毎年恒例の当社の慰労会を奥湯河原で行いました。
1泊2日で料亭旅館「海石榴」を半貸切させていただき開催。
毎年、6月初旬の蛍の時期に行うのですが
今年は、その時期に予約を取ることが出来ず
6月末日にずれ込みました。
お忙しい月末に皆様お越しいただき誠に有難うございました。
また、昨日今日と私に頂いた仕事ご連絡に対して
ご返信が出来ず、申し訳ありませんでした。
今年は、立川流の異端児と言われている「立川談笑」師匠が
なんと落語の独演会をお受けしてくださいました。
旅館の会議室を貸切り、番頭さんに高座を作っていだだき
主役の登場を待ちます。
お囃子の「野球拳」が流れて・・・
談笑師匠が登場。
大きい!!
進撃の巨人・・・というより、ヒグマのようです。(^^;)
とても楽しい枕から始まり・・・
演目の一つ目は「時そば」です。
「ちくわが透けてるね~。月が見えるよ。」とひと節。
「器がいいね~」の一節。
演目の二つ目は「金明竹」です。
1時間10分ほど、ぶっ続けで演じてくださいました。
やはり、何事も・・・
「一流を知る」ということと
「直に触れる」というのは大事ですね。
いくら一流をCDで聞いても、直に触れないとダメ。
いくら直に触れても、一流でなければダメ。
なぜって?
やはり、全然違うからです。
今回、一流の芸を目の前で見て・・・
とても人生の勉強になりました。
座布団に座り、顔を上げた瞬間
40人ものどこの誰かもわからない人たちですよ。
その生まれて初めて会う人の前で座ったまま
口先一つで
その人の心を瞬時に掴まなければならない。
冷房が効いて少し寒い室内でしたが
談笑師匠は全身汗でびっしょり。
こんなに小さな会場にもかかわらず一切手を抜かず
身振り手振り、全身を使っての話芸。
その姿にほんとうに感銘を受けました。
とにもかくにも感謝です。
ヒグマのような巨体ですから迫力があります。
でも、談笑師匠は顔は笑ってますが、目も笑ってる。
不思議。
話が終わり軽やかに高座から降りると
満面の笑みを振りまきながら御退場下さり
これまた感謝。
すぐに楽屋となっているお部屋にご挨拶にお伺いすると
大慌てで着替えていらっしゃり
東京行きの電車に20分後に飛び乗らなければならないとのこと。
過密スケジュールの中お受け頂き、誠に有難うございました。
ご挨拶のあと、手拭いをいただきました。(^^)
ニコちゃんマークの手ぬぐいだ~。
談笑というお名前、素敵です。
でも、落語会の異端である立川流。
その中のさらに異端児と言われている御方です。
これは、はたしてニコちゃんマークなのでしょうか?
右にしたり、左にしたり・・・
ひっくり返してみたりして・・・
何か違うものに見えるかもと、暫し手拭いを手に唸る私。
皆さんは、このマーク、何に見えますか?
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