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2023年4月2日日曜日

大人の話はつまらない

鎌倉は、ここ数日・・・
桜が満開です。

卒業の季節が過ぎ
あっという間に
入学の時期ですね。

先日、我が息子も
小学校を卒業し
バタバタのまま
来週、中学校の入学式です。

私も、このブログを見られている方々も
卒業式と入学式は
何度も経験してきたことですが
親としては
初体験でして
一味も二味も違うのか?
とドキドキで参加したのです。

子供達のスピーチで
号泣する妻。
その傍らで私は
「何も変わってないな。」

と、とても怪訝な顔。

これだけITだの
グローバル社会だの
言っている世の中で
子供の教育現場は
約37年以上前と
何も変わっていない。

自分が子供のころ経験した
『やらされている』卒業式と
全く同じ。(汗)

その状況に
ちょっと唖然としました。

そして、もう一つ
何も変わっていない事。

「大人の話って、つまらない。」

私もそうですが
大人って、子供に話をするとき
押しつけがましいんですよ。
それでいて
カッコ付けたがる。

自分は悟っている体で
話しているのだけれど
実際は・・・
自分の生活にも答えが出せず
自分が何者なのかすらも
よく解っていない大人が
無理くり子供を諭そうとする。

だから、子供には一切響かない。

せめて、手元の作文を読まず
もっと、自分の言葉で話せばいいのに。
漠然とした話や
夢ばかりを語らず
現実を話さないとダメでしょ。

子供達は、卒業証書を受け取る際
マイクで一言ずつ
今後の抱負を語るのですが
子供達の口から出るのは
同じ言葉ばかり。

「中学生になったら苦手な教科を克服し、勉強を頑張ります」

そこには、子供達の本心は
微塵もありません。

我が息子も「勉強頑張る」なんて言いましたが
彼にそんな気は微塵もありませんもの。(^^;)

この原因は
大人たちが自分を取り繕うばかりで
腹を割って接しないから
じゃないのかな?
だから、子供達も
大人ウケする「上辺を取り繕おう」言葉を
発するんだと思うんです。

カッコ付けず
魂を語れば良いじゃない?
例えば、下記で紹介する人のように。

(泉チャン「プチ法話」より)

動画が見れない人は、下記をクリック。
https://www.youtube.com/watch?v=3takapja0fI&t=391s

これは、娘さんが通っていた
北海道の夕張高校の
PTAの会長である
泉水さんの
卒業式でのスピーチです。

お仕事は、日蓮宗妙法寺の副住職さん。
子供達に対して
魂の「贈る言葉」です。

私、今まで見た大人のスピーチの中で
一番感動しました。

是非、すべての子供達に見せてほしい。
そう思ったので
このブログでご紹介いたします。

この御仁、私より全然年下なんです。
それがさらにショックでして
50歳を目の前にして
自分の未熟さを思い知らされる
動画でした。(TT)

「会って、一緒に酒飲んでみたい!」

そう思える同性に
久々に巡り合いました。

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