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2015年12月21日月曜日

まりも食堂


以前から、ずっと気になって来た事の一つ。

常盤のタクシー会社「鎌倉江ノ島ハイヤー」さんの前にある・・・
食堂。(^^)

「入ってみようかな?」と、思い続けて10年以上。

今まで、足を踏み入れることが出来きなかったお店が、先日、鎌倉のグルメ本で紹介されていました。
しかも、老舗として1ページ丸々。

「ガテン系」
「ドカメシ系」

なんとも、私向きのお店だったんですね。(゜゜;)

5年ぐらいまえ・・・
お昼、意を決して入ろうと思って、店の前まで行ったことがありました。
でも、入れなかったんです。
なんていうんですかね。
一見さんが、物凄く入りにくい雰囲気なんですよ。(笑)

そうか~

雑誌の写真、美味そうですね!!!

今度、家族で10年越しにチャレンジしてみようと思います。


2015年12月19日土曜日

高基礎モルタル仕上げ

今日は朝一、昨日の階段仕上げの続きで、基礎仕上げから。


基礎をモルタルで仕上げていきます。

高基礎部分は、今回は刷毛引き仕上げ。
シーラーを塗り、乾かした後、下塗り。
その上に1cmほど厚塗りして、刷毛をひいて仕上がりです。


お昼過ぎにはここまで仕上がりました。

完璧な仕上がりです。

左官の飛鳥工業さん、有難うございます。
おかげで間に合いました。(^^)

明日、お客様と引き渡しの立会となります。

2015年12月18日金曜日

ブログを書く時間が・・・

年末、差し迫ってきました。

昨日から、てんやわんやの状態です。
現在進行形で・・・

●注文住宅K様邸、年内お引き渡し。
●建売住宅山崎、年内お引き渡し。
●注文住宅T様邸、年内大工工事終了目標。(1月末お引渡し)
●リノベーション材木座、年内外装終了目標。(1月末お引渡し)
●外構工事T様邸、年内お引渡し。
●建築中建売住宅、1件。
●土地仕入、年内引き渡し1件。
●土地仕入、年内契約1件。
●年明け早々、古家解体現場2件。
●新規建売住宅、建築確認申請4棟。
●新規建売住宅、建築家依頼2棟。
●新規建売住宅、宅地造成計画2棟。

昨日は、それらの段取りに追われ、ブログを書く事が出来ませんでした。

とにもかくにも、引き渡し前の2物件が大優先。
手塩を掛けて造った「我が家」です。
お客様の元へと旅立つ前に、最後の外部仕上げ、内部総点検総仕上げを行っています。

K様邸は、引き渡しを21日に迫り・・・


じつは、外構がまだ終わってません。(TT)
階段と高基礎の仕上げは、左官屋の飛鳥工業に依頼。

左官仕上げの最中に、湘南トウヨー住器さんがサッシの点検と、雨戸の取り付け。
私が朝一で、キズ等のチェックをして、それをリペアワークスさんがリペア。

その他、材木座の足場ばらし。
T様邸の外構工事の土間コンクリート打ち。

それに付随して、火災保険やらカーテン工事やら、ポストや表札やらと・・・
見積もり、打ち合わせ、変更見積もり、施工手配etc

さすがに・・・
私と善波の2人で、毎日フル稼働状態です。


ここで、トラブルが起きたら、対応できないぞ。(^^;)

夕方、飛鳥工業の早川社長より電話。
「階段塗り終わったけど、ここ日当たりが良すぎて、急激に乾燥して乾燥ヒビが入るかも。」
とのこと。

マジっすか。(汗)

先日、雨の後。


こんな虹を見ました。

虹は、良い事が起きる前触れといいますね。

きっと、このまま順調に・・・・
お正月を迎えられるでしょう。(^^)

さて、明日も頑張ろう!!

2015年12月15日火曜日

経年劣化

最近、JRでのトラブルが多発してます。

ドアが開かなくなったり
架線が折れたり
トンネルからの落下物があったり
地下でポンプが壊れて、水浸しになったり

JRへの危機管理の希薄体質を指摘しているマスコミがいますが・・・

これらの原因は、120%、設備の経年劣化ですよね。

つまり、施設に寿命が近づいてきている。

コンクリートの耐用年数は、大よそ50年。
鉄骨の耐用年数は、おおよそ40年。
マンションなども、築40年を超えると、建て替え同義が持ち上がります。

高架線・架橋・トンネル・土手・電柱・架線柱・ホーム・駅。

大半が、昭和中期世代。

すでに平成に入って・・・
28年を過ぎようとしています。



(画像は時事通信 https://www.jijiphoto.jp/ext/year/ より)

あれから、もう28年。
平成元年から、28年経ったんですよ。(゜゜;)

昭和40年代に出来た設備は、五万とあります。
築後50年を超えるものが次々に出てきている。

つまり、一斉に老朽が始まり・・・
寿命が迫っていることとなります。
さて、どうなるのか??

今後、急激にトラブルが多くなることが想像されます。

今まで世界に誇った日本の安全神話。
JRは守る事ができるのか??

それには、老朽に合わせて、一斉に造り替えるしかないわけですが・・・
それらの設備は、国鉄時代の産物も多く・・・
過去、税金で造った膨大な設備の数々。
民間のJRが負担できるとは、到底思えません。

リニアに何兆円も投入している余裕は、どこにも無いはずなのです。

利用者として、覚悟が必要です。
そして今後、注視する必要があります。

2015年12月14日月曜日

ガレージハウス

現在・・・
鎌倉市浄明寺3丁目で計画している
当社売主の建売住宅にて

ガレージハウスの建築を実現しようと
計画しています。

ガレージハウスとは・・・
建物の中に自動車を入れることが出来る家ですね。

個人的に・・・

車が完全に家屋の中に収納できて
家の中のように密閉できて
内部で作業が出来る

ものが、ガレージというものだと思っています。

明確な定義が無いため、たまに「ガレージハウス」と言いながら、タダの駐車場だったりする場合もあるので、ここはハッキリとしてほしいものです。

さて・・・
こんな絵を書きました。(Yanagi作成プラン)



(クリックすると拡大します。)

13帖のガレージ。
完全収納型の「大型ガレージのある家」となります。

幅が4メートルあるので、車とともに、バイクも入ります。
小型車であれば、車を傍らにテーブルを置き、接客も可能です。
小さな所ジョージの等々力ベースのようなイメージ。(^^)

良いな~。
夢があります。(^^;)

よくあるビルドインガレージは、ドアも開けられない幅のものが多い。
あんなものは、ガレージとはいいません。
タダの屋根付き駐車スペースです。

何のためのガレージか?
って思うんです。

ちょっとした修理や、作業をするスペースがある。
工具やタイヤが置ける。
自転車やバイクも入る。

車を入れたら、ピッチピチの空間は・・・
ガレージと呼びたいだけの、ただの造り手の言葉遊びだと思います。

私のイメージでは・・・
アメリカの映画に良く出て来る、あの家なんですね。

このラフ図、実現します。

外部にも駐車スペースがありますので、実用車と趣味の車を2台持っていても大丈夫。
逆に1台しかない場合は、ガレージは多目的に使えます。

車を出せば・・・
パーティーもできます。
トレーニングも出来る。

ベンチプレス機器のような、トレーニング器具を置いても良いですね~。

埋蔵文化財があり
風致地区であり
セットバックもあり

建築確認が下りるのは、来年の1月末ぐらいでしょうか??

ハウスメーカーだと、建物だけで税込3000万円ぐらい掛かるガレージハウス。
土地付き建物で4980万円(税込)を予定しています。

土地は、東南の角地です。

ご期待くださいませ。

2015年12月13日日曜日

シナべニアの内壁仕上げ

注文住宅、T様邸。

大工さんによる家具工事、進んでいます。

まずは、2階踊り場にある本棚。



シナランバー18mmを使い、3台の箱を製作。
それを1つに合わせて、壁の中に設置します。

家具は、ある程度の叩き台を私が手書きして・・・
それを、御客様にお見せします。
その後、ディスカッションをしながら微調整をします。

書き直し、井関大工に手渡します。


・リビングのAVボードと吊戸棚
・トイレの洗面カウンター
・本棚

普通は、現場で採寸をして、もっと正確な図面とする必要があります。
が、当社の住宅を叩いてくれているのは、皆腕の良い大工さん。
このラフ図を基に、井関大工が現場にキッチリと収まるように、微調整して製作してくれます。

ここで・・・
臨機応変に対応できる経験・機転・腕が無いと・・・

上手く収まらなくなったり、隙間だらけになったりします。
井関大工は、凄腕大工です。
お任せで、想像以上のものをキッチリ仕上げてくれます。

ドア枠に干渉するこの本棚も、ピッタリと収まっています。
まさにミリ単位での収めです。

仕上がったら、石井塗装の石井さんの出番。

プライマーを当てて、表面を滑らかにして・・・
清掃後、塗膜が付く「ラッカー」の半ツヤを塗っていきます。


とても、手間が掛かります。(^^;)

通常、この本棚だけで、10万円を裕に超える費用がかかります。
フルオーダーですから。
ハウスメーカーさんだったら、25万とか言うかも。(汗)

本物件は、玄関の横に作業場があります。
ここの内壁の仕上げを、後でお客様が色々とご自身で細工が出来るよう、構造用合板とすることになりました。

ただ、普通の合板だと様子が悪い。
そこで「シナベニアを貼りますか。」と私が軽く言ってしまいました。
「出来なくはないですが・・・」と苦笑いの井関さん。

始めてみると、その苦笑いの訳がすぐに発覚。
物凄く大変なんですね。

掃出し窓×1
小窓×2
引き込み戸×1
造作棚×3
カウンター×1
電動シャッターボックス×1etc・・・

すでに取り付けてあります。
これらを全て避けなければなりません。

シナランバーは、1800mm×900mmの大判1枚。
この1枚を壊さずに、上記項目を全て欠き込み処理をして、貼っていく必要があります。



下地に構造用合板を捨て貼りして、シナベニアの継ぎ目を見付けて、見切りテープを先に貼ります。

そして位置を測って、べニアに墨を引き・・・
仮当てして、切って、再度仮当てしてを、繰り返し。

下記写真、解ります??


薄いシナベニアが、キレイに棚や吸気口を欠き込んで収まっています。

折れやすく、割れやすい薄いベニアです。
これだけきれいに、ミリ単位で欠き込み、一枚で棚等に差し込むのは、中々至難の技となります。


天井もシナベニアです。
その入隅も、ミリ単位で納めます。

でも、ちょっとでも小口を擦ってしまうと、キズになってしまう。
でも、ミリ単位で納めたいので、ギリギリの攻防となります。

仮当てして、外して、仮当てして・・・

鉋(カンナ)でミリ以下の微調整。


部屋の面積は4.5帖ですが・・・
下地から張り終わりまで、4日間を要しそうです。

普通のボードであれば、1時間も掛かりません。

一枚一枚、微調整を重ねながら、ピッタリのサイズになったら、裏に接着剤を付けて、表面から影打ちしていきます。

貼りながら、苦笑いの井関大工の図。


おかげさまで・・・
ささくれ一つない、完璧な仕上がりです。
有難うございます。

シナベニアは、無塗装品です。
ここも、後日、石井塗装の石井さんが塗装して仕上げることとなります。

ちなにに天井に付いているアングルは、100kgに耐えられる吊金具です。
何の為に??
それは、後日のご紹介する予定です。

軽く「シナベニアで仕上げましょう。」なんて言ってしまい・・・
申し訳ありませんでした。

反省しきりです。(^^;)

2015年12月12日土曜日

お正月の過ごし方

もう、12月も半ばとなりました。
2015年も、なんと・・・・あと19日で終わりです。(゜゜;)

さて、物価が上がり、なにかと世知辛い世の中。
とくに、小企業や自営業者には厳しい年末となりそうです。

そんな中・・・
皆さまは、お正月はどう過ごされるのでしょう??

アパレルや飲食、百貨店や量販店にお勤めの方は「休まず働く」のでしょうね。

一昨日、銀行の方にお正月休みのお話を聞くと・・・
「今年は31日・1日・2日・3日だけの休みです。」
と泣いていました。

来年は、1月4日が月曜日なんですよ。
だから・・・
「仕事始めが4日から」という方も多そうです。

当社は、28日~6日までお休みを取ります。
毎年、ここぞとばかり・・・
いっぱいとります。

不動産会社は、世の中が「休日」の時が書き入れ時となります。
なので、ゴールデンウィークなどの大型連休は一切休みません。
もちろん振替休日などもありません。

なので、お正月やお盆休みに、ここぞとばかりに長期休暇となります。
不動産会社は、どこもそんな傾向にあります。

じゃあ、海外旅行でもいっちゃう?
ハワイ・グアム・セブ・西海岸etc・・・

「不動産屋」って、いまだにバブリーなイメージなんですよね。
もう、20年以上も前にバブルははじけているのですが・・・

世の中に定着しているようで・・・
未だにお客様に・・・

「もうかって仕方ないだろう?」
「年末はハワイですか?」

みたいな事を、冗談半分に聞かれたりします。

じゃあ・・・ 羽を伸ばしますか???

・・・
・・・
・・・

う~ん、無理です。
どう考えても、無理ですね。

右を見ても左を見ても上を見ても下を見ても
机の下から、家の戸棚を片っ端から開いて見ても
そんな余裕は、どこにも見当たりません。

さらに、体力的にも、1年の疲れが腰・肩・首とパンク寸前。
精神的にも、ボロボロです。(笑)

ここ数年、深身に解ったことがあります。

「子供との旅行は、疲れる。」

それが、飛行機だろうが、電車だろうが、車だろうが、バスだろうが・・・
北海道だろうが伊豆だろうが、何だろうが、本当に疲れるんですよね。

一年の疲れを癒すには、どうしたらよいか?
我が家は達観しました。

正月は、家に居る!!

これです。
これ。

ということで、我が家、今年の正月のスローガンは・・・

「いかに家で快適に過ごすか」

と、することにしました。
国内旅行なんて、家族4人で2泊3日するだけで、10万円は飛んでいきます。
それを、家に居ながらの贅沢に変えてみてください。
凄い、贅沢が出来ますよ!!

9日間、毎晩焼肉をしてもおつりが来ます。
映画を借りまくって見ても、まだ余る。

という事で、その準備に、買いました。
家庭用無煙焼肉ロースター!!



その名も、「やきやきさん」

厳密に言うと、ロースターでは無く・・・
伊賀焼の陶器の「焼肉用卓上グリル」となります。

長谷園さんが作った、日本の心「焼きもの」の無煙焼肉ツールです。
http://www.igamono.co.jp/product/index.html

これで我が家は、焼肉三昧です!!!
(妻は、納得いっていませんが・・・笑)

焼肉を啄みながら・・・
テレビで「海外旅行者数」が増えた減ったというニュースを見て、行った気になるのでしょう。





2015年12月10日木曜日

上野動物園のフリーペーパーが凄い

上野動物園にある園内の案内紙(パンフレット)の中に・・・

ペーパークラフトがあることを、息子が発見。

「トンちゃん、これみて、モノレールのプラモデルが付いてるよ!」
「凄いよ、凄い」
「ねえ、今作ろう、今、今」

と、大騒ぎ。




上野動物園のモノレールのペーパークラフトです。

私、全く気が付かず・・・
お恥ずかしい限りです。

こどものアンテナは、「昆虫の触角」並みなんです。(^^;)

さすがに、寒空の中、凍える手で作ることは出来ません。

「ハサミもないし、のりもない。ここで作るのは無理だよ~」
という私に対し「今作る」と、半泣きの息子。

5歳なのに、この手のものにとても興味を示します。

君は・・・
将来、職人さんに向いているかな??
日本の工芸を守っていく仕事も、とても尊いぞ、息子よ。

とりあえず・・・
このパンフ、家族分、持って帰ることとしました。

さて、5歳の息子。
家に帰ると、大急ぎでダイニングテーブルにパンフレットを広げ
ハサミとのりを自分で用意して来て
一切親に助けを求めず・・・
造り始めました。

完成がこちら!!



ヘナヘナ。(爆)

まだ、ノリが美味く使えません。
塗りすぎてしまい、ベットベトになってしまうんですね。
それで乾くから、ヘナヘナです。

でも、形をしっかりと捉えており・・・
切貼りを全て自分でこなしたことは、称賛に価いするぞ、息子よ。(^^)

そして、その後・・・
「トンちゃんも、一個作って!!」

と、迫ってくるので、運転で疲れ切った私が造ったモノレール。


その出来上がりを見て・・・
歯ぎしりしながら、泣きだす息子。(^^;)
悔し泣きみたいです。

自分が造ったのが劣っているのを見て、歯を食いしばりながら泣いています。

こいつは、益々、職人向きの性格だぞ。

それにしても、面白いです。
上野動物園。

パンフレットにも、遊び心満載だなんて、素敵。

ちなみに、このペーパークラフト。
ダウンロードが出来るんですよ!!!!!

東京都交通局のHPにて

是非、チャレンジしてください。

難しいですよ~。


2015年12月8日火曜日

宮崎駿のアンチテーゼ



宮崎駿著書「出発点」より
下記は、このブログで10年前にご紹介した著者と筑紫哲也さんの対談です。
今もって、全く変わらない教育現場へのアンチテーゼです。

我が子が通っている玉縄幼稚園は、とても放任主義でこの理念にかなってるように思います。

*******************************************

小学校を変えなきゃダメだと思います。

大人になると人間は不自由になるけど・・・・
子供の頃はずっと自由だというモノの考え方があったと思うんですよね。
けど、いつのまにか子供時代というのは、大人の時代のための投資の時期だというふうになってしまったんです。
その先行投資が、今ことごとく裏目に出てしまってるんです。

今、日本はいろいろな問題が有りますが・・・・
子供たちのことが多分僕らの一番の大きな失敗じゃないかな。
大失敗ですよ。はっきり。

子供時代というのは、大人になるためにあるんじゃない。
子供のときにしか味わえないものを味わうためにあるんだと思う。

子供時代の5分間の体験というのは、大人の1年間の体験よりも勝るんですよ。
トラウマもその時にできる訳でね。

個性とかなんとか言いますけど・・・
個性なんてその子供時代の経験から育つもんです。
はじめから個性がある訳ではないんです。

ですから個性を伸ばすとかなんとかいろいろ言いますけど
そういうのは止めて子供を一回大人の監視下から解放する
そうすれば遊び場がなくても、子供は遊びます。

それから僕らの仕事もそうですけど・・・
アニメーションとかゲームとか色んなことを言いながら、金を稼ぐ為に子供たちを相手にしている商売を、法的に規制するしかないと思うんです。

子供時代に先行投資すれば、その後で大変な配当になって戻ってくるというのは錯覚でしょうね。

これは自分自身がつまらない人生を送っている親の
勝手な幻想じゃないかと僕は思うんですけども。

自分の周りにいる子供たちと夏、山小屋で付き合ったりして「良い子だなぁ~。」と思もった子が、小学校2年生になった途端『九九』が出来なくて悩んでるって聞かされるんです。

そうすると僕は頭に血が上るんです。

「なんでこんな幼い子に九九を教えなきゃいけないんだ」
って。
何年か経てばすぐ覚えられますよ。

なんでこんな小さな魂に・・・・
「覚えなければ、お前は一人前の大人になれないんだ、一人前の子供じゃないんだ。」
みたいに脅すんだろうって。

その子の小学校二年生のもっと豊に暮らせるはずの時間を
それで奪ってしまってるんだと思うんですね。

まず、つまらない校長先生の話しを聞くためになぜ朝礼をするのか?

人前で話をしたい人の為に朝礼があるんだと僕は思うんですけど…

子供の頃、一体何を覚えなきゃいけないということですよね。
そしたら読み書きとそろばんですよね。
それから一定の社会常識です。

それをまず義務教育の中でわかる様にしてやればそれでいいんだ。
という考え方に戻せば、子供たちはずっと楽になるんです。

とにかく、ドンドン肥やしをやって
水をかけて陽にさらせば
いくらでも植物は伸びるんだということは、嘘だということですね。

人間という生き物は・・・
(精神的に)とても壊れやすく
もっと不思議な力を持っていて
もう少し野放しにしてあげた方が、実はちゃんと育つんだという当たり前の事にね

気が付けば良いんです。
*****************************************

これは、1996年に出版された書籍です。
つまり、約20年前ですね。

今の世の中は、当時とくらべ・・・

「金を稼ぐ為に子供たちを相手にしている商売」が、何倍にも膨れ上がっています。

ゲーム、漫画・アニメetc
ポケモンや妖怪ウォッチはその最たるもので、メダルやカード欲しさに幼稚園児が金を握りしめ、何時間も並ぶさまは、まさに宮崎駿が危惧した状況そのものです。

昔は夢と希望があった戦隊もの
仮面ライダーや魔女っ娘モノも
今じゃ企業が子供におもちゃを売りつけるための、ただの手段と化しています。

オンラインゲームは子供たちだけでなく、大人までも無我夢中です。

「赤ちゃんをあやすためのアプリ」
なんてものまである。
しかも、とても流行ってる。

0歳の赤ちゃんが、スマートホンを持つ光景は珍しくありません
ベビーカーの中で白光している端末の光で、顔が照らされる赤ん坊。
街中で普通に見ます。

なんなんですかね?
すべては大人が仕掛けているものです。
大人が子供から時間を詐取して金に変えているとでも言いましょうか?
便利を押し付け、親子のコミニュケーションを妨げてはいませんか?

そして、日本の心が・・・
経済至上主義に犯されている。

そんな気がしてなりません。

だから、日本政府肝いりで、日本を代表する大学や企業がこぞって新兵器を開発し、平気で戦争している国に売りつけ、今度は人の命と引き換えに金儲けをしようとしているんです。

宮崎駿が20年前に危惧していた事が・・・
限りなく悪化して・・・

今の世の中を形成しています。





2015年12月7日月曜日

国立科学博物館

上野公園は、美術館や博物館が密集しているんですね。
湘南の田舎者の私です。

「41歳の春」をとうに過ぎて、初めて知りました。(^^;)



※上記地図は東京都のHPより
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/toubuk/ueno/index_top.html

(クリックすると拡大します。)


東京国立博物館
国立科学博物館
国立西洋美術館
東京芸術大学美術館
東京都美術館
東京文化会館
下町風俗資料館
日本芸術院
上野の森美術館
国際こども図書館

まさに「美術銀座」です。(゜゜;)

上野動物園もあり、こども遊園地もある。
不忍池でボート遊びも出来て、神社仏閣もある。

都立の公園ですが、これぞ都会のオアシスで・・・
正しい都市開発だと思います。

何千億円とかけオリンピックのスタジアムを作るとか・・・
何兆円も使い、新東名高速やリニアを作るとか・・・
一千億円規模で議員宿舎を建て替えるとか・・・
何千億円を投入して、新規ダムをバンバン作るのを辞めて・・・

都心の緑地化を進めるほうがよっぽど良い。
素晴らしい公園を目にして公共事業のあり方を想いました。

さて・・・
午前中に上野動物園を満喫し、お昼過ぎにこども遊園地を乗り倒した我が家。
その足で、国立科学博物館に向いました。



入口には、蒸気機関車とシロナガスクジラのオブジェ。
国が税金を使うと、スケールが違いますね。

ただ、こんなものであれば、許せます。
公共機関のオブジェって、訳の分からない物が多く、感動しないんですよね。

実寸のシロナガスクジラは、感動しました。

さて、美術館に入り・・・
まずしたことは、腹ごしらえ。

美術館のレストランに直行。

息子が頼んだのは、これ。


テラノサウルスの足型ハンバーグ。
800円ぐらい。

安っ!!

どっかの美術館内のレストランでランチを頼んだら、2000円ぐらい取られる覚悟が必要ですが・・・
ここのレストラン、安い!!

子供二人食べ盛り。
助かります。(TT)

息子、約5分で間食。(汗)
そして、私のカツレツをジッと見て、狙っています。


博物館内は、広い。
3階・2階・1階・B1階・B2階・B3階と、全部が博物展示。




娘、食後、撃沈。(爆睡)
息子、食後、眠気と戦いながら、オンブでどうにか観覧。

大人の私が見ても、凄い面白い。
個人的にゆっくり見たい。

でも、子供がいると無理ですね。(TT)

息子が「次行け、次すすめ」と、私の背中で指示。
私は、人を背に乗せたロバの気分を存分に味わえました。

地球館を足早に回り・・・
すでに、眠りモードの息子を背に、別棟の日本館は諦めました。

入口には、「360°シアター」なるブースがあります。

入口に係の人がいて「本日は、トリケラトプスやテラノサウルスの恐竜映像をご覧いただけます」と仰る。

すると、寝ていた息子が「ビクン」と反応し、ロバの私に「行け」と指示。

という事で、入場。


これが、凄かった。
本当にすごかった。

ドーム型の映画館で、360°モニターという・・・

足先から、頭のてっぺんまで、恐竜が動く凄さ。
10分程度の上映ですが、私も妻も身の毛が総立ち。
そのぐらい、未体験の映像でした。

息子あまりの凄さに、目がばっちり覚め、2度連続で視聴。

「もう一回、もう一回」

という所を引っぺがして・・・
帰路へ。

娘、爆睡。
勿体ないな~。

さてと、頑張って運転して帰ろう。
すっかり暗くなった帰路に奮起する私でした。