人は、その嘘をつき続けなければならなくなる。
嘘をつくと
人は、ばれないよう取り繕うのに労力を注ぐようになる。
嘘をつくと
つかれた方は、それが真実になる。
昨日の東京新聞の紙面にて。
福島第一原子力発電所の一号機の現在の状況が紹介されていました。
爆発後・・・
放射能が飛散しないよう、事故後5年以上、建屋で覆われていた一号機です。
2016年11月10日に放射能汚染を防ぐための建屋が解体された。
それが地方新聞に小さく、記載されていました。
図をみれば、誰もが分かると思います。
爆発した当時のまま、なんら変わっていない。
瓦礫で埋もれたまま。
変わっているのは・・・
「穴をあけてカメラを挿入」
「側面からカメラで調査」
完全に、コントロールしているわけですね。(失笑)
本来であれば、大ニュースでなければなりません。
メルトダウンした原発からの大気汚染を防ぐために、建屋で覆ったのですよ。
それを、内部がどうなっているかも分からないまま
なんら改善していない状況で、外したのです。
危険告知も無いまま。
つまり、これから、大気に放出し放題の状況になる訳です。
日本国民は、鈍感にもほどがあります。
というか、日光の猿状態。
みざる、きかざる、いわざる。
きっと・・・
2号機も3号機も露出しているから、大丈夫でしょ?
とでも思っているのかしら。
爆発直後、国が終わると大騒ぎした原発。
その当時となんら変わらない1号機。
それが、露出した。
本来であれば、全国紙で朝刊一面のトップニュースのはずです。
逆に・・・
こんなブログを書くと・・・
「風評被害をあおってる」と、批判を受けます。
なんていう世の中になってしまったのか?
総理大臣が「完全にコントロールしている」「福島は安全」嘘をついたばかりに・・・
日本は、嘘をつき続けなければならなくなってしまった。
そして、その嘘を取り繕うことに、政府も官僚も地方自治体もマスコミも必死。
誰もがわかる幼稚な嘘です。
嘘をつかれた我々がそれを真実にしてしまったら・・・
もし、中国や台湾、韓国で原子力発電所が爆発をしても・・・
日本は一切、文句も抗議も出来なくなってしまいます。
つまり、自分の嘘で自分の首をしめていることとなるのです。
その嘘に企業が先頭を切って加担し
そして、今、国民も加勢に加わるさま。
国ぐるみの嘘に育ってしまっている。
ここまで壮大な「嘘のスパイラル」は、客観的にみて圧巻です。
見事としか言うしかない。