三日の、早くも3日目の朝となります。

朝5時に目が覚める初老の私。

はごろも荘の部屋から、日の出!!


大瀬崎は、日の出も日の入りも海越しに見れるという・・・
なんとも贅沢な立地です。

絶景ですね。



早起きの息子は、私が起きた少しあとに起床。
我が家の女性陣は低血圧?なのか、まず起きません。

息子と1時間ほど野暮用を済ませ・・・
帰ってきて、4人で大瀬崎の先端にある引手力命神社へ

大瀬崎の神社前からみた大瀬崎海水浴場。
山に囲まれたとても小さい海岸です。


その何とも昭和なイメージは・・・
うる星やつらの「浜茶屋」のあった海のよう。(笑)

裏磯はごろた場の荒海ですが、富士山が絶景です。
その先に見えるお社(やしろ)が引手力命神社です。


天狗様が祭られているようで、天狗様が色んなところに。
ちなみに歴史は平安時代からあるとのこと。
さびれていますが、建物のつくりは物凄いですよ(゜゜;)


神社の奥に、「大瀬神池」がりあます。
ここは、伊豆諸島の七不思議なのだそう。


海の真ん中に浮かぶ小さな岬に
巨大な淡水湖という異様な様子。 
http://izukero.com/osezaki/


淡水の鯉がいっぱい。


そして、その周りに樹齢1000年を超える木々。

その中の一つ、樹齢1500年を超える天然記念物の御神木。


リアル「トトロの木」です。


この辺りは、ちょっと空気が異なります。
本当に神聖な・・・
なんとも言えない雰囲気が味わえる場所です。

さて、宿に戻り、7時半に朝ごはん。
そして、今日も釣り三昧です。

神社から浜を挟み反対側に船着き場があります。
ここが今日の釣り場です。

どこからでも、富士山絶景。


船着き場から海を覗き込むと、物凄い透明度です。


写真では解りにくいですが、水深4mぐらいはあります。
海底の岩々がくっきり見え、魚が一杯!!!

船着き場は足場が良く、子供でも安心です。
湾になっているので、裏磯は大荒れですが
ここは波も低く、風も強くない。
ベストコンディション。

海底はごろたですが、少し遠くは砂地のよう。

足元には、スズメダイが湧いています。
見る限り、数千匹。


糸を垂らすと、スズメダイが入れ食い。
数分でご覧の通り。左が息子、右が娘。


入れ食いに子供は大喜びですが・・・
1分で1匹で釣れるので餌付係の大人が大変です。(^^;)

我が子たちには、餌付けも仕込んであるのですが
他にも釣り人が居るため、危険。
竿の扱いがまだ甘く、怖い。
風で針があっち行ったりこっち行ったりもします。
他の子供に刺さったりしたら大変。

よって、娘は妻、息子は私が餌付係。
大忙し。(TT)

1時間ぐらいで、大人の心が折れて浮き釣りを1時間で終了。
釣果はスズメダイ60匹ほど。
その後は、投げ釣りに変更。
餌もオキアミから、餌も持ちが良いジャリメに変更。

ちなみに、大瀬崎には餌は売っておりませんので注意。
私が、朝5時に起きて・・・
片道30分運転して峠を引き換えし、戸田港の釣具屋さんで、餌を買ってきました。

さて、息子、第一投で20cmぐらいの巨大なベラをゲット!!


ご覧の「どうだ!」顔です。

ここで4時間釣り三昧。
お昼になるころには、この小さな船着場も子供たちで一杯。
我が家は、お昼で退散することにしました。

大瀬崎の周辺は、何もありません。
お店も峠を30分走らないと何もありません。
でもお昼は、はごろも荘で食べられます。
我が家は、もちろんラーメン也!!



このラーメン、中々うまし!!!
下手なラーメン屋なんかより、全然美味しいのでびっくりしました。

さて、これから帰路に付きます。
GWの残り2日なので、東京方面の上りはどこも大渋滞が予想されます。
東名高速道路は、20kmは覚悟しなければなりません。

終わりよければ、全て良し。
逆に終わりが辛いと、その嫌な記憶が残るのが人間でして。
この楽しい記憶に渋滞の記憶は残したくないな~。

ここは、父親の技量が試されるところです。
つづく


2018年5月12日土曜日

民宿はごろも荘

物凄い峠道を30分ほど走り・・・
峠の山頂付近から少し下がったところに「大瀬崎」の入口を発見。


戸田港からは、下ってくるため、この看板の後ろ側からとなるので
Uターンしてきて、この入り口となります。

写真では解りにくいですが、とても狭い道。
見逃してしまうかもしれません。(^^;)

少し進むと、すれ違いがギリギリ出来るぐらいで・・・


さらに2手に道が分かれ・・・
狭い方に「はごろも荘」の矢印看板があります。


急坂を登っていくと・・・
突然の山道に入ります。

右手は崖底。


我が家の車は「三菱デリカ」です。
かなりギリギリで、屋根は木々を擦って行きます。

この先であってるのか?(大汗)


こわ~い!!
一歩間違えれば、真っ逆さまですよ。


しかも、これで一方通行ではないので
前から車が来たら、アウトですね。(^^;)

そして、急こう配の下り坂が続き・・・・
突然、道が無くなった!!


と思ったら、ヘアピンカーブですね。

WRCでも中々見られない、物凄いヘアピンです。
そんなカーブが何回か続き・・・
いつまでこの道ではない道が続くのかと心配になってきたところで・・・


はごろも荘の駐車場に到着!!


こりゃ、秘境感が満々です。

私は、車の運転は上手い方なのでさほど苦では無かったですが
一般の人は、この道は厳しいでしょうね。
ましてや、女性だったら立ち往生するかもしれません。

駐車場からは、スキューバー用のボンベの倉庫があり
そこから、海に向かいボンベを運ぶトロッコが見えます。
そのトロッコに下にある階段を下りていくようです。

これまた、異世界です。(^^;)


恐る恐る降りていくと・・・ 
おおおおっ!!
海~っ!!!

砂利の浜ですね。

この浜全体が、スキューバーのメッカのようで
スキューバーダイビングの基地となっています。
スキューバーダイビングの人たちが数百人は居ます。

物凄い異世界感ですね。
その浜の目の前に今日お世話になる民宿「はごろも荘」がありました。


部屋は、オーシャンビュー!!


建物内は、迷路のようで・・・
これまた異世界。
我々以外の宿泊客は、ほとんどがスキューバーの人たち見たい。
皆、素泊まりのようです。

建物は傷みが激しいですが、この景色だったら大満足。


しかも・・・
今回は、4人で1泊二日2食付で、29900円也!!!!

そして、この民宿に決めた理由は、これ!!!


晩御飯が、海辺でバーベキューという!!!

物凄い贅沢な特典付きなんです。

民宿が、炭起こしから、食材まで全て準備をしてくれて
午後5時半からバーベキュー開始!!


エビ・イカ・サザエ・牛肉・豚肉・鶏肉・ウインナー・オニギリetc
食べきれないほどの量です。

今日は、大人はもうガス欠です。
寝ます!!
明日も、朝から大瀬崎で釣り三昧ですよ~!!!

まだまだ、つづく

2018年5月11日金曜日

戸田漁港・御浜岬

GW旅行2日目。
戸田漁港で釣り三昧!!

昨日は曇りで何も見えなかった御浜岬は・・・
晴天の今日は、打って変わって・・・



(上記写真は、クリックすると拡大します。)

絶景!!
日本有数の景勝地です。

富士山の海と森と・・・
この角度での日本のシンボルは・・・
伊豆諸島の西側の、この辺りからでしか見ることが出来ません。

御浜岬の先にある灯台!!


贅沢ですね。
都心から、3時間程度でこんなところがあるなんて。

伊豆というと、東伊豆がメインです。
私も伊豆諸島だと、熱海・熱川・伊東・下田は行ったことがありましたが
西伊豆って、一度も来たことありませんでした。

こんな素晴らしいところが、GWのまっただ中ですが
観光客も少なく過ごせるなんて。

とりあえず・・・
漁港に戻って、朝息子と下見をした場所にて、堤防釣りです。


すぐに娘、大物ゲット!!
息子もカサゴとベラを立て続けにゲット!!

素晴らしい。(^^)

しかし、昨日荒れまくっていた海。
今日も暴風。
糸は絡まるは、仕掛けの針が子供に襲い掛かるので
1時間ほどで場所を変え
御浜岬の堤防に移動。


岬が風よけになっているので、こちらの方が楽です。
砂地なので、投げ釣り。

ちなみに息子も娘も投げ釣りはすでに仕込み済です。


富士山をバックに、ビュンビュン投げる娘と息子。


父親が教えられることは少ないですが・・・
明日私が死んでも「投げ釣りは親父に教えてもらったんだ」と
この子達は生涯いってくれることでしょう。(^-^)

さて、お昼頃となり・・・
気温が上がってきたら、やはりこうなります。

日本有数の景勝地の鳥居の前で、泳ぐ息子と娘。


水質は、すこぶる透明。

東伊豆より、西伊豆の方が透明度が高いですね。
これまた、知りませんでした。

午後2時ごろまで岬を貸切状態でめいイッパイ遊び・・・
さて、次の宿泊地の「大瀬崎」へ

その前に・・・
戸田漁港にある道の駅「くるら戸田」へ!!


ここには、立ち寄り温泉があります。
体調不良の40代夫婦の為に寄りました。

湯から上がったら、伊豆諸島の北西の突端へ向かいます。

戸田漁港からは、物凄い「峠」を超えていく必要があり・・・
道中はこんな景色!!



(クリックすると拡大します。)

恋人岬です。

オートバイの一行が一杯!!

良いな~。
昔から、私の唯一の趣味がオートバイだったのですが・・・
(妻も)
子供が出来てから、一度もツーリングに行っておりません。
私がバイクを手放したのが6年前。
妻が愛車を手放したのが、5年前。

ちなに下記が妻が愛車を涙ながら手放した日のブログです。
http://heisei-shonan.blogspot.jp/2013/12/blog-post_12.html

のんびりツーリングなんて出来るのは、あと何年先になる事でしょう。

そんなことが出来るようになったら・・・
妻とまた、この西伊豆にバイクで来て・・・

この日の事を思い出したいと思います。