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2014年6月8日日曜日

化学が治すのか、それとも犯すのか

アレルギーは、様々なものがあります。
特に最近ニュースになるのが、子供の食物アレルギーによる死亡事故。

卵アレルギーを筆頭に・・・
牛乳アレルギー、小麦アレルギー、米アレルギー、大豆アレルギー、蕎麦アレルギー甲殻類アレルギー、貝類アレルギー、魚アレルギー、ピーナッツアレルギー、キウイアレルギー、リンゴアレルギー、鶏肉アレルギー、豚肉アレルギーetc・・・

卵や牛乳、小麦粉は、様々な食品に入っているため、このアレルギーを持つ親御さんは、日々神経をとがらせて、子供を見守り続けなければなりません。


では、なぜ、小さな子供たちが・・・

先天的にアレルギーを持って生まれてくるのでしょう??

前日のブログに戻ります。


「実は、決定的な原因が我々の身近な日用品にあった!!」
という、指摘に合わせて「貴方が使っている日用品の裏面を、すぐにでも見てほしい」と、記してありました。

仕事から家に帰り、さっそく指摘されているものの一つの裏面を見てみました。




これは、今、私が愛用しているシャンプーの裏面です。(^^;)

「な、なんじゃこりゃ!!」



大よそ30種類もの、化学物質らしきものが羅列されています。
化学合成物質のてんこ盛りですね。

しかも、シャンプーにエタノールなんて入っているんだ!!
普段、一切気にすることのない箇所ですが・・・
驚いたことに、シャンプーって「刺激物」なんですね。(゜゜;)


現在、我々の社会で作り出された化学物質は10万種類を超え、私たちの生活に深く、とても深くかかわっています。
その多くが、石油由来と言われています。
石油は一番身近で、地中から止めどなく湧き出てくる資源です。
植物や動物から抽出するという手間もなく、安く、簡単に、工場で量産することが出来ます。

今、流行りの100円ショップ・・・
売っているもののほとんどが、石油由来の化学合成品だという事をお気づきでしょうか?
それだけ、原価(原材料)が安い訳です。

シャンプーの話しに戻ります。

つまり、食品や日用品、化粧品に至るまで、化学合成品は「儲かる」のです。

石鹸も、シャンプーもリンスも、石油から作られたものが平然と売られています。
食品も、石油由来の添加物が色んなものに原材料として使われています。
化粧品などは、その最たるものかもしれません。

これら合成された物質、安全だと思います??

化学者たちは、「合成した時点で石油ではなくなる」と仰います。そして、動物実験を経て「安全だ」と胸を張ります。
しかし、それらの実験の多くは、小さなマウスやウサギに対して行われています。そして、短期的な臨床実験(人体実験)を経て、世に「人畜無害」として出回るわけです。

10年~20年間長期間使い続けて摂取し続けてどうなるのか?
その人たちが子供を産んだら、その子供に対する影響は?
それらは、今でも、一切無視されています。

これは、放射能に対して全く同じことが行われています。

日本は、そういう国なんです。

イメージしてみてください。

薄~くうすめた石油を、顔に擦り込んでいる自分を。
毎日、垢を落とすために、体や頭に石油を泡を立てて塗りたくっている自分を。
石油から生み出された添加物を、毎日口に運んでいる自分を。

これらは数十年かけ、肌から染み込み、体に浸透していきます。


化粧液なんて、ゾッとします。
シャンプーなんて「指で頭皮を刺激しろ」なんて言うでしょう??
自分で、頭の内部に、化学薬品を擦り込んでいるんです。

私・・・

この事実を聞いて、心底、凍りつきました。
自分だけなら良いですが・・・
そのシャンプーを、2歳と3歳の我が子に使っていたからです。

また、子供がいない人でも、将来が心配です。
大人の体にたまった化学物質の毒素は、必ず生まれてくる子供たちに引き継がれるからです。


これらの毒素が、現代病を生んでいる根源
(と、いう医学者が実在します)


これからは、スーパーやコンビニで手に取るもの手に取るもの裏の表示を凝視する必要があります。
やはり、「無添加」が良いですね。

ただし、無添加という表記をそのまま信じてはいけません。

例えば、良く見る「無添加アイスクリーム」
裏面を見ると「安定剤」「グラニュー糖」「砂糖」「水あめ」という表記があります。
安定剤や糖類は、植物から抽出します。
「じゃあ、天然ものか?」と我々は思うのですが・・・


工場で大量生産されるものは、粉や液体に精製される過程で、必ず化学物質が混入されます。前日のブログでお話しした製造溶剤というものです。
製造過程で、菌やカビが混入したら一大事となります。
また、効率化というのが最大のキーワードであり・・・、それをもたらすのが化学薬品である以上、大量流通品で無添加というのは、厳密に言うと「ありえない」訳です。

三宅洋平が言っていましたが・・・
(別に彼に被れて、こんなブログを書いているわけではありません。)


「原材料から手作りする以外、無添加はありえない。」

じゃあなぜ、これほど無添加という商品が出回っているのか??
国が、無添加という表記に対して、明確な法律を作っていないからです。

歯磨き粉・入浴剤・洗剤・食器洗剤・制汗剤・芳香剤・消臭剤・湿布・虫よけ剤・消毒液etc・・・


殆どが、化学合成品です。

そして、薬。


様々な病気を治す「薬品」は、すべてが化学物質だと考えて正解です。

もちろん、薬にも「防腐剤」や「防カビ剤」が入っており、その他「石油由来」の化学物質が入っています。

もし・・・
化学物質の過剰摂取がもとで・・・
アレルギーやアトピーになった人が・・・

治す目的で化学物質を服用しているとすると、これまた「ホラー」でしかありません。

豊かさとはなんでしょう?

24時間、365日モノがあふれる世の中ですか?

やはり、人間は放射能を含めた様々な汚染に直面している今、1人1人気が付かなければならない崖っぷちにきているのだと、個人的に思います。

2014年6月7日土曜日

花粉症の正体

現代病とされる「アレルギー」と「アトピー」・・・

国民の4人に1人は、なんらかのアレルギーを持っていると言われています。

花粉症は、その代表格と言えます。
私の妻も、重度の花粉症。
すがすがしく麗しい春先に・・・
真っ赤な目と流れ出る鼻水、そして果てしなく続くくしゃみ・・・
地獄絵図と化します。

特効薬はありません。
花粉が止むのを、ただひたすら待つだけ。
原因は、杉や松、ヒノキの植林と言われていますが・・・

「実は、決定的な原因が我々の身近な日用品にあった!!」

という衝撃的な話を、先日聞きました。

アレルギーが現代病と言われる所以は、近代に生まれたからです。
第二次高度成長期の時代に生まれた子供たちからアレルギーやアトピーは大幅に増え、それ以前、もっと言えば、アメリカの文化が入ってくる以前の日本には、まったくと言ってよいほど存在しなかった病気なのだそうです。

高度成長期、何があったのか?

マスコミは、一切、ここに触れようとしませんが・・・
経済成長とともに日本が得たもの。
それは、大量生産・大量流通・大量消費です。

それを可能にしたのが「石油化学合成品」と「添加物」なんです。

なんでもコンビニ時代の今、添加物は日本の食品から切っても切ることが出来ない状況となっています。
しかし、一様に添加物と言っても、我々はその実情をほとんど知りません。(^^;)

例えば・・・
添加物の一つ、食品を製造する過程で使われる「製造溶剤」。
聞いたことあります??
その存在自体、私は知りませんでした。

・カンスイ/炭酸カリウム、ピロリン酸等
様々な食品の弾力性を生むために使用、色を整えるためにも使われる。

・結着剤/正リン酸塩、重合リン酸塩
ハム・ソーセージ・かまぼこを冷凍し、解凍したときに瓦解しないために使われる。

・消泡剤/シリコーン樹脂
てんぷら・フライ・油・豆乳の泡が出ないようにするために使われる。

・抽出溶剤/ヘキサン、アセトン
植物等から油を取り出すために使われる。

・凝固剤/塩化カルシウム、硫酸塩、グルコノテルタラクトン
豆腐などを固めるために使われる。

・日持ち向上剤/酢酸、グルシン、リゾチーム
微生物の汚染を防ぐために使われる。

・防腐剤/ピロピレングリコール
腐敗を防ぐために使われる。

・離型剤/流動パラフィン
パンや菓子の焼き上がり時に、型崩れさせないために使われる。

・ろ過助剤/二酸化ケイ素、カオリン
液体の不純物を吸着させ、ろ過させるために使われる。

今、日本でTOP10の売り上げを誇るファーストフード店やコンビニ。
そこで売っている食品の多くは、実は、これら薬品が大量生産を可能にしたものだという事実。

正直、ゾッとします。

さらに、24時間営業を可能にするため、下記が混合されます。

味をつける「甘味料」「酸味料」「調味料」
色を付ける「着色料」、香りを付ける「香料」
見た目を良くする「光沢剤」
色を白くする「漂白剤」
より一層日持ちさせるための「保存料」「防かび剤」
粘りを出すための「増粘剤」
ゼリー状にするための「ゲル化剤」
「酸化防止剤」に「乳化剤」、「膨張剤」にetc・・・

凄いでしょ。
天然物から作られる添加物もありますが、大量生産品の場合、多くが化学合成して作られた添加物が使われている。
その多くが、石油が原料なのだとか。

日本で認められている石油系添加物は、300を超えるそうです。
化学者は、口をそろえます。
「石油のイメージが悪いだけで、化学合成した時点で、すでに石油ではない物質となる。」
「一定量を守れば人体に影響はない。」

これが、化学者という人種です。

ようは、今、現実に起こっている「放射能論争」と全く同じなんです。

「放射能と鼻血の因果関係は無い。」by石原伸晃

医療的には不確かだが・・・
化学的に(動物実験等で)証明されている。


アレルギー・アトピーも、過剰摂取が無い限り因果関係は認められていません。
しかし、朝・昼・夜とコンビニ弁当やカップラーメンで済ませ、その合間にコーラやスナック菓子を食べた場合、人口添加物を大量に摂取することになります。

実際、「アトピーは、体に入った化学合成添加物が皮膚を通して出てくる病気。」と言い切る医学者がいます。

でも、大量生産が国を支えるという思想が・・・
これら主張を一切、弾き飛ばしている。
それが、現代社会です。

コンビニでは変色もせず、臭いも変わらず、数日間も腐らない弁当やおにぎり、から揚げ、肉まんが平然と売られています。

マクドナルドのハンバーガーは、1か月放置してもカビひとつ生えないのは、有名なはなしです。(^^;)

つづく

2014年6月6日金曜日

湘南の蛍スポット

最近、蛍がいたるところで出ているという噂を聞きます。
大船の某所、深沢の某所、鎌倉の某所。

それだけ、川がきれいになってきているのでしょうね。

数十年前・・・
本下水の整備がされていない山間の地域は、大半が浄化槽でした。
その浄化槽には、なんとトイレだけしか繋がっていませんでした。
つ・ま・り・・・
洗濯した洗剤や、キッチンの油などは、全部、そのまま川に流れていたんです。

鎌倉や逗子は、山間の田舎です。
やはり、多くが川に垂れ流しの状態だったんです。
子供の頃に遊んだ柏尾川は、下水の臭いがしたのを覚えています。

昭和の終わりぐらいに、浄化槽は合併型(生活排水も繋ぐ)が主流になりましたが、それでも、小型浄化槽では、まったく浄化しきれず、生活排水は川にバンバン流れていた。(^^;)

これを全て下水道につなぎ、浄化センターで薬剤処理(塩素等)することで、川がきれいになった結果、自然が戻り魚が遡上し、ウナギや鮭までが見られるようになった訳です。

そして、蛍。

ちなみに蛍は、蛍自体が生息するのはさほどハードルは高くないそうです。
その餌となる「カワニナ」という巻貝が居ないと、蛍自体も育たないのだとか。
カワニナは、川底に住むため、川底が汚泥で埋まっていてはNG。
川底が岩や砂利で、水草があり、流れが速くなく、水がある程度きれいでヘドロが沈殿しなければ、ベストなのだとか。

また、農薬を大量に散布するような自然環境もNG。

田畑が少なく、山間で、下水が完備されている環境。
これが、鎌倉や逗子で蛍が生息するようになった理由なのだと思われます。

話しが長くなりましたが・・・
その中の知る人ぞ知る鑑賞スポット、逗子市の田越川の上流に行ってきました。

場所は、普通の住宅街にある普通の川です。



この川は、最近鮭の遡上で有名となりました。
ウナギやエビなど、逗子在住の私の友人は、捕まえて写真などを見せてくれます。(^^)




息子は、捕まえる気マンマンです。
「蛍は捕まえちゃダメなんだよ」と、くぎを刺しますが・・・
網は離そうとしません。



さてと、6時半過ぎ、暗くなってきました。



7時ごろ、ぽつぽつと・・・
光りはじめました。(クリックすると拡大します。)



川面に、光りながらユラユラと飛んでます。

7時20分・・・
増えてきました。(人も)



手に届くところで、飛んでいますね。

7時半・・・



おおおおおっ!(驚愕)
写真ではこの凄さ、伝わりませんね。
光が交互というか、3交代ぐらいに光るので、実際にはこの写真の3~4倍の光が見られます。



まさに、蛍の「クリスマスツリー」状態です。

息子、妻と私が夢中になっている傍らで・・・

なんと、蛍をキャッチ。(TT;)



真っ暗でフラッシュを発光したので、幻想的な様子は伝わりませんが、息子の手で光る蛍。
凄いですね。

手のひらから・・・
光りながら・・・
フワッと飛び・・・
フラフラっと上空を舞う蛍。

まるで、アニメ「蛍の墓」の一幕のよう。

ちょっと、感度を良くして撮ってみました。
が・・・
やはり、実際の3分の1程度しか収まりません。



どうです??

伝わりませんかね??

先週がピークでしたので・・・
もう、見れないと思います。

首都圏のはずれで、これだけの量の蛍が見れるとことは、ここだけじゃないでしょうか??





2014年6月5日木曜日

太陽光で動く蝶

先日の定休日・・・
息子と娘を連れて、新江ノ島水族館に行きました。

新しくできた「ウミガメの浜辺」を見に。(^^)
http://www.enosui.com/diaryentry.php?eid=03035

と言っても、中に入るまでそんなものが出来ているとはつゆ知らず。(汗)
息子は、高低差があるデッキで、ウミガメそっちのけで一人運動会。
その兄を一生懸命追いかける、2歳の娘。
妻と私は、その様子をデッキ手すりにもたれかかり・・・炎天下にぐったりと、ただ見る。(笑)

そうそう・・・
クラゲ、減りましたね。
赤クラゲやパシフィックシーネットル・ジュエリーフィッシュ等々、なんだかやけに少ない。というか、クラゲたち、全体的に元気ない。

暑いから?なんでしょうね??

いつもの通り、一通り見て、最後にイルカのショーならぬ・・・
イルカの練習を30分ぐらい見て・・・

その間も、息子はイルカのアリーナで一人運動会開催中。

この息子、水族館を出て片瀬海岸に直行し、波打ち際で全身ずぶ濡れになりながら、1km程度を10往復と一人マラソンをしたのは、言うまでもありません。

江ノ島水族館と134号線の間の歩道に、花壇がります。
帰り際、その花壇を見て、ビックリ!!

新種の蝶が飛んでるんです。(■゜;)
これ、私の記憶では・・・
国蝶「オオムラサキ」のはずっ!!

本当に心臓が止まるぐらい驚き、慌てて近寄って見て愕然。

こりゃ、凄い!!
こんなもん、考えるのか、人間ってやつは。

早速、探してみて・・・
我が家にも飛ばしてみました。

これ↓↓が、その動画です。



スマホの人は、↓↓をクリック。
https://www.youtube.com/watch?v=qzr241sqQms&feature=youtu.be

どう見ても、本物にしかみえませんよ。

ホームセンターにて、850円也!!
お勧めです。(^^)

2014年6月2日月曜日

女性の護身術とは

なんでもそうですが・・・
技術が簡単に身に付くことはありません。

1年、練習を続けたとしても・・・
武道の時間軸では、「たったの1年」の米粒のようなもんです。

一般人の時間軸では1年は「とても長い」です。
近代的な格闘技の鍛錬は、フィジカル的な部分が多いので、1年でも体力的に「強くなった」という自意識を得られます。

でも、この自意識が「技術を得た」という錯覚となってしまうんです。

武道の世界では、1年は入口の門をくぐったかどうかの「白帯」です。

武道は、板前さんや大工さんと似てます。
使い物になるまで、最低でも3年は必要なんですね。
それでも使い物程度です。

大氣拳の高名な先生は、師匠に言われるまま何十年も禅を組みつづけ、50歳に近づく年齢になり・・・
「やっと、立禅の意味が解ってきた。」と、仰います。

そんな世界です。

日本では「護身=合気道」というイメージが大きいです。
世界の多くの軍や武道、格闘技にその技術は取り入れられています。
ただし、合気道は、武道の中でもダントツで習練が難しく、実践で使えるようになるには、他の武道に比べ、より長い時間が必要です。

合気道を3年やった女性が、夜道で襲われて、無事でいられるか?
答えはNoです。

数十年習練を重ねた合気道の達人は、女性であれば、夜に危険なところは歩かないでしょう。
不審者に、跡を付けられたりもしないでしょう。

夜道や危険な道を歩くなら、ハイヒールは履かないでしょうね。

つまり、「心構え」なんです。

「達人とは?」という問いに・・・
私は、「24時間、365日、心を構え続ける気力」と答えます。


普通に立っていても、歩いていても、話していても、気持ちは構えている。
これを「気を発する」と言います。

心構え無く、イヤホン耳にさして音楽を聴きながら、スカートとハイヒールで暗い夜道を一人で歩いていたら、いくら高い技術を持っていようが、暴漢に襲われたら助かりません。
一般の女性は、そう思ってください。

なんだか、話がややこしくなってきましたので、この辺でやめておきます。

ちなみに・・・
合気道の技術で、暴漢をやっつけるとすると・・・
この女性ぐらいの技術力が必要と思ってください。
(動画8分過ぎぐらいからの、多人数乱捕りの女性をご覧ください。)



スマホの人は、↓↓をクリック。
https://www.youtube.com/watch?v=L5OBetE_aJ8

私が今でも習いたいと思っている・・・
日本一実戦的な合気道、合気柔術「養生館」の動画です。

あの有名な養神館ではないですよ。

合気道流派の中でも武闘派の養生館です。(^^)

2014年6月1日日曜日

護身術とは・・・

私は、かれこれ格闘技歴が20年を超えます。
小学生から中学までやった剣道を入れると、26年を超えます。

そんな私ですが・・・
今の今まで、まともな「護身術」に出会ったことがありません。
特に女性向け。(^^;)

日本の合気道から、イスラエルのクラヴ・マガまで・・・
「これを知っていれば安心」という指導者たち。
システム化をして、多くの人からお金を取って教えています。

しかし、それらを見て・・・
思うんです。

「こりゃ、実践するのは無理だよね」

指導者の多くが、理解していない事。
それは、「硬直」です。

人は、不測かつ突発的な出来事に出くわすと、全身を硬直させます。

例を出すと・・・
道を歩いている時、後ろから車にクラクションを鳴らされたとします。
この時、とっさに動けますか?
9割9分の人が「ビクッ」と驚いて、歩いている足が止るはずです。

人は驚くと、身構えることで全身の動作が止まるのです。

有名格闘家が道端で暴漢に抵抗なく刺された事件がありました。
これは、予測なく目の前でナイフを出されると、人は瞬間的に「なに?」「これは本当か?ドッキリ?」「どう対応しよう?」と、色々と考えてしまうんです。考えている数秒の間、体は動きません。

女性が夜道、突然後ろから羽交い絞めにされたとします。
すると女性は、一瞬の出来事に、やはり固まります。
固まりながら、「なんだこれ?」「知り合いか?」「暴漢?」というような思考がバッと働きます。その思考中、護身術のような動作は、脳が命令を出せません。

襲っている方は、止まることなく暴行をします。
3秒思考が止まれば・・・
もうそれで格闘家たちが教える護身術は役に立たなくなります

また、大きな過ちは・・・
格闘家たちが教えるのは、「後ろから羽交い絞め」というのがとても多い事。


こんな感じ。(^^;)
これをね。
瞬時にね。

脱力して・・・
下に抜けて・・・
ひじ打ちして・・・
膝蹴りして・・・

なんて、言う訳ですよ。
格闘家さん方は。

できるかどうかの前に・・・
まずね。
第一の矛盾があるでしょ。

女性よりも男性の方が身長が断然高いのですよ。
155cmの女性が180cmの男性に襲われたら・・・
身長差25cmです。


本気で襲う人間は、後ろからチョークスリーパーやヘッドロックでしょうね。突然、首を絞められるケースが圧倒的なわけです。
しかも、太い男の腕で。

一瞬で酸欠になり、意識が遠のく可能性が高いと言えます。

その状況下で、技術を用いて抜け出すの?

暴漢が、わざわざしゃがんでさ、脇を差して抱きついたりはしないのですよ。
百歩譲ってそうしてきたとしても、脇を差されたら、女性の体は完全に宙に浮きます。

そこで、脱力して?
踵踏んで?

バカ言っちゃいけませんぜ。エセ先生方。

「瞬時に攻撃して、抜け出したら走って逃げる。」と言うのですが・・・
スカートにハイヒール履いて?
男の方が、どうやったって早いでしょうよ。

攻撃された男は、憤怒して追いかけてくるでしょう。
より一層、命の危険にさらされます。

女性に対し・・・
技術論で暴漢に対応させようとする人は、護身を語る資格はないと個人的に思うのです。
間違ってますかね??

つづく



2014年5月31日土曜日

色々な宣伝方法があるもので・・・

明石屋さんま熱愛!!
お相手は、26歳下のアパレル社長!!!


う~ん
マスコミも色々と考えますね。


色々な宣伝方法があるもんですね。(苦笑)

伏せて出されると・・・
人は、その伏字を見たくなるもんです。

まあ、世の奥様方、ネットで調べますわね。

そうすると、「ブラジリアンビキニのモデルをこなす若女社長」というワードが出てくる。

「ブラジリアン水着」という聞いたこともない(私だけ?)キーワードに、何それ?ってなりますよね。奥様方、より深く調べる。

男は「26歳社長自らビキニモデル!?」と、興味を注がれます。
そこで、男達、より深く調べる。

そうすると、彼女のブログや水着のお店に行きつく。

という寸法です。

明石屋さんも、こんなので何度も取り上げられて・・・
一体全体、そのつど、宣伝広告費として、広告代理店からいくらもらうのでしょう?

まあ、なんでも有りなんです。
なんでも有り。

金になれば。
そんな世の中ですよ。

2014年5月30日金曜日

イジメについて

このブログでも、何度も話してきたイジメ問題。
今だに「イジメ撲滅」などというキャッチフレーズが普通に使われています。

何度も言っていますが・・・
「イジメゼロ!」なんて、霞が関の幻想です。

日本が抱いている「イジメ」の徹底的な間違いは・・・

「加害者」と「被害者」で区切ってしまっているところ。
その無意味なことに、いまだに多くの大人たちは解っていません。

イジメは、「悪ふざけ」です。

多くの加害者とされる「いじめっ子」は・・・
いじめている意識は、ほとんど持っていません。

イジメと言われる行為が多い小学生4~6年、中学1年~2年の間、人は4~5人でグループを組むことが多く、その中で必ず順位付けが行われます。(これは本能です。)

必ずリーダーが生まれ、必ず最下位の位置する子が生まれます。

グループの子供たちはこのリーダーに従う性質があり、最下位と認識された子供は、「デブちん」「どん臭い」「運動音痴」「気弱」などの特徴があることが多く、何かと他の子から「からかい」を受けます。

からかわれている方は、嫌です。
でも、我慢すれば、このグループに居ることが出来る。
だから、ひたすら我慢し始めます。
我慢する人に対し、人はエスカレートします。


これがループして、悪ふざけはどんどんと強さを増していきます。

でも、どんなにエスカレートしても、彼らからしたら「加害者」でもなく「被害者」でもありません。
遊びの一環なんです。

どんくさい子をからかうのは、人の性です。

アニメ「ドラえもん」の人間関係は、子供の社会を本当に良く表していると思います。
いじめられているのび太君からしたら、いじめっ子のジャイアンもスネ夫も、どこまで行っても友達なんです。

だから、どんなに酷いことをされても、笑ってごまかせてしまう。
逆に、仲間外れにされたくないから、その状況を自分で受け入れる。自分の立ち位置は、そういうもんだと思っているから、何があってもそのグループに必ず戻っていく

友達だと思っているから、誰かにチクったりなんて絶対にしない。
怪我をさせられても、先生にも言わない。
親には言わない。


「友達をかばっている」という意識ですね。

逆にそのいじめっ子に「俺、言わなかったよ!」とアピールして、自分いた対する印象を良くしたいぐらいに思う。

それが、現代社会でいじめられている子供の心理です。

だから・・・
たまに、イジメが事件になり・・・
「加害者の少年は、悪びれもせず」とか報道されますが、そりゃそうです、いじめっ子は「遊んでやってる」という思考しかないのですから。

尾木ママが「被害者を無くすのではなく、加害者を無くそう!」と言うようなことを言っていますが、ようはそれが本末転倒なんです。順位を作り、弱い個体を排除しようとするのは、「群れ社会を成す動物」の生き残るための本能なんですから。

ちなみに、最近「いじめがどんどんと陰湿になってきている」という報道もありますが、僕らが子供の頃の方が、イジメ(この表現は嫌い)は壮絶でしたよ。

ちにみに私が小学校や中学校で受けた、悪・ふ・ざ・け・を並べてみます。

■小学2年生/万引き強要
小学校低学年で、何度か捕まりました。

■小学3~4学年/殴る蹴る・投石・仲間外れ・窃盗
ランドセルや文房具を取られる、教科書を破られるなんてのは普通で、髪の毛を捕まれて、学校中引きずり回されたり・・・
仲間外れは当たり前でしたね。
放課後が一番怖くて、付け回されて、罵声を浴びせられながら、石を良く投げつけられました。

■小学校4年生/剣道で・・・
親がいじめられる我が子を強くしようと町の剣道場に入れるも、その剣道場で上級生からいじめられる。(笑)
防具の無いところをわざと叩かれ、後頭部や腕・肩・腿にミミズ腫れが出来て、本当に嫌だった。
貧乏ったので、防具が一番安いやつで、それだけでからかいの対象になり、帰り道に叩かれたり防具を振り回されたり。

剣道が一番嫌だったなぁ~。

■小学5年生~6年生/転校先で・・・
中心グループの最下位に決定。
万引きの強要から仲間はずれ等々。
自転車を分解されて、タイヤを電柱の最上部につるされたり・・・

ご覧の通り、結構、すさまじいイジメに会いました。
理由は一つ。
面白いのは、そのイジメの原因は、子供たちの親や先生たちからの情報だったこと。
「あの家の子とは遊ぶな」とか、「柳の家は・・・」的なものです。内容は当時としては徹底的なモノなのですが、それは今、言及しません。

でも、自分の親に「いじめられた」と訴えたことは、一度の無いのです。
青タンを作って帰るとさすがに言い逃れができないので、大騒ぎになったりはしまいたが、それ以外は、自分から申告するなんてことは無かった。


学校での日々が嫌でしたが、そんな自分を自分の中で受けいれる体制を作ってましたね。
下駄箱に靴が無くてはだしで帰っても、逆に「親に怒られる」と思っていたぐらいですし。

それ以上に、中学で行われていた悪ふざけは凄かったですよ。
中学2年ぐらいである程度自分の強さに気が付いた私は、悪ふざけの対象から外れていきましたが、他の連中が最下位に位置ずけされた子たちにしていた行為は・・・

放課後、教室で全裸にさせ、服をどっかに捨てて、放置。

珍しい光景じゃなかったです。
でも、そんな事までして、やられている方は「反笑」で受け入れていて、やっている方はそこまでしてても「遊びの一環」なんです。

そんな人間の持っている本質を理解しないで・・・
「イジメはダメ」「イジメは悪」と言っても、何も変わらないですよ。
いつまでたってもイジメとされる行為は減らないし、だから、いつまでたっても「撲滅運動」をしてるんです。

大人たちは早く気が付くべき。

「イジメが自殺の原因じゃない」ということを。

自殺を選択肢として子供に見せてしまっている大人が悪いのだと。


マスコミが自殺をニュースとして報道しないことを望みます。

マスコミが自殺者を掘り下げないことを望みます。
マスコミが殺人者や犯罪者を掘り下げないことを望みます。

AKBをのこぎりで襲った子。

一日かけてワイドショーは、彼の人となりや幼少から今までの育ちや親の生業まで、掘り下げて報道しています。

それって、なんのために必要なの?


同じ環境にいる子が、ワイドショーやニュースを見て「あ、俺も事件起こせばアピールできるぞ」と思いますよね。

模倣犯罪を引き起こすよね。

現に、若年層の自殺や犯罪の多くは、そうだと思うんです。
この事件も、秋葉の通り魔事件やチェックメイトどかいった通り魔の模倣犯でしょう。


なんだか、収拾が付かなくなってきたので・・・

この辺でやめておきます。(^^;)



2014年5月29日木曜日

アオイホノオがドラマ化

腹を抱えて笑うことが少なくなった昨今。
さらに40歳超えると、なおさらです。

「ぎゃはははは~っ!」と転げまわって笑う事なんで、有りません。

そんな我々年代を抱腹絶倒させてくれる漫画。
しってますか??
私は知っています。
数年前にこのブログでご紹介しましたが・・・

島本和彦氏の自伝的フィクション漫画「アオイホノオ」です。



我々年代であれば・・・
この帯だけで、絶対に惹かれると思います。(笑)

島本漫画と言えば、熱血学園もの。
1話2話はとても面白く・・・
でも、5話6話で「あれ?」と思い・・・
10話ぐらいでパワーダウンしてしまい、もうあとは惰性・・・
早々打ち切り・・・
というのが、過去30年前後の歴史で、お約束でした。


しかし、この漫画は、そんな島本漫画の殻をぶち破り、現在、11巻目を発売しています。

しかも、全話、面白い。
我々年代の漫画世代は、腹を抱えて笑えます。

例えば・・・

野球漫画の金字塔「タッチ」の作者を実名で上記のような批判(笑)
はたまた、少年漫画界の大巨匠を・・・



こんな感じで、実名にて大批判。(笑)

その他、エバンゲリオンの庵野監督や岡田斗司夫が、実名で奇人として登場します。

漫画になっているので、ご本人方は公認済。(笑×3)
(というか、公認しなければ出版できないでしょう。)

是非、皆さん、全11巻を買われて、笑い転げてください。

そんな「あおいほのお」ですが・・・
何を考えたのか・・・

東京テレビが、ドラマで実写化を決定というニュースが!!
この内容を、民放で放送できるのか!
(巨匠方、なんて寛容な・・・笑)

http://www.tv-tokyo.co.jp/official/aoihonoo/

バラエティーのヒットメーカーである福田雄一がメガホンをとり、すでに撮影中とのこと。

キャストは・・・
「そこまで忠実な役作りをする必要ある?」とサイトの写真をみて爆笑。
しかも、主人公は、カンヌで最優秀男優賞を受賞した俳優!
本当(マジ)ですか。


本人、漫画よんでますね!!
焔モユルにそっくりなほど、痩せてる。(^^;)

こりゃ、目が離せませんぜ!!

7月オンエア。
楽しみです。

2014年5月27日火曜日

オートバイが止まる

鎌倉は、観光シーズンになると、車では中々思い通りに移動ができません。

道も狭く・・・
鎌倉市内から他市に抜ける道も、異様に少ない。
桜・ゴールデンウィーク・紫陽花・海水浴シーズン・花火・紅葉・お正月・・・と、四季折々のシーズン中は、道路という道路、大渋滞します。

「年中じゃん!」という声が聞こえてきそうですが・・・
裏道を知り尽くしていれば、今まではどうにかなりました。

でも、最近は鎌倉が大ブームの様で・・・
四六時中、凄い観光客の数。
「普段こんなところに人は来ないだろう。」というような場所にも、人・人・人。

「マンネリしないように鎌倉のスポットを掘り下げてるな~。」と、マスコミの努力に感心しきりです。

どうやら今年は、去年の記録的な観光客数を更新する勢いのよう。

我々不動産業者のように、土地から土地に移動する業種は、バイクがとても重宝します。
先日、当社の賃貸住宅の案内に、某大手の仲介業者の営業マンが自転車で来られて「自転車だと約束の時間通りにこれますから!」と、仰ってました。(^^)

今日も、物件をオートバイで回っていた私。
突然、鎌倉市常盤の県道で、走行中にエンジンが止まってしまいました。

なんだ?
セルを回しても掛かりません。
近くにあるバイク屋さんを、オートバイを押しながら探し、やっとたどり着いたバイク屋さんでキツ~イ一言。
「このシグナス125は逆輸入車なので、正規店では一切修理が出来ません。申し訳ありませんが、購入したバイク屋さんに持って行ってください。」

買ったバイク屋さんって、横浜の東戸塚・・・です。
バイクを押して歩いて行ったら、2日掛かりますよ。(汗)

原因だけ教えてほしいと言うと・・・
「シグナスは燃料系統にリコールがあるので、燃料ポンプの不作動でしょう。普通は、無償修理の対象ですよ。」
急いで購入先に電話を掛けると・・・
「保証期間が過ぎているので、レッカー1万円、修理に5万円前後かかりますが。」と言われ、途方に暮れる私。(TT)

バイクの製造時の欠陥なのに・・・
逆輸入車だから、6万円かかるのですか!
しかも販売先は、電話口で「一切責任を負わない」と、一点張り!
困っているお客様に対し「金を払えば助けてやる」というのですから、何とも酷い対応です。
再度、ヤマハの正規店に「どうにか走るようにできませんか?」
と話してみるも、全く、相手にしてもらえません。

「日陰でエンジンを冷やしたら、運が良ければ動くかもね。」

と、投げやり。
なんとも日本的ではありません。
日本人の良心は、現代には無くなってしまったのでしょうか?(^^;)

とにかく、正規店の方の話しを真に受けて、日陰を探して、バイクも頭もブレイク。

そんな時・・・
仕事の電話をしつつ、スマホで見たのはこの動画。
私の怒りを冷ましてくれました。


スマホの方は↓をクリック。

世界中をバイクで旅する一人の若者自分撮り動画。

アジアの中の、小さな島の日本。
その中の一部関東の、下から何番目かの面積しかない鎌倉。
その小さな町の中で「あくせく」働き、喜び、困り、泣きと、七転八倒している自分が、何だか馬鹿らしくて、笑えてきます。

この、動画を見るだけで・・・
自分の生きる「狭~い世界」から、解放された気分になれます。

こんな生き方も、あるんですね~。