Translate

2016年4月18日月曜日

鎌倉市岡本売地

当社売主の鎌倉市岡本の売地。
解体工事が完了しました。


きれいに「更地」となりました。

道路ぎわに浄化槽が埋まっており、最後の最後、中々手こずりましたが・・・

無事に終わって、ホッとしています。

元々、この敷地はメイ一杯、家が建っていました。


本当に、敷地にパンパンの家。

この手の家の解体が一番大変です。

しかも、3階建ての2世帯住宅です。


慎重に解体を進め・・・


ここまでに、2週間ぐらい。


そして、3週目には、家も基礎も無くなりました。

最近は、ベタ基礎なので、基礎の撤去も時間を要します。

さらに、撤去した後、地中に何か埋まっていないか、調査します。
最近は、地盤補強を過度に行う傾向があるため、ここで表層改良後や鋼管杭やソイルパイルなどが出て来ると、厄介です。

本物件は、何の地盤下の障害物も確認できませんでした。
良かった。(^^)

家が無くなっても、これらをしっかり調査しないと・・・
後々地中から障害物が出てきて、大問題となりますので注意してください。


地表から60cmはきれいにサラいます。

今回も、不動マネジメントさん、有難うございます。

さて、本物件は、明治地所さんから販売を開始します。

ご興味がある方は、当社に直接お問い合わせいただいてもOKです。

メールはこちら
info@heisei-shonan.co.jp

担当/柳です。



2016年4月17日日曜日

闇スロット

オリンピック選手の違法カジノ問題。
一人は1000万円以上も負け、もう一人は50万円の負け。
その他、闇スロットにも手を出していることが明らかになり、二人合わせて、100万円程度の負けがあったことが明らかになりました。

連日、ワイドショーをにぎわしていますが・・・
このニュース、大きな学びがありますね。それは・・・

「ギャンブルは、絶対勝てない。」

その一点。
あらためて、思い知らせて頂きました。

ちなみに、パチンコも違法です。
法律で、換金は許されていません。

運営者が営利目的で行っている以上、勝ちきれるわけがない訳です。
もし、10万円買った人が居れば・・・
その4倍負ける人がいなければ、経営は成り立ちません。

パチンコに通い詰めている方々。
是非、バトミントンのお二方が身を挺して教えてくれた教訓を生かして頂きたい。

そして、お二人を責めるのではなく、我々は感謝するべきです。
「ありがとう。」

さて・・・
気になった記事が他にも一杯ありました。


(2016.4.16、東京新聞経済面より)

ロシアと日本の外相の面会の写真です。
この政治家の握手。
いつも違和感を覚えます。
どっちが写真撮影時に手が邪魔にならずにオープンに構えられるか?

訪問した側、訪問を受ける側、目上、各上、etc・・・
いろいろあるのでしょうが・・・

何とも政治家チックで気持ち悪いのです。

両手で握手して、そのまま、写真に写ればいいじゃない。
何も、こんなところで、外面ばかり取り繕う事をせずとも。(呆)

政治家と言えば安倍首相。
アメリカの核セキュリティーサミットで、こう言ったそうです。

「日本は、原子力の平和利用を再びリードすべく歩み始めた」

自国の事故の収拾も全くできない政府の首相の恩言葉です。
立派ですね。(吐く言葉だけが。)

そんな首相、国内でこんな政策を打ち出しています。

東京五輪開催前に、原発周辺の避難区域の解除目安を緩和し
被ばく許容線量を年間20ミリシーベルトまで引き下げ
原発に程近い帰宅困難区域を除く、その他全域を避難解除する。

そして、その発表と合わせ・・・
空間線量を計る各地の「モニタリングボスト」の運用を取り止め始めるという暴挙にでました。

なんでも、聖火リレーを福島で行い、それを世界に中継したいのだとか。
凄いですね。

さらに安倍首相。

東北各地で原発事故後大量に発生している「汚染土」を
建設土として再利用するため規制値を80倍にも緩和し
なんと、1kgあたり8000ベクレル以下であれば
公共事業の建設資材として使用しても良いという方針を打ち出した。

つまり、オリンピックまでに、
恐怖を煽る黒いフレコンパックの山を無くしてしまいたいというのです。

(写真は、毎日新聞WEBより)

放射能汚染が残っていても、まあ、全国の公共事業に使っちゃおう。
と、いうのです。

なんとも、立派です。

そんな中・・・
福島で、甲状腺ガンや多発。
その状況を受けて、安倍首相は

「放射能の影響は考えにくいという報告を受けている。」

なるほど。
外観を取り繕うのに必死で、中身はどうでも良いみたいです。

そして、帰宅困難者への援助を打ち切るそうです。
「帰れるのだから、帰って生活しろ」と。(苦笑)
いまだに、溶解した炉心内の核燃料がどこにどういう状態であるかも解らないのにです。

これで、再度大きな地震があった場合・・・
もし、もう一度津波に襲われることがあった場合・・・
現在作業中の福島第一は、もう手を付けることが出来なくなるのですが。

なんとも、男前ですね。

そんな福島で・・・
スーパーマーケットを経営する服部浩幸さんの記事がありました。
三児の父で、私と同じ年代のお父さんです。

福島県二本松市は、子供のころから暮らした人口六千人の小さな町です。
地震の時は、地域の人に食べ物を届けなきゃと無我夢中でした。
テレビを見る余裕もなかった。
原発事故も知らなかった。
事故後・・・
PTAの会長だった私の店に近所のお母さん方が押し寄せてきた。
子供たちが通う小学校の給食は、県外産のコメを使っていました。
それが、県内産を使うよう学校が切り替えたというのです。

本当に驚いた。
皆がそれほど放射能汚染に不安を抱えていたなんて。

この問題は、話し合いの結果・・・
給食が嫌なら弁当を持って来て良いということになり、ひとまず落ち着きました。

学校では、運動会を屋外でやるか否か
マラソン大会で子供を出すか否か
そんなことで、意見が分かれ騒然となりました。

「そんなに心配なら、子供を連れて出ていけ!」

とまで皆の前で言われ、町を出て行った人もいるんですよ。
昔から、とても仲良く暮らしてきた小さな町なのに
なぜ、いがみ合う事になるのか?

すべては原発事故のせいでしょう。

チェルノブイリでは、首都キエフは繁栄しています。
しかし一歩原発付近に足を踏み入れると
皆、貧しくて、汚染した植物を平気で食べている現状があります。

福島の食材は、管理が早かったので状況は違います。

ただ、都会と田舎という明暗では、
日本の未来を見ているのかなと思いました。
汚染されたものは、田舎で穴を掘って埋めてしまうんです。
福島でも穴掘りが進んでいます。

ここで営なわれてきた人の生活や歴史などが全て
汚染ゴミと一緒に埋めて

「五輪」というアスファルトで固めるつもりなのでしょう。

彼は、言います。
「ここまま黙っていれば、福島県民の苦しみは、放射能汚染ゴミと一緒に穴に埋められてしまう。」
「だから、声を出そうと、原発訴訟団に加わりました。」

現在、国と東京電力を相手に、頑張られています。

それは、並大抵の事ではありませんね。

仕事もあります。
子育てもあります。
夫婦関係もあり、もちろん自分の両親も親族もいる。

それだけで、日々大変な生活です。
そこに、原発問題で生活が脅かされ、学校でも諸問題で揉めに揉め・・・
子供の放射能の影響に怯えながら・・・

国を訴える訴訟を起こす。

どれだけの苦労と労力か・・・、安倍首相他、自民党の政治家さん方は、解ってあげられないのか?

この人たちには十分な補償をせず・・
裁判をしてでも、金は払いたくないのです。

それでいて、海外のODAに何兆円もばら撒く。
笑顔で、「世界をリードする」と、会見する。

その、脳みその内部構造は、計り知ることができません。(TT)

最後にこれをご覧ください。



(東京新聞より)

なんと、日本は、すぐにでも核兵器として利用できる分離プルトリウムを
世界で5番目に保有している国なんですね。(^^;)

知らなかった。

「核兵器反対!!」と言っている我が国民。

口だけだったんですね。(TT)

なんだ、という事は、首相も、他の政治家も、国民も・・・
一緒か。

これを見て、言葉なく、笑うしかないのか?



2016年4月16日土曜日

うそつきは泥棒のはじまり?

最近の政治をみて・・・
新しいことわざが浮かびました。

「嘘つきは、政治家のはじまり」

凄い地震が続いてますね。
私のスマホは、ヤフー災害情報に登録しているので
昨夜はずっと地震警報が鳴りっぱなしでした。

震度6強、震度5強、震度5弱、震度5弱。

神奈川は一切揺れていませんが・・・
警報が鳴るたび、恐怖を覚えました。

朝刊では、こんな写真が。


(2016.4.1東京新聞朝刊)

真夜中に地震があり、こんな惨状になったら・・・
避難しようとしてこの通路を通った人は、落ちていた可能性があります。

背筋が凍りました。

元々、九州は、大温泉地です。
黒川温泉・別府温泉・由布院温泉と日本有数の温泉地以外にも
これだけの温泉が点在しています。

(温泉パラダイス九州より)
http://onpara.jp/share/area/kyusyu.html

日本の温泉の多くが、火山性です。
その日本一が、別府温泉。
なんと、源泉数は2800か所にも及びます。

つまり、地下のマグマが活発なんですね。

川内原発再稼働の時、国も規制委員会も県知事も御用学者も
「九州では大きな地震が起きない」
みたいなことを言ったそうですが・・・

この温泉マップを見ただけで、一般人でも「そんなバカな」と思うのが普通です。

それを、「地震は起きない」と言った。無責任極まりない公共最高機関の方々。
今回の地震を目の当たりにして、彼らはどうするのでしょう?

「ほら、原発は大丈夫だったでしょう?」

とでも、言うのでしょうか(失笑)

そんなニュースの中で・・・
一つ重要なものが紛れ込んでいました。

『凍土壁、2週間たっても凍らず』

福島第一原発で、汚染地下水を止めるために始まった凍土遮水壁。
どの地点も、開始2週間たっても、凍結の確認ができないそうです。

すでに400億円ていど税金を突っ込んだ凍土遮水壁。

どうやら、失敗のようです。(TT)

2016年4月15日金曜日

古代の湖「琵琶湖」

昨日、空手の稽古中に九州で大地震。
家に帰ったのが11時過ぎで、ビックリしました。

そして、いの一番に考えたのが・・・

「原発大丈夫か?」

きっと、多くの人が同じだったでしょう。
これ、新たな脅威ですね。

今回は、震源地から離れていて、川内原発も玄海原発も震度は低かったようですが・・・
阪神大震災の時、政府もメディアも我々も・・・
原発のげの字も出てこなかったのを思うと、ゾッとします。(^^;)

関西近畿圏には、25基の原発があります。(もんじゅ・ふげん込み)

高浜・美浜・大飯・敦賀・島根・上関・伊方・・・
阪神大震災の時、実は、我々の全く知らないところで、危機があった訳です。(^^;)

怖いですね。
知らないって怖いです。

熊本で犠牲になられた方、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
また被災した方々、頑張ってください。

東京新聞にて・・・
福島原発事故現場のドキュメント連載があります。
その中で、当時、都心の水道水の汚染が深刻だったという記事がありました。
「一歳児未満は、飲んではダメ。」という規制が掛かったなんて・・・
私、知りませんでした。

その水を1年間飲み続けたら危険だというのも、初めて知りました。

私が知らなかったということは、同じように知らない人が多く居たことになります。
さらに、知らずに、哺乳に水道水を使っていたお母さん方が多く居た筈です。

知らないって、本当に怖い。

これで、東京の子供が癌になっても、国も東京電力も「関連性は無い。」と言うのでしょう。

そして・・・
先日、東京電力への国の支援額が7兆円を突破したというニュースを見ました。

凄いです。

被害を受けた多くの国民。
その賠償金が、被害者から徴収した税金だという恐怖。

さらに、除染も、廃炉も、汚染水対策も、復興支援も、原発再稼働も・・・
すべて、税金があてがわれる。
そして、東京電力は「火力やガス発電は、コストがが掛かる」と、電気代を上げる。

政治家が主導した原発政策により、国の存続の危機に陥り・・・
日本の国土に放射能をバラマキ・・・
世界の海洋を汚染し・・・
多くの日本国民が放射能を浴びて・・・
5年たっても、炉心がどうなっているかすらわからない。

そのケツを、被害者である国民が自分の金で拭いているんです。

この惨状を、受け入れている国民。
何と引き換えに?

景気回復ですか?
オリンピックですか?

コケにされてますね。
問われてますよ。
「貴方は、馬鹿ですか?」って。

それが、今度の選挙となります。

政府は、山林の除染は行わない事を決定しました。
しかし、山や町が汚染されると・・・
その汚染物質は、表層・雨水管・地下水脈を流れ、川となります。
川は湖に集まり、そこで汚染物質は集積されます。

全国にある湖は、我々の生活水となっています。

現在、安全とされている水道水。
でも、実際水道局は、セシウムしか測定していません。

セシウムは半減期が短く消滅しますが・・・
何十年と残る他の放射能物質は測定されていません。

放射能汚染は、「水が一番危険」と専門家は言います。

「うちは、ウォーターサーバーだから大丈夫」

なんて、皆さん仰いますが・・・
その水もほとんどが、川・湖・地下水なんです。(^^;)

東京新聞の新村安雄さんコラム「川に生きる」にて・・・

「琵琶湖は近畿の水がめではありません」

そう話すのは、前滋賀県知事の嘉田由紀子さん。

「琵琶湖が単なる水瓶ではなく、貴重な生命があふれる『命の水』だ。」

と、仰る。

琵琶湖は世界でも稀少な古代湖だ。

その歴史は400万年以上。
世界で三番目に古いと言われている。
琵琶湖にしかいない魚の固有種が15種類も存在する。

琵琶湖には湖で成長するアユが居る。
川に上らず・・・
小さいままで一生を過ごす。

そのアユは、川に放つと大きく育つ。
その習性が発見されたのは今から100年前の事。

以来、琵琶湖のアユは、全国の川に放流されるようになった。

ダムなどで海からアユが上れない川にとって・・・
琵琶湖はまさに「母なる湖」だ。

秋。
琵琶湖にそそぐ川で、アユの産卵が始まる。
川底を埋め尽くすアユの群れ、
その群れが一斉に体を震わせ産卵する。
まさに、生命の営みである。

その川の上流の山を超えると、14基の原発がある。

事故が起きたら・・・
北からの季節風に乗り・・・
わずかな時間で放射能物質が降り注ぐだろう。

滋賀県80%
京都府69%
大阪府100%
兵庫県48%

関西のほとんどの人が琵琶湖の水を利用し
その数は、全体で1436万人に上る。

あの日から5年
原発の再稼働が始まっている。
電気を作る手段は原発だけでは無い。

しかし、命の水「琵琶湖」は、他に変わるものは無いのだ。

本当にそうですね。
胸が痛いです。

2016年4月14日木曜日

二代目げんこつ屋塩ラーメン

今週の定休日は、日産スタジアムに行ってきました。




といっても、サッカー観戦ではありません。

目指すは、ウォーターパーク。(^^)

巨大な室内プール施設です。

車で行ったのですが・・・
日産スタジアム自体が巨大すぎて・・・
駐車場に止め、入口が何処か、迷いました。(^^;)


それにしても、デカい。
広い。
こんなものをコンクリートで造りだす人間って・・・
見て、ちょっと身震いしました。
なんだか、恐ろしいですね~。

さっそく、プールを満喫。
ウォータースライダーが凄かった。
入場料さえ払えば、乗り放題。
しかも、並ばず。

身長120cm以上が条件のため、息子は合えなく断念。
あと、1ケ月経てば、121cmぐらいにはなってるかな~。

2時間ばかり、プールで遊んで・・・
晩御飯は、すぐ近くにある横浜ラーメン博物館へ。


7年ぶりです。
入場料、安くなったんですね~。

さて、ドイツやイタリアのラーメンが目玉のようですが・・・

我が家が食べたのは・・・

博多ラーメン「元祖名島屋」
東京ラーメン「二代目げんこつ屋」
北海道味噌ラーメン「すみれ」


中でも「二代目げんこつ屋」の塩ラーメンは、絶品でした。


ミニ塩ラーメン570円
注文を受けてから、麺を切るんですね~。

その面が、もっちもちのコリッコリ。
こりゃ、癖になる。

ウメ~ッ!!!!!

息子も娘も
「もっと食べたい。もっと食べたい」
と、大騒ぎ。(^^)

今では、この博物館でしか食べられないラーメンです。
このラーメンを食べに来るだけでも、価値がありますよ~。

そして、人気ナンバーワンのすみれ。


写真は、小ラーメン570円なり。
器みて、ひとことだけ言わせて下さい。

「この店、客を舐めてるな。」

げんこつ屋もすみれも、どちらも同じミニラーメンです。
写真見比べてください。

すみれの、雑な器の中。
具すらまともに入っておらず
麺も柔らかい部分と固い部分が混在。

これで、570円。(^^;)
味も、しょっぱいだけ。
食い物屋をやっていた私、出来合いのものを見て、だいたい原価計算が出来ちゃいます。

こりゃ、儲かって笑いが止まらんレベルですね。

ちなみに地元北海道の人間は、すみれは行かないそうです。

食べた後は、館内散策。


裏路地で、ケンケンパをする我が子達。

山形のジージとバーバも一緒だったので・・・
色々と昔の住宅の説明を受けました。

「これが肥溜めなんだ。ここからくみ取るんだ。」
「これが、路地に洗濯物吊るす竿だな。」
「このゴミ箱は、昔我が家にもあったやつだよ。」

かなり精巧に昭和初期の街並みを再現しているそうです。(^^)


路地の奥には、駄菓子屋。


子供達が狂喜乱舞したのは、言うまでもありません。

近場の新横浜です。
鎌倉から、片道30分程度。

二代目げんこつ屋のラーメンを食べに、近いうちにまた来ます。

(^^)


2016年4月12日火曜日

立川志の輔

最近、仕事しながら落語を聞いています。
面白いですね。

特に落語の前に話す「まくら」がいい。(^^)

もっともチケットが入手困難といわれる「立川志の輔」さん

下がその動画です。



その一節。

「世の中は、バカが居ないと成り立たない。」
「東大卒ばかりが集まって物事を決めてきた結果が、今の破綻した世の中だ。」

面白い。
本当にその通りだと思います。

「大学出たから、頭が良いというわけではない。」
「偏差値が高いからと言って、頭が良いわけではない。」

ごもっとも。

高卒の私の偏見を言わせてもらうと・・・

なんの目的も無く無理して借金してまで大学行くのなら
その受験に要する費用や、4年間の学費等を使って
メイ一杯遊んだ方が、人生の勉強になるように思うんです。

オールアバウトに4年間の費用概算が出ています。
http://allabout.co.jp/gm/gc/18712/

●国公立大学×自宅通学=約457.5万円
●国公立大学×自宅外=約1002.1万円

●私立文系×自宅通学=約675.5万円
●私立文系×自宅外=約1220.1万円

●私立理系×自宅通学=約818.0万円
●私立理系×自宅外=約1362.6万円

凄い金額ですね~。
海外にロングステイも何回も出来ますね。
日本一周するなんていうのも余裕です。
東南アジア方面だったら、何十回旅行に行けるでしょう?

良い就職するには大学、という選択肢。
そこに多額の金をつぎ込む親たちの既成概念。
なんだか、違和感を覚えませんか?

天下りの学長等を肥すために、詐取されていませんか?

もし、こんな金があったら・・・
私は、息子に・・・
「日本の都道府県すべて回ってこい」と、金を渡します。
「中国・韓国・モンゴル・フィリピン・タイ等の諸外国の様子を見てこい」て言いますね。

あまり好きではないですが、細木和子が良い事言ってました。

「見識というのは、実際に見ないことには得られない。」
「旅に出ないと見聞は広がらない。」

彼女曰く、限られた地方の小さなコミニティーだけで生きていると
人は、小物になるそうです。
鎌倉の中で生きてきた自分を見て・・・
心底そう思います。

話は戻ります。
個人的に、バカって二つの表現があると思うんです。

「勉強をしてこなかった人」
「本当のバカ」

志の輔さんが言っているのは「勉強をしなかった人」をさします。
では、本当のバカとは、なんでしょう?

スポーツ界には「馬鹿になれ。」という、言葉があります。

私も空手の選手をしているとき・・・
高名な空手の先生にこう言われました。

「一芸に秀でるために、全てをかなぐり捨てろ。」
「365日、たった一つの事に身をささげろ。」
「異性・身なり・世間体・家族・将来etc、一切考えるな。」

柔道バカの゛やわらちゃん゛の逸話は有名ですね。
小学生低学年で柔道を始めた彼女。
高校生まで、1年365日、一日も稽古を休まなかった。
風邪を引いても、骨折しても、お正月もお盆休みもクリスマスも。

そこまでしないと、オリンピック3連覇なんて出来ないわけです。

よく、文武両道なんて言う人がいます。
あれは、砂上の楼閣です。

頂点に達した人は、皆、偏っています。

田村亮子しかり
内柴正人しかり
イチローしかり
清原和博しかり
千代の富士しかり
貴乃花しかり

相撲部屋なんて顕著ですね。
「薬物」「暴行」「賭け事」「八百長」の数々。
常軌を逸してます。

弟子に熱湯かけたり、トンカチで頭をタダいたり、バットで足をへし折ったり。
それらを起こした犯人は・・・
身も心も人生のすべてをささげ「親方」まで登りつめた人達。

多くの先生と呼ばれる人たちは、「世間離れ」「浮世離れ」している。
空手界でも、今まで多くの道場主や先生と呼ばれる空手家と合いましたが、人としてまともな常識を持っている人は、10人のうち1人居るかぐらいです。

東大を出て官僚になる人たちも、実は同じだと思うんです。

彼らは、生粋の「勉強バカ」です。

子供時代、幼少期から勉強しかしてこなかった。
学校と塾の往復だけしてして生きてきた子供たち。
その極小のコミニティーの中で、親の庇護のもと、22歳までを勉強だけに費やし、そして、官僚となる。

一番たちが悪いと思いませんか?

彼らは、とても強い人間でしょう。
我々と比べ、間違いなく忍耐力もあり、集中力も高いはず。
ですが、一般社会への抗体が全く無い。

水泳の日本代表選手でカメラ盗んだ輩がいましたね。
その対応を見ると、まるで小学生のようでした。

ようは、あんな状態なんです。
世間知らずの勉強バカが、官僚組織に取り込まれ
どっぷりと浸かちゃってうんです。
そして、あっというまに官僚体質に染まっちゃうわけです。

あとは官僚エリートとしてのプライドだけが独り歩きしだして・・・
もう、偏って偏って取り返しがつかなくなる。

その塊が、今の日本国なんじゃないかと。

志の輔さんが仰います。
「東大出に一人一人合うと本当に利口なんだけど、東大出だけが集まるとたちまちバカになる。間違ってるものも気が付かない。」

本質を突いていてますね。

勉強バカは、孤高であるべきです。
国の外面ばかり繕ってないで・・・

その凄まじい勉強力を、是非、日本の内面を良くする方に向わせて欲しい。

切に願います。

2016年4月11日月曜日

造作家具?

現在建築中の鎌倉市岡本の3棟現場。

先行してご成約頂いた2棟、着々と完成に向っています。

両棟ともに・・・
もはや・・・
建売住宅ではなくなってしまっていまして・・・

まあ・・・、良しとしましょう。(^^;)

その中の一つ、井関棟梁が施工している建物にて。


造作工事も佳境に入ってきています。

さて、井関さんはタモの集成材で何を造っているのでしょう?


解った方は、中々、住宅ツーだと思います。


出来上がりましたら、ご紹介します。

それにしても・・・
毎度、井関さんには、手数を掛けもらっています。


狂いのない、造作の数々。

無垢の化粧柱が、美しいです。

おかげさまで、良い家が出来上がります。

いつも、有難うございます。m(_ _)m

2016年4月10日日曜日

子供一人に一部屋

一戸建て住宅を考えるとき・・・

今は「子供一人に一部屋」が当たり前になっています。

しかも、6帖一間、収納は別に有り。

子供達が成人して、都心に就職すると・・・
恵まれれば社員寮ですが、ほとんどが自分でアパートを借ります。

親がよっぽど裕福でないかぎり、築年数30年前後のアパート。
で、その多くがワンルーム、又は1K。

大体、こんな間取りです。



6帖一間に、玄関とキッチンが一体になったタイプ。
お風呂は、0.75帖にトイレ付のユニット。

これでも、都心で借りたら6万円~8万円前後します。
手取り16万円前後の給与で、毎月家賃8万円は払えません。

もっと切りつめれば、風呂なしアパート「4.5帖一間」となるでしょう。

そこで考えます。

子供の時分・・・
6帖一間を与えられた生活をしてきた子供にとって
このワンルームアパートの生活空間は
今までの生活と比べ決定的に狭まることになるのです。

実家では、6帖の他に、リビング・ダイニングが別にあり
独立したお風呂・洗面・トイレ・玄関もあった。

昔は・・・
「自分の部屋が欲しい」
「自分一人で自由に使える空間が欲しい」

と、若者の皆が、実家を飛び出していきました。
ですが、現代は一人一部屋。
そうはいかないようです。

ここに、凄い数字があります。
何と、現代の30代前半の男性は、実家暮らし率が40%を超えるというのです。
そして、20代に至っては、男女ともに70%を超えるのだとか。

その数字は、年々、右肩上がり。
そりゃ、賃貸の空き家率が増え続ける訳だ。(^^;)

色々な理由があります。
給料が下がっているとか、非正規雇用が増えたとか。
ただ、個人的に実家の住空間によるところが大きいと思うのです。

建築家の伊藤先生に昔、設計をして頂いた住宅にこんな間取りがあります。




(※間取りの一部です。)

大よそ12帖の空間です。
普通であれば、2部屋ですね。
6帖ずつ区切って、収納で左右を分ける。

でも、この家は、お子さんが3人。
一部屋ずつ欲しいという要望でした。

そこで、上記のような分け方をしたわけです。

2段ベットは、上下押入れ形状で分けています。


こんな感じ。(^^)

そして、これら子供部屋の間仕切りは、簡単に解体が出来るようになっています。
将来、一部屋に改築することを考え、構造用の柱や筋交いが存在しません。

面白いと思いませんか?
くつろぐスペースは、基本リビングとダイニング。
部屋は「夜寝る部屋」という考え方です。

といっても、上記間取りは、勉強机も置けるし、チェストも置けます。
十二分と言っても良いでしょう。

ただ、大人になってもそこに居続けるのは、少し窮屈。

そこが、建築家の狙いでもある訳です。(^^)

注文住宅を請け負う際、お客様とお打合せをする時・・・
私は、伊藤先生の、こんな間取り提案をします。

「子供部屋は、3帖前後でも成立しますよ。」
「6帖のスペースをお子さん二人で使えば良いじゃないですか。」

そんな話をすると、大体の親御さんは拒否反応をしめされます。

「イヤイヤ、子供には一人一部屋、最低限6帖は欲しい。」

勿体ないと思うんです。
子供を優先するあまりに・・・
リビングやダイニングが狭くなってしまうのが。
子供は一人一部屋という考えが・・・
家を狭めているように思えてならないのです。

例えば、4人の子供がいたとしても、ただ寝る部屋としてしまえば



こんな風にして、6帖~8帖一間で済んでしまうんです。

そして、部屋が1つ2つ減った分を、プレイルームにする。
そんな方が、子供が部屋に篭らず、楽しい家になると思うんです。

そして・・・
「自分の部屋が欲しいなら、一人暮らしをしなさい。」
と、巣立ちという親としての最大の責務を果たせる訳です。

別に実家暮らしが悪いというわけではありません。

でも、それがニート数が100万人超えの原因となり
晩婚率を上げつづけ、少子化を招き
独身貴族なんていう言葉を生む原因になっているのならば・・・

少しでも考える余地があるのかな~、と思うんです。

個人的に・・・
我が子供達には、高校卒業とともに巣立ってもらい・・・
老後は妻と二人で、のんびり過ごしたいと切に願っています。(TT)

自分が60歳過ぎて、その家に20歳過ぎた子供達が居るなんで、ゾッとします。
高校卒業したら、一刻も早く子供たちを追い出したい。

だから、里親留学なんて、今から目がハートです。
(お金が掛かるので、中々難しそうですが)


2016年4月9日土曜日

4人家族と間取り

私が建売住宅の設計を考えるとき・・・

「4人家族が住むのに快適な空間」という事を第一に考えるようにしています。

ただ、基本的に・・・
「快適」という要素に、部屋数はあまり関係ないと考えます。

私が子供ころ、6人家族で2DKに住んでいました。
でも、特に不便をした記憶はありません。
建築家の伊藤先生と以前飲んだ時も同じような話がありました。

家の中を細かく区切るという考えでは無く、
一つの一体空間として考えた方が快適になり面白い。

つまり・・・

リビング・ダイニング・主寝室・子供部屋・客間
それらをキッチリ区分けする既成概念が「家」になってしまっている。
それに凝り固まって囚われてしまっているので
どれもこれも、同じような家になってしまっている。

というのです。

我々が造る建売住宅の主のターゲットは、30代のご家族です。
その多くの3LDKを望まれます。

夫婦で使う主寝室が1つ
子供は、各1部屋づつ。
それにリビングとダイニング。

ほとんどの方が、そうおっしゃいます。
さらに、最近は「3LDKでは狭い」という方がとても増えています。

客室として、又は将来両親と一緒に住むため・・・
「もうひとつ和室が欲しい。」というのですね。

顧客のニーズに合わせていくのが建売住宅です。
よって、それに合わせて市場も4LDKが支流となっています。
ただ・・・
建売住宅の場合、土地が狭く、建物も30坪未満が殆ど。
鼻から4LDKには無理があるのです。

ビルダーとして考えると、4LDKは、最低延べ床で33坪は欲しい。

それを、どの建売も28坪前後に詰め込んでいる。(^^;)
すると、何が起こるかというと・・・
階段・廊下・玄関・ホール・水回り・収納にしわ寄せが行く訳です。

・階段がやたらと急。
・玄関が狭い。
・廊下が狭くてドアが密集している。
・ホールが存在しない。
・水回りの動線がメチャクチャ。
・形だけの吹き抜け
・家具を置いたら住めないレベル。
etc・・・

新聞広告や売り出しのチラシを見て、目を覆いたくなります。
酷い設計の家がとても沢山。
最近、特に。

そんな家ほど・・・
「デザイナーズ住宅」なんて、謳ってるんです。(TT)

でも、一般の人は図面を見ても解りません。

初めて一戸建てを買う人は・・・
「生活動線」と言われても、ピンときませんもの。
とにかく部屋数が多ければ、目がハート。

現に、飛ぶように売れています。

建築家の伊藤先生は仰います。
「4LDKに家を細かく区切って、子供が巣立ったらどうします?」

老後、年金がもらえるかどうかわからない我々です。
退職金なんてまともにもらえるのだろうかしら?

そんな老後に、4LDKの家を2人暮らしに適すようにリフォームするのは、無理でしょうね。であるならば、結婚~子供が生まれ~育ち~巣立ち~夫婦の終いの住まい~老後一人暮らし・・・、そこまでを考えて、将来、住む人が少しの費用で対応が効くように設計するのが、プロ(建築家)としての責任でしょう。

と、仰る。

話は少し変わります。
先日、我が家でパディントンベアキャンプグラウンドに行った時の事。


こんなバンガローに宿泊しました。

家族4人で、14000円ぐらいで止まれる激安施設です。


平屋のログハウスです。

内部は、こんな感じの超狭小住宅です。


L型の2人用別ベットが2段造りになっており・・・

ベットを除く居間は、4畳半もありません。


玄関横にすぐトイレと洗面。

たったそれだけの空間です。

狭いです。
物凄く狭いです。

ですが、4人、違和感なく宿泊する事が出来ました。

そこで私、現代住宅に凄い違和感を覚えたんです。

そして、このバンガローを計ってみました。

帰宅後、図面にしてみました。


たった、これだけの空間です。

マス目は1個「910mm×910mm」です。
2個で1帖です。

つまり、たった7帖とちょっとの空間な訳です。

その空間で・・・


十分に楽しく過ごせました。


もちろん、椅子なんて置く場所ありません。
居間は、4帖なので、じか座りです。

でも、これはこれで有りです。

私が小学生低学年の頃、我が家も直に座り「ちゃぶ台」でした。

゛親の前でご飯を食べる時は正座゙という決まり事があったのを、思い出します。
父親は怖く、食事の時は話をした記憶がありません。(^^;)

その話はさておき・・・
このバンガロー、子供たちも楽しく過ごしています。
夜は、4人で楽しく就寝。


一晩過ごしてみて・・・
全然苦ではありません。

一晩だけだから、なのかもしれません。
子供がまだ小さいから、というのもあるでしょう。

でも、それを差し引いて、住宅のプロとして考えます。
その私の感想は・・・

「このスペースでも、十二分に生活できるな!!」

2段ベットの下は、奥行90cmもあるフリースペースです。
ここ工夫すれば、かなりの収納力です。

家族4人の寝室として、トイレを除く約6帖の空間で・・・
完璧に機能すると言えます。

個人的に、子供に独立した部屋は、要らないと思っています。

部屋が無ければ、ひきこもりようがありませんし。
部屋が無ければ、独り立ちして巣立つのも早いでしょう。

4人家族でも住める最少の家、書いてみました。


平屋、9.51坪。

断舎利が流行っているから、グッドです。(笑)
不要なものをトコトン捨てる。
というか、買わない。

平屋ですから、屋根形状の制限は受けません。
高い天井にして、開放的な空間にしてあげる。
一部をロフト的な収納を造れば完璧です。

オープンテラスで、玄関兼用。
雨が入らないぐらい庇をだして・・・

そんなイメージしていたら・・・
なんだ、大好きな「沖縄の古民家」みたいな様子です。(^^)


写真は、古民家の宿「ちゃんや」さん(楽天トレベルより)

また、話は飛びますが・・・
先日、ご主人がお亡くなりになり、もう10年来お一人で住でいらっしゃる93歳の女性のお宅にお邪魔したんです。
築70年のその家は、まさにこんな「沖縄の家」の様子でした。

偶然にも、3つ、一致。(゜゜;)

ガスも水道も無かった時代の家は、とても合理的だったという事でしょうか?

将来、こんな家を建ててみたい。
建売住宅として。

どうですかね?

まずは、自分の家として試してみようかしら?
(妻を説得する必要がありますが・・・)

つづく