Translate

2018年1月15日月曜日

サンセットカヤック

3日後半。

世界遺産、首里城!!



やはり、世界遺産に登録されるところは
細部に渡りしっかりと管理維持されていますね。

歩くだけで、昔の情景が浮かんでくるとでも言いましょうか。

我が地元鎌倉・・・
都市としての世界遺産登録は、やっぱり無理があるな~。
同等の突出した文化財はあるのだけれど、根本的に違う。

この首里城のように、当時の時代にタイムスリップするかのような
文化財の見せ方をすればよいのにと、思うのです。


首里城を見て・・・
鎌倉の文化財保護の至らなさを痛感しました。

昔の暮らしぶりは戦いと表裏一体だったんですね。
山の上のお城、城壁、歩くだけで肌で感じます。

鎌倉は、残念ながらそれがないのです。(TT)



首里城の一画にあるマングローブの木。
不思議な島のフローネと同じだ~。



知ってますか?

フローネ?
遭難して無人島で暮らす家族の話。
作中、家をマングローブの上に作ったんです。

(画像は、HAGIの雑本技法書より)

昭和アニメの超名作がひしめく「世界名作劇場」の一作です。
ちょうど私が小学3年生ぐらいのときにフジテレビのゴールデンでやってたんです。

トムソーヤの冒険
ふしぎな島のフローネ
小公女セーラ

この3つは、今でも各回をしっかりと覚えてます。

話は戻りまして・・・
首里城を1時間かけて回り、もう午後3時です。

昨日、寝る前に明日はどうするかを練り
深夜にスマホをのぞき
「沖縄&アクティビティー」
で検索すること1時間。

この写真に心を奪われました。

(画像は、海あしびさんのHPより)

サンセットカヤック!!!

深夜、メールで予約。
午後4時半ごろに、中部の嘉手納町が集合場所です。
昨日食べた絶品ハンバーガー屋さん「ゴーディーズ」の少し先ですね。

道中、すこし時間が余ったので・・・
スキューバーのメッカ「砂辺」に寄り道。

スキューバーをやる訳ではありません。
スキューバーをする人たちを、護岸でウォッチング。

子供たちは、次々に海に入っていく人たちを
興味津々で見入ってます。


スキューバーの方々は、皆
海に入っていくところを子供にジッっと見られて
なんとも、間が悪そうで気恥しそう。
(スミマセンでした)

「君たちも50mクロールで泳げるようになったらね。」
と、そそのかしてみると
2人とも目を輝かし「絶対になってやる!!」と燃えています。(笑)

直後、息子、はしゃいで足を滑らせ転倒。
波打ち際で全身ビッショビショ。(TT)
子供たちと出かける時は、いついかなる時も着替えは必須ですね(教訓)

ちなみに、散財してきた今回の旅。
これまでで4万円ほど浪費しております。(^^;)
このサンセットカヌーを入れると
旅費とは別に5万円を超えるお金を使っとります。
新年はしんどいことになりそうですが・・・

旅でケチケチするのが嫌いなんです。

それ以上に・・・
今この瞬間しかチャンスがない
子供の中に残る親との記憶を
出来る限り貴重な経験で埋めて行きたいのです。

5万円ぐらいであれば
私のスーツ代をケチれば補えるわけで。
それで一生忘れない記憶が買えるなら
安いもんですよね。(^ー^)

ということで、一昨年と去年に続き
平成30年も仕事着の新調は無し。

そんな思考を巡らせながら、目的地へ到着。
と思いきや、またもやカーナビが全く別の場所に誘導してくれました。
慌てて、お店に電話し
グーグル検索しなおし目的地に到着。
Google強し!!

いざ、カヤックに乗って海へレッツゴー!!
空を見上げると
厚い雲に覆われています。

お店の人が出てきて一言
「サンセットは見れそうも無いですがどうしますか?」

ぐ~の音も出ません。
急きょ、マングローブ探検に変更となりました。


カヤックは二人乗り。
娘と私がペアーで、妻と息子と続きます。

ここも、なんくるないさーの沖縄です。
簡単なパドルの説明だけで・・・
「ひっくり返ることは、滅多に無いですからぁ。」
と、すぐにカヤックに乗らされ
私服のまま川面に出航。

私はなんとかなりますが・・・
妻と息子はまっすぐ進むことが出来きません。
(そりゃそうだ。)

「右をこぐんだよ!」
「今は、左!!」
「ちがう、一で右、二で左!!」

静かな川面に、妻と息子の怒鳴り声が響きます。(笑)


でも、すぐになれるから人間ってすごい。
5~6分喧嘩していましたが
息子だけが漕いで、スイスイ進めるようになりました。

あっという間にコツをつかみ、ガンガンと漕いでいます。
子供の適応力ってすごいですね。
たくましい。



結構、洋服が濡れます。
おしりは、すでにビッショリ。

海あしびさんは防水服の貸し出しが無く・・・
ズボンがビショビショ。
子供たちは、全身が水浸し。

これも、なんくるないさーの沖縄だから許されるのでしょうね~。

1時間ぐらい嘉手納の比謝川を遊覧。
野生化したマングースを発見したり、楽しめました。

降りたら、ずぶ濡れだからさすがに寒く
震えながら洋服を着替え・・・
レンタカーに飛び乗って、暖気。

暗くなった中、嘉手納基地飛行場の側道を走り
近くにある、王道の観光地「アメリカンビレッジ」へ向かいます。



駐車場は、車でびっしり。
別に何かを買う訳でもなく・・・
とりあえず散策。

米軍のアメリカ人が多い。
あとは、ほとんど中国人。
ちらほら、韓国人も見受けます。


みな、大量の買い物をしていますね~。
でもこの手のアウトレットモールは
関東にいくらでもあるので
わざわざ沖縄で時間を費やすのは勿体ない。

我が家は異国情緒の雰囲気だけ楽しみ
一画にあったパスタ屋さんで晩御飯を済ませ
今日は、このままホテルに退散します。
すでの時計は、7時半です。

今日も4kmほど歩いたでしょうか。
国際通り~首里城~アメリカンビレッジと
娘は、私の肩の上が定位置です。

体は疲労困憊ですが、不思議と疲労感がないのです。
「病は気から」ではないですが
気持ちが常時ハイテンションなので
脳が体を引っ張り、不思議と腰痛も無し。

ホテルに向かう車の中でも、子供達と
「今日もめっちゃ楽しかった~」
「明日かえりたくな~い」
「まだまだ、遊びた~い」
「うりゃ~!!ぎゃぁ~っ!!!」
「鎌倉に帰ったら、±0度だぞ~」
と、叫びながら運転。

3日間無計画でしたが・・・
ひととおり制覇できました。

やはり、初日早朝4時出立というのが
旅の後半、ボディーブローのように効いてきますね。

明日が最終日です。
帰りの飛行機は、午後7時ごろのフライトなので
まだまだ、遊ぶことが出来るのです!!
ビバ「ANA楽」

つづく

2018年1月14日日曜日

日本一短い商店街

沖縄3日目。

ようやく、王道の観光地巡りとなりました。
朝一から国際通りへ



朝から赤ちょうちんが出てて・・・
酒を飲んでる人がいるぞ!!
さすが沖縄!!

国際通りは、迷宮のようです。
網の目のように路地が広がり、物凄く深い。
雰囲気は、アメ横に似ていますが
規模は、その4倍ぐらいかな?

我が家は、その迷宮のさらなる深部を探検。
観光客が入らない裏路地をドンドンと進んでいきます。


知らない町の、こんな路地が好き。

朝10時前なので、まだ開店していない店が多いです。
時間的に観光客も少なく、とてものんびり散策できます。


とある一画で、朝なのに行列を発見!!

何かわからないけど・・・
並んでみます。


天ぷら屋さんですね。
サーターアンダギーが大量に山積みされていて
地元の方々が、大量に買って行ってます。

我が家も、サーターアンダギーを購入。
「プレーン」と「黒砂糖」を3個づつ。
食べ歩きながら、進みます。

時間がたつにつれ店が開いて、人も増えてきました。

ここが有名な「牧志公設市場」です。


この脇が有名な魚市場で、入場!!
でも、市場に入るなり・・・

我が家は、すぐに退散することに。

臭いがキツイ!
生臭さMAXです。(^^;)
1階の魚市場で好きな食材を選び
2階の食堂で料理してもらえることで有名ですが
空間全体が不衛生な匂いが充満していて
ここで食事をするのは無理。(苦笑)

近くのお店で聞いてみると・・・
「地元の人は、あそこには行かないよ~。」
「今は、外国人観光客向けの市場だよ~。」
こんな答えが返ってきました。 確かに中にいたのは、外国人観光客ばかりだったな。

さて、探検再開。
空手道着の90歳ぐらいのおばあちゃんが出現したり
突然、おしゃれなカフェがあったりと
とても異空間で不思議な所です。

そんな中、妻が二度見した看板。



金玉!!

これ、日本語表記ではなく、中国語なんですね。
中国語で「貴重なモノ」という意味なんですって!!
へ~。

すれ違う観光客は、やはりほとんど大陸の方々。
もう、沖縄経済も中国様さまの状況のようです。

その裏手に、こんな看板。
「日本一短い商店街」


長さ八軒。
一軒が1.82mですので、14.56mの長さ。
偶然、日本一に遭遇してしまいました。

ちなみに妻と子供たち。
この商店街にあるハマキチというお店に入り・・・
出てきません。(^^;)

どうやら、アクセサリーに自分でネームを彫金できるそうです。

(画像は、ハマキチさんより)

店の中で我が子たちが騒いでいます。
「やりたい!やりたい!これやりたい!!」
「やらせて!やらせてっ!!」

そんな状況に店主さん神対応。
ご厚意で子供たちに試し打ちさせてくれました。
子供たち、思いもよらない彫金初体験。

とてもおしゃれなお店の中で、大騒ぎ。
次々に失敗して、何本も無駄にしてます。(大汗)
さすがに申し訳ないので・・・
二つばかり作らせてもらうことにしました。
ここで我が家トリオは30分滞在。

その間、私は国際通りを徘徊。
建物は、どこもとても古いですね。
老朽化がすすんでいて、RCの中から
鉄筋が露出しているビルも散見します。
でも、これだけ密集していると建て替えは困難。
リフォームも中々難しそう。

都市計画で区画整理するしかないのではないか?
中国の「九龍城砦」のように。
どうするのだろうか?

そうこうしているうちにお昼です。
危うく、お店から離れすぎて、帰れなくなるところでした。
まさに迷宮。(汗)

沖縄拳法の大先輩からは・・・
事前にこんな情報を頂いています。

もし夕飯の場所が決まってないなら参考まで。
居酒屋ですが、なかむら屋とふくろう亭がオススメ。
なかむら屋の方がリーズナブルでメニュー多い。
ふくろう亭はちょっと高め。
居酒屋でオーダーしてから出てくるのが遅い難点。
味はふくろう亭のほうがワンランク上。
なかむら屋だとイカ墨汁なども食べれます。
海鮮強い店です。
ただ、沖縄の海鮮が口に合うかは賭け(笑)
ふくろう亭は
これまたジーマーミ豆腐や味噌仕立てのラフテーは外せない!
田芋料理なども素朴で美味。
以上、参考まで。
旅の途中にお邪魔しました。返信不要です!
良い旅を!!

神のお告げ、ありがたや~。(人ー)

でも、子供連れて居酒屋に入る勇気はありません~。
子供たちが高校生ぐらいになったら・・・
妻とリベンジしたいと思います。

ハマキチの店主さんにオススメの食事処を聞いてみると
『まきし食堂がいいよ』とのこと。

地元の人が愛する食堂は間違いない!!
場所は、メインの大通りの3階。
ここも看板がちょこっとあるだけで、とても解りにくい店です。
店内に入ると、地元の人ばかり。

ソーキソバ


とてもシンプル。
食べたイメージは、地元「大船軒」のうどん的。
可もなく不可もなく。

ゴーヤチャンプルー


殆どゴーヤだけのチャンプルー。

ある意味希少!!
関東でゴーヤチャンプルーが食べられるところもありますが
チョットしかゴーヤが入っていないんですよ。

息子も娘も一口も食べませんでしたが・・・
ゴーヤが大好きな私にはドストライク。
苦くて、おいしかった。(^^)

これは焼そばだったかな?


普通~。

全体的に、紀乃川食堂のような繊細さはありませんが・・・

とても安くて、美味しかったです。
ごちそうさまでした。

さて、これから王道の「首里城」に向かいます。
3日目にして、首里城ってありえませんかね。(苦笑)

ちなみに・・・
国際通りは、危険です!
徘徊しているだけで、あっという間に一日が過ぎてしまいます。
東京にもある雑踏に費やすなんて、沖縄が勿体ない。
特に雑貨店が物凄い数で・・・
雑貨大好きな女性は抜け出せなくなります。

後ろ髪ひかれる妻を無理やり引き離し・・・
午前中でどうにか切り上げました。
くわばらくわばら。

つづく

2018年1月13日土曜日

ゴーディーズ

沖縄滞在、2日目の後半。

瀬底ビーチで1時間ぐらい遊び・・・
目指すは、名護のやんばるの中にある「ヤンバルンチャー」

ヤンバルの森の中をバギーで疾走できるのです。


テレビで見て、息子がこれがやりたくて。

瀬底ビーチを出たのが3時50分時ごろ。
カーナビに目的地を入力し
賞味40分ぐらいで目的地に到着。
しかし、それらしき建物も案内看板もありません。
周囲を見渡すも何もない。

カーナビは「目的地に到着しました」という。
慌ててヤンバルンチャーに電話すると・・・
レンタカーのカーナビはいい加減とのこと。

「グーグルで検索してください」
といわれたので、慌てて検索すると
「目的地まで20分」
という表示が(^^;)
まじか!!
あと15分で受け付け終了時間です。

山道を飛ばし・・・
何とか、本来の場所に到着!!!

ここで教訓。
沖縄ではレンタカーのナビをあてにしてはダメ

すでに同時刻の人たちは出発しています。
急ぎ着替えて、先導の担当とあいさつ。
彼の名はイッペイさん。

またここで、ついてました。
この担当が素晴らしかった。(^^)

息子は私と2人乗り。
娘は、いっぺいさんと二人乗り。


なんくるないさーの沖縄です。
軽く乗り方のレクチャーを受け
数分だけ試運転したら
「さあ、行きましょう」と出発。

突如オフロードバイクのレースコースのような場所を
ガンガンと進んでいきます。

しかも、このバギー、スピードが出る。

我が家は、妻も大型バイク免許を持っており
この手の乗り物は難なく運転できるのですが
一歩間違えたらひっくり返るような道を
猛スピードで走っていきます。

ひっくり返ったら、間違いなく救急車ですよ。
でも、子供を載せているのにお構い無し。
我々はついていくのがやっとのスピード。
子供たちは「ジェットコースターだ!」と大騒ぎ。

普通の人だったら、転んでるんじゃないか?

ちなみに係りのイッペイさん曰く
「普通のご家族ではこの道は通りません」
とのこと。
めずらしく運転が上手い家族なので
難易度の高い道へガンガンと先導していったそうです。

元走り屋(バイクも車も)の私でも冷や冷やするぐらい
リアルマリオカートのダート版。

妻はさすがに何度かひっくり返りそうになった模様。
子供たちは顎や頭をバギーに打ち付けながら
「うやっほ~っ!!!!」と大喜び。


途中、ひと休みでやんばるの森をトレッキング。

ちなみに担当のイッペイさん、超イケメンでノリノリ。
面食いの妻も娘も「男前だね~」と珍しく口をそろえるほど。
超人見知りの我が家族を、言葉巧みに喜ばせてくれました。

みっちり70分!!
スリル満点、楽しかった。(^^)

さて、すっかり午後5時半を過ぎました。
関東だと午後4時半で暗くなりますが
沖縄は午後6時でも明るいんですよ!!
ビックリ。

まだ、ここは名護ですので
那覇までは1時間半ぐらいの道のりです。
「名護で飯食っていくか。」

2日目の晩御飯は、何が良いかしら?
息子がハンバーガーが食べたいという。
イッペイさんに、お勧めのハンバーガー屋を聞くと
「沖縄人のソールフードと言えばA&Wかキャプテンカンガルーですね!」
とのこと。

ヤンバルンチャーの皆様にお礼を言って、出発!!
と思ったら、レンタカーのバッテリーがあがってる(゜゜;)
慌てて、イッペイさんに助けを求め帰り
ヤンバルンチャーのトラックにブースターケーブルをつなぎ
どうにか、レンタカーのエンジンがかかりました。
20分のタイムロス。(TT)

もし、これがどっかの山の中だったら・・・
我が家、遭難してましたね。
トコトンついてます。

最後まで笑顔でご対応くださったヤンバルンチャーの皆様。
大変お世話になりました。

出発すると
暗くなり、子供たちは爆睡。(お決まり)


せっかく沖縄に来たのだし、怪獣たちは夢の中。
高速道路を走るのはもったいないな。
ということで、沖縄本島の地理を楽しみながら一般道で帰ることにしました。

恩納村の長~い西側海岸線を走り・・・
東部の金武町に寄り道し・・・
うるま~沖縄市~読谷村と本島を横切って
また西海岸線で嘉手納町~北谷町と南下します。

名護から北谷町まで1時間ちょっとぐらい。
道中、A&Wやキャプテンカンガルーは一杯ありましたが
寝てすぐに起こすと娘の機嫌が最悪になるので
入らずここまで来ました。(苦笑)

すでに午後7時を過ぎています。

左手に巨大な米軍の「嘉手納基地」が見えてきたところで
町の雰囲気がガラッと変わります。
なんだか、関東でよく見る店がいっぱい。
その中に、珍しいアメリカンなお店もあります。

「ポールダンスバー」なる看板、興味津々。(゜゜;)
妻と二人だったら、間違いなく入ってるな~。

さてと・・・
そろそろ、怪獣達を起こして飯にありつかなければ。

スマホに「近く、ハンバーガー」とつぶやくと
すぐ近くに「ゴーディーズ」というお店があります。
またもや私の独断と偏見で、ここに決定。

米軍基地にほど近い住宅街の一角。


これまた、とても分かりにくい場所です。

超アメリカンなハンバーガーショップ。

中に入ると、アメリカ人の先客でいて
映画で見たのと同じように
ハンバーガーを片手に談笑してます。
なんとも異空間。

東京でこの手のハンバーガー屋さんはちょっと怖い。
平気でセット2000円を超えるからです。
ですが、ここゴーディーズ。
観光地?にもかかわらず安い。
メニューはセットで1000円前後とリーズナブル。


そして、これがまた絶品ハンバーガーでした。

つなぎは入っていない牛肉の粗挽きのパテに
手作りバンズにチーズ一杯。

息子はダブルチーズバーガーを頼み
運ばれてきたサイズは
息子の顔と同じ大きさです。

世の中の食べ物でモスバーガーが一番好きな息子。
一口食べて
「モスより全然うまいよ、これっ!!」と店内で絶叫。


そして、たった2分で完食。(末恐ろしい。)

個人的にも今まで食べたハンバーガーの中で
ベスト3に入ります。
一言で例えるなら「肉バーガー」ですね。

こんなに肉肉しいハンバーガーは知りません。

美味かった!!!
御馳走様でした。

私の食運は健在です。

腹を満たしたら・・・
車内で「しりとり」をしながら・・・
宜野湾の普天間基地の横を通り
ひたすらつづく米軍施設に驚きながら
その脇を走り

那覇市内のホテルに着いたのは、夜の9時前です。

高速道路の出口や那覇市内が大渋滞するという噂を聞いていましたが
我々は下の道をひたすら海岸線で来たので
渋滞は一切ありませんでした。


2日目も、朝からミッチリ遊び倒したぁ。(^^)
トラブルも多々ありましたが
運が味方です。

つづく

2018年1月12日金曜日

紀乃川食堂

沖縄の北西部にきたら
ここに行かないと絶対に損をする。

そう言われ、到着しました。


紀乃川食堂!!!!!!

街道沿いに小さい看板があり・・・
細い道に入り、山をくねくねと登って行った
民家の中にひっそりとあります。

情報が無ければ、たどり着けない場所です。

でも、すでに10人ぐらい並んでいます。
しかも、その行列が多国籍。

中国語と韓国語と英語とカタログ語?が入交りってます。

駐車場は狭く、すでに満杯。
私は車に乗りながら、空くのを待ち、妻と子供は行列に参戦。
そのあいだも、次々に「れ」ナンバーの車が入ってきます。
もう、小さな農村がパニック状態。
20分ほど待って、入ることが出来ました。

店員さんは、英語で案内をしていて
我が家にも最初、英語で話しかけてきました。(^^;)
こりゃ、お店の人、大変だ。

皆さん、トンカツ定食やエビフライ定食を頼んでいますが
私は、前もって有力な情報を頂いておりまして・・・

「ジーマミー豆腐」「ソーメンチャンプル」が必食。

ということは、定食ではなくて単品でいろいろ頼むのが正解ですね!!

まず、ジーマミー豆腐。


これは、初食感!
43年生きてきて、初めて食べるものがあるなんて幸せです。

豆腐というより、弾力があり柔らかい作りたてのチーズのような食感。
香りはピーナッツ。
こりゃ美味しい。

ソーメンチャンプルー


これも、初めて食べました。
写真を撮る前に皆がつっつき、一瞬で無くなってしまいました。
それほど、美味い!!

この自然な甘さと優しい味は、病み付きになるほど極上。
感動するほどに美味しい!!

沖縄県民のS先輩曰く
「普通のソーメンチャンプルーより太麺で、ここでしか食べられない」

今回、沖縄旅行で食べたご飯の中で
このソーメンチャンプルが何よりも一番美味しかった。
生涯「忘れられない味」となりました。

ソーキソバ


王道の味。
シンプルイズベスト。
豚肉、ほろほろ。

ゴーヤチャンプル


うま~い!!!
これまた、王道です。

ヒラヤーチー


ぜんぶウメエ~!!

すべて、ナチュラルなんです。
体に心地いい「かおり」「味」「歯ごたえ」「食感」
写真で解りますかね?
私の拙い文章で伝えきれないのが残念。

この食堂で食べた料理があまりにも旨くて・・・
食べながら「ここに住みたい」と口走るほど。
妻などは、関東に帰った後も
「あのソーメンチャンプル、美味しかったな~」
と譫言のように、ため息をついています。(^^;)


さて、おなか一杯で次なる目的地は・・・
「やんばる」です。

旅行前、テレビ番組で見た「ヤンバルンチャー」
バギーが自分で乗れる所が名護市の山岳にあり
息子たっての希望で、そこに行くこととしました。

電話をしてみると、夕方であれば空きがあるとのこと。
現在2時。
まだ時間があります。

紀乃川食堂を出ると、目の前に島があり・・・
そこに渡っていく橋があります。

我が家は、旅行に行く場合、ほとんどが無計画です。
私は、着の身着のまま知らないところに行くのが好き。
よって、地元漁村や農村、市場や漁港に吸い寄せられていきます。
何もないような島があったら、無条件で渡るわけです。

橋を渡ると・・・
古民家が立ち並ぶ沖縄の農村がつづき、目がハート。
琉球古民家が大好きです。
ほどなく進むと、脇道に小さい看板を発見。
「瀬底ビーチ」と書いてあります。

11月ぐらいに東京テレビ「ワールドビジネスサテライト」で、見た!!
絶景ビーチに廃墟があるという場所ですね。

こんなところにあったのか~。
早速、行ってみます。(^^)


行き止まりで駐車場も封鎖されているので
路上に駐車して進むと・・・

おお、テレビで見た廃墟だ!!

都市デザインシステムという企業が手を付けた
300億円を超える大型リゾート施設
しかし、建設途中の2008年にサブプライムローン問題勃発。
すぐに経営破綻し、今に至る。

これを2016年、森トラストが買い取ったそうで・・・

全てを解体し、滞在型リゾートをヒルトンと組んで作るのだとか。
会員制高級ホテルみたいですね~。
なんでも、アジア初の施設なんですって。

「美ら海水族館」さまさまですね。

このリゾート計画地の目の前にあるのが・・・
この海です。


瀬底ビーチ!!

なんなんだ、この透明度は。(□゜;)
子供たち、あまりの透明度に、自分の足を見ています。

しかも貸切!!
誰もいない。


12月28日の午後2時で、気温は21度ほど。
海水の温度も「冷たい」という感じではありません。

でも、風が強く、濡れたら寒いです。

砂は、100%サンゴ礁ですが、目が細かくサラサラ。
素足でも痛くない。
昨日の朝いった新原ビーチより美しい。

どこまでも続く、純白な砂浜。
海の中のサンゴ礁にコバルトブルーで海。

なんて
なんて贅沢なんでしょう。


まるで、夢の世界。
夢で見るような世界の現実です。

こりゃ
ハワイなんて行く必要ないですね。

つづく