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2014年8月30日土曜日

子供を見ていて・・・

子供を育てる立場になってみて・・・
そして、こんな風に客観的にブログに出来事を綴っていると・・・


「大人と子供違い」がなんとなく分かった気が。(^^;)

息子と娘は、日々、激しく自我のぶつけ合いをします。
真っ向からぶつかり、一日数十回は喧嘩をしてます。
それで、自我が通せなかった方が泣き叫びます。

そんな子供たちに、我々親は仲裁役です。

「こうすれば、お互い良いでしょ?」
「お兄ちゃん、それは妹にゆずってあげなさい。」
「妹、そのぐらいでお兄ちゃんを叩いちゃダメだよ。」
「お兄ちゃんが終わったら、妹が使いなさいな。」
「お互い、仲良くしなさい。」

妥協点を探してあげて、互いを納得させる。
そんな日々です。

そうこうしていると、この家庭でのやり取りは・・・
「社会」そのものだなと、思えてきます。

つまり、兄弟喧嘩がしっかりと社会教育に繋がっている。

社会は、自我のぶつけ合いです。
その中で、相手の腹を探りあい、協議調整を繰り返しながら、妥協点を見つけ、折り合いを付けていきます。

エゴイズムを究極に削り取ったのが「談合」と言えますね。

つまり、大人というのは「親」そのものであって・・・
「妥協」そのものなのかも。
だから、自制している人を「大人しい」なんていうのでしょう。

そう考えると、子供の頃の喧嘩って、とても大事に思えてきます。
喧嘩は、腕っぷしだけじゃありません。
口喧嘩も立派な喧嘩です。
そこに親や先生や先輩が仲裁に入って、妥協点を提示する。

そうすることで、子供は「妥協」の仕方を学ぶ訳ですね。

でも、今は、一人っ子が多い。
一人っ子は、一度も兄弟喧嘩をしないで大人になります。
我が家で一日30回、年10000回繰り広げられている兄弟喧嘩を一生しないのです。

学校では、喧嘩御法度。
口喧嘩もダメ。
競争もしない。
優越も付けない。
ネットで悪口を書こうものなら、社会問題化します。

自我を削り取った「談合教育」ですね。(苦笑)

だから、一度もまともな喧嘩をしたことがない。
そして、大人になる子供たちが一杯いる。

自己主張をする場が無いんです。
自分をぶつける場所が無い。
よって、人とぶつかり合うことが苦手。
そんな子が物凄く多い。

相手が強弁を振るって来たり、喧嘩腰でくると、対応の仕方が解らない。

一人っ子が悪いとかダメとかでは、全くありません。
親が兄弟の代わりとなり、ぶつかってやれば良いだけです。

そう考えると、やはり、「親」が全てですね。
教育は、学校ではなく・・・
「親」そのものですよ。

日々忙しく、中々子供に対し一々向き合うのは大変です。
町中では、子供が何か訴えかけてきても、スマホに夢中で無反応な親を良く見ます。

「スマホ見て、子見ず」

なんて川柳もあるくらい。(^^;)

子供と親が、真剣に喧嘩してやることって大事じゃないですか?
人任せじゃ、ダメです。
子供同士の喧嘩に対する接し方は、本当の教育になり得ます。
それを他人任せじゃ、話になりませんよ。

兄弟げんかが始まると、親はうっとうしく思うものです。
でも、そこは頑張る。
ただ、怒鳴るキツく叱るだけじゃ、なにも無い。
かえってマイナスになりそう。

仲裁は、相手の主張を聞くことが基本。
そして、妥協点をしっかりと提案してあげる。
面白おかしく、子供たちが興味を抱く仲裁。
そして、子供たちが納得することが大事。

大学も出ていない私ですから、無い知恵を絞らねば!
考えさせられます。(TT)

さてと・・・
わからず屋の我が子は、一体全体どうしようかしら?
とりあえず、息子と真っ向から喧嘩するしかないかな。
40年の経験があります。
口げんかじゃ~、負けませんぜ~。(笑)
その経験値をわからせてやる!!

でも、できるかぎり、怒鳴らない。
キツく叱らない。

キツく叱った日・・・
夜、寝入った息子は、必ず・・・歯ぎしりを立てます。
「ギリギリッ」っと、とても大きい音をずっと。
そんな子供をみると・・・
胸がギュッと苦しくなります。

やっぱり、良い夢を見てほしい。
楽しい夢を味わってほしい。

我々の時代・・・
父親は怖かった。
とにかく、怖かった。だから近づくこともできなかった。
だから、背中は見えなかった。

私は、息子に背中を見せ続けますよ。
それが、凄く教育になると思うからです。

親を、あと15年ぐらいですか?
頑張りますよ~。(^^)

2014年8月29日金曜日

親は子供にどう接すればよいか??

床屋での出来事。
隣で髪を切っていた70歳のじいさんが、こんなことを語っていました。

俺の親父は戦車乗りで、終戦後に苦労してバスの運転手になった。
当時は怖くてね。
口より先に手が出る。
食事の時なんて、家族皆で親父の顔色をうかがいながら、正座してさ。
食べ方が気に入らないだけで、ちゃぶ台返しだよ。
だから、まともに口を利いたこともないよ。

それを聞いていた床屋のマスター(50歳後半)
「俺らの時代は、親父ってそういうものだったよ。」

星一徹世代ですね。

ちなみに私も、似たような父親の下で育ったのですが・・・
父親ってのは、やはり「怖くあるべき」なのでしょうか??

今、「震え上がるほど怖い父親」って殆ど聞かないです。
イクメンという言葉に代表されるように、なんとも皆、優しい。

私が朝、ごみを捨てに行くと・・・
30~40歳代の家庭は、皆、御主人がゴミを捨てに来ていますが、50歳から上の家庭は、殆ど奥さんがゴミを捨てています。
70歳代のご家庭ですと、御主人の顔は見たことがありません。

今は、男も子育てや家事を手伝うのが当たり前。
でも少し前は、男は働き、育児や家事は女と分担されていました。
その更に前は、男は一家の主、家族は絶対服従だった。

そんな感じでしょうか?
それがゴミ捨てに現れてるのかしら?? 面白いです。

そんな方々と、毎朝のゴミ捨て場であいさつを交わすのですが・・・
私は仕事柄大きな声で「おはようございます」と声を掛けます。
それに対し、30代~40代の男性方は会釈程度。
50代~60代の女性方は、「おはようございます!」としっかり返してくれます。
70代オーバーのおばあちゃんとあいさつすると・・・

「いつも偉いわね~。」
「今日は、暑いわね~。」

と、必ず挨拶の後に会話があります。

同年代のパパは、皆、余裕が無い感じ。(^^;)
(仕事前だからというのも影響しているのでしょうけど。)

話を元に戻します。

私、今、初めて人の親をしています。
4歳の息子と、初体験の日々。
2歳の娘と、初体験の日々。

ですので、実際にどうしたらよいのか、見当がつきません。
日々が、妻と手探りのうちに、あっという間に過ぎていきます。

解らないし、難しい。
そして、ネットではいい加減なレクチャーが溢れかえり・・・
どこをどう見ても、正解が見当たらない。


自分の経験を生かしたくても、自分の子供の頃のたった1つだけで、どうやらそれは特殊も特殊のよう。(^^;)

ただ、子供はかわいくて仕方がない。
だから、どうしても甘やかしてしまいます。

また、自分が子供の頃、おもちゃなんて買ってもらった記憶が無いせいか、息子や娘には、なんでも買ってあげてしまう状態です。(^^;)

自分の靴下に穴が開いていても全く気にならず・・・
履いているパンツのゴムがユルユルでも買おうとは思わず・・・
しかし、息子には・・・

烈車合体「トッキュウオー」だの


烈車合体「ディーゼルオー」だの


列車合体「ビルドダイオ―」だの

欲しいと言ったら、どんどんと買い与えてしまいます。

私、実は今でも一つトラウマがあります。
私が子供の頃、毎年お正月になると、お年玉をもらいに親族の家を行脚していました。集めたお年玉は、母親から「大人になるまで私が貯金しておく。」と言われ、すべて母親に渡していたのですが、小学3年生になってどうしてもガンダムのプラモデルが欲しくて、そのお年玉を母親に渡さず、おもちゃ屋に行って「リックドム」のプラモデルを800円で買って家に帰ったのです。
すると、それを見た母親、大激怒。引っ叩かれて、泣きながら母親とおもちゃ屋へ行き、プラモデルは開封けることなく、おもちゃ屋に返却され・・・800円を返してもらい、そして母親が徴収。
その後凄いオチがあるのですが・・・
その結末は、とても言えません。皆様のご想像に託します。(^^;)

話はまた、戻ります。
この烈車合体シリーズ。
下記のような数個の電車が合体して、上記ロボットになります。

そして、凄いのが・・・

上のロボット3体がさらに合体して・・・

「超超トッキュウダイオー」になるんです。



超超トッキューダイオー」を完成させ・・・
ご満悦の我が子。


そして、そんな子供のおもちゃに触りながら・・・
親の私の子供心もくすぐられる。(汗)
きっと、同年代の世の中のパパさん、皆、同じかと。
あまりものクオリティーの高さに、驚愕するパパ達。
目に浮かびます。
(自分の姿ときっと同じ。)

だから、どうしても・・・
同じ目線になってしまう。
息子と。
親父とではなく、友達のような感覚。
一緒に遊んでしまうのです。
(さすがにおもちゃでは遊びませんが)

そんな風に子供と接していると・・・
家の中に「怖い親父」はどこにもいません。
昔のように「威厳」「厳格」がある空間は、家の中に微塵もないです。

それじゃ、いけないのですかね??

こういう風にしているから、息子が「わからず屋」になっているのでしょうか??

私が子供の頃の記憶をたどっても・・・
父親に遊んでもらった記憶は、一切ありません。
殴られたり、蹴られたりした記憶は鮮明にあるのですが。(TT)

私には、自分の息子を蹴飛ばすなんて、絶対出来ませんが・・・
でも、父親とは、そうあるべきなのでしょうか??

つづく


2014年8月28日木曜日

子供と日々接していて

子供は、「自我の塊」ですね。

1ミクロンも・・・繕うことのない自分の意思を、ぶつけてきます。

我慢なんて一切ありません。

とりあえず、やりたいことを「やりたい」と言う。
食べたいものを「食べたい」と言う。

そして、自分の意思を聞き入れられないと、泣きます。
大声で、心の底から「なんで聞いてくれないのだ!」と、悔し泣きをします。その悔しさを全身を使って表現します。(^^;)

我が家では、ご飯を用意した妻と子供たちで度々、バトルを展開しています。

工夫を凝らして野菜などをいれる妻。
野菜が気に入らない子供たち。
ちょっとでも気に入らないと、全く食べない。

「食べろ!」と迫る妻、泣き叫びながら「イヤだ!」という子供たち。
そのうち、ホークを持って来いだの、入れ物が気に入らないだの、テーブルじゃ食べたくないだの、大暴れです。
怒ると床にうっ潰して大の字になります。
地団太を踏みながら、泣き叫びます。

すさまじい、自己主張です・・・ね。(笑)

うちは、最初「子供たちは、なるべく怒らないように育てようね。」と妻と話していましたが、最近、収拾がつかなくなりつつあります。

昨日は、私、定休日でした。
午前中仕事をして・・・
午後、家族で江ノ島水族館に行こうと車に乗りました。

早速、車のウィンドーを開ける開けないで、息子がギャン泣き。
「寒いから閉める」という私に「窓を開けろ」と、大騒ぎです。
そんな最中、リンガーハットで昼飯を食べることにして、下車。

リンガーハットに付くなり・・・
息子、「赤ちゃん用の椅子を持ってきてっ!!」と大騒ぎ。
「もう4歳だから、いらないだろ。」という私に対し、店内に響き渡る声で泣き叫びます。(TT)

「椅子っ、椅子っ、椅子~っ!!」

店員さんに言って、子供用の椅子を用意してもらい、泣きやみ・・・
でも、こんどは料理を待っている間「じっ」としているのが辛い。
何度も「おしっこがでる!」と言い出します。
でも、家を出る前にしたばかり。
なので、出るはずがない。

ただ、椅子から下りたいだけなんですね~。(^^;)

子供用の「焼きそばセット」を頼んだのですが・・・
付属しているブドウゼリーだけ食べた息子。
焼きそばは「いらない」と言い出す。

一口も口に付けず「いらない」という。

私は、食べ物を残すのが世の中で一番嫌いな人間です。

「世界には食べたくても食べれない子供がいるんだ。」
「食べろ!!」
と怒ったら・・・
少し口に含み、咀嚼した後、飲み込まず口から出そうとする。

「食べなきゃだめだよ。」と諭し、飲み込ませたら・・・
直後・・・
「お腹が痛い」という。

「大丈夫?」と聞く私に・・・
「う●ちが出ちゃう!」「もれちゃう!」という。

慌てて、抱っこして・・・(20kgあるので、腰が痛い)
トイレに急いで向い・・・
抱きかかえながら、靴を脱がし・・・
抱きかかえながら、ズボンとパンツを脱がし・・・
抱きかかえながら、便器を拭いて・・・
ようやく座らせたら・・・

5秒後・・・
「やっぱり出ないな。」
という。

「さっきお腹が痛くてもれちゃうっていったじゃん!」
呆気に取られる私。
「嘘だったの??」と聞く私に・・・
息子・・・
「おしっこだけ、ちょこっと出たじゃん。」
と、笑いながら言う。

さすがに私、血の気が引きました。
怒る以前に・・・
「これは、不味いな!!」と。

親として不味い。
4年間、育て方が間違っていたのではないか??
このありさまは、親バカに育てられたバカ息子だ。
このままじゃ、アカン!

真剣に落ち込んでしまいました。

席に戻って・・・
息子に一言。

「お前がトン(私)の言う事聞かずに、嘘もつくから、今日はもう江ノ島水族館に行かない。このまま家に帰る!」

と伝えると・・・

店の中に響き渡るほどの、ギャン泣き!
店から出てもギャン泣き!!

車に乗って、全身を使って暴れながら・・・
泣きながら・・・
散々運転席を蹴飛ばしてから、ふて寝してしまいました。

さて・・・
どうしよう。

息子への接し方を、見つめ直さなければなりません。

つづく

2014年8月26日火曜日

玉縄二丁目の分譲予定土地

鎌倉市玉縄二丁目の谷戸池前の土地。
解体が、本日、ほとんどが終了しました。(^^)


谷戸池と言えば・・・
隠れた、鎌倉の桜の名所!!
(以下、写真はクリックすると拡大します。)

(鎌倉四季の花紀行より)
http://photograph.pro/jp/kamakura/ofuna/yatoike.html

キレイですね~。
↓これは、今年4月の私のブログ
http://heisei-shonan.blogspot.jp/2014/04/blog-post_4.html

本土地は、この池のほとりに位置します。

カーポートを最初に解体して・・・
建物を解体して・・・
外構・駐車場土間等を解体して・・・
樹木を抜根して・・・


ようやく、更地です。(^^)

奥からも、池が見渡せるようになりました。



本地は、北西側に少し崖を背負っています。
関東ローム層の岩盤なのですが・・・
山上の樹木の根が長年侵入していて、岩盤が部分的に剥がれている箇所があります。


さほど高い崖ではありませんが・・・
対策をしなければなりません。

週末までに、構造の検討をして取り決めます。

2014年8月25日月曜日

玉縄二丁目の分譲予定地

これから分譲を予定している鎌倉市玉縄2丁目。
解体、進んでいます。

8月初旬までは、こんな古家がありました。
古家と言ってもまだまだ使える軽量鉄骨の住宅です。




それが一昨日・・・



キレイさっぱり、無くなりました。

建物で隠れていた敷地の全容ですが・・・
奥まで、見えるようになりました。



池のほとりの良い敷地です。

敷地の奥には、傾斜のある山肌があり・・・
ちょっと心配なので・・・
今日、鎌倉市の防災課に相談をし・・・
明日、神奈川県の藤沢土木事務所に打ち合わせに行って参ります。

現在、建築家の伊藤誠康先生に設計を依頼しています。

早速、スケッチ図がメールで送られてきました。
伊藤さんの手書きスケッチです。(^^)

※ちなみに伊藤先生は、先生と言うと怒るので、私はさんづけでなんです。

A区画のスケッチ(クリックすると拡大します。)


B区画のスケッチ


ガルバリウム鋼板の家ですね。(^^)
良い家です。

来年の2月を目標に完成を目指します!!

2014年8月24日日曜日

三浦の油壷にある民宿「豊月」

三浦市三崎町にある宿「豊月」
http://www.navida.ne.jp/snavi/5355_1.html

お盆の8月15日に宿泊して、大人一人8900円。
しかも、朝晩食事つき!!
子供は、布団無、食事なしで一人1500円。
食事・布団有で一人7800円。

この料金が一年通して同じ!!
お盆であろうが、ゴールデンウィークであろうが。
凄いです。

しかも、3日前ぐらいに急きょ予約を入れて、取れました。(^^;)

建物は、古いです。



旅館とまでは、言えません。
イメージとしては、離島の釣り旅館のような感じといえば、解りやすいかも。
Tha民宿ですね。

しかし・・・
このお盆時期、どんなに安い旅館でも一泊2万はします。
平均、一人3万円越えです。
それを考えると、破格です。

海側の部屋からの景色は、絶景。(クリックすると拡大します。)




小網代湾が一望です。
眼下に横堀海岸が広がる贅沢な立地です。
http://www.azami.sakura.ne.jp/miurahantou/yokobori.htm

部屋は、和室。
築40年ぐらいの民宿をイメージして頂ければ間違いない。
トイレは、共同トイレです。

ちょっと、神経質な人は、お勧めできませんが・・・
小さな子供が居て、どこに行っても大暴れする家族には、もってこいの宿だと言えます。



我々一行は、終始、5歳以下の子供が4人で大暴れ。
しかし、畳も布団も襖も壁も、気にすることが無く・・・
大声を出して走り回っても、普通の旅館のように神経を逆なでることがありませんでした。(^^)

旅館の女将さんも従業員もアットホーム。

そして、ご飯が美味かった!!
焼き魚にお刺身にと、とっても豊富。

ボディービルダーの友人が、ご飯をなんと5杯もおかわり。
それを嫌な顔せず、対応してくれました。

ちなみに、朝も5杯食う彼って・・・(^^;)

三浦半島を遊び倒す拠点としては、抜群の立地。

大勢の子供連れには、とってもお勧めの宿でした。(^^)






2014年8月23日土曜日

翌日

次の日・・・
朝から保険屋さんと車のやり取り。
現場で見た限り、車は全損(廃車)でしょう。

その日は、朝から家族旅行の予定でしたが・・・
とりあえず、出発を遅らせて、うちの社長と事故の引き継ぎ。

車は会社名義で、車両保険も入っています。

保険の窓口の連絡先
相手のご主人の連絡先
レッカーの連絡先
事故の状況

色々と説明し、警察と相手との示談内容を報告。

あとは、社長に丸投げして・・・
私は、2時間遅れで家族旅行へ。(^^;)

友人とハワイへ!!!

・・・
・・・
・・・

と言いたいところですが・・・

三浦半島の油壷にLet`s go!!
(近っ!全くセレブじゃないな。涙)

目的は、ソレイユの丘のじゃぶじゃぶ池です。



(画像は鹿島建設株式会社より)
http://www.kajima.co.jp/welcome-j.html


友人との待ち合わせを2時間遅れで現地に到着。
ソレイユの丘は、入園無料です。
じゃぶじゃぶ池も、無料です。

全部で5つのプールがあり、水深が膝下と浅く、小さい子供が居ても、とても安心して遊ぶことが出来ます。

最近、川や海での事故が多発していますよね。
川で子供が流されて、助けに行った兄弟や両親や祖母が流され死んでしまったり、つい最近のニュースで衝撃的だったのは、海で子供たち7人をゴムボートに乗せて、親が沖に引っ張って行って、帰ってきたら一人足りなかったというもの。

きっと、お父さん方は、我々と同じ年代で・・・
私もそうですが、皆、自分を過信しているところがあるんですよね。

私は、日々、武道に触れているので、自分の意識と肉体のギャップは、40歳という分岐点で痛いほど感じています。

これで、なんの運動もせず、毎日お酒を飲んで食べての普通の生活をしていたら、そのギャップは計り知れません。
でも、皆、その恐ろしさに気が付いていないんだろうと思うのです。

話は戻りまして・・・

本日の宿泊は「葉山にある音羽の森!!」

・・・
・・・
・・・

と行きたいところですが・・・


油壷にある民宿「豊月」へ。(^^;)

なんと、この民宿、一年で最も繁忙期のこのお盆時期に、一泊2食付で8,900円也。
http://www.navida.ne.jp/snavi/5355_1.html

一年通じて、増減なし!!
凄い宿ですね。

友人のお嫁さんが、元バックパッカーで・・・
しかも、大手旅行代理店の元ツアーコンダクター。
身内に旅行のプロが居ると、凄いですね。

よく「人生で持つべき友は、医者・弁護士・不動産屋」と言いますが・・・
個人的に「旅行のプロ」は、凄い味方となってくれます。

この旅館の部屋からの景色。



私が撮影した朝焼けです。

この時は・・・
まさか会社にとんぼ返りすることになるとは、夢にも思っていませんでした。(^^;)

2014年8月22日金曜日

自動車事故

(昨日のつづき)

Uターンした下り車線。
すでに、カラーコーンが並べられ・・・
警察の方々により交通整理が行われています。

当事者立会いの下、現場検証中のようです。

カラーコーンの間を縫って路肩に車を止めた私に警官が走り寄ってきます。
「ちょっと、そこに止まらないで!!」

私「事故の当事者の身内です!」
警「ああ、え?随分早いですね!」
身内も、突然現れた私をみてビックリしてます。
(狐につままれた顔って、ああいうのをいうのですね。)

茫然と立ち尽くしている身内の代わりに、とりあえず、私が説明を受けます。
状況の説明をこと細かく受けた後・・・

警「お互い怪我がないのであれば、罰則はありません。もし怪我があるとすると、人身事故としてお互いの運転手を罰しなければならなくなります。相手のご家族は怪我がないと言っていますが・・・、そちらは??」

身内のに聞くと、「う、うん、大丈夫。」と言います。
う~ん、軌跡だ。

追突直後、相手の家族は、こっちの運転者は死んだと思ったそうです。
運転席を見に来た相手の旦那さんの顔は、顔面蒼白で・・・
恐る恐る覗き込んできたのだそう。(^^;)

その後、危険なので車から下そうしてくれたそうですが、身内は腰が抜けて出られない。言葉のやり取りをするも、ショックで支離滅裂な身内をみた相手のご主人、こういったそうです。

「脱法ドラック、吸ってます?」

(苦笑)

身内の状況は、通常「ムチ打ち」と診断される状況と思われますが・・・
ここは、「怪我無し」とした方が良いでしょう。

警「怪我がないというのであれば、あとはお互いの任意で入っている保険屋さんに連絡をしてもらって、とりあえずレッカーを手配してもらって、車を引き揚げて下さい。」

警「修理費等は保険屋さん同士でやってくれますから。」

ということで・・・
潰れた車のダッシュボードを探って、保険証書を探すも、見当たらない。
多分、あいおいニッセイ同和損保のはずなので、事故受付を調べて電話をして、車種とナンバーで保険加入を確認。
レッカーを手配して、位置情報を警察から聞いて伝えて、待つこと20分。

到着したレッカーで追突した車を引き離し・・・
レッカーに積み込み・・・
警官の書面を何枚か書き・・・

身内を車に乗せ、帰宅。
午前0時を回っていました。

車の中で、私言います。
「普通、後続車に追突されて死んでるよ」
「ついてるね。」

身内、車に乗って安心したのか、一言。

「それにしてもアンタ、なんで、この場所が解ったの?」

貴方もそう思うでしょ。私も、そう思います。

不思議です。(^^;)


2014年8月21日木曜日

お盆明け!!

ご無沙汰しておりました。

弊社お盆休み中、大変ご迷惑をお掛けいたしました。m(_ _)m

併せてブログも完全にお休みをさせていただきました。

当社、本日から平常通りの営業となります。
今日からまた、年末までノンストップで参ります。

休み期間中、色々なことがありました。
ブログでも書きたい事も多々あります、が・・・
半分ぐらい、書けない事でして・・・

平々凡々の日常を過ごしたいと、日々願っている私です。
何事もなく、毎日をニコニコと過ごしたい。
でも、今までの40年の人生で、そんな簡単なことが許されない。
そろそろ、ゆる~りと落ち着きたいのですが・・・。(TT)

今回も 「さ~、お盆休みは、疲労回復に当てるぞ~!!}
と、思っていましたが・・・

早々の夜10:00。
リビングでテレビを見ながら寝てしまった私に・・・
身内の一人から、高速道路上で衝突し3車線の真ん中に横倒しになった車の中に閉じ込められたと連絡がありました。

その電話は、直後の車の中からのSOS。

寝ぼけマナコの私に・・・
錯乱状態の電話口から聞き取れたのは・・・

「家に帰る途中」
「場所は、第三京浜」
「3車線ある」
「戸塚あたり」
「車は動かない」
「自分も動けない」
「車から出られない」
「相手の車が自分の車に刺さってる」

ということ。
第三京浜の戸塚??
何じゃそりゃ!

とりあえず、すぐに現場に行かなければなりません。

横浜新道??
でも、3車線となると・・・

基本的に私、こういう時は考えないタイプの人間です。
すぐに動きます。
電話を受けた2分後には、家を出て車に乗り、走り出します。

とりあえず、戸塚というキーワードを信じ、横浜新道を上って行くことに。
戸塚をすぎて、上り下り車線ともに事故はありません。

電話の状況では、大事故です。
家に帰る途中ということは、下り車線でしょうね。
ドンドンと上ります。

東戸塚、何もない。

保土ヶ谷バイパスの分岐を過ぎ・・・

事故らしいものは見当たらない。
これは、本当に第三京浜かしら??

そういえば、保土ヶ谷トンネル手前に3車線があるな・・・

あそこで車が横倒しになったとしたら、2次衝突や3次衝突の可能性が高い。

ヤバいな。(゜゜;)

新保土ヶ谷料金所あたりに、赤橙が見えます。
反対の下り車線です。

「居た、これだな。」

複数の赤橙。
車の陰。

三ツ沢を降りてUターン。

見慣れた車が車線のど真ん中に横たわっています。
パトカー3台。
高速パトロール2台。

まだ、事故ホヤホヤの状況です。
電話を貰ってから、20分程度。

「第三京浜の戸塚あたり」

この情報で、探し当てたのことに驚きながら・・・
現場をみると、結構な事故です。

見慣れた車の横っ腹に他の車がズボッと刺さってます。
そして、3車線の内、2車線をふさいでいます。

普通であれば後続車が突っ込んで大惨事。
死亡事故のパターンです。
それが、1次事故のままで済んでいる。
奇跡ですね。

現場を見て・・・
とにかく、「なぜ後続車が追突しなかったのか??」
それが信じられない私。

つづく




2014年8月12日火曜日

腹を割る

最近、気が付いたこと。

人って・・・
腹を割って話すと・・・
必ず、内面の子供の部分が顔を出す。

特に40歳すぎてから、心底そう思います。

腹を割るって、今、使わない言葉ですかね??
胸襟を開くでしょうか。。
こっちの方が、使わないか。(^^;)

「大人って何か?」

私がそう聞かれたら・・・

「面子」「体裁」「建前」

この3文字が頭の中に浮かんできます。

つまり、対外的に己を繕って気を張っている姿。
それが大人だと、個人的に思うのです。

歌舞伎に「見得を切る」というのがありますが・・・
感覚として、あれと同じですね。
「虚勢を張る」とか「自分を取り繕う」とか。
多分、私の今の年代がその全盛期かな?

同年代の人と話をしても、腹を割りません。
濡れ手に粟みたい。
面と向かっても真意が全然わからない。

酒を飲んでも大人しいので、とっつき難い。(^^;)
そんな人がとても多いように感じます。

しかし、年を重ねるごとに自分を繕う殻は、増えますね。
相手が多いほど、幾重にもなり、分厚くなる。
そんな歳の取り方をしたオッチャンを、偏屈親爺というのでしょうか?

でも、そんな人ほど・・・
じっくりと話しをお伺いすると、本心を打ち明けるのが早い。
気を許してくれれば、気さくになんでも話してくれる。

そして、皆さん、昔話が好き。
子供の頃を回想して、自分で話ながら顔はもう童心に戻ってます。

実際、定年されていますから、仕事から解放されているので、見栄を張る必要性ってあまり無いのですよね。
でも、習慣というか習性というか、70歳になっても80歳になっても片意地を張り続けている人が多いように思います。

なんだか、若造が生意気ですね。(^^;)
オチが無いので、この辺で辞めておきます。

でも・・・
こう話していても、日本語って面白いと思います。

「面子」も「建前」も、普通に使っていますが、なぜこの漢字なのか?
「胸襟を開く」「取り繕う」なんて表現、他国には無いでしょうね。
性質や態度が穏やかで従順なさまを「大人しい」というのも、なんとも面白い。

そうそう・・・
「建前」という言葉、これ、建築用語なんですよ。(^^)
土地に対して、初めて建物の躯体を組み上げる日を建前と表現します。

語源は、「本音と建前」という昔話がありまして・・・

むか~し、昔。
ある所に凄腕と名を轟かせた棟梁がいました。
土地の名士の建物を請負い、棟上げの前の晩。
自分で測って、削り出して刻んだ材木を並べていると、その中の柱のうち、玄関の柱の寸法が何度図っても足りない。。
短くて、どうしても梁に届かない。

切腹が美とされた時代です。
誇り高き棟梁は、間違いを恥じて自決しようとした。

それを見た奥さん。
「貴方が死ぬのなら私も死ぬ。」と諌め・・・
混乱する棟梁にお酒を飲ませて寝かしつけた。

そして、奥さん、一晩寝ないで考えた。
朝、奥さんは棟梁に三つのマスを黙って差し出すと・・・
そのマスを柱と梁の隙間に補う提案した。
枡は一升マス、五合マス、一合マスの3つ。

棟梁はその升を使って、見事に柱を納めた。

これが神社仏閣に見受ける「枡組」技法の起源なのですって。



ところが棟梁、事なきを得た後・・・
世間体を気にし出します。

「この恥が外に出るたら、自分の名声にキズが付く。」
そう恐れた棟梁は、口封じの為になんと妻を殺してしまったとさ。
(おしまい)

世間体の為であれば、愛する妻をも殺す。
この出来事が、今の「建前」という語源になっているそうです。

ちなみに・・・
古式の上棟式(建前)では、女の七つ道具とされた、「口紅」「おしろい」「くし」「かんざし」「鏡」「かつら」「こうがい」を小屋裏の梁に飾ります。

当時、棟梁を守った女房への、供養なのだそうです。

日本語って、深いですね。