人は・・・
年寄りになると、分別が付きづらくなる生き物なんですね。
体操協会のパワハラ問題に関して
立川志らくが、こう言ってました。
女帝と言われているこの方(塚原強化本部長)も
過去のことを学ばないんですかね?
今まで女帝らしき人が出て来ては
マスコミのおもちゃになって、袋だたきになって
私(のようなコメンテーター)から色んなことを言われたり。
必ずそうなるのに。
学べばいいじゃん。
もっとおとなしくして普通にしゃべればいいのに。
またなりますよ。(徹底的に叩かれる)
私も高座でもって徹底的に笑いに持っていきますから。
ネタにされるんですから。
本当にそのとおりで・・・
高い地位にあるご高齢の方々は
皆、同じ轍を踏み、マスコミの袋たたきに合う。
・相撲協会
・レスリング協会
・日本大学アメフト部
・ボクシング協会
・・・etc
皆、マスコミがどういうモノか一切学ばない。
第三者としてみると対応は物凄く簡単なんです。
「平身低頭」
「保身を考えない」
それだけ。
なのに簡単にマスコミの誘導に引っかかり
「金をかけても勝つまで徹底的にやる」
という言質をとられてしまう。
たったその一言で・・・
週刊誌やワイドショーで「女帝」やら「絶対的権力者」という
キャッチコピーをつけられ、朝から晩まで遊ばれる。
カメラで追い回される状況をテレビを通してみる視聴者は
仮想権力者と仮想戦をし
悪をやっつけたような錯覚を覚え満足する。
ネタが無限に広がり、してやったりのマスコミ。
マッチポンプ方式が良くできてます。
そんな中、この一連の報道でとても印象的な事がありました。
それは、様々な番組に出ているコメンテーターの一貫性のある主張。
「18歳の女の子が嘘をつくはずがない」
「公の場で勇気を振り絞った18歳の言葉に嘘はない」
「18歳の勇気を信じられなくて、何を信じるんだ」
池谷氏も森末氏も、その他多くの体操関係者も
口をそろえて同じような事を仰るのです。
個人的な意見として『子供は嘘をつく生き物』です。
宮川選手がどうとかいう話ではありません。
18歳のお年頃って、嘘つき放題ですよ。
私は人生で一番嘘を吐いたのは、14歳~18歳の間です。
親だろうと友達だろうと
学校だろうと先生だろうと関係なく
自分の為だけに嘘を多くついた記憶があります。
だから「子供が嘘をつくはずはない」という言葉に
物凄く違和感があります。
未成年は、親から無償の庇護を受けて
学校でも警察でも未成年だからと許されることが殆ど。
嘘を吐いても守ってもらえる事を知っている。
子供という立場が強い事を熟知している。
だから平気で嘘をつく。
成人して社会に投げ出されてから初めて
『嘘は信頼を失う』ことを知ります。
そして、生きていく上で一番大事なことが
他からの「信用」や「信頼」なのだと気が付きます。
30歳ぐらいですかね?
それに自覚し逆に嘘をつくことが出来なくなります。
私の実体験です。
だから「子供が嘘をつくはずない」と断言する知識人や
仮定で適当な事ばかり言うコメンテーターを見ると
「馬鹿言ってらぁ~」と、心底思うのです。
この人達には・・・
ぜひ、1984年に放送されていたテレビドラマ
『うちの子にかぎって』を見てほしいと思います。
子供という生き物をとても良く表したドラマで
秀逸です。
そして気が付くはずです。
子供と年配者の性質が似ているという事に。
80歳近い老人が日本の政治を支配していますが
性質(たち)が悪いのは、そういう事です。
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