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2017年11月24日金曜日

バイオエタノールストーブ

建築家の伊藤誠康先生に現在依頼中の新規分譲住宅
「鎌倉市雪ノ下」の2棟現場

ラフプランが上がってきております。

■1F

■2F


玄関クロークと、リビングに土間のある家。
これまた、とても個性ある住宅となります。

リビングの土間は、吹き抜けになっており・・・
良く見ると、まきストーブの絵がありますね。

当社が薪ストーブを扱ったのは、5年前です。
最近は全く触っていません。
ということで、慌てて最近の流行りを勉強することとしました。

伊藤先生が良くお使いになっていたのは、デンマークのモルソー社。

見てみると、5年前とラインナップは変わっていません。

(moruso1126CB)

伝統的な暖房器具なので、すでに普遍的なようです。
(普遍的って使い方あってますかね?)

薪ストーブは、とても良いものです。
私も過去、薪ストーブのある家に住んだことがあるのですが
炎がある暮らしは「癒し」でした。

しかし、至れり尽くせりの現代社会に慣れていると
薪ストーブは、色々と面倒が多い。

今、住宅の潮流は「指でスー」です。
暖房や電気・テレビやオーディオも手元のスマホで操作。
お風呂の湯沸かしも鍵の開け閉めも、スマホの画面を指でなぞるだけ。

家に居なくても、指一本で遠隔操作する世の中に向かっています。

対する薪ストーブは、究極のアナログ。
火つけ用の木をくみ上げ、新聞紙を入れマッチやライターで火をつける。
事前に乾燥させ、大きさをそろえた薪を30分おきにくべる。
使った後は、灰やススを片付ける。

一暖房器具としては物凄く手間がかかり、現代住宅に逆行しているといえます。

また、多くの人が勘違いしているのですが・・・
薪ストーブは、何でも燃やせるわけではありません。

日本で簡単に手に入る薪(松・杉)は、燃やせません。
ヤニと煤が煙突の内側に付き、不燃や故障の原因ります。

針葉樹は煙も多く臭いので、ご近隣からのクレームにもなります。

薪に適しているのは、広葉樹の桜・ナラ・クリ等。
ヤニは出ず、ススも少なく、煙少なく、香りも良い。
火持ちも良いのですが、簡単には手に入りません。
ネット等で地方から購入するのですが、価格は高い。
そしてなにより、重い。(^^;)

その他・・・

・薪を大量に積み上げておく置き場が必要。
・薪は、常時乾燥させておかなければならない。
・冬しか使わないから、ストーブも薪も春・夏・秋は邪魔。
・2年に一度、屋根の上から煙突掃除が必要。
・5年に一度、煙突メンテナンスが必要。

過去、ストーブを設置したお宅に行くと・・・
「面倒なので、使ってない。」
とおっしゃり、リビングの片隅でただのオブジェと化してました。

さて、どうしようかしら?

そんなことを考えながら、ふと思い出しました。
テレビで見た「バイオエタノール暖炉」です。
(画像は、エコスマートさんから)

写真は、キューブブラック、75万円なり!

このバイオエタノールストーブは・・・
煙突がありません。
しかも、暖炉のように灰やススも出ません。
さらに、かさばる薪も必要ないのです。



(動画はエコスマートさんから)

特殊な住宅工事も不要!
お掃除の必要もなく、煙突掃除も不要。
もちろん、電気も専用換気も無し。

つまり、マンションにも簡単に設置することが出来てしまいます。

こ、これは、すごいですね。
今の住宅事情に沿った「革新的暖炉」といえます!!

しかも、燃料はサトウキビなどから精製されるバイオエタノール!!
いいとこ尽くめです。

ただ、一つ動画を見て心配なのは・・・
火力。

映像を見る限り、薪ストーブの火力の何分の1か。
この少量の火力で、部屋は温まるのかな?


ショールームなどで実際に見てみないとわかりません。
近いうちに、個人的に検証してみたいと思います。



2017年11月23日木曜日

住民税非課税世帯

安倍政権にて・・・
2歳以下の保育無償化の閣議決定の見通しが発表された。
「住民税非課税世帯に限る」という。

住民税非課税世帯?
なんじゃらほい?

我々、特に若いサラリーマンは、税金にうといです。
自分の収入からどんな税金が引かれているのか?
真剣に考えている人は少ない。(汗)

基礎控除から、社会・生命・地震保険控除、医療費控除
配偶者控除・扶養控除・配偶者特別控除・・・etc とにもかくにも、わかりにくい。

でも、基本は2つしかありません。
大本が所得税です。(国税)

1,950,000円未満=5%
3,300,000円未満=10%
6,950,000円未満=20%
9,000,000円未満=23%
18,000,000円未満=33%
40,000,000円未満=40%
それ以上=45%

上記が大まかな税率です。(基本控除別)

もう一つが住民税(市県民税)です。

税率は、日本全国10%一律。
上記のうち県民税=4%
上記のうち市区町村民税=6%

住民税には別途「均等割」という税があります。
日本全国おおよそ4000円前後。
都道府県民税=1000円
市区町村民税=3000円

つまり、国と県と市(町村)に別々に税金を払っている。
これだけのことなのですね。

だから、本来はとてもシンプルなものなのですが・・・
この基本計算にさまざまな「控除」が加わるので
とても解りにくい状況になっているといえます。

先日も、当社のお客様にこんな質問をいただきました。

「鎌倉市って、税金高いんですよね!!」

このブログでも何度もご説明をしておりますが
全くのデマです。(^^;)
市町村民税の税率は全国一律。
なので、鎌倉市独自で勝手に決めることが出来ません。

ただし、市税の均等割りは市独自に増減が可能です。
鎌倉市の均等割りは・・・
都道府県民税=1800円(震災対策のため値上げ)
市区町村民税=3500円(震災対策のため値上げ)

年間、たったの5300円です。
他市も震災後に値上げしているため、ほとんど変わりはないといえます。

さて、話は戻りまして・・・
住民税非課税世帯とはなんぞや?
ざっくりとした目安は、下記のとおりです。

配偶者・扶養家族/給与額面:100万円以下
夫婦子一人/給与額面:205万円以下
夫婦子二人/給与額面:255万円以下
夫婦子三人/給与額面:305万円以下

これは、家族全員が上記をクリアしている必要があります。
子供一人の共働きですと
ご主人の年収が額面で205万円以下
奥様のパートが100万円以下
であれば、おおまかにOKと思ってください。

額面給与が205万円以下というのは・・・
サラリーマンにとっては、かなりハードルが高い。
大卒の初任給で、きっと額面給与は超えてしまいます。

さて、鎌倉市の保育園の費用は、どのくらいでしょう?
(3人家族で、ざっくり)

年収200万円/9,000円
年収300万円/17,200円
年収400万円/33,700円
年収500万円/45,100円
年収600万円/52,800円
年収700万円/56,800円
年収800万円/65,900円
年収900万円/72,800円
それ以上/79,700円

わかります?
収入が低いご家庭は、実際、負担はとても少ないのです。
3人家族で、無償化の恩恵にあずかれるのは、年収200万円前後のご家庭。
つまり、得する額は、たった月9000円減だけです。

そこで、あれ?って思った方は鋭いです。
都心部では、待機児童が社会問題になっています。
つまり、預けたくても預けられないことが、大きな問題になっているわけです。

1歳の娘さんを抱える私の友人と会った時、
かれは、鎌倉の保育園を弾かれて、ブチ切れていました。
「共働きをしないと、もうやっていけない。」
「でも、入れる保育園はどこもない。」

子供が生まれて1年間。
どうにか妻の仕事をやめて耐えてきたけど、もう貯えも底を尽きた。
保育園は、どこも満杯。

「日本死ねじゃない、わが家族に死ねと言ってるようなもんだ。」
「倍払ってもいいから、子供を預かってほしい。」
と、心底弱ってました。

『低所得者に無償化』
という言葉は、政治的にはちからがあるのでしょう。
『弱いものの味方』
というふうに捉えられ、体裁良いのですよね。

でも、全く持って見当違いの政策といえます。
保育園を無償化しても、入れなければ意味がない。(失笑)

我が鎌倉市は・・・
平成29年度の待機児童は100人前後だそうです。
しかし、これは実際に申し込んであぶれた人数。
窓口で「入園は難しい」と言われ、申し込まずにあきらめている人はカウントされていません。

個人的な感覚では、倍以上いると思われます。

政治って、なんなんでしょうね?
金の使いどころが、なんともチンプンカンプン。

とくに教育に関しては、メッチャクチャ。
公立教職員をドンドンと削減して、人員不足に追い込み
減ったら、教師一人の負担が増えるのは解りきっているのに
その後、教職員の長時間労働が問題になり・・・
学校の教育の質が落ち、様々な事件が勃発している。

今回も、首都圏の保育園が全く足りず・・・
さらに、保育士がそれ以上に足りない状況で・・・
保育園の無償化って、馬鹿なの?

保育園の新設は近隣住民の反対で進まない事案が多く
それも、社会問題化していますね。

そうであれば、少子化で空き部屋の目立つ公立小学校を
保育園として一部開放すればいいじゃない。
公立小学校は、日本全国津々浦々、網羅されているのだから。
それが、政治家のやることでしょう。

それに伴い、校舎の改装。
神奈川県の公立学校の洋式トイレ率が35%ってなに?

恥ずかしいわ!!





2017年11月21日火曜日

まるもり製麺

だいぶ前の話ですが・・・

相模原で契約があり、ご飯を食べる機会を逸し
午後2時ごろになり、戸塚警察署のほどちかい一国沿いのラーメン屋に駆け込みました。

以前、ご紹介したカミカゼの隣にある「まるもり製麺」です。

カミカゼの評判を聞いて来訪したとき
その隣にあるラーメン屋のほうの雰囲気が気になったのです。
いつか来よう来ようと思いながら、中々来る機会がなく

普段私は妻のオニギリがお昼ご飯なもんですから・・・
過去、毎日のように食べていたラーメンも
今では、月に一回程度家族と食べに行くぐらいで、ものすごく減っております。

さて、早速実食。


醤油かおる・・・
とても、良いラーメンですね。

厨房は、女性だけ。
「女性の繊細さが前面にでたラーメン」
と、いうのが一番、マッチしそうな。

個人的に、どストライクです。

後味も「しょっぱく無い」のが、とても良く
醤油の残り香も心地よい。

チャーシューは、鳥が流行りなのですね。
でも、ここの鳥チャーシューは、ジューシーでした。

G面7の燻製鳥チャーシューより、こっちのほうが好み。
でも、やっぱりチャーシューは豚なんだよな~。

もう一度、食べたいラーメンでした。
ご馳走様でした。

星★★★★☆☆




2017年11月20日月曜日

玉縄幼稚園の謎

鎌倉にある玉縄幼稚園。
自由で闊達に子供が育つ素晴らしい幼稚園です。

我が家も息子が3年お世話になり
広い校庭・とても大きな体育館・広大な裏山のおかげで
足腰が強くなり
そして気持ちの良い先生達のおかげで
とても気の優しい小学生に育っています。

娘も、3年目の後半にさしかかり、もうすぐ卒園です。
わが夫婦は、玉縄幼稚園には感謝しかありません。

でも、一つ、この幼稚園には謎があります。
それは、放課後。
多くの子供たちが消えて居なくなる場所があるのです。

玉縄幼稚園に通う児童の親御さんの中で・・・
大きな謎の場所!!

私、4年目にして、そこに初めて潜入してきました。 


裏山です!!

放課後、幼稚園児が次々に・・・
この山の中に消えていくのです。
男の子も女の子も関係なく
一度入ると30分は降りてきません。

お母さん方は、麓でただひたすら子供たちの下山を待つ。
それが、玉縄幼稚園の日常の風景です。

案内役は、卒園した息子。(^^;)
「トンちゃん、俺に付いてきな!」
と、娘を迎えに来た某日、息子も一緒で・・・
突如、冒険することとなりました。

かなりの急傾斜地なので、お母さん方は登れません。
たぶん登ったことのある人は、いないのではないでしょうか?

駆け上がる息子に、息も切れ切れでついていきながら
約10分で、山頂に到着!!


ここで、子供たちが遊んでるのか~。(゜゜;)

すごいな。
クヌギの木が多くあり、カブトムシやクワガタも取れそうだ。

しかし、峰になっているので、両側は谷底です。

なかなかデンジャラスな場所ですね。
でも、そんな風に感じますが・・・
私が子供のころは、こんな場所が普通に遊び場でした。

大人になると「危ない」と感じてしまうから不思議です。


息子は、山頂から幼稚園方向に駆け下りていきます。
標高は、だいたい40m程度かな。

その息子の様子をみて・・・
「こりゃ危ないぞ~」と、冷や冷やする私。
でも、なんだか懐かしい。


枯れ葉に覆われ、一歩足を滑らせたら・・・
左側は、高さ10m程度のがけです。

でも、息子はお構いなしに駆け下りていきます。
危険察知能力は、年長が年少に教え
子供たちの中で、しっかりと養われたようです。
(たくましい。)

まだ、幼稚園は見えません~。


ほぼ崖で、大人はしんどい。(汗)

今、幼稚園児が自然に自由に触れ合うなんて滅多に経験できません。
ましてや、親の目の届かないところに行くこと自体とても難しい。

あれダメ、これダメ、それダメ。
親の目が子供を雁字搦めにする現代社会。
友達とこんな山を駆け上がって夢中になることなんて、皆無です。

そりゃ、足を擦りむいたりは日常茶飯事ですが・・・
この経験は、子供たちの生涯において値千金だと思います。
塾に通うより、ずっと尊い。

わが子たちは3年間、親の目の届かないこの山に入り
毎日、すそ野を駆け上がり
かくれんぼして、追いかけっこして

トムソーヤか?

フローネか?


なんとも昭和風味に育ってます。

でも娘が卒園すると・・・
この幼稚園にも来ることがなくなります。
子供の成長よりも
玉縄幼稚園と離れるのが、とても寂しいのです。

あと数年経ったら・・・
この日常も、あっという間に過去になり・・・
子供達も親の私たちも、忘れてしまうのでしょうか?

でも、親としては、このまま「玉縄幼稚園」の校風のまま
小学も中学も育って行ってほしいと思うのです。

う~ん 卒園しても、毎年来たりして。

2017年11月19日日曜日

当社売主の鎌倉売地(新規)

鎌倉市浄明寺4丁目にて
新規売地をご紹介いたします。



(クリックすると拡大します。)

鎌倉五山の浄妙寺歩いてすぐ。
土地面積:126.96㎡(38.40坪)
価格は、2680万円となります。

●平坦地!
●緑あふれる住環境!
●建築条件はありません!
●平成30年3月8日に建築確認申請が出来ます。

詳細は、下記をクリックください。
http://www.heisei-shonan.co.jp/urinusi/jyoumyouji_z.html

当社売主です。
建築条件無なので、お好きなハウスメーカーで建築可能です。
「これぞ鎌倉」という、住環境です。

ぜひ、ご検討ください。

2017年11月18日土曜日

売り出し物件の値下げ情報

当社売主の売り出し中物件の値下げをご報告いたします。

■建築家の手がけたガレージハウス


鎌倉市梶原新築ガレージ住宅
土地面積/293.94㎡(88.91坪)
建物面積/166.86㎡(50.47坪)
価格/6,980万円(※7280万円より値下げ)
※一級建築士事務所アトリエIs・建築家「伊藤誠康」氏設計
※鎌倉で実現する夢の本格ガレージハウスです。

詳細は下記をクリックください。
http://www.heisei-shonan.co.jp/urinusi/kajiwara.html


■大船駅徒歩12分の110坪を超える土地


鎌倉市玉縄2丁目売地
土地面積/364.29㎡(110.19坪)
価格/3,880万円(※4080万円より値下げ)
※ライフライン全て引き込み済み
※建築条件無し
※谷戸池公園目の前

詳細は下記をクリックください。
http://www.heisei-shonan.co.jp/urinusi/tamanawa100.html

上記は、常時内覧を受け付けております。
いつでもご案内できますので、下記までお気軽にお問い合わせください。

メール/info@heisei-shonan.co.jp
電話/0467-46-8775
担当/柳(やなぎ)まで

なお、本物件は、すべて当社が売り主のため
直接お申込み頂きましたら、仲介手数料は不要となります。

ご連絡、お待ちしております。


2017年11月17日金曜日

木製目隠しフェンス

鎌倉市津の新築住宅。


昨日ご紹介した、このアルミの棒5本


さて、なんでしょう?
というお話をしました。

本日、完成しました。

木製の・・・

目隠し・・・

フェンスです。


お隣のエントランスとの目線をふさぐためのフェンスは
既製品を選ぶケースが多いですが
無粋なものが殆どです。

軒天を杉にしたので、ここも木製にしたい。

ただし、支柱は傷みやすいので木製はNG。
支柱だけをアルミの角柱をとって加工。

ブロックにコアを抜き、コンクリートで根固め。
アルミ支柱に負担をかけないように
軽くて丈夫な檜を目隠しに採用。

目透しは5mmとせまくして、目線をより遮るようにします。

下は、取り付け直後の素地の檜です。


写真の軒天が杉。
目隠しが檜。
木目や色は、杉のほうが美しいです。

軒天は、雨かかりしないのでクリア塗装。
檜のほうは雨がかりするので、色を付ける必要がります。

でも、こんなところでも
無垢の木を使うと、良いですね~。

玄関ドアを開けると、この目隠しフェンスが現れる。

駐車場の土間コンクリートが乾く来週・・・
基礎の仕上げを飛鳥工業さんにお願いをして、一通り完成となります。

また、ご紹介いたします。


2017年11月16日木曜日

年内引き渡し

年内引き渡しのH様邸。
外構工事がようやく佳境に入ってきました。


純白の家です。

3台入る駐車場のコンクリートを打設。


テラス土間も、大きく打設。
表面を本日、洗い出しで仕上げております。


裏庭には、ウッドデッキが完成。
2階がリビングなので、リビングと床つながりのデッキとなります。
大きく、贅沢ですね。


紀州の檜で作ったので、とても良い香りがします。
(檜風呂の香り)

もったいないですが、石井塗装さんが最後に塗料で仕上げます。

玄関前には、アルミの支柱を5本立てました。
高さは、おおよそ2mほど。


さて、いったい何になるのでしょう?

本日、施工します。

つづく

2017年11月14日火曜日

傾向と対策

息子が、学校でやられました。(^^;)
2回目です。

1回目は、公園で顔を殴られ・・・
学校の先生と話し合いをしましたが、経過を見ることになり
数か月後・・・
同じ子供を含む多人数に攻撃され、下駄箱に追い込まれ傘で殴られたそうです。
通りかかった上級生が助けてくれて、発覚。
保健室にて処置されたと学校から報告。

私には仕事中に妻から報告があり、あわてて家に向かうと
帰ってきた息子は、洋服が肩から破け・・・
体には、傘で叩かれたアザが出来ていました。

その夜、相手の子供の親からつぎつぎ謝罪の電話。

息子は、気が弱い性格です。
子供のころの私に瓜二つです。
小学生時分、猛烈にイジメにあった私ですので・・・
息子の心が痛いほどわかります。

ただし、大人が子供の世界に入っていくのは避けたい。
見た目がイカツイ私ですから、尚更です。
でも、自分の息子がやられるのは、我慢できません。

学校には、責任を問いたくもありません。
他人任せにしたら最後、責任が取り返えせなくなるから。
また、私が子供のころイジメられたとき、学校は無力でした。
よって、学校には多くを求めません。

親が子供の世界に介入せず、それでいて学校任せにせず
さて、どうすればいいか?

しかたない。(TT)
やらせるつもりはなかった空手を教えることにしました。


腹筋をしめる。
顎を引く。
手を顔の横に持ってきて、半身に構える。

これができるだけで、たぶん小学一年生には負けないでしょう。

ちなみに・・・
武術を教えると、人は粗暴になります。
必ず。

人は、自分を大きく見せたい生き物ですので
覚えた術は、必ず自分を大きく見せるために使います。
子供の世界では特にです。
いくら武道の倫理をおしえても、無駄です。

息子には、粗暴になってほしくない。

ということで、考えた結果・・・
突きと蹴りの練習は、私をサンドバックにすることにしました。(笑)


人を叩く技術を教えて・・・
その技術を、世の中で2番目に大好きなお父さんに使ってみる。
(1番は、お母さんなんだな~。)

人を叩く感触は、気持ち良いものではありません。
顔を含め、お父さんの色んなところを殴って蹴って
感触を経験すれば
きっと友達には使わないでしょう~。

1か月ぐらいたったら、きっと同学年では無敵かな?

息子が私を叩く様子をみていた娘。
「自分にもやらせろ!」と、やる気満々。

君は関係ないのだが・・・
おてんばを絵にかいたような娘・・・



強い。物凄く。
こ、これは、才能があるぞ。(汗)

おしとやかに、しおらしく育ってほしいのですが・・・
どうやら、ダメみたい。

妻の血、ですね。


2017年11月13日月曜日

成長の記録

もう、年末に足を踏み入れました。
世の中は、すでにクリスマス商戦です。

我々建設業界も、工事の駆け込みで慌ただしくなる時期です。
特に、外構業・解体業・塗装業・左官業・タイル業の皆さんが大変。
職人さんの取り合いで、我々弱小工務店はアップアップするのです。

当社も毎年、苦しい思いをするのですが・・・
今年は、楽が出来そう。

年内の引き渡しが一軒だけなのですよ。(^^)

といっても・・・
建築中の物件が3棟あり、気は抜けません。

また、年内に建築着工予定が2棟。
年明け着工予定が3棟。
年明け着工予定の開発分譲が1件。

やることは一杯あります。

いつになったら、リクライニングチェアーにふんぞり返って
時間を過ごすだけで、儲けられるようになるのだろう?
(※私の子供のころからの社長職のイメージ)

仕事もそうですが・・・
私生活でも、変化変化で慌ただしく過ごしています。

先日、息子がデビューしました。

・・・

・・・

・・・

・・・

生まれて初めての・・・

・・・

・・・



マンガ雑誌デビュー!!

7歳にて、コロコロコミック初購入!!

家のリビングで、ペラペラとめくっては
「ぎゃっははあ~~!!」
と、腹を抱えて笑っています。(^^;)



特にお気に入りなのは・・・
「絶体絶命でんぢゃらすじーさん」
だとか。

これから、彼の長い長~いマンガ人生が始まります。
そのうち、週刊少年誌を読むようになり
学校での壮大な「ジャンプ派・サンデー派・マガジン派の争い」に
巻き込まれていくことでしょう。

ちなみに私は、週刊少年サンデー派でした。(^^)
「うしおととら」とか「今日から俺は」の年代です。

そして、娘もデビューしました。

・・・

・・・

・・・

今まで使っていたママゴトセット。
知人の1歳の娘さんに譲ることにしました。
貼りまくったシールをはがし
油性マジックの落書きを落とし
(「激落ちくん」の威力に感動~っ)


そして・・・
本人はママゴトを卒業し・・・

6歳にして、包丁デビュー。



子供用の包丁ではありません。
普通の大人用の包丁です。

すでに、キャベツの千切りを完璧にこなします。

千切りは、娘の仕事となりました。


どんどんと、時がたちますね。
とくに、子供と一緒だとその速度を身近に感じます。

今年も、あっという間に年末です。
そして来年は、なんと平成30年です。

あれから、もう30年もたちましたか。


(写真は時事通信社よりhttps://www.jiji.com/)

歳取ったな~。

子育てをし始めて、2674日。
過去を振り返る余裕なく、毎日が過ぎていきます。

息子が生まれる前から、このブログは続けています。
ほぼ毎日です。
でも、読者が増えたのは、グーグルに引っ越してからのことなので
最近このブログをご覧になられているお客様方は
「柳さんちは、幸せだね~」
とか、おっしゃられます。

個人的に、つらいことや嫌なことは寝て忘れるタイプなので・・・
過去の苦労は、ほとんど覚えていません。

でも、東京新聞のパパイヤ鈴木さんのコラムを読んで
いろいろとあったことを思い出しました。

6年前の3.11の私のブログ
http://heisei-hitorigoto.seesaa.net/article/190209852.html

5年前の深夜のブログ
http://heisei-shonan.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-4f18.html

5年前の壮絶な日々のブログ
http://heisei-shonan.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-771f.html

とくに、娘が生まれた直後はしんどかった。
子供たちが病気や怪我を頻繁にして、夫婦で毎日寝不足。
妻は、睡眠時間が毎日3時間ぐらい。
私も妻も毎日イライラして、喧嘩ばかり。
そんな中も、フラフラしながら一生懸命仕事をこなしてました。
考えたら、あまり今も変わっていません。
(睡眠は飛躍的にできるようになってますが)

話を最初のほうに戻します。
いつになったら、リクライニングチェアーにふんぞり返って
楽をしてお金儲けができるのだろう?

子供を一人育て上げるのには・・・
幼稚園~大学まで公立で抑えても、最低3000万円はかかるのだとか。
二人で6000万円か~。
私立なんかに行かれた日には、1億も夢ではないのだとか。

やっぱり、死ぬまで必死に働かないとダメそうですね。
(死ぬまで必死って、変な日本語だ)

過去を振り返るきっかけになった新聞記事。
パパイヤ鈴木さんがこんなことを言ってました。

順風満帆に見える我が家。
子供たちは、高校生と中学生になりました。
子供たちが生まれてから今まで
妻が誰もいないところで(子育てや夫婦関係で)
泣いているのを何度も見かけています。
その都度、思うことがあります。
「僕と結婚できて幸せなのかな?」
「奥さんを幸せにできない奴が、子供を幸せにできるのか?」
今まで、その繰り返しです。

表向きは何もなさそうな家族でも
水面下では戦っているのです。

そこで、私は考え方を変えました。
幸せになるために苦労を重ねるのではなく
苦労できることが幸せなんだと。

五十歳を過ぎて体はいうことをきかず・・・
夫婦喧嘩をしないよう日々努力し・・・
子供たちは、一切いうことを聞かず・・・

私は、ため息が出るほど幸せです。

朝、目が覚めると・・・
「あああ、今日も働くのか~。」
と、布団をかぶり鬱とたたかう毎日の私。

でも、それが、幸せなんですね。

夫婦喧嘩も、イジメにあった息子の対応も
娘の歯並びの心配も

その日々を過ごせることが、幸せなんだと。
なるほど!!
パパイヤさんいつも有難うございます。