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2015年10月29日木曜日

磯子海釣り公園

三溪園は、本牧にあります。

本牧といえば、ふ頭。
この辺の工業地帯は、釣りのメッカでもあります。

ということで、磯子海釣り公園をハシゴしました。


公園じゃなくて、施設なんだ~。

ここも、幼少の頃、兄に連れてきてもらった思い出の地です。

まさか、自分が・・・
我が子を連れてくるようになるとは・・・

本当に、夢にも思っていませんでした。

5歳の我が子、初の落とし込み釣り。


中々様になってます。(笑)

それにしても・・・
こんな所、何十年ぶりでしょう。

なんだか、自分も、小学生低学年の頃にタイムスリップしたかのような・・・
不思議な感覚です。

でも、我が家、当時はとっても貧乏だった。
だから、海釣り公園は、何度も入った記憶はありません。

もっぱら、兄と釣りをしたのは、この辺です。



海釣り公園の手前にある・・・
工場地帯の一画。

その前の堤防で、兄と並んで釣りをした。



多分、この辺ですよ。

25年ぐらい前の記憶。
獲物は、ダボハゼ。

当時の映像は、よく憶えているんです。
なぜかって、中学生や高校生のころ、よく夢に見たから。

兄の横で、釣り糸を垂らす。
堤防の足元をのぞき込むと、下が見えるんです。
浅いんですね。
水深、4~5mぐらいでしょうか??

堤防下にくぼみがあり
そこから、ハゼが出たり入ったりしてる。

青イソメをへたくそに付けた針を垂らし・・・
出目金のダボハゼが、食べるか食べないか。
上から覗き込む。

堤防の上で「食べろ!」「食べろ!」と願う幼少の私。

釣れたハゼを家に持って帰り・・・
嫌な顔をして、心底迷惑がる母親。(笑)

丸ごと唐揚げ。
美味しい美味しいと言って、苦いハゼを家族で食べた。

それが、本当だったかは・・・
夢のまた夢。



でも、何度も見た夢なんです。

その景色が・・・
41歳になったおっさん自分の目の前にあります。
23年ぶりの景色。

工場地帯が効をそうしてか・・・
全く変わっていない。(たぶん)

懐かしんで、足元をのぞき込むと
濁りきって、なんにも見えません。


当時
大きく見えた存在だった兄は、たぶん12歳。
私は、8歳

兄は、もうすぐ50才。

あっという間ですね。
人生は。


2015年10月27日火曜日

三溪園

先月、三溪園に行ったのですが、紹介するのを忘れていました。

三溪園とは・・・
貿易により巨万の富を得た実業家 原 三溪の私邸です。
園内には京都や鎌倉などから移築された歴史的建造物ならび

東京ドーム4個分の敷地が、全て日本庭園になっている文化財です。

私の子供のころから、ここは遊び場でして・・・
幼少の頃(30年以上も前ですね)
私の兄に良く連れて行ってもらい、遊んだ思い出の場所でもあります。



内部は有料のため・・・
子供の頃に来たのは、この外の御堀。
今はハスの葉で埋め尽くされていますが、昔はここで釣りが出来たんです。

ブルーギルが、いっぱい釣れました。

ちなみに兄は、この池で投げ釣りをして、白鳥を釣りました。
(-人-;)白鳥さん、ゴメンナサイ。




広い芝生のグラウンドがあります。

「よーい、ドンッ!」と私の横で言って・・・
走りまくる娘。

奥には、野球場と壁打ちテニスコートがあります。
ここにも良く来ました。

その手前に見えるのが・・・


SL!

息子発狂。
「銀河鉄道999だぁ~!!!!」

乗り込むや否や・・・
壮大な電車ゴッコが始まりました。


約20分の、電車ゴッコ。

息子、運転手、娘、運転手。
壮絶な主導権争い。

妻、車掌。

私、海賊。(なぜ??)

せっかく来たので、お金を払って園内に突入。

ちなみに・・・
子供のころは、金なんて持っていなかったので園内に入った記憶はありません。
もちろん、オートバイ&空手バカの私ですから
大人になっても来た事ありません。

よって、41歳で、生まれて初めて入りました。(^^;)

横浜生まれの横浜&鎌倉育ち・・・
また、山形のお父さんから・・・
「地元の観光地ぐらい紹介できなくてどうする!」
「不動産屋、失格だぞ!」
とお叱りをうけそう。


園内は凄いです。

個人宅だったんですよ。
これ。


5重の塔か??

どんだけ金持ちやねん!!

ちなみに我が家。
景色を愛でるという事が、有りません。

妻と私、二人だけなら、ベンチに座って、ボーっとするのですが・・・
ここ、6年ほど・・・

ボーっとした記憶は、夫婦共に殆どありません。(TT)

ということで・・・
景色に囚われることなく・・・

ザリガニ釣り。



1時間ほど、やりましたが・・・
ここのザリガニ共・・・

慣れてますよ。

家族4人でチャレンジして・・・
一匹も釣れませんでした。

つづく

2015年10月26日月曜日

高校生レストラン

高校生レストランで有名な岸川政之さんのインタビュー
時分メモ的な、ブログです。(^^;)

価値観を変えれば、田舎の方が豊かです。
幸せは個人によって違います。
自分は、心の触れ合いや感謝の中にいたい。(それが幸せだと思うから)

そういう仲間がいっぱい増えて行ったら幸せです。

自分は高校時代
勉強をしろとしか言われませんでした。
勉強以外の世界があると
誰も教えてくれなかった。

進学校に進んだが、大学受験で失敗し
ずっと、劣等感を持っていました。

自分はダメな人間だ。
落ちこぼれてしまった。
と、思っていました。

都会に出て働くという選択肢しかなかった田舎の子供たち。

もっと違う世界があって
いろんな考えがある
と・・・
教えてくれる大人は誰一人として居なかった。

高校生が自ら考え、町造りを考える。
その過程で、これまで知らなかった故郷の魅力に気が付く。
田舎に愛着が生まれるのです。
そして、地元に残る可能性が出て来る。
地域の人材が育てば、町は元気になり、良い循環が生まれるのです。

今、地方の高校生は・・・
半分ぐらいは夢が無いと言います。
私はそれで良いと思う。

今やれることを一生懸命やるんです。

未来は今の瞬間からつながっています。

過去のことなんて
悔んだり悩んだりする必要はありません。
悩むエネルギーを
未来を考えるエネルギーにすれば良い。

本当に何をしたいのか?
それを見つけて勉強したら、幸せになれますよ。
と言っています。

勉強以外に、自分はどんな物差しをもっているか?

子供たちの中には素敵な物差しが沢山ありますが・・・
今の教育の中では
その物差しは生かせない。

伸ばせる場所がないだけです。

幸せが何かをイメージできる、そんな大人になってほしい。


「どんな仕事をしたいか?」
「どんな大人になりたいか?」

という・・・
今までの常識的な考えでは無く・・・

「自分にとっての幸せは何か?」
ということを、子供のころから考えなさい。

ほほ~。

「幸せを目指して勉強すれば、自ずと幸せになる。」
「その勉強は、無駄にはならない。」

すごい、カルチャーショック!!!

2015年10月25日日曜日

ボーネルンド

先日の定休日は・・・
息子たっての希望で、テラスモール湘南へ。

御目当ては、ボーネルンドです。

午後2時に入り、出たのは閉店間際の6時半。
4時間半、遊び倒しました。



もう長年、格闘技をやっている私です。

なので、足腰は強いつもりです。
首回りも42cmぐらいはあり、強いつもりです。

でも、齢41歳。
く、首が・・・
こ、腰が・・・
お二方さん合わせて、40kg超。

そして、お二方さん
4時間は、身に応えます。(TT)

まあ・・・
でも・・・
良いトレーニングのつもりで。


でも・・・
さすがに2時間ぐらいでギブアップ。
汗びっしょり。

お二方も汗びっしょり。

「もう無理」

と、娘に意を決して言ってみました。

・・・
・・・
・・・
・・・

すると、どうでしょう!!!

「トンも、お仕事大変だもんね」

と言うかと思いきや・・・



首根っこを掴み、唸り声を上げながら・・・

「トン、もう100回っ」

と仰る。

息子は、私の腹にパンチを打ってきて・・・

「まだまだっ!」

と仰る。

写真は、妻が隠し撮り。

なんだか・・・
客観的にみると
ちびっこギャングに
カツアゲされているようですね。(^^;)

4歳と5歳にオヤジ狩りされる41歳のおじさんの図。

テヘヘッ(*゚ー゚)>

2015年10月24日土曜日

杭偽造

旭化成建材の杭偽造・・・

相手が最大大手のため、公共事業が問題視されています。

我が町でも・・・

大船西口ペデストリアンデッキ
大船東口エレベーター

この二つの杭工事が、旭化成建材で施工したことが発表されました。

しかし・・・・

旭化成建材が実際に杭工事を行っている事はないと思われます。
杭工事自体は、さらに曾孫請けの施工店かと。

今回のマンション杭偽造事件。
原因はなんだと思いますか??

大きくは、二つです。

一つは、「無二の信頼」
もう一つは、「ミルフィーユ構造」

新築マンションを買われる方へ
「なぜ一戸建てでは無くて、マンションを選んだのか?」
というアンケート。
その中で

「大手業者が施工したという、信頼と安心と安全」

と言うものが上位にありました。
今回のマンションも、三井住友建設が施工をしたというのが、買う決め手になったという人が多くいるそうです。

しかし、実際・・・
三井住友建設は、直接、マンション施工を手掛けてはいません。
今回の事件で一般に明らかになったのは・・・
三井不動産~三井住友建設~日立ハイテクノロジーズ~旭化成建材
という下請け構造です。
杭工事は「旭化成建材」となっていますが、実際は、杭施工業者(登録店)が存在して、旭化成建材からさらに下請けに回っていたと思われます。

つまり、

デベロッパー「三井不動産レジデンシャル」
元受「三井住友建設」
下請「日立ハイテクノロジーズ」
孫請「旭化成建材」
曾孫請「施工店」

という・・・
ミルフィーユのような、多重下請け構造があるのです。

それなのに、「三井」「住友」という二大看板が、出来上がったマンションを輝かせます。
このネームバリューが、大型新築マンションの価値となっているのです。

今回の原因。
それは、この何重にも重なったこの利益層だと思われます。
元受は、施工も管理も丸投げ。
多くの下請けに割り振ります。
下請けは、孫請けに丸投げ。
孫請けは、曾孫請けに施工を任せる。

中間マージンだけが増え続ける。
中間業者が多大な利益を抜いている。

実際に工事をする施工店は、とても安い仕事となります。

日本独特の、いわゆる「村社会」の構造ですね。

こんな利益層でも、販売会社は多大な利益を得ています。
もちろん、元受も下請けも好決算です。

そう考えると・・・
マンションの原価って、いったい幾らなんだ??
と、思う訳です。

高層マンションの問題点は、その他、多くあります。
下は、5年前に私が書いたブログです。

http://heisei-hitorigoto.seesaa.net/article/166701882.html

個人的に・・・
都心の埋め立て地の超高層マンションを買って住もうという人の気持ちが理解できません。

2015年10月23日金曜日

授業の監視

小さい記事でしたが・・・
良く見たら驚きのニュースがありましたね。(^^;)

山口県立の高校で、授業の一環で模擬投票が行われたそうです。
その内容は「安全保障法案」を賛成か?反対か?

高校の一授業での話です。
その授業に対し、なんと、自民党県議が学校と教育委員会に対し、大激怒。
そして、県教育長が謝罪するという大騒ぎに。

その謝った内容がまたすごい。

「授業で、朝日新聞と日経新聞しか題材にせず、申し訳ありませんでした。」
「学校への指導が不十分だった。」
「政治的中立性を守る。」
「今後、主権者教育に積極的に取り組んでいく。」

(゜゜;)

として・・・
今後、教材の選び方や授業の進め方の新たな指針を学校に示すと議会で平謝り。

一高校の
一教室の
一授業で
題材にした新聞。

それが朝日新聞だっただけです。

教育長が、県議会に呼び出され、糾弾される。
そして、謝罪に追い込まれる。

これ、今、日本で現実におきている実話です。

なんだこれ???

戦前か?????????????

安倍総理の御膝元だというのを差し引いても・・・
物凄く、気持ち悪い。

地方選挙をおろそかにした国民のツケが、今、大噴出していますね。

ちょっと、恐怖を身近に感じます。


2015年10月22日木曜日

青タン

朝起きて、髭を剃るために鏡の前に行ってビックリ!



右目が晴れてる。
しかも、紫色になってる。(゜゜;)

なぜ??

思い当たるとすると・・・・

5歳の息子の、ず・つ・き

昨日の朝・・・
息子が言う事を聞かないので、「今日は仕事に行く」と言ったとたん・・・
頭突きを見舞われました。
直後、顔を爪でカキ毟られました。

恐るべしです。
状況を例えるならば・・・
猿カニ合戦の「栗」です。
じゃれ合っている中で突然来るので、対応できない。(TT)

さてと・・・
今日、取引先やお客様、はたまた現場の職人さん方に・・・
さぞ、いぶしがられることでしょう。

「こりゃ喧嘩したな~。」って。

は~。(TT)涙


2015年10月20日火曜日

二番じゃダメなんですか??

我が家の目覚ましは、息子です。

決まって6時半ごろ、起きてきます。
そして、部屋を出るなり大きな声で私を呼びます。

「ト~ンッ!!!」

私が起きていくと、抱きついてきます。
ダッコして、トイレに連れて行くのが朝の日課です。

朝一、私と顔を合わせ、一言目はいつも決まっています。

「今日、トン、休み?」

毎朝、同じ質問をされます。
私の答えは、1週間の内、6回は同じです。

「今日は、お仕事だよ。」

そうすると、心底残念がります。(笑)
毎日です。
でも、今日は、火曜日。
明日が定休日の水曜日。

私「でも、明日は休みだよ。」
息子「やった~!」
私「どこ行きたい?」
息子「サメの水族館!」
私「大洗は、遠いから無理だな。」
息子「じゃあ、わんぱくランド。」
私「小田原か~、良いよ。」
息子「やった~、トンちゃん大好き」

そんな会話が、日課です。

でも、今日はおまけがありました。

息子「でもさ、トンちゃんは大好きだけど、一番じゃないんだよね。」

さも申し訳なさそうな顔をしていう息子。

「ええ~、じゃあ何番??」という私に、息子「2番だよ。1番は、ママちゃん!」

意表を付かれ、少々面喰いましたが・・・
それは、仕方がありません。
母親が1番なのは、当たり前です。

でも、ハッキリ言われると、ちょっとセンチメンタルな気分になりますね。
そんな私をよそに・・・
息子は、ひとりごとのように続けます。

「ママちゃんが1番なんだよね~。」

仕方ないよねというジェスチャーを加えながら

「で、2番がトンちゃん。」

私に目を合わせて、顔を斜めにしてニッコリと笑いながら。

「3番は、カホ(妹)だよね~」

なせか、うなずきながら。(爆笑)

息子よ、今日もお父さんは頑張れそうだよ。

元気よく、行ってきます。


2015年10月19日月曜日

鎌倉の絶品手造りパン

当社の所在する大船駅西口。
人気の住宅地「岡本」「玉縄」です。

その住宅街の一角に、3年前、パン屋さんが出来ました。

個人開業。
一からパンを学んで、初めて出すお店だという。
無添加の手造りパン屋さんです。

3年前の開店時、早速、会社の皆で行きました。

感想は、「・・・」
美味しくなかったんです。
固い・焦げてる・品物が少ない・接客が悪い。

「二度と来ないなぁ~」

と、皆で話をしたのが懐かしいです。

そのパン屋さんが、日々進化を重ね・・・

現在、評判の「絶品パン屋」に生まれ変わりました。

何が変わったのか?

店主は同じです。
機械も同じです。
内装も外装も同じ。
名前も同じ。

お店は、何も変わっていません。

狭い町内会です。
「客が入らない」「赤字」という噂は広がっていました。

でも、店主はめげなかった。
あきらめず、試行錯誤を重ねたんですね。

日に日に味が良くなり・・・
日に日にパンがやわらかくなり・・・
日に日に種類が増えた。

そして、我々のような五月蠅い客を唸らせるパンに変貌を遂げました。

店主の「美味しいものを作る」という、情熱が・・・
数年で、熟成されたのですね。

私の昼は、いつもお弁当です。
妻が握る「発芽玄米のおにぎり」です。
ただ、日曜日は、お弁当がお休み。

なので、最近の日曜日は・・・
決まって、ここのパン屋さんの焼きたてピザを食べています。



お昼前に焼きあがるこのピザは、絶品です。
イタリアンレストランのピザ、今まで色々と食べましたが、これが勝ります。

右から・・・
トマトのピザ
キノコのピザ
〆にコッペパン

合計で640円也。

安い!!!!!!!!!!!!!!!!

無添加の手造りパン。しかも焼きたて。

「焼きたては、なんでも美味く感じるんだよ。」
という声が聞こえてきそうですが・・・
いえいえ、冷めても美味いんです。

うちのお客さんでもなんでもないので、オベッカ無しです。


(クリックすると拡大します。)

「昼に、こんな美味いもの食えるなんて、贅沢だ~」
と、いつも思いながら食べているぐらいです。

おっと、お店の名前、言うの忘れてた。(^^;)

「ベッカライジーベン」
https://www.facebook.com/BackereiSieben7BekkaraiJiben

Backerel Sieben

場所は、鎌倉市岡本2-6-28.

午後4時頃には、全品売り切れますのでご注意を。

・想いが人を動かす。
・諦めない心が成長を促す。

ベッカライさんをみて、学ばせて頂いています。(^^)

ちなみに、これ・・・
ドイツ語ですかね???

2015年10月18日日曜日

何気ない記事に涙

最近、自分も年を取ってきたと・・・
とても、身に染みる出来事が多いです。

先日、顔に黒い斑点ができているのに気が付きました。
日に日に大きくなってる。(^^;)
よく見ると、頭の頭皮にもいっぱい。

念のために皮膚科に行ってみました。

そこで、お医者さんにこう言われました。

「加齢で出るアレですね。」

アレ?
アレってあれですか?



志村けんが爺さんや婆さんに扮する時に・・・
マジックで顔に書いてる・・・
これ。(TT)

失笑。

若い女性のお医者さん曰く
「加齢によるものなので、日に当たらないようにして下さい。」
ですって。

そうですか。
解りました。
御診察、有難うございました。(TT)

最近は、加齢によるものなのか??
些細なことで、ホロリと来ることがおおくなりました。 先日は、東京新聞の子育てコラムを読んでホロリ。

「パパイヤ鈴木さんの子育て日記」

息子が変声期に入ったようです。
まだ変わりきっていない為に、少し話しづらそうです。
もしかしたら、こういう時に放っておくと無口になってしまうかもしれない。
そう思い・・・
普段より積極的に会話してみました。
息子も一生懸命話そうとするんですが、声が裏返ってしまい
ヨーデル風になってしまいます。
それが無性に可愛くて、夫婦で喜んでいます。
と同時に寂しさも湧いてくるのが正直なところ。

電話だと本当に息子かと疑うほど声が大人びています。
昔のように、幼くてかわいらしい声に戻ることは、二度と無いのです。

変わっていく息子の声を聞いていて
声とともに話す内容も大人になっていることに気が付きました。

「これおいしいね」

「ああ、うまいね」
に。
「カレーが食べたい」

「なんでもいいよ」
に。

そのうち、パパではなくお父さんと呼ばれるでしょう。
それが普通だと解っているのに・・・
寂しい。

子供の成長を喜ばない親はいません。
僕たち夫婦ももちろんそうです。
でも、変わっていく子供たちに戸惑いを隠せないのも事実です。

先日、息子とゴルフに行きました。
以前は「そのクラブじゃ小さくて届かないよ」と言っていたホールで
今回は「そのクラブじゃ大きくて超えちゃうよ」と言って、ハッとしました。

よく見ると、足も大きくなっていて・・・
そろそろ、僕の靴が履けそうです。
身長もとっくに妻を抜いていて、力も随分強くなりました。

近い将来、いろんなものが息子に抜かれて行って・・・
最終的には何も勝てなくなる。

息子が幼いころ、将来、無事に育つことをどれほど望んていたかわかりません。
でもそうなったとき、親って勝手ですね。

一生懸命大きくなろうとしている息子のそばで・・・
小さいままで居てほしいと望んでる。

こんな記事で泣くようになるなんて、自分にビックリ。
10年前の私が見たら、腹を抱えて地面をのたうち回ることだろう。(苦笑)

41歳、もう人生の折り返し地点を過ぎました。

今、息子は、5歳。

私が仕事から帰ると・・・
玄関まで走ってきて、抱きついてきます。
そして、待ってましたばかり、一生懸命話しかけてきます。
「トンちゃん、おかえりっ」
と何とも可愛い声。
とても甲高くて、それでいて優しい声。

まるで、天使のような。(親バカ)

そんな天使の声が・・・

声変わりですか。
そうですか。

野太い声で「オヤジ」と呼ばれる日。
想像もできない。

そのうち、親なんて、振り向きもしなくなるのは知っています。
自分がそうでしたから。

でも今日も・・・
家に帰ったら、息子が出迎えてくれる。
今は、私の帰りを心底喜んでくれる唯一無比の存在。
幸せですね。

今、この瞬間を一生懸命忘れないように・・・
頑張って生きようと思う・・・

今日この頃です。