当社売主の建売住宅「鎌倉市岡本」にて
B棟を担当する遠藤大工
造作家具に取り掛かっています。
「AVボードの棚のコード通しはどうしますか?」
と、遠藤棟梁。
話し合って・・・
中棚を5cm空かして、再度はコア抜きにすることに決定。
吹き抜けの落下防止の柵も、遠藤棟梁のお手製。
かっこいい(^^)
無垢の化粧柱に、蚤でホゾを掘り込み、寸分の隙間なく手すりが収まってます。(^^)
A棟は、既に大工工事は終わっています。
建物内部は、仕上げの工事真っ最中。
大進タイルさんが、洗面所の床とトイレの床を施工中。
リクシルのサーモタイル「ソフライムⅡ」
最近「平成さんの家は、長期優良住宅ですか?」と良く聞かれます。
以前は、当社も長期優良住宅を手掛けていました。
が、長期優良住宅の場合、床にタイルを弾くことができません。
「クッションフロア」にしなければならないんですね。
クッションフロア。個人的に、大っ嫌いなビニル製品です。
やはり、素材が大事。
クッションフロアは、プリントされた印刷物です。
タイルや床に似せた悪くいうと「ニセモノ」です。
タイルの素材感は立体的です。
本物に勝るものは、平面的なものでは得ることができません。
当社は、本物志向で行きたいのです。
トイレの床も、個性的な本物のタイルです。
どうです?
C棟も造作家具に取り掛かっています。
担当するのは、大親方の渋谷棟梁。
キッチンの造作。
玄関ホールを抜けると、左側の壁は、本棚となっています。
建売住宅で、これだけふんだんに造作家具がある家。
個人的に見たことありません。
(あったら、教えてください。)
階段室天井は、杉板張り。
見事。
これも、本物です。
一枚一枚、幅90mmの板を大工さんが組み上げました。
見た目は、一般的に使われている化粧ボードでも補えるかもしれません。
でも、実際、現場で見比べると、雲泥の差です。
当社は、木に似せたクッションフロアや化粧ボード・化粧シートは一切使いません。
または組み立てるだけの造作キットも使いません。
すべて、大工さん手造り。
木のぬくもりを感じる家。
気遣いと心配りをした配置と間取り。
そんな家に住むと・・・
住む人も、物腰やわらかく住めるんですよ~。
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