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2014年9月8日月曜日

絶品ラーメンと絶品チャーシュー

今日は朝から、車で移動移動移動。

朝8時に長谷で立会いをして・・・
藤沢駅の三井住友信託銀行へ。
返す刀で横浜の関内に向い、財務省関東財務局の国有財産第二統括管理課へ。

その後、午後1時に稲村ケ崎で立会いです。

この流れでは、ちょうど稲村に向う道で、横浜の上大岡駅を通ります。
となると、昼飯は決まりです。

いつもは妻が握るオニギリが私の昼飯なのですが・・・
朝早く出たので、妻には「今日はいいよ」と伝え・・・
万全を期して・・・
午前11時半、上大岡駅を通過。

通過してすぐ左折をし・・・「G麺7」へ直行。
そうです、これが目的です。



ワンタン醤油ラーメン、ネギ増し也。

私の横浜北~鎌倉間の3大醤油ラーメンの1つです。

日々、進化していおり、何度行っても、ちょこっと味が違う。
そして、いつも「ウマいっ!」と、唸ります。

チャーシューは、豚と鶏が2枚ずつ入っています。
このチャーシュー、わざと豚と鶏の癖を出してあります。その臭いが、ちょっと私の好みと違うんですが・・・
それを差し引いても、絶品ラーメンです。

横浜北部は最近激戦です。
名高いラーメン店が多くありますが、醤油系で絶品と言えるお店は本当に少ないです。

その中で、名店とされ、私がまだ行っていない店があります。
吉野町のど真ん中にある「らーめん鶏喰」です。

ここ、前を通ると行列が凄くて、仕事中は行くことが出来ません。
休みは子供と遊び倒しているので、行けません。
でも、メッチャクチャ美味いらしい。
透き通る鶏ガラスープなんですって。
ああ、早く味わってみたいです。

「G麺7」の豚と鶏のチャーシューを頬張りながら・・・

先日、お客様から頂いたチャーシューを思い出しました。



上の写真は、我が家のある日の晩飯です。

鎌倉は稲村ケ崎にある老舗精肉店「はぶか牛肉店」の・・・
手作りチャーシュー也!!

このチャーシュー、絶品。
チャーシューにお店特製の手造りのタレをかけ、浸しながらそのまま大きな一枚を口いっぱいに頬張ります。
そして、口の中に、すぐご飯をぶち込むっ!!

そして、ハムスターの如く。

豚の香りと・・・
甘タレの味と・・・
暑いご飯の湯気と・・・
程よい背脂の噛み応え・・・

そのハーモニーが口いっぱいに広がります。

最近、ラーメン屋さんに行くと、サイドメニューに「チャーシューご飯」って必ずありますでしょ?
今まで色々なお店でチャーシュー丼なるものを食べてきましたが・・・
正直、これが一番うまし!!

「このチャーシュー、醤油ラーメンに合うだろうな~」

そう思いながら、チャーシューをあっという間に平らげました。

この至福の記憶が、今日、G麺7のラーメンをすすりながら甦ったわけです。(^^;)
はぶかのチャーシューをG麺7のラーメンに浮かべて・・・
食べてみたい。
(G麺7の店主さんに聞かれたら怒られそうだ。汗)

はぶかさんは、ついこの間、アド街ック天国にも出てましたね。
ご覧になられた方いらっしゃるかしら?
チャーシューは少量の限定品です。
お求めになられる際は、午前中に行った方が良いそうですよ。(^^)

ちなみに上の写真・・・
「柳家の晩御飯は、これだけか!」
なんて、くれぐれも勘違いなさらないように。

他にも手造りのオカズが一杯ありましたのでっ!
妻の名誉の為に言っておきます。(^^;)

(妻から、たぶんキツイお叱りを受けると思われ・・・)




2014年9月7日日曜日

天井杉板張り

現在建築中の鎌倉市植木の注文住宅・・・
ようやく、内装に手が掛かってきました。(^^)

強化ボードを室内に張る前に、吹き抜けの天井に貼る杉板を施工しました。
特上小節の幅広12cmの4m一枚もの。
それを、贅沢に登り方向に一枚張りしました。



㎡単価、定価で1万円する杉板です。
上小節ですが、節が一つもありません。
特級の節無しですね。(^^)

本物件は、2階にリビングがあり、南側を3階までの吹き抜けにしています。


ただし、南側を吹き抜けにすると日光の入りが強すぎて、暑くなります。
通常、南側に屋根を上らせて、より高い天井を求めます。
が、それをやってしまうと灼熱地獄を味わうことになりますので、本物件は、南側に屋根を下げ、庇を多く出し、家の中に日中の日光が入りすぎないように制限をしました。

上記写真のように、南道路に向って、屋根が下がっています。

渡り廊下のようになっているのは、書庫スペースとなります。

この吹き抜けのスペースに、階段を設置します。



四角いニッチに沿って、階段が設置されます。



3階の床の梁に取り付けます。

この建物の注文を受ける際・・・
お客様から絶対にはずせない希望がありました。
それが「リビング吹き抜け」と「スケルトン階段」でした。

その夢が、今、現実になりつつあります。

但し・・・
準防火地域の3階建てのため・・・
耐火構造にしなければならない為、鉄骨はNGとなります。

よって、木材で製作することとなります。
しかも、火事の際、45分間燃えない厚みが必要とのこと。
踏板は、厚さ6cm必要なのだとか。
特注のゴツイ階段を大工の井関さんに製作してもらいます。

天井に杉板を張るのは、中々、コストが掛かります。
ですが、やはり、勾配天井であれば、杉板張りが良いですね。



家の中が、パッと晴れます。
森林浴をしているような、やわらかい空間となります。

通常この面を杉板張りしますと・・・
無節の特一ですと、大工さんの手間を含めて30万円は掛かると思われます。
でも、リビングを床暖房にするより安いです。

私だったら・・・
床暖房より、こっちを選びますね~。(^^)

(こんなこと言うと、東京ガスのNさんに怒られちゃうな)

2014年9月6日土曜日

昔の浄化槽

稲村ケ崎の解体、今日も続けています。

南側のブロック塀、約20mほど、キレイに撤去終了しました。



基礎部分の大谷石も取りたいところですが・・・
これを取ると隣地との境がなくなってしまうので、復旧するときに撤去することとします。

東側のブロックとフェンスももすでに風化していましたので、約20mほど撤去。



玉石の擁壁の上にうっすらと見える跡がブロックのあったところです。
ここも、数か所に差し筋があっただけで、ただ乗っていただけです。
人が蹴っ飛ばしたら取れる程度の施工ですね。
昔の外構工事はいい加減ですよ。
本当に。(^^;)

北側の隣地境界ブロックも解体していきます。


ここもブロックの中はスッカスカ。

う~ん

また、鎌倉の古い家の場合・・・
過去、下水道の普及が無かった住宅地が多いので・・・

これが出てきます。



浄化槽です。
本物件は、コンクリート製の浄化槽が3つも出てきました。

しかも、隣地擁壁付近に・・・

この浄化槽は3連となっていて、一番手前のものです。
地中50cmの深さにあるので、最後の最後まで気が付きませんでした。

地表近くにあった2つはすでに解体済みなのですが・・・
なぜ3連?
なぜこんな深さに?
そして、なぜコンクリート壁が30cmの厚さなの??



こんなに堅固に造る必要があったのだろう??
しかも、境界際ですよ。
これを壊すと、隣接している壁が危険です。
地層は良好。

逆に撤去してしまうとその部分が弱くなってしまいます。
プラスチックやFRP製であれば絶対撤去ですが、コンクリートであれば、地盤強度に影響はありません。
水抜きして底板をブレーカーで壊して、壁面はそのまま解体せずに埋めることしします。

計画ではここは駐車場となります。
建物にも掛かりません。

これら浄化槽は、古い家を解体すると敷地内や建物下から良く出てきます。
ですが、気が付かないケースも多い。
不動マネジメントさんの場合、解体後に地表から地下50cm程度を網目のバケットでさらってくれます。
ですので、見逃すことはありません。

来週、前面道路に面する玉石を解体して、土を4tトラック20台前後搬出して終了となります。

解体終了したら、すぐに幸輝土建さんに外周のブロック工事を行い・・・、開発申請後に建物の建築を開始します。

2014年9月5日金曜日

鎌倉市稲村ガ崎の新築予定物件

鎌倉市稲村ガ崎5丁目にて、新築分譲住宅を計画しています。
すでに土地を古家付で購入しており、現在古家解体を行っています。

解体開始直後の現場の様子です。



100坪近い土地に、大きな邸宅が建っていました。
解体をお願いしたのは、株式会社不動マネジメントさん。
当社の解体作業のすべてを請け負って頂いております。

内部からどんどんと解体していきます。



結構、荷物が残っています。(^^;)
この辺は、すべて、バールやハンマーでの手作業となります。

今、解体は分類が厳しく指導されており、解体をするにも細かく仕分けしてマニュフェストを作成しなければなりません。
よって、内装は、手作業となります。

木造でも、一度ここまできれいにスケルトンにするわけです。

大方内部が片付くと、外部を重機で壊していきます。



それでも、解体しながら巧みに仕分けをしていきます。


なので、一昔前のように無造作に壊すことはしません。
ユンボー(重機)を器用に使って木材やサッシやスチール等々に仕分けを行う作業は、大きなフォークでなんとも繊細です。



ドンドンと取り壊し・・・
庭園の庭木や庭石等すべて取り除き・・・

今日の現場は、すっかり古家が無くなりました。(^^)



ここから、より繊細な部分に移っていきます。
古い家は、外周も古い。
土地境界に必ずあるのは、ブロックやフェンス。

解体作業は家に目が向きます。
古い外構をそのまま残すケースがとても多いです。
が・・・
それは、大きな間違いです。

築40年の家であれば、ブロックもフェンスも築40年。
もう、耐用年数はとっくに過ぎているのです。
特に、20年以上前の外構工事は、なんとも施工がいい加減。
基礎や鉄筋なんて、無くて当たり前。

だから、解体作業の時に古い壁やフェンスは壊すのが鉄則です。

本物件も境界沿いに古いブロック塀があります。

手で叩くと、乾いた音が響きます。
内部にしっかりとコンクリートが入っている場合、鈍い音がして響きません。
ということは、中が空っぽという事です。

人力で揺れます。
ブロックの厚みは10cmと薄く、高さは2m近くあります。
支えとなる控えはありますが、基礎が見当たりません。

危険度100%です。

しっかりと作ったブロック塀は、倒すことが出来ません。
ブレーカーで地道に手壊しですが・・・
本地のブロックは・・・



倒すことにしました。
というか、簡単に倒れたよ。(゜゜;)

もちろん、職人さんが隣地の住宅に影響が無いよう細心の注意を払ってくれています。



これだけ、お隣さんのお庭や建物やエントランスが接しています。
万が一にもお隣さんを傷つけてはいけませんので、倒すのは細心の注意が必要です。

が・・・

よく見ると、ブロックの下には、有るはずの基礎が一切なく・・・
なんと、弱~い大家石が・・・




解ります??
その大家石に鉄筋を1本指しているだけ。(大汗)

これ・・・
よく今まで自立して立っていたな。
倒れなかったのが不思議な状況です。

倒れた場合、隣の敷地に向って倒れる構造です。
お隣さんの玄関が目の前ですから、お子様がいるときに倒れたら、大惨事になるところでした。

恐ろしいです。

お隣さんにも確認して頂き・・・
解体が終了したら、当社にて新しいブロック塀を造らなければなりません。

この大家石も取り除かなければなりませんので、コストがドンドンと掛かりますが・・・

隣地境界ラインは、新築住宅の売り主として、一番重要です。
ここをいい加減に納めてしまうと・・・
将来、買われたお客様が隣接者の方ともめる可能性を残すこととなるのです。

そのリスクを取り除く義務が、売主にはあるのです。

つづく





2014年9月4日木曜日

ハネ出しのウッドデッキ

当社売主の鎌倉市今泉3.0kw最新型高効率「太陽光発電」付の新築分譲住宅・・・

外壁工事が進んでいます。


サイディングのコーキングの納めと・・・
バルコニーの笠木でおおよそ、完成となります。
本物件のお勧めの中の一つが、この大きいバルコニー!



ご家族全員の布団を一列に並べて、いっぺんに干すことが出来ます。
しかも、真南に向いていますので、毎日干せば(大変ですが)、フカフカの布団でねることができますよ。(^^)

1階には、駐車場に向けて掃出しの窓があります。



なぜ?
落ちちゃいますよね?

実は、良く見ると・・・
鋼鉄のアングルがあるのですがわかりますか?



アングルは、基礎から伸びています。



鉄工所に特注で依頼してわざわざ製作しました。
ボルト止めでRC部分に打ち込んであります。

どぶ漬けで錆止めを塗り、ボルトはステンレスです。



後日、アイアンブラックに塗装をします。

さて、これはいったい何か??
「それは出来てからのお楽しみ!!」と言いたいところですが・・・
それじゃあ、物件の宣伝になりません。(^^;)

実は、この上に紀州産の檜の大引き(土台柱)を渡し、その上に紀州産の檜のデッキ材を張る予定です。
完成すると、室内床と同じ高さのウッドデッキのバルコニーとなります。外部からの目隠しとなるよう手すりを取り付けますので、南側の大きな窓を設置しても、プライベートが保たれるという算段です。
また、デッキなので通常のバルコニーよりも奥行きがあり、夏場などはリビングの一部のように使えます。

つまり、大型のバルコニーが1Fにも2Fにもあることになります。
完成すれば、なんとも贅沢な家となるのです。(^^)

注文住宅でこのバルコニーをやるとすると・・・
最低、税込50万円は取られるでしょう。

本物件は、その他に高性能満載。
そんな住宅が土地付き税込で3880万円です。
もちろん、外構工事込み。
太陽光システム込み。

同等の建物を注文住宅で建てた場合・・・
外構工事込みですと、最低でも1900万円はかかります。
そうしますと、土地は2000万円を切ることとなります。
鎌倉で2000万円で土地を探すのは至難の業です。
そして、30坪を超える土地を探すのは、ほぼ不可能です。

どうですか?
本物件の安さが、解っていただけると思います。

是非、御検討下さいませ。

資料のご請求または、お問い合わせはお気軽に下記へどうぞ。
メールアドレスinfo@heisei-shonan.co.jp

ご案内も常時受付中です。

9月7日には、HPでも販売開始する予定です。
もうしばらく、お待ちくださいませ。

2014年9月1日月曜日

鎌倉市今泉の新築分譲

鎌倉市今泉にて建築をしています・・・
当社売主の新築分譲住宅(価格3880万円)にて、先週、断熱材の施工を行いました。

(クリックすると拡大します。)

当社の分譲住宅は、標準で「現場発泡ウレタン吹付断熱」を採用しています。
何度もご紹介していますので、細かいご説明は省きます。

施工後の壁内の写真をご紹介しましょう。(^^)



間柱の間にウレタンフォームが「みっちり」入っています。
1ミリの隙間もありません。

天井も同様、壁から天井にかけて、「みっちり」です。





この断熱材の優れているところは、柱への密着です。
入り組んだ場所、例えば通常苦労する筋交いの裏などにも、高い精度で断熱材を充填することが出来ます。


また、それ以上に良い部分は、土台柱への密着です。
通常の断熱材の場合、壁の中に既成品を押し込むため、土台と壁に対して必ず隙間が生まれます。

現場発泡の場合は、吹き付けられた液体が瞬時に100倍に膨張するため、360度に対し張力を発します。
つまり、隙間を自ら埋めに行ってくれるわけです。

わずかな隙間でも、床下からの冷気の吹き上がりがあります。
それを完璧に防ぐのは、市販の成形品では中々難しいのです。

さらに、精度を高めるために・・・
当社では、サッシ枠の隙間も埋めます。



柱と窓枠は、アングルで止めるために隙間が生まれます。
ここは、通常の断熱施工では埋めません。
しかし、冷気はそんな隙間から入ってきます。
いくら断熱材に気を使っても、この隙間を放っておいたら、無意味となってしまうので、家を建てる際、注意を払ってください。



エアコンのスリーブも、先に位置出しをして取り付けます。
その後に吹き付ければ、エアコン回りも隙間無しとなります。

せっかく価格の高い断熱材を施工しても、エアコンの穴を施工しておかないと、完成後にエアコン取り付け業者がドリル機械で無作為に穴をあけてしまうので、内部断熱材はズタボロにされてしまいます。
これも注意が必要です。

そして、在来工法で最も大事なのが、「通気止め」
ほとんどの住宅で行われていませんが・・・



これをした家としない家では、冬は別物といっても良いかも。(^^;

床下の冷気は、土台の数ミリの隙間から内壁に入り込みます。
内壁は断熱材が入っていない為、筒の様な状況です。
そうすると煙突効果により、上昇気流が生まれ、床下の空気が内壁を凄い勢いで小屋裏めがけて登っていくのです。

1ミリの隙間は、点であれば問題ありませんが・・・
住宅の性質上、線の隙間となります。

3mの間に1ミリの隙間が線であるとすると、その気流はとても大きな量になり、家を冷やします。

ですので、内壁となる間仕切り壁内に対し・・・
土台柱の設置面を断熱材で塞ぐ必要があるのです。

ウレタン吹付の場合、吹き付けてしまうと室内にあふれ出てしまうので、柱の間を両側から板で挟んで、上から吹き付けます。

なので吹き付けた後をみると、もっこりと膨らんで固まっています。


(クリックすると拡大します)

浴室回りも、出来れば気流止めを打ちたいですね。

冬暖かく、夏涼しい家。
そして、少しの断熱で暖かい家。

ここまでしても、中々思い通りにはなりません。
でも、出来る限りのことをすれば、それはやはり完成後の生活を必ず助けてくれると思います。

今泉の家は、さらに太陽光発電が付きますので・・・

まさに、エコの家と言えます。

つづく



2014年8月31日日曜日

鎌倉市玉縄売地ご成約


8月限定の特別企画を行っていました鎌倉市玉縄5丁目の当社売主の売地ですが、おかげさまでご成約となりました。(^^)

御検討をして頂きましたお客様方、誠に有難うございました。

お申し込みをくださったお客様とこれから建物の打ち合わせを重ね、良い家を建てたいと思います。

それにしても・・・
いまさらですが、どう考えてもお得です。

同じ家を自然素材住宅が得意なK社やT社やW社で建てたら・・・
35坪の建物で、間違いなく3000万円(税込)はとられます。
それも建物本体だけで。(^^;)

今回は、外構も造成もすべて込みですから!!
う~ん、モッタイナイ。
(ご検討下さって他を選ばれた方)

手抜きはしません。
絶対に。

一流の大工さんに、一流の職人さんで行きます!!

というか・・・
うちの会社は、手抜きをする職人さんと付き合いが無いのです。
だから、手を抜きようが無いのです。

今回、お客様から断熱材の逆提案を頂きました。
その名も
「スーパージェットファイバー」
http://www.jet-npl.com/

古新聞を材料としたセルローズファイバーです。

コスト的に・・・

セルロース>ウレタン吹付>パーフェクトバリアー>ロックウールorグラスウール

という感じです。
当社は現在、ウレタン現場発泡吹付断熱を標準採用しておりますが、数年前は湿式吹き込み工法のセルロースファイバーも採用していました。
商品はとても優れているのですが、水分を多く含んでいるため現場の湿度が凄い上がり、直接触れてみて「木造住宅には不向きなのでは?」と思ったのと、施工が難しく、セルロースの専門業者の施工者個人により断熱効果が大きく左右するので、現在は採用を見送っています。

スーパージェットファイバーは、乾式の吹き込み工法なので湿気の心配はありません。また湿式よりも施工は簡単のようです。但し施工動画を拝見する限りだと、精度を上げるために木下地がより細かくなっているように見受けます。壁や天井も横木が入っていますし、床下の根太の下にも、細かいピッチで受け材を打ちつけてあります。
この様子ですと、多分、ウレタン吹付の倍ぐらいのコストがかかる可能性が高いです。

ちょっと、良く勉強をしてみて・・・
お客様に、ご提言が出来ればと思います。

それにしても、住宅は奥が深いです。
セルロースファイバーの一つとっても、大企業の日本製紙さんや王子製紙さん、その他中小が何社も製造元としてあり、そして、それらの施工方法も異なるので、その下に専門の施工店が一杯あるのです。

「木造住宅には水分を含まない乾式が適している」という事実を・・・
私、知らなかったです。(TT)
お恥ずかしいかぎり。

他に
シート断熱や・・・・
http://www.hm-sheet.com/

アルミ断熱など・・・
http://www.warmth-design.co.jp/_nasa/index.html

断熱材だけでも
まだまだ触ったことの無いものも一杯あります。

経験しなければ、皆、解りません。
でも、経験には失敗がつきもの。

アルミのシートが断熱材の代わりになるのなら、一度試してみたいですが・・・

お客様の一生に一度の買い物で実験する訳にはいかない訳でして。

新しい経験をするのが、中々難しい業態とも言えます。
(^^;)

2014年8月30日土曜日

子供を見ていて・・・

子供を育てる立場になってみて・・・
そして、こんな風に客観的にブログに出来事を綴っていると・・・


「大人と子供違い」がなんとなく分かった気が。(^^;)

息子と娘は、日々、激しく自我のぶつけ合いをします。
真っ向からぶつかり、一日数十回は喧嘩をしてます。
それで、自我が通せなかった方が泣き叫びます。

そんな子供たちに、我々親は仲裁役です。

「こうすれば、お互い良いでしょ?」
「お兄ちゃん、それは妹にゆずってあげなさい。」
「妹、そのぐらいでお兄ちゃんを叩いちゃダメだよ。」
「お兄ちゃんが終わったら、妹が使いなさいな。」
「お互い、仲良くしなさい。」

妥協点を探してあげて、互いを納得させる。
そんな日々です。

そうこうしていると、この家庭でのやり取りは・・・
「社会」そのものだなと、思えてきます。

つまり、兄弟喧嘩がしっかりと社会教育に繋がっている。

社会は、自我のぶつけ合いです。
その中で、相手の腹を探りあい、協議調整を繰り返しながら、妥協点を見つけ、折り合いを付けていきます。

エゴイズムを究極に削り取ったのが「談合」と言えますね。

つまり、大人というのは「親」そのものであって・・・
「妥協」そのものなのかも。
だから、自制している人を「大人しい」なんていうのでしょう。

そう考えると、子供の頃の喧嘩って、とても大事に思えてきます。
喧嘩は、腕っぷしだけじゃありません。
口喧嘩も立派な喧嘩です。
そこに親や先生や先輩が仲裁に入って、妥協点を提示する。

そうすることで、子供は「妥協」の仕方を学ぶ訳ですね。

でも、今は、一人っ子が多い。
一人っ子は、一度も兄弟喧嘩をしないで大人になります。
我が家で一日30回、年10000回繰り広げられている兄弟喧嘩を一生しないのです。

学校では、喧嘩御法度。
口喧嘩もダメ。
競争もしない。
優越も付けない。
ネットで悪口を書こうものなら、社会問題化します。

自我を削り取った「談合教育」ですね。(苦笑)

だから、一度もまともな喧嘩をしたことがない。
そして、大人になる子供たちが一杯いる。

自己主張をする場が無いんです。
自分をぶつける場所が無い。
よって、人とぶつかり合うことが苦手。
そんな子が物凄く多い。

相手が強弁を振るって来たり、喧嘩腰でくると、対応の仕方が解らない。

一人っ子が悪いとかダメとかでは、全くありません。
親が兄弟の代わりとなり、ぶつかってやれば良いだけです。

そう考えると、やはり、「親」が全てですね。
教育は、学校ではなく・・・
「親」そのものですよ。

日々忙しく、中々子供に対し一々向き合うのは大変です。
町中では、子供が何か訴えかけてきても、スマホに夢中で無反応な親を良く見ます。

「スマホ見て、子見ず」

なんて川柳もあるくらい。(^^;)

子供と親が、真剣に喧嘩してやることって大事じゃないですか?
人任せじゃ、ダメです。
子供同士の喧嘩に対する接し方は、本当の教育になり得ます。
それを他人任せじゃ、話になりませんよ。

兄弟げんかが始まると、親はうっとうしく思うものです。
でも、そこは頑張る。
ただ、怒鳴るキツく叱るだけじゃ、なにも無い。
かえってマイナスになりそう。

仲裁は、相手の主張を聞くことが基本。
そして、妥協点をしっかりと提案してあげる。
面白おかしく、子供たちが興味を抱く仲裁。
そして、子供たちが納得することが大事。

大学も出ていない私ですから、無い知恵を絞らねば!
考えさせられます。(TT)

さてと・・・
わからず屋の我が子は、一体全体どうしようかしら?
とりあえず、息子と真っ向から喧嘩するしかないかな。
40年の経験があります。
口げんかじゃ~、負けませんぜ~。(笑)
その経験値をわからせてやる!!

でも、できるかぎり、怒鳴らない。
キツく叱らない。

キツく叱った日・・・
夜、寝入った息子は、必ず・・・歯ぎしりを立てます。
「ギリギリッ」っと、とても大きい音をずっと。
そんな子供をみると・・・
胸がギュッと苦しくなります。

やっぱり、良い夢を見てほしい。
楽しい夢を味わってほしい。

我々の時代・・・
父親は怖かった。
とにかく、怖かった。だから近づくこともできなかった。
だから、背中は見えなかった。

私は、息子に背中を見せ続けますよ。
それが、凄く教育になると思うからです。

親を、あと15年ぐらいですか?
頑張りますよ~。(^^)

2014年8月29日金曜日

親は子供にどう接すればよいか??

床屋での出来事。
隣で髪を切っていた70歳のじいさんが、こんなことを語っていました。

俺の親父は戦車乗りで、終戦後に苦労してバスの運転手になった。
当時は怖くてね。
口より先に手が出る。
食事の時なんて、家族皆で親父の顔色をうかがいながら、正座してさ。
食べ方が気に入らないだけで、ちゃぶ台返しだよ。
だから、まともに口を利いたこともないよ。

それを聞いていた床屋のマスター(50歳後半)
「俺らの時代は、親父ってそういうものだったよ。」

星一徹世代ですね。

ちなみに私も、似たような父親の下で育ったのですが・・・
父親ってのは、やはり「怖くあるべき」なのでしょうか??

今、「震え上がるほど怖い父親」って殆ど聞かないです。
イクメンという言葉に代表されるように、なんとも皆、優しい。

私が朝、ごみを捨てに行くと・・・
30~40歳代の家庭は、皆、御主人がゴミを捨てに来ていますが、50歳から上の家庭は、殆ど奥さんがゴミを捨てています。
70歳代のご家庭ですと、御主人の顔は見たことがありません。

今は、男も子育てや家事を手伝うのが当たり前。
でも少し前は、男は働き、育児や家事は女と分担されていました。
その更に前は、男は一家の主、家族は絶対服従だった。

そんな感じでしょうか?
それがゴミ捨てに現れてるのかしら?? 面白いです。

そんな方々と、毎朝のゴミ捨て場であいさつを交わすのですが・・・
私は仕事柄大きな声で「おはようございます」と声を掛けます。
それに対し、30代~40代の男性方は会釈程度。
50代~60代の女性方は、「おはようございます!」としっかり返してくれます。
70代オーバーのおばあちゃんとあいさつすると・・・

「いつも偉いわね~。」
「今日は、暑いわね~。」

と、必ず挨拶の後に会話があります。

同年代のパパは、皆、余裕が無い感じ。(^^;)
(仕事前だからというのも影響しているのでしょうけど。)

話を元に戻します。

私、今、初めて人の親をしています。
4歳の息子と、初体験の日々。
2歳の娘と、初体験の日々。

ですので、実際にどうしたらよいのか、見当がつきません。
日々が、妻と手探りのうちに、あっという間に過ぎていきます。

解らないし、難しい。
そして、ネットではいい加減なレクチャーが溢れかえり・・・
どこをどう見ても、正解が見当たらない。


自分の経験を生かしたくても、自分の子供の頃のたった1つだけで、どうやらそれは特殊も特殊のよう。(^^;)

ただ、子供はかわいくて仕方がない。
だから、どうしても甘やかしてしまいます。

また、自分が子供の頃、おもちゃなんて買ってもらった記憶が無いせいか、息子や娘には、なんでも買ってあげてしまう状態です。(^^;)

自分の靴下に穴が開いていても全く気にならず・・・
履いているパンツのゴムがユルユルでも買おうとは思わず・・・
しかし、息子には・・・

烈車合体「トッキュウオー」だの


烈車合体「ディーゼルオー」だの


列車合体「ビルドダイオ―」だの

欲しいと言ったら、どんどんと買い与えてしまいます。

私、実は今でも一つトラウマがあります。
私が子供の頃、毎年お正月になると、お年玉をもらいに親族の家を行脚していました。集めたお年玉は、母親から「大人になるまで私が貯金しておく。」と言われ、すべて母親に渡していたのですが、小学3年生になってどうしてもガンダムのプラモデルが欲しくて、そのお年玉を母親に渡さず、おもちゃ屋に行って「リックドム」のプラモデルを800円で買って家に帰ったのです。
すると、それを見た母親、大激怒。引っ叩かれて、泣きながら母親とおもちゃ屋へ行き、プラモデルは開封けることなく、おもちゃ屋に返却され・・・800円を返してもらい、そして母親が徴収。
その後凄いオチがあるのですが・・・
その結末は、とても言えません。皆様のご想像に託します。(^^;)

話はまた、戻ります。
この烈車合体シリーズ。
下記のような数個の電車が合体して、上記ロボットになります。

そして、凄いのが・・・

上のロボット3体がさらに合体して・・・

「超超トッキュウダイオー」になるんです。



超超トッキューダイオー」を完成させ・・・
ご満悦の我が子。


そして、そんな子供のおもちゃに触りながら・・・
親の私の子供心もくすぐられる。(汗)
きっと、同年代の世の中のパパさん、皆、同じかと。
あまりものクオリティーの高さに、驚愕するパパ達。
目に浮かびます。
(自分の姿ときっと同じ。)

だから、どうしても・・・
同じ目線になってしまう。
息子と。
親父とではなく、友達のような感覚。
一緒に遊んでしまうのです。
(さすがにおもちゃでは遊びませんが)

そんな風に子供と接していると・・・
家の中に「怖い親父」はどこにもいません。
昔のように「威厳」「厳格」がある空間は、家の中に微塵もないです。

それじゃ、いけないのですかね??

こういう風にしているから、息子が「わからず屋」になっているのでしょうか??

私が子供の頃の記憶をたどっても・・・
父親に遊んでもらった記憶は、一切ありません。
殴られたり、蹴られたりした記憶は鮮明にあるのですが。(TT)

私には、自分の息子を蹴飛ばすなんて、絶対出来ませんが・・・
でも、父親とは、そうあるべきなのでしょうか??

つづく


2014年8月28日木曜日

子供と日々接していて

子供は、「自我の塊」ですね。

1ミクロンも・・・繕うことのない自分の意思を、ぶつけてきます。

我慢なんて一切ありません。

とりあえず、やりたいことを「やりたい」と言う。
食べたいものを「食べたい」と言う。

そして、自分の意思を聞き入れられないと、泣きます。
大声で、心の底から「なんで聞いてくれないのだ!」と、悔し泣きをします。その悔しさを全身を使って表現します。(^^;)

我が家では、ご飯を用意した妻と子供たちで度々、バトルを展開しています。

工夫を凝らして野菜などをいれる妻。
野菜が気に入らない子供たち。
ちょっとでも気に入らないと、全く食べない。

「食べろ!」と迫る妻、泣き叫びながら「イヤだ!」という子供たち。
そのうち、ホークを持って来いだの、入れ物が気に入らないだの、テーブルじゃ食べたくないだの、大暴れです。
怒ると床にうっ潰して大の字になります。
地団太を踏みながら、泣き叫びます。

すさまじい、自己主張です・・・ね。(笑)

うちは、最初「子供たちは、なるべく怒らないように育てようね。」と妻と話していましたが、最近、収拾がつかなくなりつつあります。

昨日は、私、定休日でした。
午前中仕事をして・・・
午後、家族で江ノ島水族館に行こうと車に乗りました。

早速、車のウィンドーを開ける開けないで、息子がギャン泣き。
「寒いから閉める」という私に「窓を開けろ」と、大騒ぎです。
そんな最中、リンガーハットで昼飯を食べることにして、下車。

リンガーハットに付くなり・・・
息子、「赤ちゃん用の椅子を持ってきてっ!!」と大騒ぎ。
「もう4歳だから、いらないだろ。」という私に対し、店内に響き渡る声で泣き叫びます。(TT)

「椅子っ、椅子っ、椅子~っ!!」

店員さんに言って、子供用の椅子を用意してもらい、泣きやみ・・・
でも、こんどは料理を待っている間「じっ」としているのが辛い。
何度も「おしっこがでる!」と言い出します。
でも、家を出る前にしたばかり。
なので、出るはずがない。

ただ、椅子から下りたいだけなんですね~。(^^;)

子供用の「焼きそばセット」を頼んだのですが・・・
付属しているブドウゼリーだけ食べた息子。
焼きそばは「いらない」と言い出す。

一口も口に付けず「いらない」という。

私は、食べ物を残すのが世の中で一番嫌いな人間です。

「世界には食べたくても食べれない子供がいるんだ。」
「食べろ!!」
と怒ったら・・・
少し口に含み、咀嚼した後、飲み込まず口から出そうとする。

「食べなきゃだめだよ。」と諭し、飲み込ませたら・・・
直後・・・
「お腹が痛い」という。

「大丈夫?」と聞く私に・・・
「う●ちが出ちゃう!」「もれちゃう!」という。

慌てて、抱っこして・・・(20kgあるので、腰が痛い)
トイレに急いで向い・・・
抱きかかえながら、靴を脱がし・・・
抱きかかえながら、ズボンとパンツを脱がし・・・
抱きかかえながら、便器を拭いて・・・
ようやく座らせたら・・・

5秒後・・・
「やっぱり出ないな。」
という。

「さっきお腹が痛くてもれちゃうっていったじゃん!」
呆気に取られる私。
「嘘だったの??」と聞く私に・・・
息子・・・
「おしっこだけ、ちょこっと出たじゃん。」
と、笑いながら言う。

さすがに私、血の気が引きました。
怒る以前に・・・
「これは、不味いな!!」と。

親として不味い。
4年間、育て方が間違っていたのではないか??
このありさまは、親バカに育てられたバカ息子だ。
このままじゃ、アカン!

真剣に落ち込んでしまいました。

席に戻って・・・
息子に一言。

「お前がトン(私)の言う事聞かずに、嘘もつくから、今日はもう江ノ島水族館に行かない。このまま家に帰る!」

と伝えると・・・

店の中に響き渡るほどの、ギャン泣き!
店から出てもギャン泣き!!

車に乗って、全身を使って暴れながら・・・
泣きながら・・・
散々運転席を蹴飛ばしてから、ふて寝してしまいました。

さて・・・
どうしよう。

息子への接し方を、見つめ直さなければなりません。

つづく