Translate

2014年12月8日月曜日

セルローズファイバーの動画

昨日のブログのつづきです。

吹き込んだ後は、穴をふさぎます。


解りますかね?
このパンパン度。(^^;)

この上に構造用合板を捨て貼りして、床を敷きます。

これだけパンパンなので、合板で抑えられるか心配ですが・・・
施工業者さんは、「全然大丈夫です」とのこと。

大引きと根太の深さに丸々セルローズが入っていて、これだけ膨れ上がっているので・・・
床下140mm厚ぐらいの断熱層となります。

通常の住宅で使われているスタイロフォームですと・・・
厚みが45mm程度です。

贅沢ですね。(^^;)

床の冷気を完全にシャットアウトするので・・・
床冷えがゼロの家となるでしょう。

家全体の断熱をセルローズで行うのは予算が必要です。
床だけセルローズファイバーで行うというのは、とても有効な手かもしれません。

当社が今採用している固形断熱材国内最強のネオマフォームでも、材工で10万円超ぐらいです。

これを、セルローズにして、3倍ぐらいかな??
セルローズは、通気止めが必要ありません。
床を全部、隙間なく包み込んでくれます。

それで、家が劇的にあったかくなるのであれば、安いな。
ちょっと、考えてみよう。(^^)

話は元にもどりまして・・・

最期の最後に、吹きこぼれた新聞紙を清掃します。


これで、全行程が終了です。

下記が、施工時の動画です。


スマホの人は、こちらをどうぞ。
http://youtu.be/gWyr06f6lnQ



2014年12月7日日曜日

乾式セルローズファイバー

一昨日、注文住宅I様邸にて、断熱材の施工を行いました。

本物件は・・・
日本製紙木材の乾式のセルローズファイバーを採用しました。
その名も「スーパージェットファイバー」
http://www.jet-npl.com/

大引き下に受け用の垂木を3尺ピッチで組み込み・・・
根太を施工後・・・

スーパージェットファイバー専門の施工業者が、専用シートを敷き込みます。

大引きのあいだ。


セルローズファイバーは、古紙(新聞紙)を砕いてホウ酸で特殊処理をした綿状のものです。
とても細かい繊維状のものなので、隙間があるとそこからこぼれ落ちてしまいます。
また、固まらない為、将来このシートが断熱材を支えることとなります。

つまり、このシート張りがかなり重要なのです。

配管回りは念入りに隙間を埋めていきます。


施工後、穴をあけることが出来ません。
よって、正確な位置決めを要します。
また、断熱を施工後に、配管や電線を追加することが出来ません。

大引きのシート張りが終わると、今度は上部の根太です。


上から吹いて積もらせるのかと思いましたが・・・
シートで挟んで、その中に吹き込みを行うそうです。

物凄い手間ですね。(^^;)

タッカー(建設用ホッチキス)も1cm感覚で打っていきます。
それだけ張力を出さないと、はち切れるのだとか。

外部には吹込み用のトラックが待機。


これがセルローズファイバーですね。


トラックの中に、ブローの機械が載っています。


玄関からフォースを室内に差し込みいざ尋常に!!



さて、室内では・・・
貼り終わったシートをカッターで等間隔で切っていきます。

ここから吹き込むこととなります。


そして、吹き込み開始。


内部を見ながらの作業は出来ません。
切り込みからホースを差し込み、吹き込んでいきます。


かなりの勢いで、セルローズファイバーが送られてきます。

「ボボボボッ!!」

あっという間に膨れ上がってきます。
隙間なくできているかは私には解りませんが・・・
プロは感覚で解るのでしょう。

かなりのスピードで進んでいきます。


室内は、細かい古紙が舞っています。
ホウ酸が入っているので、あまり吸い込まない方が良いでしょう。
この辺で退散します。

ちなみに吹き込んだ場所はというと・・・


こんな状態です。

つづく

2014年12月6日土曜日

某有名建築家の浅草のビル

東京スカイツリーに訪れた休日・・・
私の御目当てはというと・・・

これです!!



吾妻橋の交差点から見える、歪な建物。

そう、今、日本を代表する建築家といわれている御方が・・・
公共事業として手掛けたアレです。

凄いですね。
遠目から見ての異物感。

目の前に行ってみます。



う~ん
目の前に立ち、浅草という下町の雰囲気は一切感じません。
巨大なルーバーが、近くで見るとなんともかんとも不自然的。
自然じゃない設計ですね。

反対側に回って見てみると・・・



こちら側から見ると、少しは自然木的な雰囲気は味わえます。
が・・・・
やはり、「素晴らしい~」という思いは生まれません。

賛否両論の設計のようですが・・・
この景観を絶賛する人がいらっしゃいます。

日本を代表する建築家の大先生の作品です。
一庶民の私ごときが意見をするのは・・・
糞生意気なのはよ~く解ってます。

ただ、建物は町の景観を形成します。
歴史ある町であれば、それはより顕著です。

一般庶民がどう感じるのかは、設計者にとって重要なファクターなのだと、個人的に思うのです。
ということで、遠慮なく庶民の意見を言わせていただきます。 私の第一印象は・・・

「マッチ棒工作」

子供の頃、マッチ棒で工作した建物にとても似ていません?

そして、なんだか視感がとても暗い。
黒の外壁部分が建物全体を影のように見せてます。
そして、無機質なガラスが殆どなので、温かみがありません。

とても目立つ位置にあり・・・
下町浅草に、この建物の印象が影を落としているように思います。

銀座のど真ん中あたりにあれば、良い建物かもしれません。
が・・・
これを、雷門の目の前に建てる必要性が理解できません。
台東区の担当者は、どう思ってるのだろうか??

実物をみてがっかりしながら・・・
浅草寺へ。




凄い観光客です。
でも・・・
すれ違う3分の2が、中国人。(^^;)ビックリ

息子が「恐竜のウンチを見に行く!!」と言うので・・・



何を隠そう、私も初めてこんな身近で見ました。
息子が見たいと言わなければ、一生こなかったでしょうね。

そして、遠くから・・・
「恐竜のウンチ」を愛でる息子と娘。



高感度カメラで撮影しているので写真は明るいですが・・・
この時点で、すでに足元が見えないくらいの夕暮れです。

かなり寒い。(^^;)

そんな中、後ろにいたストリートミュージシャンが・・・
サイモン&ガーファンクルから突如アンパンマンを演奏。

おもむろに振り返る我が子達。



その後、立て続けに・・・
「ありのままで」と「となりのトトロ」を演奏。

妻と私、しかたなくチップをギターボックスの中へ。(^^)



しかし、ここは絶景ですね。
浅草のフェリー乗り場です。



(クリックすると拡大します。)

スカイツリーと、アサヒビール本社ビルと、月!
そして恐竜のウンチ。(笑)

すっかり暗くなった帰りの車。
子供たちは、車に乗ったと同時に爆睡。

帰り道の東京の町は・・・



むやみやたらに、明るいですね。

そんな町を車で運転しながら・・・
私、ぼそっと独り言。

「こりゃ、原発無くならないわ。」


2014年12月5日金曜日

すみだ水族館

今週の休みは、スカイツリーへ!!
といっても、目的はスカイツリーではありません。

我が家が掲げる・・・
「関東圏の水族館制覇」

それを目指すべく、スカイツリー内にある「すみだ水族館」に行ってきました。

今まで制覇してきた水族館は・・・

①新江ノ島水族館
②油壷マリンパーク
③八景島シーパラダイス
④しながわ水族館
⑤サンシャイン水族館
⑥箱根園水族館
⑦加茂水族館
⑧あわしまマリンパーク
⑨横浜おもしろ水族館

そして、今回、記念すべき10回目の山頂踏破・・・
もとい水族館踏破が、このすみだ水族館となります。(^^;)



娘も息子も、日に日に大きくなってます。

さて、この水族館・・・
小さかった!!

サンシャインに行った時も、小さいな~と思ったぐらいの我が家です。
規模は、サンシャインの3分の1ぐらいでしょうか??

入口を入って、小さな水槽ブースを通り過ぎると・・・



ドンと大広間が出てきます。

ここで、「おおおおおっ!!」と歓喜の雄叫びをあげ・・・
下に下りてみると・・・



大型水槽があり、ペンギンがメインとなっています。
で、少し進むと・・・、息子が右手にあるトンネルに進もうとしています。
あれ??
「待て!息子!!そこ、出口だぞっ!!」

あわてて、連れ戻す私。
もう、出口ですか!!
ビックリ。

上の写真でいうところの、電飾されたクリスマスツリーの裏側になります。

ぐふぁっ!!入口から入って、普通に歩いて2分で出口。

私と顔を見合わせる妻。(^^;)
妻の口から・・・

「4人で5300円払ってもうたっ!」

という、ため息とも言葉とも言えないものが漏れ出ます。

お目当ての「くらげ万華鏡」を探す私。

ここかしら??



えええええええええっ?
クラゲ、どこ???
どの辺が万華鏡なの????

クラゲの小さな水槽が数個に、場末のラブ●テルのような・・・(TT)

巨大水槽らしきものはあります。



が・・・・
特殊ガラスなのか、内部が濁ってしまいみえません。
反射も激しくて、こりゃアカンわな。

そんな親の心、子知らず。
娘と息子は、大運動会中。



常時走り回っております。

展示は少なく・・・
なぜか真冬に金魚。



高いお金払って、水族館で、金魚。(TT)

結局、滞在時間は30分でした。

さて・・・
子供の御目当ては、終わりました。
今度は妻の御目当てです。

妻は、きっての肉食です。
しかも、その肉の中で牛タンが一番好き。

スカイツリーのレストランブースには・・・
あの、「牛タン炭火利休」があるのです。

ということで、週に一度の贅沢ランチ。



これで、子供たちと妻の御目当て終了。

あとは、私の御目当てに向います。

その向う途中に・・・
ハニートラップがありました。





プラレール専門店&トミカ専門店

ここで30分費やされたのは言うまでもありません。(TT)

つづく

2014年12月4日木曜日

鎌倉市浄明寺の新規物件

鎌倉市浄明寺4丁目にて・・・
新規物件の解体工事を行っています。



125㎡前後にて、2000万台後半で販売を予定しています。

11月26日に解体工事を開始した本物件。
もともとは、こんな邸宅でした。



植木がうっそうとしていて・・・
中の様子をうかがい知ることが出来ませんでした。

来週初旬には、更地になります。

外周のブロック等がだいぶ痛んでいるので、ご近隣の方々と話し合いを重ねています。

鎌倉の旧市街地は、境界がはっきりしていない場所が多く・・・
しっかりと測量を行うと、隣地の建物や工作物が越境していたり、大きな木が境界ラインに「ドンッ」とあったり、中々大変です。

本物件も、いくつか問題がありますが・・・
将来揉め事にならないよう、全て、解決してから販売を行います。
東京電力の電柱も移設が必要です。
鎌倉市の消化器も、防災課と話をしなければなりません。
さらに間口にゴミ置き場もありますから、これは町内会と折衝です。

全ては、私の仕事です。

それにしても、あっという間に建物も無くなり・・・



敷地の全容が見えるまでになりました。

境界沿いの生垣も、地中でかなり根が張込んで、とてもナーバスでしたが・・・
とてもうまく抜根までして頂き・・・

茅ヶ崎の解体業者の「不動マネジメント」さん、有難うございました。

ちなみに、撮影日は、12月2日(火)。
毎月第一火曜日は、私唯一の連休を頂いております。(^^)

しかし、この日は朝から仕事。

朝、数件の仕事をこなして・・・
昼、妻と飯を食べて、その足で息子を娘を2時にそれぞれ幼稚園と保育室に迎えに行き・・・

家族を乗せたまま、鎌倉に行き仕事を片付け・・・

なにもせずに、すっかり夕方。
その帰り道の稲村ケ崎。


(クリックすると拡大します。)

思わぬ、絶景。(^^)


渋滞をゆっくりと進みながら・・・
茜色に染まる江ノ島と富士山を見ていると・・・



あっ、点いた!!
写真を拡大してもらうと、解りやすいです。

江ノ島の灯台のライトアップですよ!!
今年も、もうそんな時期ですか。

↓↓これ、3年前のブログです。
http://heisei-shonan.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-e512.html

「見に行こう」と妻に言うと・・・
「薄着だから、極寒の中死ぬよ」と諭され・・・
来週に持ち越しとなりました。



それにしても、やっぱりどう見ても・・・

UFOだよな。(^^;)

2014年12月1日月曜日

ウレタンフォームの現場吹付動画

先日、藤沢市の注文住宅A様邸でおこなった
フォームライトSLの施工動画をご紹介します。

横からだと、膨張が良く解ります。


スマホの方は、こちらをクリック。
https://www.youtube.com/watch?v=t6UuHOnodUQ

正面から。


スマホの人はこちらから。
https://www.youtube.com/watch?v=KrNRB_9U-t8

フルハイビジョン撮影したものをユーチューブにUPしてあります。
興味がある方はURLをクリックして頂き、PCで拡大して見てください。

キレイに見れると思います。


2014年11月30日日曜日

円安120円間近

日本の製造業の上場企業のうち・・・
海外拠点を作り現地生産をしている会社の割合が・・・
平成13年度で、70%を超えたそうです。

ついこの間まで世界を席巻した「Made in Japan」

今、日本で・・・
それを探すのが難しい状態となっています。

衣料品のタグを見れば、「China」を筆頭に、東南アジアの国ばかり。

車・家電・携帯電話・雑貨・冷凍食品に至るまで。

半年前、家具を買いに、IKEA~ニトリ~みなとみらいのおしゃれな家具屋をハシゴしましたが、見るもの見るもの、やはりほとんどが「MADE in 東南アジア」です。

日本にあるアメリカの家具屋の商品が皆中国製という・・・
個人的に何とも摩訶不思議な感覚ですよ。

そんな中、円安が急激に進行しています。

政治家は、円安は日本にはプラスだと言います。
日銀総裁は、お札を前代未聞なほど大量に刷りながら「1ドル120円というのは日本企業に悪くない。」とまで言いました。
どうやらアベノミクスは、円安を誘導して、輸出企業を潤すもののようです。

実際に、円安誘導で企業収益は大赤字を脱却しましたが・・・
日本は、実は世界有数の輸入大国であり・・・
現在、貿易赤字は過去最悪。

それもそのはず。
輸出する「物」を日本で作ってないのですから。
中国で製造して海外に売ってたら、円安は関係ありませんわな。

過度の円安は、国内生産を増やす絶好期です。。
本来なら、日本企業はこぞって国内生産拠点を増やすところですが、企業が政府を信頼していない。(^^;)
さらに、人手不足・最低賃金・社会保障費etcが邪魔をして、海外から国内のチェンジは全く行われず、今後3年で日本企業の海外生産率はドンドンと増える予想なのですって。

つまり、円安の恩恵は、今、日本の救世主とはならないのです。

円が安くなるというのは、単純に円の価値が下がっているという事です。
一時、70円まで円高が進んだのはつい最近の話です。
そこから、円の価値が約50円も落ち込んでいる。

異常ですね。

お金の価値が落ちることを、インフレと言います。
物価が上がることも、インフレと言います。
金利が上がることも、インフレと言います。

これらが合わさり、国民を苦しめるものをハイパーインフレと言います。

今、物価も上がり、お金の価値が下がっています。
ですが、我々の感覚は変わりません。
一万円札は、一万円札のままです。

日本国内では、お金の価値は変わっていないのです。

しかし、世界から見る目は、明らかに日本のお金の価値が下がっている状況なのです。

元々、お金は紙切れです。
無価値の物を、信用しているだけなんですね。
だから、信頼を失えば、ただの紙切れと成り下がってしまいます。

日本の中層の国民は、今、一生懸命預金をしています。

これは、老後の生活費にあてるためです。

しかし、インフレという怪物は、生涯働き、溜め込んだ命ともいえる預金を、紙クズにする可能性を秘めているのです。

今のような財政出動をし続け・・・
公共事業で企業にばらまき・・・
霞ヶ関の構造改革をしない状況が続けば・・・

近い将来、ハイパーインフレが起こるというエコノミストは多いです。

日本は、人口が減り続けています。
超高齢化に差し掛かっています。
社会保障制度の維持すら難しい中・・・

政府は、年金基金で株運用を大々的に始めます。
恐ろしいマッチポンプです。
企業に公共事業をバラマキ、収益を上げさせ、その会社の株を買い利益を上げる。
これ、世に言うインサイダー取引ですよね??

そんな無茶、長続きしませんよ。

アメリカ経済、ロシア経済、EU経済、中国経済・・・
どれがくしゃみしても、日本株市場は大暴落しますから。

暴落した中、年金基金で買った株は損切りすることはできません。
より一層の大暴落を生むことになりますから。

年金が一気に株を売ったら、潰れる企業も出てくるでしょう。
外資に買いあさられて、乗っ取られる企業もでてくるかも。

だから、暴落しても売れない。
暴落したら、年金の含み損は計り知れません。
年金基金の株式投資が年々増えれば増えるほど、影響力が増え続け、売れなくなると思ってください。
リーマンショックやギリシャショックや、東日本ショックのような事態は、今後多々あるでしょう。

そうしたら、誰が責任を負うのか?

誰ひとり責任を負わない様が、目に見えるようです。

「経済成長を何十年も続けながら、1千兆円の借金を返済する。」
というのは、誰が見ても不可能でしょう。
政府は、自信満々に前を向き過ぎて、足元がまるで見えていない。

今こそ、足元の借金を返す必要があるのではないですか?
今、後ろ向きにならないと、本当に後戻りできなくなりませんか?
一生懸命働き、老後生きるための我々の貯金が・・・
老後を迎える前に紙くずになる可能性は、かなり高いように思うのです。

外国通貨預金が大流行りです。
ハイパーインフレのリスク回避と、円安による為替差益が人気の理由です。
それが、さらに円安の一因になっているのかもしれません。

なんだか・・・
物凄く、心配です。
アベノミクス大丈夫か?
日本は、もうすでに後戻りできないのか?


我々、思考停止してませんよね?
国民の感覚、麻痺してませんよね??

この低金利のうちに・・・
国の借金、返しましょうよ。

今後、日本国債の金利が上がっただけで・・・
ジ・エンドなんて・・・
勘弁して欲しいのです。


2014年11月29日土曜日

現場発泡ウレタンフォーム吹付断熱

今日は、注文住宅A様邸の断熱材の工事日です。

普通は、大工さんが施工するのですが・・・
当社は、大工さんが断熱材を施工しません。(^^)

断熱材だけの専門職の部隊が2日かけて施工を行います。

なせ??

それは、特殊断熱材を全ての住宅に採用しているからです。
その名も、フォームライトSL
http://www.foamlite.jp/


(クリックすると拡大します。)

在来工法の欠点は、断熱材なんです。

筋交いを主として配線・配管が邪魔をして、主流であるマット型の断熱材を隙間なく壁内に収めることが出来ないのです。

また、断熱工事をするのは大工さん。
断熱の知識も正確な施工方法も知らない大大工が多くいるのが実在で・・・
適当に壁内にロックウールやグラスウールを押し込んでいる現場も、珍しくありません。

そうなると、家は冬寒く、夏暑い。
そして、壁内結露を誘発し、家の寿命を縮めることとなります。

当社の断熱は、全て「フォームライトSL」を採用しています。

これは、空気に触れると100倍に発泡するウレタン液を現場で壁内に吹き付ける「現場発泡ウレタン吹付断熱」という工法です。


本来、この野縁(天井の骨組み)に、マット型のロックウールやグラスウールを乗せるだけです。
フォームライトSLは、天井に通気スペーサー(写真で見る茶色の物)を設置してその表面にウレタンを吹きかけていきます。

ご覧いただくように、特殊技術のため・・・
断熱材だけの専門職人が来て施工します。

よって、一切の隙間が無い断熱施工が出来きます。

連続写真でご覧ください。





柱の間で、液体が100倍に発泡するため・・・
360度の方向に張力が発生し、一切の隙間をふさぎます。

通常、床と壁のつなぎ目の隙間から、隙間風が生じるのですが・・・
その隙間に直接吹き付けるため、1mmの隙間も塞いでしまいます。

床下からの通気止めも容易に出来る。
在来工法の欠点である床下の外気の流入を防げるのです。

よって「冬暖かく、夏涼しい家」を実現出来きます。

天井には、厚み160mm以上のウレタンの層が出来上がります。


写真の天井断熱の厚み、160mmで依頼していますが・・・
200mm以上あります。(^^)

屋根の輻射熱を完全にシャットアウト出来ます。

「勾配天井やロフトにすると、真夏、家が熱くなる。」
その常識は、この家には存在しません。


施工をしていきながら、厚く吹きすぎたところを削っていきます。


家の中全部を養生し、最後にすべてを片付けます。

物凄い手間がかかります。
でも、それだけの価値があります。

費用も、通常のロックウールやグラスウールに比べ、3倍程度かかります。
でも、それ以上の効果があるのです。

おススメします。