最近、気が付いたこと。
「子供は、ずっとしゃべり続ける生き物」
ということです。
我が家は2人兄弟。
7歳の息子と、6歳の娘。
これが放っておくと、一日中、しゃべってます。
相談しながら、何かをやり始め
笑いながら遊んでいるうちに
どっちが主導するかで喧嘩が始まり
怒鳴りあって、負けた方が泣いて・・・
すぐに仲直りして、また何かをやり始め
寝ている以外は、ずっとこんな感じ。
特に息子は、一緒にいるとずっと話しかけてきます。
「ねえねえ、トンちゃん」
「あのさぁ、トンちゃん」
「トンちゃん、トンちゃん」
仕事から帰ってきて、子供たちが寝るまでの間1時間半
私は、ずっと話しかけられます。(^^;)
仕事から疲れて帰ってきて
夕刊を読みながら、ご飯を食べる私。
その横で、ずっと話しかけてくる息子。
「トンは、新聞読むから邪魔しないで」
「トンは、今ご飯食べてるからあっち行って」
と言っても聞きません。
挙句「うるさいな~!」と、言ってしまうこともあります。
でも、もともと人間というのはこういう生き物なんですね。
会話が「人間の証明」なんです。
東京新聞のコラム「つれづれ」でさだまさしさんがこんな事を言ってました。
現代の社会問題のほとんどが
その原因に「会話不全」があるようだ。
他人の発言や偶然の出来事に対して
過剰に反応する。
自分の誤解や一方的な思い込みが原因なのに
それを勝手に誰かのせいにする。
そこから生まれる怒りを収めることが出来ず
短絡的に暴発して、他人を傷つける行為に及ぶ。
言葉を直接交わす行為は
人間同士の体温を伝え合うことができる。
様々な事件の原因となる鬱憤や孤独感は
「話すこと」で溶けてゆくはずだ。
昭和の終わりから急激な少子化で家族が減り
「一人っ子」などという流行語も生んだ。
大人と呼べる人までも会話が減り
日本語下手になる。
日本語下手になる。
近年スマホの普及で大人も子供も手のひらしか見ず
ますます会話は減る。
皆一人きりで時間を過ごす環境に慣れてしまい
「仮想現実」の別の世界に心を閉じ込めて暮らしているようにさえ見える。
遠回りのようだが・・・
上手く話し、上手く聞くこと
「美しい国語で会話をする」ことから
この国の未来を変えることができると信じている。
国とは国語なり
ほほ~
面白い。
人は、何歳から・・・
会話を「わずらわしく」思うようになるのでしょう?
会話を「わずらわしく」思うようになるのでしょう?
考えてみると大人になり
自分の趣向にあうもの以外は寄せ付けなくなりました。
自分の趣向にあうもの以外は寄せ付けなくなりました。
私の場合は
・格闘技・武道・オートバイ
・住宅設備・子供関連(最近特に)
これ以外、ほとんど受け付けません。
よって人との会話もそれ以外は盛り上がらない。
プライベートで仕事の話は一切しません。
よって人との会話もそれ以外は盛り上がらない。
プライベートで仕事の話は一切しません。
休日ぐらい、忘れたいのです。(^^;)
妻に「今日はどうだった?」なんて聞かれた日には
物凄く不機嫌になります。
過去に興味がないので、昔の友達にも合わない。
不動産関連の人達の付き合いも皆無です。
仕事の話になるから。(ダメ社会人)
不動産関連の人達の付き合いも皆無です。
仕事の話になるから。(ダメ社会人)
愛車のバイクも手放し、ツーリングもせず
たまに飲みに行くのは空手仲間か大工さん。
よって、仕事以外、話し相手は妻だけ。
その殆どは、子供の事。
あとは自分たちの体の不調報告。(笑)
あとは自分たちの体の不調報告。(笑)
どっぷりと「会話不全」に陥ってますね。
なるほど。
自分で遮蔽しているのですね。
自分で遮蔽しているのですね。
押し寄せる情報の洪水から自己防衛してる。
ネットワークの良いところは
得る情報を選べるところ。
結果として、生き易さを求めるようになる。
ネットワークの良いところは
得る情報を選べるところ。
結果として、生き易さを求めるようになる。
ネトウヨはその最たるもの。
その自己防衛は、すべて機械任せです。
会話すらも機械が媒体となり
知りたくないものはブロックし
人付き合いもボタン一つで消し去れる。
物凄く楽なのでしょう。
その結果・・・
会話すらも機械が媒体となり
LINEやツイッターが成り代わってます。
そこには、人の温りや呼吸も感じない。
知りたくないものはブロックし
人付き合いもボタン一つで消し去れる。
物凄く楽なのでしょう。
その結果・・・
対人恐怖症になる。
自分が見透かされ相手の感情が伝わってくる会話は怖くなる。
自分が見透かされ相手の感情が伝わってくる会話は怖くなる。
「現代人は、会話を捨てた。」
う~ん、考えさせられますね。
我が子たち、毎日一生懸命話しかけてきます。
その言葉は、感情むき出しです。
その言葉は、感情むき出しです。
現代にそぐわない「熱い言葉」を子供たちは吐きます。
親たちはそれをSNSのように聞き流すのに必死。
そして、簡単に遮断している。
親たちはそれをSNSのように聞き流すのに必死。
そして、簡単に遮断している。
私も「うるさい」「静かにしろ」とよく言ってしまいます。
でも、うるさいって・・・
「五月蠅い」と書くんですよね。
「五月蠅い」と書くんですよね。
我が子に「蠅」って言っているんです。
そんな自分に、ゾッとします。
さだまさしさんの言葉を受け、改めようと思います。
そんな自分に、ゾッとします。
さだまさしさんの言葉を受け、改めようと思います。
子供たちが思春期になり・・・
親父や母親と話をしなくなるまで・・・
息子と娘の話は、全部、とことん聞いてやろう。
(妻もね)
息子と娘の話は、全部、とことん聞いてやろう。
(妻もね)
そう心に決めた今日でした。
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