新居を建築して、引っ越しされる時・・・
新築分譲住宅を購入して、引渡しを受ける時・・・
新電力加入を希望される方が、とても増えて来ました。
理由は、パッケージ割引です。
ようは、スマホもネットもテレビも電話も全て同じ会社にまとめると、特典が付くというもの。
特に・・・
「au&J-COM」と「ソフトバンク+光」は、熾烈な割引合戦を繰り広げています。
国民のほとんどが携帯電話を持っている世の中です。
まとめて一社に加入すれば、スマホの料金も安くなる。
ですので、皆さん「入居する時から新電力を利用したい。」となります。
ですが、注意が必要です。
皆さん、勘違いをされています。
新電力の申し込みをしたら、新電力会社(小売電気事業者)が電線工事をすると思われていますが・・・
新電力にしても電線やメーターは「東京電力」のモノを使用するのです。
我々が、新築住宅を建てて電気の供給申請をするのは東京電力です。
正確には、東京電力パワーグリット株式会社となります。
新電力会社へ乗り換えを申し込むと
「供給地点特定番号を教えてください」と言われます。
この番号は、住宅一戸一戸に振り分けられた場所を特定するものです。
既存住宅には全て振り分けがされていますが・・・
新築住宅の場合、電線の引込み工事をしないと発行されません。
先日も・・・
お客様が「入居前に新電力と契約がしたい」と、ご希望されされました。
新電力の会社に「新築住宅での加入」を依頼したところ
「供給地点特定番号が無いと申し込みを受けられない」と一方的に言われ
当社電気工事店の株式会社雷電さんに相談。
東京電力に何度も確認をしてもらったのですが
「まだ、決まっていない」と言われ
結局、供給地点特定番号は特定されず・・・
正味、3日右往左往。(TT)
そのお客様には、最初の検針票がお客様に発行されるまで、東京電力を利用をして頂きました。
新築住宅への電気の供給申請は、建物完成の1ヵ月ぐらい前に行います。
経産省がいうには、その申請を新電力会社である小売電気事業者に行えばよいとされていますが・・・
お客様は引っ越しの直前まで迷われます。
光にするかケーブルテレビにするかアンテナにするか?
さらに「どこの新電力にするか?」決めかねるケースが殆ど。
正直かなり難しいのです。
検針票には「供給地点特定番号」が22ケタ表記されます。
お引越し後、数週間後に検針票がポストに入ります。
この検針票を元に、新電力への変更手続きを行っていただくのが、一番簡単な方法となります。
もし、どうしても待てないという方は
新電力の会社に尽力してもらうしかないのですが
どこの小売電気事業者も新築住宅は不慣れなため
フリーダイヤルの電話口では、要領を得ません。
東京電力としても、新電力に乗り換えられるのは面白くないのでして・・・
「新電力に変えたい」という問い合わせへの応対は
「申し込み先で確認してください」と素っ気ない。
結局、私どもに苦情を賜り・・・
私が「東京電力」と「新電力会社」の間に入り、やり取りをするのですが
うまくいったためしが無いのです。(^^;)
よって、我が社の新築住宅では、一回目の検針票まで待って頂く事としています。
検針票が手元に来たら、ご自身でお申し込みを行ってもらいます。
何卒、ご承知願いますよう、お願い申し上げます。
m(_ _)m
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