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2019年10月31日木曜日

ノロウィルス

昨日は定休日でしたが
一日どこにも行かず
家で息子に
ずっと付き添っていました。

火曜日の夜のこと。

仕事を終える準備をしていたら
妻から「自宅に急行して」と
ショートメールが来ました。

今日は、夜まで体操教室の日。
毎週、子供達を妻が送迎するのですが
息子は体調不良で
家で一人、寝ていたようです。

その寝ていた息子から
妻に電話があり
「今、吐いた。」
と、報告があったとの事。

すぐに自宅へ向かいました。

家のドアを開けると
全身、嘔吐物だらけの息子が
廊下に立ち尽くしていてビックリ。

慌てふためく私に
息子、一言目
「ゴメン、新しいソファーに吐いちゃった。」

急ぎ、洋服を脱が
息子をお風呂に入れ
ゲ●まみれの顔と髪の毛を洗い
洋服を着替えさせて
真っ青になった顔をさすりながら
布団に寝かせます。

そして、恐る恐るリビングに行くと
3人掛けのソファーが
見るも無残な状況。(TT;)

後で聞いたところによると
息子は学校で既に具合が悪かったそうで
ただ、大好きな給食は
無理をして食べ、そのあと悪化。
午後の授業は受けずに
保健室で寝ていたとのこと。

その給食が
全部、我が家のソファーの上に。
献立がわかる具合です。

実はこのソファー
新調したばかりなんです。

子供って
ソファーの上で
飛び跳ねる生き物でしょ?

5年使っていたソファーは
日々壊れていきながらも
騙し騙し使ってきましたが
今年に入りキシミ音が出始め
妻にから
「新しいソファーにしない?」
と、何度も提案を受けましたが
「またすぐ壊されるよ。」
と、はぐらかし続けていたのです。

でももうさすがにボロボロで
お客様が来たら笑われるレベルで
重い腰を上げて
家具屋に行ったのが先月。
そして、新しいソファーが来たのが
2週間前です。その矢先に
まさかこんな事になるとは。

ある意味、私の予想が
的中した事となりますね。(苦笑)

リビングは酸っぱい臭いで充満。
もらいゲ●をしそうになり
リビングの窓を全開放して
いざ片付け開始。

まずは、大量の嘔吐物を
キッチンペーパーで取り除きます。
その後、ソファーを分解しながら
カバーを外していきますが
嘔吐物は見事に
隙間という隙間に入り込み
内部カバーも全部ダメ(TT)

2重に外してゴミ袋につめ
お風呂場へ。
それだけで、45リットルが二袋。

内部まで染み込んでいて
中綿もひどい匂い。
濡れタオルで叩き取りながら
消臭剤を噴霧。

息子が被っていた毛布も
枕も全部風呂場へ投げ込み
床の嘔吐物を取り除き
床を水拭きして
やっと一段落したところで
妻、帰宅。

この後、私は
嘔吐物の臭いにやられ
軽くダウン。

その間に妻が娘の食事を作り
娘がご飯を食べている間に
お風呂場にある大量の汚れものを
一枚一枚、妻が手洗い。
さらに
洗濯機で洗濯。(^^;)

どうにかこなして就寝。

次の日。
私と妻の唯一の楽しみである
休日ランチの日ですが
娘を学校に送り出したあと
妻は、洗濯物に向かい合い
私はソファー本体を干して
何度も消臭作業を行う。

ソファーが原状回復したのは
午後2時となりました。

ただ不思議なことに
この2日またいでの一連の作業に
我が夫婦は、愚痴ひとつ無し。

口から出るのは
「懐かしいなぁ~。」
という言葉でした。

我が息子は
とても大きくなりましたが
2歳ぐらいまで
本当に良く嘔吐したんです。

妻のオッパイを飲んで
私が抱きながらゲップを出させると
そのまま「マー・ライオン」

オッパイ飲んで
横向きに寝かせたら
そのまま「マー・ライオン」

風邪を少しでもこじらせたら
朝も夜もかまわずに
「マー・ライオン」

2人で深夜
何度も掃除しました。
当時は常に寝不足で
毎日必死でしたが
今思えば、とにかく子供が可愛くて。

だから、今回も
嘔吐物を片付けながら
全然、嫌な気がしないのです。

「昔、良くやったな~。」
「懐かしいね~。」

そんな妻との会話に
逆に笑ってしまいました。

息子は、水曜日の昼
回復したかに見えましたが
深夜、お腹がくだり
トイレから離れられず

胃腸炎かな。
ノロウィルスかも。
学校でうつされたのでしょう。

「頑張れ息子。」と言い残し
朝、出社してきました。

ただ、一つだけ
私と妻が嫌な思いをしたのは
某、大手家具屋のソファーです。

洗ったソファーカバーが
縮んでしまい
表面がほつれまくり
糸くずだらけ。

「洗うことが出来る。」
という謳い文句で
妻がこのソファーを選んだのです。
ですが
一回洗っただけで、このざまです。

怒りを通り越して
無念です。

メイドインジャパンは
どんなものを買っても
高品質だったはず。

高品質というのは
お客様に対して
「嘘がない」ということ。

正直で実直というのが
日本のブランド力だったのに。

いつのまにか
世の中、嘘だらけ。

いつから
孤高の日本は
嘘八百の国に
成り下がってしまったのでしょう。

こういう些細なことですら
それを思い知らされると
もう、失意しかありません。

日本ブランドに対する信頼が
国ごと音をたてて崩れていき
この世から消えてしまう。

本当に無念でなりません。

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