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2016年5月1日日曜日

造作家具

先日、ご紹介した鎌倉市岡本の建売住宅B棟。


遠藤大工が、造作家具の制作の真っただ中です。

これは、ご購入されたお客様から追加注文いただいた「AVボード」です。

下部のボードが完成しました。


ランバーコアで下箱を3つ作り
組み合わせて、上部にタモの集成材カウンターを載せました。

どちらも無塗装品のため、塗装で仕上げる必要があります。

さて、この上部にさらに箱を組んでいきます。

箱は、すでに4つ別々に組み上げています。


この手のAVボードは、メーカーから既製品が多く出ています。

でも、どえら~く、高い。(^^;)

また、既製品なので、シート系の面材となります。
ここは、リビングのメインになるので、ぬくもりを出したいのです。

やはり、大工の手造りは、仕上がりが柔らかいんです。


塗装屋の石井さんと大工の遠藤さんと、打ち合わせ。

そして・・・
夕方に完成。

下が全貌です。


上部吊戸には、扉が付きます。

吹き抜け天井のリビングに造り付けの造作家具。

贅沢ですね~。

ちなみに、何度も言います。
この住宅は、建売住宅です。

あしからず~。(^^;)

2016年4月30日土曜日

歯が抜けた

3日前のこと。

仕事を20時に切り上げ・・・
家路へ。

玄関を開けると、息子が駆け寄ってきた。
そして、開口一番

「トンちゃん、俺の歯、抜いてくれ!」

数日前から、前歯がグラグラだったんですね。

どれどれと、覗き込んでみると・・・
すでに後ろから新しい歯が生えてきているではありませんか。(゜゜;)
数日前にチェックしたときは、なんともなかったのに。
早いな。

仕方がないので、休む暇なく、息子の歯を抜くことにしました。

それにしても・・・
ふつうの子供は・・・

嫌がるものですよね?
私のイメージでは、抜こうとする親に抵抗する子の図です。

痛いですし。(^^;)
血、出ますし。

だけど、わが息子、「早く抜いてくれ、明日じゃ遅い!」
と、大騒ぎ。

さっそく、糸を用意して、前歯に巻き付け・・・

「いいか?」

と聞く私に

「準備万端!カウントダウンするよ!」

という、息子。

で、自分でカウントダウインし始める。
あわてる私。
息子のカウントに合わせて、「エイっ!」と、引き抜く。

「パキンッ!」

という小さい音に合わせて、歯が空中に舞う。

その瞬間、息子、両手を上げ「やったーッ!!」と雄叫び。



あれ?
おかしい。
絶対におかしいぞ。

普通だったら、「痛い~!」って、泣き叫びますよね。

抜けた後から血が吹き出ますが・・・
5歳の息子・・・

笑いながら・・・
家の中をスキップ。
「抜けた♪抜けた♪歯が抜けた!」と、乳歯を持って踊っています。

こりゃ、大物だ。(親ばか)

それにしても、これから、すべての歯が抜けるんですよね。

子供の永久歯は、こんな臨戦状態だそうです。



ぎゃ~
気持ち悪い~。

こう見ると、きれいに生えそろって出てくるなんて、軌跡のようですね。

わが子の永久歯たち、きれいに生えてきますように。(人-)オイノリ

それにしても早い。
4年前は、こんなだったわが子たち。


http://heisei-shonan.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post.html
↑↑4年前のブログ

色々とあったので・・・
「あっという間」という言葉では片付けられませんが・・・

子供たちの成長と・・・
老いていく我々のスピードに・・・

圧倒される日々です。



2016年4月29日金曜日

家は、手造り

当社売主の建売住宅「鎌倉市岡本」にて

B棟を担当する遠藤大工


造作家具に取り掛かっています。

「AVボードの棚のコード通しはどうしますか?」

と、遠藤棟梁。


話し合って・・・
中棚を5cm空かして、再度はコア抜きにすることに決定。

吹き抜けの落下防止の柵も、遠藤棟梁のお手製。


かっこいい(^^)

無垢の化粧柱に、蚤でホゾを掘り込み、寸分の隙間なく手すりが収まってます。(^^)


A棟は、既に大工工事は終わっています。

建物内部は、仕上げの工事真っ最中。

大進タイルさんが、洗面所の床とトイレの床を施工中。

リクシルのサーモタイル「ソフライムⅡ」


最近「平成さんの家は、長期優良住宅ですか?」と良く聞かれます。
以前は、当社も長期優良住宅を手掛けていました。

が、長期優良住宅の場合、床にタイルを弾くことができません。
「クッションフロア」にしなければならないんですね。
クッションフロア。
個人的に、大っ嫌いなビニル製品です。

やはり、素材が大事。

クッションフロアは、プリントされた印刷物です。
タイルや床に似せた悪くいうと「ニセモノ」です。

タイルの素材感は立体的です。
本物に勝るものは、平面的なものでは得ることができません。

当社は、本物志向で行きたいのです。


トイレの床も、個性的な本物のタイルです。
どうです?

C棟も造作家具に取り掛かっています。
担当するのは、大親方の渋谷棟梁。


キッチンの造作。


玄関ホールを抜けると、左側の壁は、本棚となっています。


建売住宅で、これだけふんだんに造作家具がある家。
個人的に見たことありません。
(あったら、教えてください。)

階段室天井は、杉板張り。
見事。
これも、本物です。


一枚一枚、幅90mmの板を大工さんが組み上げました。

見た目は、一般的に使われている化粧ボードでも補えるかもしれません。
でも、実際、現場で見比べると、雲泥の差です。

当社は、木に似せたクッションフロアや化粧ボード・化粧シートは一切使いません。
または組み立てるだけの造作キットも使いません。

すべて、大工さん手造り。
木のぬくもりを感じる家。
気遣いと心配りをした配置と間取り。

そんな家に住むと・・・
住む人も、物腰やわらかく住めるんですよ~。


2016年4月28日木曜日

三菱みなとみらい技術館

先週の休日。
家族で、みなとみらいへ。

目指すは、ここです。


平日の、穴場!!
「三菱みなとみらい技術館」です。

週末は、来客が多く、並んで大変なのですが・・・
平日は、ほとんど貸切状態。


自分の好きな形色のお魚を作って泳がせることができるブース。


息子も、娘も、夢中。(^^)


「物を新しく作る」という遊びは、個人的に好きで・・・

子供たちにも、いっぱい触れてほしいと思う私。

潜水艦のシミュレーター。


機械自体はすごい本格的ですが、ゲーム性は低いです。(笑)
でも、息子、楽しんでます。

バスの運転手さんの疑似体験ができるシミュレーター。


これも、これだけの機械なのですが、ゲーム性は低いです。(^^;)
でも、息子は夢中。

ゲームセンターのゲームが高度すぎる昨今。
天下の三菱さんですから、もうちょっと頑張ってほしいですね~。
と思う、大人の私。

宇宙服に入って、パチリ。


さて、この技術館のメインがこれ。


ジェット機の離着陸体験ができるシミュレーターです。

ただし・・・
とっても難しい。


妻、墜落中。(^^;)

2016年4月26日火曜日

横須賀の調査は一日仕事

今日は、久々に昼飯を食べる余裕が無く・・・(TT)


①朝一、売地「鎌倉市岡本」のお客様と建物の打ち合わせ。

②北鎌倉宅地造成設計の契約

③お客様宅に届け物

④新築住宅「鎌倉市上町屋」2棟現場にて打ち合わせ

⑤新築住宅「鎌倉市岡本」3棟現場にて打ち合わせ

⑥鎌倉市扇が谷の新規物件の下見

⑦新築住宅「鎌倉市浄明寺」1棟の打ち合わせ・周囲挨拶回り

⑧京急長沢駅にて、物件の調査

⑨横須賀土木事務所にて調査

⑩横須賀市役所にて調査

⑪横須賀法務局にて調査

⑫寒川にて土地の仲介の現場確認

⑬19時半に帰社。

寒川の物件、調査する時間がありませんでした。
明日、休みなので・・・
木曜日、継続調査となります。

さて、これから、雑務処理です。

頑張ります。






2016年4月25日月曜日

造作家具続々

さて・・・
鎌倉市岡本のA棟にて・・・

「・・・・が一杯あるので、どうにかできないか?」

と、お客様から、ご相談がありました。

そこで、私、考えました。
何か、良い手はないだろうか?と。

そして、アイデアをスケッチにして、大工の井関さんに相談しました。

そこで、出来上がったのがこれです。


ランバーコアで造作した、井桁です。

さて、なんだと思います?

この造作棚とセットになります。


笠木には、溝を掘ってもらいました。


幅6mmの溝です。


細かい収まりは、富士工芸の若大将を読んで、打ち合わせ。

さて、どう収めるか?

現場で、あ~だ、こ~だ、ケースケ(富士工芸の若旦那)と井関棟梁が腕組みしてます。

30分ほど、打ち合わせして、収まりが決定しました。
仕上がりが楽しみです。

それにしても・・・
私の空想を、きっちりと形にして収めてくれるんです。
腕の立つ大工さんと付き合えて、本当に感謝です。

これ、腕も経験もない大工さんだったら、形になったとしても、後日クレームになります。
優れた大工の造作は、耐久性も剛性もあり、使い勝手も良く、美しい。(^^)

現場は、大工工事が完了しました。


井関棟梁は、すでに新しい現場「浄明寺のガレージハウス」の準備に取り掛かっております。

完成したら、何だったのか、ご紹介しますので。
しばらくお待ちくださいませ。




2016年4月24日日曜日

造作家具

当社売主の新築分譲住宅「鎌倉市岡本」にて

建物完成まで、ラストスパートです。


遠藤大工が受け持つ、B棟の内部です。

吹き抜けとロフトが絡み合った複雑な形状です。

下の写真は、2階廊下から見た吹き抜けとロフト。
リビングの天井となる吹き抜け天井は、杉板張り。


オレンジ色の柱は、化粧柱です。
きれいな紀州の杉の特一等です。

オープンキッチン袖壁もダイニング側から使える棚を造作しています。


階段には、お客様のご希望で、ニッチ。


1Fトイレは、階段下となります。

カウンターを造作して、便器を手前にだして・・・
天井に頭が当たら無いよう、階段下なりで天井下地を組みます。


トイレ前の壁は、ランバーコアで化粧棚を製作。
壁の中に埋め込む形で納めます。


2Fにも造作の本棚。


子供部屋には、窓上にタモの集成材で、収納棚を造作。


これから、リビングに大きなテレビ台を造作してもらいます。
(お客様からの追加注文)

ウッドデッキも追加となりましたので、全て完成後に造作開始予定です。

あと、1ケ月でキッチリ仕上げ・・・
すぐに引っ越しが控えてます。

もう少し、がんばりましょ~




2016年4月23日土曜日

外壁の杉板

当社売主の鎌倉市岡本にて・・・

下屋の外壁、仕上がりました。



施工中「珍しく、赤身ばかり入ってる」と、井関棟梁。

外壁に板を使う場合、「赤身」が絶対条件となります。

杉や松の場合、白身・赤身・源平と大きく分けて、3種類あります。
木の幹を断面で見ると・・・
芯に近ければ近いほど、赤色が強くなります。
木は、成長とともに太くなるので、芯に近ければ近いほど、年輪を刻んでいて強い。


(画像は、山長商店さんのWEBサイトより)
http://yamacho-net.co.jp/brand.html

白身は、キレイですが、外側にあるやわらかく若く弱い層なんです。

だから、外部に使う板は、問屋に「赤身」で指定をします。
しかし、大体が、3割前後、白身が混ざっていて、酷ければ、さらに2割が源平。

源平は、一枚に赤白がある、中間層の年輪部分の板となります。



外部に使うのであれば、源平も避けたい。
よって・・・
白身や源平を弾く前提で、最低でも3割増しで板を頼む必要があります。

今回の吉野杉は、日本の銘木の三大産地。
ほとんどが赤身で統一されています。
さすがというところでしょうか。

そして、完成。(^^)



吉野杉の赤身、本実特一等の外壁となります。(^^)


美しい。

屋根を設けているので素地のママでも良さそうですが・・・

破風・鼻隠しに塗った色で仕上げる予定です。

室内で作業をしている石井塗装さんと打ち合わせをし・・・


(何を塗っているのでしょう?)

ドイツ「オスモ社」のウッドステインプロテクターのチーク色で仕上げる事とします。



ただし、2度塗をすると木の目が塗り潰れてしまうので・・・

1度塗で仕上げるのが良さそうです。(^^)

2016年4月22日金曜日

将来の夢

私が子供のころ・・・

「将来なりたい職業は?」

という問いを、度々、大人たちから受けた記憶があります。

男は基本的に馬鹿だから、今も昔もあまり変わりません。

小学生男子の現代の一位は「サッカー選手」です。
我々のころは、ダントツで「野球選手」でしたねぇ~。

でも、女の子は、昔と今で大きく変わっているようです。
これを見てください。
http://www.kuraray.co.jp/enquete/occupation/2014/girls.html
(株式会社クラレさんのWEBより)

気が付きませんか?

我々の子供のころに、女の子達が夢見た・・・
あれです。

あれが、トップ10のどこにも無いんですよ。

そうです。

「花嫁さん」です。

私の記憶では・・・
教室の女子のほとんどが「将来は花嫁さんになりたい。」と答えていたんです。

ランキングの20位辺りに「主婦」なんてありますが
ちょっと、ニアンスが違うんですよね。

私の記憶が確かならば、小学生で皆、こんなこと言ってました。

「赤ちゃんが欲しい」
「子供がいっぱい欲しい」

今の子供達の価値観からすると、失笑されるのでしょうか?
「豊国主義」なんて、言われるかも。(^^;)

総務省にこんなデータがあります。



我々の子供のころと比較して、
女性の労働人口が、1.5倍にもなっているのです。
(男性の労働人口も同じ比率で増えています。)

昔は、高校生の時分に、「花嫁修業」なんて言葉を聞きました。

今では、死語ですね。

今の女の子は、進学することで頭が一杯。
学校や塾に通い詰めて、勉強・勉強・勉強。

なんで、こんな世の中になってしまったのでしょう。

当時・・・
小学生の子供だった私も42歳になりました。
30年後の未来に生きています。

子供のころの夢は「サッカーのゴールキーパー」だったかな?それが、なぜかリアルエステイトに従事しています。
(それはさておき)

過去と未来を見比べてみて、思うんです。

「当時の教育の方が、間違ってなかったんじゃないか?」


好きな人と結婚して、同性を名乗り、子供を作り、育てる。
当時の女の子が持ち合わせていた価値観。
遅ればせながら、40歳過ぎて、現在進行形で行っています。

2児の親となり、日々、怒って笑って泣いて・・・
そんな日々、悪くないんです。

妻と、365日、子育てに全力投球。
日々、過労でスッタモンダ。
そして、毎日が未知との遭遇です。

それが、なかなか楽しいのです。
物凄く、楽しいのです。

そこには・・・
生き物として確固たる・・・

「生きる価値」
「生きる理由」

を、感じるのです。

私が今に至る30年の間に・・・ 専業主婦が人権侵害のように言われた時代がありました。
「女性は、子育てに忙殺され、社会的に虐げられている。」

そんな主張の下、現代社会が構築されたように思います。

結果、女性へ独り立ちを諭し、就職を求める。
とにかく成人したら働く。
良い収入を得るために、勉強する。塾に通う。

それって、正しい価値観なんですかね?

子供を産んで育てるって、偉大です。
40歳になるまで、色々な事をして来ました。

ですが、こんな凄い事は、今までに経験は出来ませんでした。
それほど、エキサイティングな日々です。

現代の若者たちの多くが
「生きる意味を見いだせない。」
なんて、言っていますが・・・

自分の命を分け与えた「もう一人の自分」が居るのと居ないとでは、日々見る景色も感覚も感性も、異質なんです。

そして、人の為に生きるという強烈な責任感。
それが、人を人とする。

これは、経験しないと解りません。
実際、私も子供が大っ嫌いな人間でしたから。

先日、漫画「東京喰種」でこんなくだりがありました。

失っていくしかない
この世界で
唯一の望みは
「つながる」こと
植えた種が
花を咲かせること
・・・花がまた
種をおとすこと

本当に、そうだと思います。

そこが無くなったら、人間は本当に生きる意味を失うのだと思います。


2016年4月21日木曜日

道路拡張&舗装

当社売主の売地、鎌倉市岡本にて
http://www.heisei-shonan.co.jp/urinusi/oka2uchichi.html


全面道路の拡張工事及び、舗装工事が始まりました。


手前の4mの私道(公道移管手続き中)から、そのまま奥まで道路が繋がる形状となります。

よって、大きく生まれ変わります。(^^)


左側に見える更地部分が当社の土地となります。

土曜日の午前中には、アスファルトが打ち終わる予定です。

日曜日に見に行っていただくと、見違えるような状態になっていると思います。

月曜日から、奥のブロックを補修し、フェンスを取り付けたら、完成です。

ご期待下さい。