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2016年10月3日月曜日

月山から蔵王へ

さて、キャンプの後は、月山登山!!

月山とは、出羽三山の一つ。
山登りの聖地のようです。(知識ゼロの私)

山頂に、神社があることで有名なのだとか。


とりあえず、車で中腹まで来て・・・
案内看板のとおり、登って行きます。


写真ではわかりませんが、急坂です。

でも、山道ではありませんよ。
幼児と山道に行くと・・・

「抱っこして」
「おんぶして」
「肩車して」

の、オンパレードになりますから。(^^;)

さて、程よく登ったところで、リフト!!


そりゃ、そうですよね~。
トレッキングなんて、絶対無理!!

ここまででも、「もう、歩くの無理」という二人。

「俺が肩車!」「私が肩車!」と・・・
肩車をするなんて一言も行っていない私の足元で・・・
喧嘩をしています。(^^;)

山小屋にて、かき氷をあたえて誤魔化してみます。

それにしても、絶景。



リフトは、さらに絶景。


山のすそ野を登って行く人が見えます。

ご苦労様です。m(_ _)m


リフトだと、あっという間ですね。

これまた絶景。

山頂の尾根に道は続きます。
遠望にてアリンコのように、人が登っている。
それを見上げて、妻一言。

「無理!!」

ということで、リフト下り口の・・・
目の前にある撮影スポットで写真をパチリ。


すぐさま、妻判断で、下山。(笑)


これが、早朝の出来事。

そして、月山から、次に向かうは、蔵王連峰!!

(グールグマップより)

山形盆地の端から端への移動です。
距離にして、鎌倉から伊東に行くぐらいです。

こう見ると、山形は自然の擁壁に囲まれた要塞のようです。

車で、山を下り、盆地を横断し・・・
さらにひたすら山道を車で登り、蔵王温泉に到着。

到着したら・・・
ここもすぐにリフトに乗り込むことに。


温泉に入りに来たとか・・・
蔵王のお釜を見に見たとか・・・

そんな安息の観光ではありません。

目的は、これです!!


蔵王スーパースライダー!!!

凄いんですよこれが!

(※yoshitakeさんの動画から)

見れない人は、こちらをクリック

息子は、毎年・・・
「山形のじーじばーばの家に行くよ。」と言うと・・・
このスライダーを夢にまで見るそうです。(^^;)


この超高速スライダーを・・・
彼は、一人で乗ります。


しかも、ノーブレーキ。
係員の人が「大丈夫か?」と、目を丸くするスピードです。

あっという間に見えなくなり・・・
山の中に・・・
彼の笑い声だけが響き渡ります。

「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ!!!」

蔵王連峰に、こだまするウヒャ笑い。

私。
今まで人生の中・・・
こんな心底の笑い声を聞いたのは・・・

たぶん、始めてじゃないかな?(失笑)

登って、滑って、登って、滑って、計、5回。
正味1時間半。

夕方の4時目の前になり・・・
「最後もう一度!!」

とリフトに走り向かう息子。
閉店直前に、ギリギリ滑り込む姿は、100m走のケンブリッチ飛鳥を見たかのよう。

計6回。

1年に1回しか来れないからね。
好きなだけ乗ればいい。

帰りは、ここ!!

大人の楽しみですよ!!

蔵王温泉「源七の湯」
http://www.zao-gen7.com/



「強酸性の白濁の湯!」日本最強の酸性湯です。
贅沢だ~。

しかし、子供には強すぎるお湯でして・・・
案の定、入ってすぐ・・・

「もう出る!」

と、言うのです。(TT)
10分も経ってない。

でも、仕方ないので、一緒に出て、体葺いて、着替えさせてと。
コーヒー牛乳をせがまれてと。

一人だったら、1時間は入ってるのに。
たった10分ですか。

さて、じーじ、ばーばの実家に戻り、ご飯を御馳走になり、就寝。

その他・・・
山形では遊び倒しました。(子供たちが)

安久津八幡神社。



県の重要文化財。
貞観二年から、この場所にあるそうです。

ええと・・・西暦860年だから・・・

1156年前!!(゜゜;)


沿道の石畳が、その歳月を醸し出しています。

すごい、日本昔話の世界だ。


ちなみに息子は・・・
「つまんない」「いきたくない」「つかれた」「あるけない」
のオンパレード。(^^;)

不満たらたらの、後姿です。
子供ってヤツは・・・
興味が無いと、なんでもブーたれて。

個人的に大好物の古い建物。
椅子を置いて、境内で一日ボーっと出来る。

息子の激しい抵抗は続き・・・
後ろ髪ひかれながら、瞬時に境内を後にします。

ほどなく歩き、向かうは・・・


まほろば里山公園
http://www.takahata-bunka.jp/category/1991961.html


縄文時代の古墳があり、大はしゃぎ。
神社仏閣をおとなしく見れるようになるのは、何時だろうね。

ニルスのふしぎの旅の「モルテン」発見。


2人で靴を脱ぎ棄て、小川に突入。
縦穴式住居でお化けゴッコ。

そして、1時間ほど、アスレチックで遊び倒します。



お盆休みという名の里帰りですが・・・

基本的に、大人は一時も休めませんでした。
子供達の持ち余るパワーに
振り回され続ける40代の夫婦。

もう慣れましたが、結構骨身に来ます。

子供が小さいうちは、仕方ないんですよね?

そのうち、口も利かなくなるって言うし。
今のうちに、子供を楽しまなきゃ。

つづく

2016年10月1日土曜日

生まれて初めてのキャンプ

もう10月ですね。
そういえば、お盆休みのレポートをするのをすっかり忘れていました。

今年のお盆は、恒例の妻の実家へ。(^^)

温泉とフルーツとラーメンの里、山形です。

そして、子供達もようやく人間らしくなってきたので・・・
待望の「キャンプ」を計画しました。
これを楽しみに、今年は年始から頑張ってきたのです。

山形のお父さんが探して予約してくれたのが、ここ!!



月山、弓張平オートキャンプ場

さっそく、テントを借りて、設営です。

子供達は、キャンプが何だか解らないのですが・・・
もう、大興奮のプチトランス状態。(^^;)

テントを組み立てるという作業に目を輝かせて、
手伝いという名の「邪魔」を存分にしてくれました。(笑)

借り物で初めて見るテント、説明書も無く・・・
悪戦苦闘の末、30分で完成。


子供たちは、あっという間にいなくなり・・・
探し回る親。

でも、都会のように車もバイクも走っておらず
不審者もいない

広大な草原なので、逆に安心です。

トンボを追いかけ、走り回る娘。

開放?解放?

日々、「それダメ」「これダメ」「あれダメ」という生活から
制限解除です!!


息子も消えて居なくなり・・・
冷や汗で、探し回った私。

テントから、400m離れた小川で、息子、発見。


ずぶ濡れで、夢中で遊んでおります。

もう、好きにしなさい。

さて、夕方落ち着いてきたところで・・・


ご飯の準備です。 

キャンプですから
食事は、もちろん、バーベキューですよね。
もちろん、父親の役目です。

炭に火を起こして、ひたすら焼きまくります。



山形のお父さんと、腹を空かした息子。
息子よ、見た目、農家のおっちゃんだぞ。(^^;)

子供達は、野菜は一切食べず・・・
ソーセージを腹いっぱい詰め込み・・・
おもむろに虫籠と網を手に・・・
2人、口をそろえて、「じゃあ、行ってくる!」と一言。
あっという間に草原の彼方に、走り去って行きました。

日々、食事の時に繰り返される妻と子供達のバトル。
「人参食べなさい」「サラダ食べなさい」
とくに、野菜嫌いの娘は、毎日叱られています。

キャンプだから、これも良し!!
大人も子供も、日々の日常からの解放です。


夜は花火。

星空は、異常なほどキレイ。

写真に収めようとしましたが・・・
だめだ、映らない。


あまりにも星の数が多く・・・
乱視でメガネをかけている自分を恨むほどです。

ああ、20年前は両眼とも視力2.0あったのにな~。

近くの旅館で、お風呂を借りて、汗臭い子供達を洗浄。
そして、キャンプ場に戻って
テントに家族でもぐりこみ
いざ、就寝。


テントの中で、初めての宿泊。
子供達は・・・

「まだまだ寝ないよ!ていうか、楽しくて寝れない!」

と言いながら、次の瞬間、疲れ切って爆睡。

それを、寝袋に詰める妻。


夜9時過ぎは、カブトムシやクワガタのゴールデンタイム。
一人、キャンプ場の電灯を歩き回りましたが、一匹も見つからず。

朝方、5時に起きて、クワガタやカブトムシを探しに一人歩き回りましたが・・・

どこにもいないな~。

残念。

子供たちは、7時ごろに起きました。
息子は、目を開けてテントで寝ている自分に驚いてました。(笑)

寝ぼけながら・・・
「そういえば、俺、キャンプに来てたんだ!」

そう、叫ぶと、テントを飛び出し
顔も洗わず、おしっこもせず、朝ごはんも食べず
アミを持って
瞬く間にどこかに消えて居なくなりました。


さすがに、後を追う私。

あ、居た居た。

朝から大興奮だな、息子。

つづく

2016年9月30日金曜日

厚顔無恥

原発事故直後の衆議院議員選挙・・・
自民党の公約には、こうありました。

全てのエネルギーの可能性を掘り起こし
社会・経済活動を維持するための
電力を確実に確保するとともに
原子力に依存しなくても良い
経済・社会構造の確立を目指す

「原子力に依存しない社会を目指す」

そう公言し、自民党は大勝しました。
公約から、4年。

世界一危険とされる高速増殖炉もんじゅに対し・・・
安倍総理大臣は、昨日こう言い切りました。

高レベル放射性廃棄物の管理を安全にし
資源を有効に利用する観点から、必要だ。
エネルギーの安定かつ低廉な供給と
気候変動問題の対応を同時に実現するため
原子力は欠かすことが出来ない。

※寒い発言なので、文字を青で表現しております。

そして、もっと驚くことに・・・

元、プロレスラーの馳前文部大臣がこう仰いました。

原子力規制委員会からもんじゅに対し
物理的、技術力、費用、予算で可能な限度を超えた
要求水準があった。
彼らには血も涙も無い。
もんじゅは、継続して稼働すべき。
ハードルを高く上げてほしくなかった。
もんじゅを設計し、建設し、出力40%までだが
それでも、動かしたのは大きな成果だ。

ええと・・
先のたった4年前の自民党の公約には・・・

原子力の安全性に関しては
独立した規制委員会による専門的判断を
いかなる事情よりも優先する。

と、掲げられています。

「規制委員会の判断はなによりも優先する」

馳さん、ジャイアントスイングで回り過ぎたんでしょうね。
「血も涙も無い」って、そりゃアンタらの言動でしょう(失笑)
自分の客観性が全く無い発言を・・・
微塵も気が付いていない。

歯止める役目の、公明党さん。
4年前の公明党の公約には・・・

一年でも早く原発ゼロを目指す

とありました。
皆、御年を召して、記憶力を失ってしまったのでしょうか?

舌の根も乾かないうちに、権力を握ったら、この通りですよ。
ひどい連中です。
沖縄の基地問題も、安保も、自衛権も、TTPも、すべてにおいて、こうです。

「税金の3兆円ぐらいでガタガタいうな。」
と仰った、オリンピック組織委員会会長の森喜朗も・・・

「豊洲は俺も騙されてた。」
と仰った、現形状を推し進めた張本人である元東京都知事の石原慎太郎も・・・

今の自民党及び原子力政策を造ってきた張本人です。

あれが、権力を握ってきた政治家のなれの果てですね。(TT)
感性が無くなってしまう。
もはや、妖怪のたぐいで、人間ではない。

恥を知ることなく死んでいくのかな。

マスコミは、来年1月に解散総選挙などと仰ってます。

彼らの「お財布」と成り下がっている我々国民。
客観的に政治家を見ると・・・
TVドラマなどに出てくる
お金を稼ぐ妻の金をギャンブルにつぎ込む「ヒモ夫」のよう。
まあ、妻の知らないところで借金ばかり作って
人の金を我がもの顔で、使いまくる。

鉄槌をくださなければ。

といって、蓮舫総理、野田佳彦官房長官
・・・
・・・
・・・
それは、ないな。
絶対。

第三極、望む。





2016年9月29日木曜日

本当にやるの?

しかし・・・
本当に、やるんですかね?

東京オリンピック。

なんだか、無茶ですよね?

東京新聞、鷲田清一さんのコラムに気になった部分がありました。

今、高齢化率が高いのは、東北や四国
しかし、高齢化の増加数でみれば、東京が危ない。

東京は、団塊の世代がやがて後期高齢者になるころに・・・
人口の「破壊的」なアンバランスが生じるであろう。

東京は出生率が全国で一番低くく、失業率もつねに上位である。

大震災の時・・・
東京に住み働く人たちが経験したことは
まさに大都市で暮らすことのリスクそのものであった。

電車が止まれば。自宅に帰ることも出来ない。

スーパーやコンビニの棚から、食料・飲料・電池等が瞬く間に消えた。

流通が止まれば、明日の暮らしにも困るという、生活の異常さである。

「社会というものの適正サイズ」
あらためて根本から考え直さなければならない時代に、入ってきているのだと思う。

・行政システム
・グローバル経済
金融市場

これらに生活の基盤をそっくり預けてしまっている都市型の人たち。
有事には、何もできず、生きる術を知らない。

いざというときに駆動できる生活者としての地力。
それを、東京都民はどう蓄えておくか?

そのための生産と流通の仕組み
育児・介護などの素手での相互扶助が可能なコミュニティー
いざとなればすぐに帰宅できる就労先

それぞれの適正なサイズというものがどういうものか?
そのチェックを今、きちんとしておかないと
これからの暮らしは立ちいかなくなるのではないかと思うのである。

「適正サイズ」

逸脱してますよね。
今の都政は。

しかも、都民無視。

オリンピックという言葉だけを巧みに使い・・・
箱モノの公共事業を大手企業に落としたいだけ。

より一層、一極集中を招こうとしている。

政治家はやっぱりバカなんですよ。
ちがうでしょ?
政府が今やらなければならないのは、地方分散でしょ!

オリンピックは、東京オリンピックじゃなく、日本オリンピックにするべきで・・・

できる限り、会場を地方に分け与えるべき。

そこで、地方に目が向けば・・・
地方再生につながり、東京の企業がばらけるキッカケになり
東京でしか就職先が無い人たちが、自分の故郷にもどれることになるかもしれない。

地方には、古くからのコミュニティーが生き残っており
行政・経済・金融に頼らなくても、生きる術があります。

今からでも、遅くないと思うんだけどな~。

身の丈に合った「適正サイズ」
大事ですよね。

2016年9月27日火曜日

湘南ボウル

私が中学生のころ・・・
良く行ったところがあります。

湘南深沢にある「湘南ボウル」です。

もう28年前の話です。(^^;)

その湘南ボウルに、先日、25年ぶりぐらいに訪れました。


ああ、キレイになってる!!
昔は、さびれた感じだったのに。
しかも、平日の昼なのに、超満員だ。(^^;)

流行ってるぞ!!

息子と娘は、生まれて初めてのボーリングです。

よって、軽いトランス状態。


大興奮で、あっち行ったりこっち来たりと、走り回ってます。

お隣のレーンの方には、大変ご迷惑をおかけすることに。(TT)

投げ方を教えて、2ゲーム目で・・・
息子は、ご覧のとおり。


まさかのパワーボーリング。

凄いな、6歳の学習力と吸収力は!!

さすがに、4歳の娘は、6ポンドの玉は重すぎて、持てない。
子供用の投てき器みたいなものがあり、それでゲームしました。

生まれた初めてのボーリングの成績は・・・


4歳の勝ち!!

また一つ、生まれて初めての体験に立ち会えて・・・

良かった。(^^)


2016年9月26日月曜日

相続割合

さて、相続の話の続きです。

今、相続税は基礎控除額が3,000万円+(600万円×法定相続人数)となっています。
それとは別に、配偶者は法定相続をしている限り、税金がかかりません。
それ以外でも、16,000万円を超えなければ、無税となります。

そして、一番、皆さんが勘違いをしている部分。

誰がどんな比率で、相続を主張できるかです。
ご主人が死亡した場合を例にしてみます。

①子供が居る場合

※子供が居る場合は、妻が半分、子供達がその半分を分け合います。
他の人たちは、一切、相続を主張できません。


②離婚した前妻に子供が居る場合

※前妻の子供も、今の妻との間の子と同じ権利を有します。
ただし、子供が居ることを主張して、前妻が相続をすることは出来ません。


③離婚した後に死亡


※離婚した妻の子供が全て相続します。


④子供が居ない場合

※ここで初めて主人の両親が相続を主張できます。


⑤子も主人の両親も親もいない場合


※死亡したご主人の兄弟が4分の1の相続を主張できます。
人数が多くいても、この4分の1を当分することになります。
ただし、遺言で兄弟姉妹は、排除することが可能です。


⑥ご主人の兄弟もすでに亡くなっていてその子が居る場合


※ご主人の兄弟の子供が相続を主張することが出来ます。
ただし、甥姪は遺言状で排除することが可能です。

どうです?
ご存知でしたか?

奥さんが全てを相続できるわけではないのです。

若いと、遺言などを考えることは無いでしょうね。
だから、突発的な事故などで命を落とした場合は、法定相続を進めるしか方法はありません。

ですが、そうなると・・・
今住んでいる家なども相続対象となり・・・
②や⑤のパターンだと、今までのまま住むことが出来なくなる可能性があります。

もし突発的な事故があった時も、家族を守る為・・・
お子様が居ないご家庭や、離婚歴がある方は、遺言を作成されておくことをお勧めします。





2016年9月25日日曜日

知ってるようで知らない相続

不動産の仕事をしていると色々な相談を受けます。
その中で最も多いのが、相続です。

特に、鎌倉に点在する分譲地は
その多くが昭和40年前後に開発された物が多く
当時、皆さん30代や40代でご購入されています。

現在、その方たちは、70歳後半~80歳超となります。

相談事の内容は・・・
遺言の効果や、相続の対象者に関すること。
はたまた、課税額や節税方法など、多岐にわたります。

これらの相談は、様々なところで受け付けています。

大手不動産業者
大手建設会社
大手不動産仲介業者
銀行
信託銀行
保険会社
etc

この相談、入口を間違えると・・・
税金対策という名目でアパート経営を斡旋されたりします。

そして、「30年借り上げ」という、一見おいしそうな話に飛びつき
終の住まいを取り壊し
アパートを建築するため、多額の借金を背負ってしまうケースも。
しかも親子ローンで、子供を巻き込んで。

何も知らないご老人に対し、「30年借り上げ」という飴をぶら下げ
暴利をむさぼっている大手業者を知っています。

実際、5000万円程度で建築できるアパートを
9000万円で請け負っている大手業者を知っています。

しかし「賃貸保障」などと言いながら、その契約書をみると・・・
家賃の改定や不測の事態での契約解除が、アリンコのような小さな文字で謳ってある。
その事の重大性を注文者であるご老人の多くは知りません。(^^;)

すでに、今、空き家が社会問題になっている昨今。
20年や30年、家賃が保証されるなどというのがありえないのは
普通に不動産業に従事している人間なら解るはずです。

家賃を保証する借り上げ会社が、10年先に存在しているのかすら
怪しいのでして。

あ、そうそう。
安普請で建てたアパートは、メンテナンス費用が多額に掛かります。

このメンテナンスの工事も自由度はありません。
建設した業者に任せる特約が、契約書に明記されていたりします。
しかも、普通ではない、恐ろしく高い金額です。(^^;)

もし・・・
相続対象の不動産で賃貸経営を考えるなら・・・
第三者の不動産コンサルタントやファイナンシャルプランナーに一度相談することをお勧めします。

一言だけ言わせてください。

「渡る世間は鬼ばかり」ですよ。

つづく

2016年9月24日土曜日

ニュートラルという術

東京新聞で連載中の「横尾忠則」の連載が面白いです。

その中で、とても印象深い一説がありました。

良いことの後には悪いこと、悪いことの後には良いことが必ずやってくる
この運命の法則を、今までの人生において、自分の肉体を通して体験させられてきた

だから次々と生じる変化に対しても・・・
常に感情的にはニュートラルに対応する術を自然に学ばされた

そして、それらは自分から仕掛けるというモノではなく
決まって向こうから仕掛けて来る

ニュートラル。

なるほど、ニュートラルか。

武道でいう「平常心」ですね。

結局は、そういう事なんですね。
そこに行きつくんだ。

そして、良いことと悪いことの繰り返しが・・・
運命の法則なんですね~

人生はサーフィンのようなもの
波にのまれても、また次の波に乗ればいい

これは、女性サーファー「ベサニー・ハミルトン」の言葉です。
彼女は、13歳の時サメに片手を食いちぎられ、肩から先をすべて失い・・・
その後、片腕で世界一になったプロサーファーです。

目の前の波に乗らなければ、何も生まれないんだよと、仰ってる。
悪い出来事に出くわし、そのから逃げてしまったら
良いことからも逃げてしまう事になるのだ。
というのを、体現されている御仁です。

そういえば・・・和製チャップリン、萩本欽一さんも同じこと言ってます。

不運だけとか幸運だけの人生なんてあり得ない
不運の後には、必ず幸運がやってくる
だから嫌なことや辛いことがあったら、「ラッキー」って思わなきゃ
次は、必ず幸運がまわってくるんだから

辛い時はは、大きな運をつかむ予兆
そこを逃げずに踏ん張ることが大事
人は誰しも同じ分だけ「運」を持ってるのだから

人は、つねに良いことと悪いことの天秤に乗っている。
そのバランスを自分で取ることはできない。
唯一、上下しないで居る術は、逃げること。
「俺は、良いことも悪いことも無いよ」なんて言っている人は
常に逃げ回っている人なんだと。

たまにいますよね。
「俺の人生には波がない」
なんて自慢している人。
なるほど~、そういうことなのか~!?

う~ん。


法則とは「決まり事」という意味です。
その躁鬱の法則に立ち向かうには・・・心を平静に保つ。

ニュートラル。

物凄く、難しいですね。
それを、どうやって手に入れるか?

日本の古武術が、ひも解いてくれそうです。

合気道の開祖「植芝盛平」の言葉。

合気道の極意は、己れの邪気をはらい
己れを宇宙そのものと一致させることにある
その方法は、「愛」である
愛は争わない
愛には敵はない
何ものかを敵とし、何ものかを争う心は
すでに宇宙の心ではない
愛とはすべての守り本尊であり
愛なくばすべては成り立たない

だから武技を争って勝ったり、負けたりするのは真の武ではない

真の武は、いかなる場合にも絶対不敗である
すなわち、絶対不敗とは、何ものとも争わぬことである

勝つとは己れの心の中の「争う心」に打ち勝つことである

己れに与えられた使命を成し遂げることである

なるほど。


「争うな」が、結論ですか。

争わなければ、負けない訳ですね。
敵を作らなければ良いのか。

真理ですね。

2016年9月23日金曜日

喉に食べモノが詰まったら

子供やご老人が・・・
のどに食べ物を詰まらせる事故がとても増えているそうです。

会話をしながら食べている時に多くが起きるのだとか。
会話をしていると、意識が散漫になる。
その状態で、食べ物を口に入れる。

この時、小さい食べ物だと、息と一緒に飲み込んでしまう。
すると、誤って気管に入り込み、気道を塞ぎ、息が出来なくなる。

食道と気管は、隣り合わせです。



(画像はエルメットエイザイさんのHPより)

どこが気管でどこが食道か、解りますか?

みなさん知らないですよね。
知ると、ビックリすると思います。


(画像はエルメットエイザイさんのHPより)

気管の方が、太く広いのです。
つまり、紙一重なんです。
息をしながら食べ物を食道に導く体の神秘です。

だから、夢中で話をしながら・・・
無意識に食べ物を口に持っていくのは・・・
危険極まりない行為といえるのです。

目の前で、子供やご老人が喉を詰まらせたら?
身近にいる人は、どうすれば良いでしょう?

知識が無ければ、なすすべありません。
救急車を呼んでも、最短でも15分はかかります。
それでは、もう助かりません。

何種類かの吐き出させ方法があるようですが・・・

個人的に、女性でも一番簡単にできる方法は、これだと思います。


(詳細は、ケイオプティコムさんのHPをご覧ください。)

立膝で、その上にうつ伏せに乗せる。
顔を胴体より下にさせて、膝で胸を圧迫させて、肩甲骨の間を掌の甲で、強く5回たたく。

とても簡単です。

気管に詰まらせても、すぐに取り除いてやれば、何でもないんです。
すぐに元の元気な我が子です。
元の日常に戻ります。

でも、慌てて3分も詰まらせたままだと、窒息してしまい・・・・

命が消えてなくなってしまうんです。

何かあったら、救急車を呼ぶ前に、自分で救急救命が出来るようにする。

親として、必ず知らなきゃいけない知識ですね。
そう、何よりも!



2016年9月22日木曜日

動く貯金箱

前にも書きましたが・・・

「楽しい」という言葉。

この語源は、目の前の人が踊っている姿を形容したものなのだそうです。
つまり・・・
楽しいといのは、他人から得るものなのですね。

「日々の生活が楽しくするには?」

そんな住宅雑誌を良く目にしますが・・・
ただ単に自分好みの雑貨や家具を変えるだけでは、意味が無い。

一人では完結しない訳です。

日々の生活の中で、周りに人がいて、その人たちが喜んでいる。
鼻歌を歌う、ウキウキして踊る。
それを見て、初めて自分が楽しくという言葉なんです。

今では、テレビのバラエティー番組がその代用となってしまっています。

だから・・
現代では、画面越しに笑い踊っている人をみて楽しんで・・・
テレビ画面の前では笑ってる。実際の家は、会話も無いなんていう夫婦や家族もいる。

そんな家は、いっそのこと、テレビを捨ててしまえばいいのだと思います。

さて、私は・・・
「どうすれば、日々楽しくなるか?」
という部分を、住宅を建築するときに考えます。

実生活でも、家人が少しでも楽しくなるような事を日々考えています。

といっても、自分のことは二の次三の次になるのですが・・・

例えば・・・
我が家では、子供が親の手伝いをするとお駄賃を上げる決まりがあります。
1回手伝いをすると100円玉一枚です。

今、彼らの主要の手伝いは毎朝のゴミ捨です。
6歳息子と4歳娘が、家から100m以上離れたゴミステーションへ、カートにゴミを乗せて、毎日捨てに行きます。

朝起きて、トイレに行って顔を洗って着替えて、ゴミ捨てです。もう1年以上続けており・・・
町内会では「親孝行兄弟」として、有名となっています。(^^)

ご近所のおばあちゃんやおじいちゃんから
「偉いね~!!」と
ミニトマトを両手いっぱいに戻ってきたり・・・
柿やミカンをもらってきたり。

戻ると、手を洗ってから、お駄賃です。

100円玉は、貯金箱に直行します。

普通の貯金箱のイメージは、ブタですかね?



(※画像は、アマゾンUXCELLより)

我が家は、一味違います。

我が家の貯金箱はこれです。


動画が見れない方は、下記をクリック。

どうです?

100円を入れるのが、日々、楽しくてしょうがない貯金箱!!!

喜ぶ息子たちをみて、親が楽しむ。

100円のお手伝いは、一か月で3千円貯まります。
二人で6千円です。

それで、親の毎日のゴミ捨ての手間が省け・・・
毎日何か手伝いをしなければならないという教育ができ・・・
さらに、お金はタダでは貰えないという意識を持たせ・・・
さらに、玩具は日々貯めた自分のお金で買うという概念を育む。

安いですよ! 塾に大金を払うより、凄い勉強になるのです。(^^)