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2014年2月14日金曜日

毎年思うけど・・・

金を使って物事を成すって、一番簡単なことです。
現代は、金さえあれば何でもできる世の中です。

これほど、馬鹿でも出来ることは・・・
ありません。

しっかりと認識をしなければならないのは・・・
日本を過去、世界一の経済大国に押し上げたのは、なんだったのか?
貧困のどん底で、金なんて何処にも無い中、多くの人が、知恵と工夫と我慢・努力で、日々の貧困に向かい合い、そして、そこからさまざまなアイデアが生まれ、その集合体が今の日本の礎になったのです。

先日、鎌倉市の予算が公表されました。



25年度の一般会計と特別会計を合わせて・・・
1000億円を超えます。

47都道府県の中の神奈川県で、その敷地2415平方キロメートルの中の、たった39平方キロメートル。
日本の国土の8920分の1の小さな土地です。

その小さな鎌倉市で・・・
毎年1000億の金が使われています。
1000万円じゃないです。

億ですよ。
億。

しかも、借金をしてです。

日本の市区町村の総数は、1742です。
これら個々が、同じように金を使っています。
それとは別に、47都道府県が別会計で金を使い・・・
さらに、国が別会計で金を使っている。

冷静に考えると、めちゃくちゃです。
めちゃくちゃです。

笑えないのは・・・
己の借金状況をWEBリアルタイムで公表している市町村。

例えば、藤沢市。
http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/zaisei/page100095.shtml


例えば、茅ヶ崎市
https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/zaisei/030460.html

例えば、小田原市
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/municipality/finance/details/p05701.html

皆、負けず劣らず、豪快な金の使い方です。

財政の収支が健全な都道府県及び市町村を探すのは、困難な状況です。

皆、無い袖を振ってる。
「ぶんぶん」と音を立てて。

なぜ、そんなことができるのか?
1000をはるかに超える赤字地方団体が・・・
なぜ、何百億の金を使えるのか?


市債やら国債やら、「無」から金を生み出すシステム。
考えれば考えるほど、霊感商法のようなもんです。

金がないと何もできない組織です。
だったら使わなきゃいいのです。
身の丈に合った行政をすれば済む。

でも、自ら金を生み出してまで、皆、豪快に使う。

使った金は、借金となり・・・それを負担するのは、市民の役目。

考えれば考えるほど、おかしい。
一般人には理解が不能です。

いつから、こんなに金が必要な世の中になってしまったんでしょう。いつから、金が無ければ何もできない世の中になってしまったんでしょう。

人が、金に支配されてる。

変な話ですよ。

金の切れ目が縁の切れ目じゃないですが・・・
金が切れたら、瞬く間に終わる世の中じゃ、あまりにも切ないですよ。

誰かが、この仕組みを変えないとダメだと、強く思うんです。
鎌倉から、どうにかできませんか?

松尾市長。

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