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2014年11月1日土曜日

広告はどこまで許されるのか?

今日、朝の朝刊に某ビルダーの広告が入っていました。

最長60年保証の長期優良住宅対応住宅
坪単価24万8千円!!!

ドカンッ!と大見出し一面です。

「30坪の家を建てても、744万円だ!!」
「しかも、保証も長くて長期優良住宅!!」
「メッチャ安い!」

第一印象は、多分みなさんこうでしょう。

プロの私もそう思いましたから。(^^;)

しかし、プロとすると・・・
「不当景品類及び不当表示防止法に引っかかるギリギリだな。」
というのが、後につづきます。

広告を良く見ると、「※印」と「但し書き」がびっしり。

①60年保証は長期優良住宅の認定を受けた場合となります。
②税金は別途です。
③施工面積が35坪以上の本体単価です。
④仮設費用別途(足場や仮囲い、車両マット等と思われる。)
⑤地盤調査・地盤補強別途(地盤調査は必ず必要です。)
⑥屋外水栓工事別途
⑦屋外給排水工事別途
⑧雨水排水工事別途
⑨下水道接続工事別途
⑩屋外電気配線工事別途
⑪門塀工事別途
⑫その他諸費用別途(設計料や建築確認申請料、検査立会い料と思われる。)
⑬長期優良住宅申請費用別途
⑭10年を超える保証は、有償定期点検と有償メンテナンス工事を受けた建物に限る
※使用されている写真やイラストは、一部標準対象外となります。

これは、凄いですね。
最後の「イラストは仕様が違います」というのは、気が付かないように小っちゃく書いてあります。

つまり、写真やイラストのようにするには、さらに別途費用が掛かるという事です。

それらの費用単価や内訳は、一切書いてありません。
というか、一体全体、いくらになるのだろう??

広告のルールでは・・・
「一般の消費者を惑わす広告は禁ずる。」
となっています。

まず、一つ大きなところとして・・・
首都圏では30坪未満の住宅が主流です。
このビルダーを訪れるお客様も多くがそうだと思われます。
28坪の家を建てたら、一体坪単価はいくらになるのか?
この広告では一切見当が付きません。

また、長期優良と大きく広告しているのに・・・
標準は長期ではなく、長期とするには手数料がかかるとのこと。
その金額も、いったいいくらなのかまったく解りません。

10万かもしれませんし、100万円かもしれません。(^^;)

このビルダーで建築を依頼したら、実際の建築単価はいくらなのか?
プロの私でも、まるで検討が付かない訳です。

だから、広告を見た一般の人は、大いに迷うでしょうね。

ただ、間違いなく解るのは・・・
坪単価24.8万円では絶対に家が建たないという事だけです。

し・か・し・・・
一般の人は、建つと思うでしょう。
それがこの広告の狙いですし。


根本的に、こういう勘違いをする広告を「公正取引協議会」で禁じているはずなのですが、なぜ色々な規制が増え続けている広告業界で、いまだにこんなビルダー本位の身勝手な広告を打つことが出来るのでしょう??

というか、お客様のことを第一に考えたら・・・
こんな広告は絶対に打てませんよ。

だって、はなから騙す気マンマンなんですもの。
集客でだまそうと思う輩は、終始、騙そうとするでしょうね。

会社がそういう体質なわけですから。

同じビルダーとして、心底そう思います。

くわばら、くわばら。




2014年10月31日金曜日

グラナダと川砂利の洗い出し

さて、階段と基礎幅木を検討します。

普通であれば、両方ともにモルタルで仕上げるところですが・・・
高基礎なので、幅木の面積が広い。

ちなみに基礎幅木とは、基礎の立ち上がり(布基礎)の部分を言います。

本物件で言うと、この部分を指します。



通常は、地表から40cm程度の立ち上がりしかない為、ここに手間を掛ける事はありません。
本物件は、基礎面が正面だけ185cmほどあります。

モルタルで仕上げた場合・・・
表面だけの薄塗りとなるため、地震などで、ひび割れをする可能性があります。
40cmであればひび割れしても目立ちませんが、本物件は真正面。
目立ちます。(^^;)

よほど手の良い左官屋さんでない限り、ヘアクラックは入るだろうな~
モルタルの色ムラも出るだろうな~。
華が咲いたら(白華現象)最悪ですし・・・

樹脂系の幅木仕上げ材もあります。
防汚系の幅木仕上げ材なども考えるべきか??

ただ、予算がないんです。
階段も含めてモルタル仕上げだと、安くて10万円、高くて15万円程度でしょうか。
元々そのぐらいの予算しか組んでいません。

予算を度外視すれば・・・
光触媒の基礎幅木専用塗料なんていうのもあるんですよ!
その名も「基礎カラット」
http://www.ec-company.jp/product_k01.html

しかし、そうなると・・・
階段がモルタルだと、色が合わずにおかしくなります。(^^;)
階段部分をどうするか??



階段部分を樹脂系や防汚系の塗料で塗ることは出来ません。
そうすると、タイルかしら?
予算が限られます。
タイルも、材工で㎡単価10000円からです。

玄関内は、高級タイル「リミニ」を貼ってあります。
http://iinavi.inax.lixil.co.jp/products2/tile/search/hinban.php?hinban=IPF-200/RM-5

しかし、さすがに階段全部にこのタイルを貼る訳には行きません。
11㎡程度の面積があります。また階段は手間代がよけいに掛かります。
材工で、18万円は行くでしょう。(涙)

一番安いタイルとなると「アレス」あたりです。
http://iinavi.inax.lixil.co.jp/products2/tile/search/hinban.php?hinban=ALS-100NET/5

これでも13万ぐらいかしら。
アレスの300角をシュミレーションしてみました。



クリックすると拡大します。

タイルは、この「見付け」がとても大事です。
どこから貼り始めるかだで、仕上がりが大きく異なります。
細かいタイルが入ってしまうと、台無しにもなります。

だから、上部と側面で、必ず施工前に机上で検討することをお勧めします。

どうにか収まりそうだけど・・・
アレスか~。
どうしよう。

頭を悩ませること半日、結論が出ません。
迷った時は、一人で考えない。
「職人に聞く!!」

そこで、別件で外部と内部に漆喰塗を相談している凄腕の左官屋さん、藤沢市に事務所を構える「飛鳥工業」の早川社長に相談することにしました。

現場に無理やり連れて行き・・・
30分ほど、ディスカッション。

「モルタルでやったら、ヒビは入るよ。」
「色ムラも、白華もでるわな。」
「階段は、踏み段だけ段鼻タイルを回す方法もある。」
「後ろは普通の幅木の納めで良いだろ。」
「階段の側面だけ、樹脂にしたら?」
「下40cmだけモルタルで塗って上を樹脂系にしても良い。」
「そしたら階段はモルタルで行けるぞ。」

色々な提案を頂きましたが、どれもしっくりこない。

階段は洗い出しが良いのだけれど・・・
予算がないし・・・

通常、洗い出しは㎡単価16000円程度の費用が掛かります。
階段で側面が大きくある場合は、手間が1.5倍ぐらい必要です。
つまり、この階段だけで23万円ぐらい必要となる訳です。

早川社長、70歳を超える職人気質です。
「じゃあ、階段は、大磯砂利の洗い出しで行こう。」
「基礎幅木は、この建物に合うよう塗ってやる!任せとけ。」

金額は、大幅にまけてくれました。(^^)
(といっても、当初予算より15万円オーバー)

ということで、階段は、全部、大磯砂利の洗い出し仕上げとなります。
1分の石が良いという早川さんと・・・
2分の石が良いという私。(^^;)
最終的に1と2分を半々で混ぜることとなりました。

基礎幅木は、モルタルで下塗りをしたあと、外壁仕上げ材のアクリル樹脂系塗料「グラナダ」で仕上げます。
http://www.kikusui-chem.co.jp/products/detail/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%8A%E3%83%80

来週初旬から施工予定です。
(施工は、本ブログで紹介しますので。)



2014年10月30日木曜日

玄関ポーチと階段の仕上げ

当社売主の太陽光発電付建売住宅「鎌倉市今泉」・・・

外構屋さんの全工程が完了しました。



最後のに玄関手すりを取り付けます。

スチールで鉄工所に特注で製作を依頼しようと思いましたが・・・
スチールは格好が良いですが、サビるんですよね~。

ハードウッドで、大工さんに作ってもらうか??
でも、ごつくなります。

アルミの手すりが本来は一般的ですが・・・
価格の割に、安っぽいのがたまにキズ。
でも、寂びない。

見た目を取るか?
将来のメンテナンス性を取るか?

最近のご購入者様が求めるのは「メンテナンス性」かな?

そこで、各メーカーのカタログを目を皿のように見ることに。

LIXIL(東洋エクステリア・新日軽)
三協アルミ
YKKAP
四国化成

その中で、見つけました。
とてもシンプルで、そして、価格も安く、カッコ良いものを!!
真似されるので、品番やメーカーは言いません。(あしからず)



この手すりのどこが良いかというと・・・
支柱と手すりのシンプルな継手。
そして、コーナーを支柱1本で取回すことが出来る。

普通は、コーナーは2本収まりとなりますので、6本の支柱が必要です。
でも、2本支柱が減るだけで、見た目がとてもスッキリ。

手すりのコーナー部材も「塩ビ」の安っぽさが微塵もない!!

こりゃ、抜群の手すりです。(^^)

最初、幸輝土建の佐藤社長が現場で開封した時、電話が掛かってきました。

「手すりと支柱がシルバーとブロンズで色が違います。」
「メーカー搬入ミスですかね?」

いえいえ、佐藤さん、ワザとですよ。(^^)
ワザと、手すりだけ分離発注できるので、ブロンズにしたんです。

普通、シルバーだけにしちゃいますよね~。
それだと、アルミ独特の安っぽさが出る所が
どうです??
シックに収まってますでしょ??

ブロンズは、樹脂系の木目プリントが出てから、使われない色です。
でも、木目の樹脂って、個人的に「偽物臭」がして嫌いなんです。

であれば、普通のブロンズ色の方が絶対カッコ良い。
ただ、全部ブロンズにしちゃうと古臭くなる。


だから、手すりだけブロンズにしたわけです。(^^)

やろうと思えば・・・
とっても細かい事ですが、こんなことも出来るんです。



水平器を当てて、慎重に取り付けます。
ちなみに・・・
多くの場合、階段を仕上げてから支柱をビス留めにしますが・・・



階段自体に穴をあけて、支柱をシンプルに埋め込む作業をしています。

これをすることで、コア抜きのコストが3万円ぐらいUPします。
が、出来上がりは、こちらの方が断然良いです。

人任せにすると、コスト優先で微塵も考えないところですが・・・
見えないところでお金を掛けるのが、住宅はとっても大事。
それが積み重なることで、仕上がりに雲泥の差が出るわけです。

さてと・・・
次は、基礎の立ち上がりと、階段を何で仕上げるか。(^^;)
頭を悩ませます。

つづく


2014年10月28日火曜日

キャラケーキ&誕生日ケーキ

娘が一昨日、誕生日を迎えました。
誕生日ケーキをどうするか??

味と素材で選ぶのであれば、鎌倉山のルミリュウ・・・
http://www.lemilieu-kamakurayama.com/

種類の豊富さとパンダ&クマを選ぶのであれば、レシュー・・・
http://www.leschoux.co.jp/

素朴な味わいで選ぶのであれば、サンルイ島・・・
http://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140402/14054211/

今は無くなってしまった鎌倉体育館横の小さなお店パテスリー葉山庵・・・
http://www.hayamaan.com/patisserie/

パテスリー葉山庵は、とても好きなお店だったので、買いに行ったときに「閉店」の張り紙を見たときは凄いがっかりしました。(もうだいぶ前の話です。)

その他にも、鎌倉はまだ行ったことが無いケーキ屋さんが数多く存在します。

さて・・・
どうしようかしら?

妻の友達、ラーメンHANABIオーナーの奥様の情報で・・・
長谷のバームクーヘン屋さん「輪心」でも、誕生日ケーキが出来るという・・・
http://www.waco-kamakura.com/

面白い。

私が選ぶと、ルミリュウ率85%。(^^;)

妻に・・・
「ルミリュウの6号のフルーツケーキで良いじゃん。」
というと、妻・・・
「う~ん」
と唸ります。

こういう時は、余計な口出しはしない方が良い。

今までの経験からです。(汗)
言う事を聞くに限ります。
どうしたいか、聞いてみると・・・
「可愛いキャラケーキが良い。」とのこと。

そこで、調べて、探したのがここ。
港南区日野にあるフィサリス!!!
http://www.physalis-2003.com/index.php?data=./data/cl26/

何が凄いかって・・・
キャラケーキ専門店といえるほどの凄い作品数!!
妻、一目で「ここにする!!」と、決定。

早速注文し、当日、私が仕事中に取りに行くことに・・・(^^;)

場所は、横浜横須賀道路の日野インター手前。
大船からだと、車で10分程度。
近いです。



店構えは、ひっそりな感じでした。
パッと見、ケーキ屋さんだとは解りません。

ケーキを受け取り・・・
早めに仕事を切り上げ・・・

夜ご飯を食べた後、いよいよ、娘の前で御開帳!!!!



(クリックすると拡大します。)

6号のミニーちゃん。
なんでも、色味はすべてフルーツを代用しているのだとか。
これで4000円台!!
とっても、安い。

娘、狂喜乱舞!

でも、その後あっという間に・・・
ミニーちゃんは息子と娘にスプーンではぎ取られてしまいました。(笑)

今回は、大成功!!

ちなみに、個人的に・・・
フィサリスさんのHPに掲載されている・・・



マイケルのケーキがツボでした。

2014年10月27日月曜日

原子力の知らされなかった恐怖

凄いニュースが、ひっそりと出てますね。
http://financegreenwatch.org/jp/?p=47675

北海道電力泊原発で、過去25年の間・・・
計570兆ベクレルものトリチウムが海に放出されていたというもの。 

北電によると、泊原発では1号機が運転を始めた1989年度以降
トリチウムを日本海に放出し続けてており・・・
3号機が運転開始した2009年度は、1年でなんと「30兆ベクレル」
11年度は、1年だけで最多の「38兆ベクレル」
運転停止に伴い12年度は、「8兆7千億ベクレル」
完全停止中の13年度でも、「5700億ベクレル」という天文学的な数字です。

トリチウムは、半減期が12年と言われていますが・・・
100年近く消滅しない、強力な発ガン物質とされています。

海に放出されたトリチウムは、薄まりはしますが消えません。
海水に留まり、蓄積されます。
海水から藻類、海草に取り込まれます。
食物連鎖により、甲殻類、魚などの水生生物全般に広がります。

塩を含む海産物を食べることだけで・・・
人体に今後何十年もの間、必然的に取り込まれつづけます。

トリチウムは、蒸発する海水に含まれます。
日々降る雨は、海水が蒸発したものです。
蒸発し、雨となり我々に降り注ぎます。

水道水は、雨水です。
地下から湧き出る水も、もとはすべて雨水です。
雨水は、地球上全ての命の源です。

それらが全て汚染されているとしたら、逃げ道はありません。

食品の放射能安全表示は、トリチウムを計測していません。
セシウムだけの数値です。

人体に取り込まれたトリチウムは、DNA分子の中で結合し、本構造である水素結合を、全く別のものにしてしまう放射性同位体という独特の特徴を持っているために「最も危険な放射性物質」とされているそうです。

遺伝子被ばくというのだとか。
遺伝子へ影響を与え、それにより変化が引き起こされ・・・
数多くの病気の原因となるそうです。

その代表格が、癌です。

ここで、ピンと来る人は鋭いです。
なぜ、日本が世界一の「癌大国」になったのか?
なぜ、こんなに食文化が発達した小さな島国で・・・
2人に1人が癌になると言われているのか?

その理由が今、白日の下に晒さらされたのです。

世界の1割を超える原子力発電が・・・
世界の0.25%しかない国土の日本に密集している。
そして、世界一「海産物を食べる」のが、日本人です。
なるほど。

福島原発では、汚染水の貯水タンクが問題になっています。
汚染水として海に流す事が禁じられ・・・
地上に増え続ける巨大タンク群。
これらは、トリチウム汚染水なのです。
それが、他の原発では、なんら処理されず放出されています。
今、この瞬間も・・・です。

なんという、不可思議な事態でしょう。

そして、もっと驚くのは、泊原発が現在運転停止中だということ。
停止していても3基で年5700億ベクレル!
莫大な放射能が、海に放出され続けているのです。

運転時と比べると、1.5%とごく少量ですが・・・
それでも億をはるかに超える恐ろしい数字です。

日本海域で、原子力発電所があるのは日本だけではありません。
韓国=25基
台湾=8基
中国=19基
ロシア=?

そして、韓国で12基の増設計画があり・・・
中国では19基が建設中で、増設計画が225基にのぼるという。

泊原発3基で、運転中に年38兆ベクレル。
1日換算で、1041億ベクレル。

原子力発電1基で・・・
1日347億ベクレルもの発がん性物質が垂れ流されている。

それが少なくとも52基、日本海側でフル稼働しているのです。

トリチウムは、原子力発電所の種類によって発生する数値は異なるという事ですが、単純計算で1日5兆4132億ベクレルもの発がん性物質が、海洋に放出されていると考えて間違いはないと思います。。

それも、日本の54基を除いてです。
日本も合わせると106基。
この途方もない事実、知っている人は、いましたか??

日々、日本海のお魚を食べ、鰹節や昆布でだしを取り・・・
ワカメやシジミ・アサリの味噌汁を食べている我々。
凍りつきませんか?

私は、どちらかというとアンテナを張っている側の人間ですが・・・
今まで全く知りませんでした。

政府は、この事実を隠してますね。
そして、国民に安全だと言い切っています。
平和ボケで、危機管理能力がマヒしていたとしても・・・
「恐ろしい」という、言葉しか出てきません。
恐怖以外の感じませんよ。(TT)

御用学者はこういいます。

「トリチウム自体は危険だが、海水で薄まるから大丈夫。」
「海の体積からすれば、小さな原発から出る物質は芥子粒だ。」

だから、安全なんですって。(失笑)
考えれば考えるほど、暴論ですね。


トリチウムは100年もの間、放射性物質として消えません。
生命の母といわれる「海」に・・・
発がん性物質が、どんどんと蓄積され続けます。

世界の原子力発電数は、現在426基を超えます。

そして、あと数十年で1000基に及ぶとされています。

北電は・・・
「管理基準値を十分下回っており、健康にも環境にも影響はない。」
として、全く悪びれません。

私みたいな偏差値40の高卒の馬鹿が考えても解ります。
1か所で1日に流していい基準値があったとしても・・・
2箇所の数値をまとめたら、完全にアウトとなります。
それが426倍。
つまり、1か所で基準値の426倍の放射能を流しているのと・・・
物理的に変わらないのですよ!!
今の世界は。

完全にアウトでしょ。
というか、アウトどころの騒ぎではない。(^^;)


夢のエネルギーとして原子力を生み出した人間。
それが近年、手におえないことが分かった。

人を殺し、自然を破壊する物質を生み出し続ける。
そして、その物質を無効にする手だてが無い事を知った。

すると、人間は基準値を作り・・・
その手におえない物質を自然界にばらまいて良いとした。

そして、その基準を盾にとって・・・

癌患者が増えようが・・・
小児白血病患者が増えようが・・・
先天性異常の赤ちゃんが増えようが・・・
発達異常の子供たちが急激に増幅し・・・
子供が出来ない夫婦が増えようが・・・

「放射能は規定値以下なので一切関係が無い。」

と、言い切る。
なんという、暴論でしょうか?

どうしましょう。
この矛盾に対し、
一個人として、どうやって立ち向かえば良いのか?

原子力政策は国が行っています。
自民党でこの政策を推し進める政治家は、こう言ったそうです。
(確か元、官房長官だった輩)


「日本だけが脱原発をしても、どうしようもない。日本が辞めても、韓国産や中国産の原子力発電所が世界で増えつづける。であるならば、それらを少しでも安全な日本製とするのが、原子力先進国としての日本の役目だ。」

そりゃ、どう考えても違うでしょうよ!!!

被爆国として、世界初の大事故を起こしている国として・・・
先導して、危険を公表し世界を止めるのが、我々が担う役目でしょうが!
だれが、225基の計画をしている中国を止めるんですか?

中国は、事故が起きても開示しませんよ。
今、止めなければ・・・
もう、破滅は目に見えてるのに。

慰安婦だの、尖閣諸島だの、そんな些細な事でもめている場合じゃない。
地球の存続のかかった話し合いを・・・、今すぐに!!




2014年10月26日日曜日

土間屋さん

昨日は、ブログを書く時間が全く取れませんでした。(^^;)
ネタはたっぷりあるのですが・・・
バタバタしているうちに午後8時半を回ってしまい・・・
ブログは完璧に失念。

慌てて家に帰って、妻が風呂に入っている間に子供たちと遊んで・・・
9時半ぐらいに子供たちを風呂に投入して・・・

出たら、着替えさせて、髪を乾かせて、歯磨きをして・・・
寝かしつけようとするも、大抵抗。(TT)

夜10時に晩御飯を食べ始めて、子供たちは全然寝ず・・・
オヤジ(私)の飯を食べるのをひたすら邪魔する。
オヤジのちょっかいに飽きた10時半ごろ、メリーポピンズのDVDを見出す始末。
ちなみに、我が家、2歳の娘もDVDの出し入れや、ビデオの操作を完璧にこなします。(^^;)

私は、子供たちの隙を見て、そーっとトレーニングをしに公園に外出。
11時半に戻ってくると、妻と子供たちは寝てました。

こんな状態が、毎日のお決まりパターンです。

その後、風呂入って・・・
12時過ぎにストレッチをしながら・・・

「あ、ブログ忘れてた!」

ってな、感じです。(TT)
ご覧くださっているお客様方、申し訳ありませんでした。(ノ≧ڡ≦)テヘペロ

話は全く変わりまして・・・
当社売主鎌倉市今泉の太陽光発電付新築分譲住宅。

昨日、駐車場の土間コンクリートを打設しました。(^^)



(クリックすると拡大します。)

朝一で様子を見に行き、午後2時にもう一度見に行ったら、すでに打ち終わっていました。

仕上げは、土間屋さんです。

土間屋さんは、左官屋さんとは異なり・・・
地面のコンクリートの表面を仕上げるのを専門に行っている職人さんです。

下地や生コンの打設までは、全て外構屋さんが行います。
この表面をきれいに仕上げるためだけに、存在する職人さんなんです。

建売住宅の場合、究極にコストダウンを図っている場合が多く、外構屋さんがコテ当てするビルダーが殆どですが、やはりその道のプロがやると、仕上がりは断然良いです。



慣らして、コンクリートの量を調整して、仮押さえの状態です。



土間は、道路より3cm程度高くしました。



通常は縁石を入れることが多いですが・・・

下地をしっかりと造り、コンクリートの含水率をしっかりと調整し・・・
養生期間を中4日以上しっかりととれば、縁石を入れなくても強度が取れます。
また、逆に縁石自体が動いてヒビが入ったりしますので。

見た目もスッキリ。

これで、夕方までコンクリートがある程度固まるのを待ち・・・
最後、金鏝でしごきます。

駐輪スペースも同じです。



この土間が仕上がったら・・・

外部は、基礎の表面の左官仕上げと、階段の左官仕上げで終了します。

来週からは、ウッドデッキ工事です。

2014年10月24日金曜日

鎌倉市今泉新築住宅外構

当社売主の鎌倉市今泉3丁目の太陽光発電付新築住宅。
価格3,880万円(税込)
10月末日の完成予定日まで、ラストスパートです。

外構の下地が大体完成です。


正面は、奥行2.7m~2.9mある駐車スペースです。
奥行があるので、大型車でも楽々駐車でき、ドアも大きく開くことが出来ます。

全面にコンクリートを打ちますが・・・
ただ打ったのでは、味気ない。


そこで、貫板で植栽スペースを囲い、幅7cm程度の植栽スペースを開ける事にしました。
タマ竜などを植えて、緑の生える土間にしたいと思います。

建物の敷地は、道路より1.7m高い。
RCで玄関前に階段を設置。


粗打ちです。
階段手すりとポーチ落下防止手すりなどの設置が終わり・・・
全ての外構工事が終わった時点で、左官屋さんに仕上げ塗をしてもらいます。

階段の横は、わざと空間として開けました。


ここは、駐輪スペースです。
バイクや電動自転車をしまうのにピッタリ。(^^)

奥に散水栓を設けましたので、洗車も楽々です。

建物の裏にも無理なく行けるよう・・・


奥にも階段を取り付けました。
これも、最後にモルタルを金鏝でキレイに仕上げます。



ブロックの上は、フェンスを最後に設置します。

来週初旬には、外構が終わり・・・
雨が降らなければ・・・

28日から、2階のウッドデッキの設置工事となります。

本物件は、外構工事、ウッドデッキ工事が終わったら、激変しますよ~。
ご期待ください。(^^)

2014年10月23日木曜日

スマホが割れた

3日連続の雨ですね。

現在、基礎工事中の物件が一件。
外構工事の仕上げ中の物件が一件。
外装の仕上げ中の物件が一件。

全て、工事が進みません。(TT)

引渡し時期や、上棟式の時期は、お客様と打ち合わせ済み。
なので、長雨は、頭が痛いです。

そんな中、一昨日、スマホをポケットから落としました。
私、携帯を良く落とす太刀でして・・・
スマホはとても気を付けているのですが、今回で3回目でしょうか?
でも、いつもと音が違い・・・

嫌な気配を感じながら、落としたスマホを拾い上げてみると・・・



ぎゃ~っ!!!!

画面が割れた。(TT)

まあ、そうだよな。
全画面がモニターのようなもんだから。
スマホ落としたら、こうなるよな。

しかし、忙しい。
ドコモショップなぞに行ったら、待ち時間1時間はかかる。(汗)
もう、放っておくしかありません。

家に帰り・・・
スマホはいつものリビングのチェスト上に置き・・・
今日、朝、手に取ると・・・



なんだ?
ゴミがくっついてる??

息子に聞くと、「僕じゃないよ。」という。
妻に聞くも、朝は忙しくて「なに?」と、二つ返事。

残すは、娘。
「トンの携帯に何か貼った?」と聞くと・・・

娘、こんなことを言いました。

「私が貼ったの。」
「痛い痛いだったから、ばんそうこう貼ってあげたのよ。」
「治ったでしょ?」

と、ニッコリ。

ぐふぁっ!!!

危うく、私・・・、卒倒しそうになりました。

これが世のお父さん方が・・・
みんな一撃でやられるいう・・・
西原理恵子が自分の幼少の娘の言動を「オヤジ殺し」といった・・・
例のヤツですか。(^^;)

2歳の娘、恐るべし。

でも、おかげでとても幸せな気分で、今日の仕事に向えています。

うちの母親(70歳)が最近、遠い目をして良く言うのですが・・・

「(今思い返すと)子は親に幼少のころにすべての恩を返してくれる。」

のだそうです。
そして、その赤子の頃の自分だけが知っている記憶を思い出すたび、全ての苦労が報われるのだとか。(^^;)

そういえば・・・
小学校高学年のお子さんが居るお客様の家に、先日お邪魔した時・・・
お母さん、こんなことを仰いました。
「息子も、可愛いのは小学校低学年まで。」
「あとは、ぐうたらで家の中でゴロゴロして邪魔なだけ。」
「生意気で、なんの手伝いもせず食って寝るばかりで、使い物にならない。」

なんてお答えしていいか、苦笑いしたばかりです。(^^;)

とすると・・・
今日の朝の出来事は、一つの恩返しなのでしょうか?
となると・・・
私は今、幸せの絶頂期なのかもしれません。

そして、今日の記憶は、私の中だけに生きつづけるのかしら?
娘が嫁に行くとき、フラッシュバックするのかな。

死ぬ間際、思い出すのかな?

自分の中でどう残るのか・・・
どんな時に思い出すのか・・・
どんな美談の記録として昇華していくのか・・・

なんだか楽しみです。



2014年10月21日火曜日

サッシの断熱性

住宅を建てる上で、窓は欠かせません。
でも、結構皆さん、その窓に無頓着だったりします。

ガラス一つとっても、色々あります。
窓サッシの枠一つとっても、色々あるんです。

例えば、サッシの防音に関して熟知している人は、プロの中でも少数です。
↓↓は、4年前のペアサッシの防音に関する私のブログ。
http://heisei-hitorigoto.seesaa.net/article/142968805.html

ガラスの厚みの組み合わせだけで、防音の性能が大幅に異なるのです。

この防音の性能も含め、引違サッシは劣ると言われています。
断熱性能もです。

これは本当か??

日本の家といえば、引違窓を採用する人が殆どです。
どうなのでしょう。

実は、本当です。

各メーカーのWEBには、引違サッシの注意書きにこのような文言があります。

引違い窓(サッシ)は、すき間をふさぐために、枠等にパッキングなどの気密部品を取り付けていますが、風が吹くと室内外に気圧差が生じてこの気密部品の接触部分から空気が出入りし、すき間風となります。
引違い窓(サッシ)の気密性は、接触部分から出入りする空気の量が少ないほど性能がよいといえますが、日本工業規格(JIS)では、この空気の出入りを認めたものになっており、空気の出入りを遮断しなければならないことを規定してはおりません。
なお、換気扇を使用した場合は、強制的に空気を室外に排出することになるので、気密材と枠または障子の接触部分から空気が室内に入ることがあります。

つまり・・・

「引違窓は、外部の空気が室内に入る構造である。」
と、サッシメーカーも日本工業規格も認めている(逃げている)のです。

氷点下が当たり前の北欧や北米では・・・
横すべり窓を採用していることが殆どです。
引違なんてもってのほか。窓が極力小さい家が多い。

これは、窓からの熱損失が大きいからです。

日本の住宅には、断熱という概念はもともとありませんでした。
家の中で囲炉裏や窯を焚く文化ですから、気密性が高かったらあっという間に一酸化炭素中毒で死んでしまいます。

だから、昔の家は隙間風当たりまえ。
そんな文化が生んだのが「引き違い窓」です。

窓を大きくすれば大きくするほど・・・
窓を増やせば増やすほど・・・
厳密に言えば、家の性能は落ちるというのは正解です。

また、大きい窓にすると、おのずと引違窓となります。
その引違窓が大きければ大きいほど、サッシの重なり部分での隙間面積が大きくなり、薄いゴムで補っている箇所が増えていくわけです。

そして、そのゴムは劣化します。

でも、そこまで説明するビルダーは、ゼロです。
もちろん、メーカーも。
当社も、お客様にそこまで説明はしません。

寒冷地でなければ、そこまで気にする必要もありません。

でも、知っておくと違います。

「最近、なんだか家が寒いな!」
と思ったら・・・
引き違いの受け口と重なり合っている部分のゴムパッキンをチェックすることをお勧めします。


2014年10月20日月曜日

山肌の樹木の伐採

鎌倉市玉縄2丁目で新築分譲予定の物件がります。

以前、解体作業をご紹介していましたが・・・
http://heisei-shonan.blogspot.jp/2014/08/blog-post_25.html

その後行った山の樹木の伐採の紹介をするのをすっかりと忘れていました。
鎌倉は、山あいの土地です。
多くの住宅地が、山を切り開いた中腹か、谷戸に所在します。
よって、山肌をを背負った土地がとても多いのが特徴です。

本地も、山が隣接していて・・・
しかも何十年も手付かずだったようで、うっそうとしていました。

このままでも良いのですが・・・


さすがにこれでは将来が大変です。
ご近隣にお住まいになられている方からも、伐採してほしいというご依頼を頂き・・・

横浜市泉区にある相伸建設さんに依頼して、大規模伐採をすることとしました。

まずは、どれほど変わったかをご覧くださいませ。

ビフォー


アフター


同じ土地だとは・・・
言われないと分からないかも。(^^)

スッキリ!

岩肌が露出したことにより、法面の安全性の確認がしっかりと出来るようになりました。
現在、擁壁で保護をする申請をしています。

ここまで行うには、人力では無理です。
さて、どうやって伐採したのかと言いますと・・・


これです!
クレーン&ゴンドラ。

この・・・
ゴンドラに・・・
作業員が乗り込み・・・


リフト!!


そして・・・
旋回!!


そして、木の中に・・・
突入!!


手で持てるだけの木を切って・・・
旋回して・・・


下に落とす。


そして・・・
また、山の中に突っ込んでいきます。(^^;)


どんどん
切って行きます。


奥の平屋の家の上も、同じ要領で切って、落とす。

下では3人がかりで切った木を細断して・・・
トラックで運び出していきます。

丸一日かけて
キレイさっぱり。


奥の家の屋根の上に覆いかぶさっていた樫の木が3本。
無くなりました。(^^)

今回、当社が購入した土地があり、さらにそこに存在していた古家を解体したので、大型のクレーン車を入れて作業をすることが出来ましたが、それが無かったらこういう作業は出来ません。

地道に職人さんが木に登って切り落とす作業となります。
そうなった場合、大よそ8倍ぐらいの手間がかかるでしょう。
隣地の方は、手前の方も奥の方も喜んでいただけました。

11月末には宅地造成許可が下り、保護擁壁の施工を行うことが出来るようになります。

現在、建築家の伊藤誠康先生により設計を手掛けています。

建築家の建売住宅として来年初旬に販売を開始する予定です。

ご興味がおありの方は・・・
メールでも電話でも、お気軽にお問い合わせくださいませ。