毎日のように「溺れた」というニュースを目にしました。
そんなニュースを見るたび・・・
心臓がギュッと痛みます。
特に、4歳や5歳の子供が被害にあったニュースは、辛いです。
ただただ、聞くだけで辛い。(TT)
今年の特徴は、子供だけでなく、大人も多かったこと。
何なんでしょう??
個人的に、その原因の多くは「過信」なんだと思います。
特に我々ぐらいの年代の事故は、120%これが原因かと。
精神と肉体のギャップ。
40歳過ぎると、肉体の衰えは凄まじい。(^^;)
でも、精神は20代とあまり変わっていない。
その状況で、ちゃんとした身構えなく海で泳いだり、川で飛び込んだりする。
気持ちは若いままですから。
人がいればいるほど、無茶します。
危険ですね。
子供が溺れて、それを助けに行った親も多く犠牲になっています。
これも、過信です。
足が届かない場所でしがみ付かれて、あっという間に沈んでしまう。
親は、万が一我が子が溺れても・・・
パニックにならず・・・
親として我が子を確実に助けられる方法を考えなければなりません。
私は、日々トレーニングをしている人間ですが・・・
水中は、訳が違います。
5歳の息子が深みでおぼれていて、生身で泳いで行って助ける自信は0%です。
暴れられながらしがみ付かれたら、10秒と浮かんでいられないと思います。
注意が必要です。
でも・・・
真夏の酷暑日に・・・
透き通った清流があったら・・・
遊ばない手はありません。
山形の山寺のふもとにある、立谷川。
東北を代表する一級河川「最上川」の支流である須川の上流にある・・・
大自然の中にある美しい川です。(^^)
まさに、マイナスイオン!!
3歳と5歳、我が子達は狂喜乱舞。
岩場の川を大はしゃぎ。
走り回る、走り回る。
ステンッと転んで頭打ったら大変ですから・・・
妻も私も、常時、臨戦態勢。(^^;)
滝から少し下ると、小さな滝に大きな滝壺がありました。
奥の方は、私でも全く足が届きません。
それでも息子は、浮き輪で果敢に攻めます(TT)
目は、瞬間も離しません。
腰ぐらいの水嵩のところから5歩進めば、もう水深3mぐらいです。
これでも滝なので、滝壺は渦を巻いています。
息子は、滝の方に引き寄せられていってしまい、自力ではこちらの方に来ることが出来ません。
よって、私が泳いで救助に向かいます。(^^)
娘は、ジンベイザメの浮き輪に寝そべったまま。
こんな状態は、普通に見る光景ですが・・・
結構危ないといえますね。
子供が一人、悪ふざけして、ひっくり返ったら・・・
私もろとも、溺れてしまう可能性があります。
よって、私は、そんな想定を頭に張り巡らせての、対応です。
もし、ここで私が酒を飲んでいたら自殺行為と言えます。
そう思うと、怖いです。
そんな親の心、子知らずで・・・
まあ、至る所で無茶をしやがる。そして、娘と息子は、4時間、みっちり遊びました。
4時間遊んで、「もう帰るよ!」声を掛けたら、泣いて反抗するのですから、よっぽど楽しかったんでしょう。(苦笑)
親は、心底ぐったりです。(笑)
ちなみに、滝の方では、若者が飛び込み合戦をしてました。
滝の上で気後れして、中々飛び込めない男の子。
それを、捲し立てる仲間たち。
ビビりながら、飛び込んで・・・
その中で、何人か溺れかかっていたようです。
滝壺の回りは、岩。
一つ間違えれば、です。
「気構え」「身構え」「心構え」
これ、遊びでも大事です。
我が子達には、これから無事、成人になれるよう・・・・
口を酸っぱく、教え込んでいこうと思います。