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2019年1月18日金曜日

芦ノ湖スワンボート

2018年12月31日。
愛知~静岡の旅もあっというまに最終日。

4日目の出発地「伊豆長岡」は沼津の下なので
カーナビは、東名高速道路を選んでいます。

でも、やはり「旅は寄り道、迷い道」でして。
高速道路でビューンと帰ってしまうと
面白味がなく、つまらない。
我が家の車は、有無を言わさず箱根峠に向かいます。(^^;)

通り道には「三島スカイウォーク」があります。
日本一の大きさを誇る「吊り橋」です。

3年前にから存在は知っていましたが
「吊り橋渡るだけで金が払えるか!」
と、骨身まで染みついた貧乏気質が邪魔をして
今まで、訪れることはありませんでした。

今回は、通り道ということもあり・・・
妻が行ってみたいと言うので・・・


行ってみました。
大人、一人1000円。(^^;)

『日本一入場料が高い吊り橋』の間違いじゃないか?

吊り橋、大渋滞。
物凄い人です。
足元はグレーチングで透けていて、真下100mぐらいか。
景色は絶景ですが、揺れる揺れる。
酔って気持ち悪くなるほど、ぐわんぐわん揺れます。


高所が嫌いな私には、罰ゲームみたい。(TT)

「こんなに何百人も一度に乗って大丈夫なのか?」
「落ちたら死ぬぞ?」

ブツブツと言いいながら、周りを見ると絶景が広がります。
富士山が裾野から一望でき、駿河湾もオーシャンビュー。
この日は、あいにく雲がかかっていて富士山は見えませんでしたが
駿河湾側は、水墨画のよう。



それにしても、物凄い観光客です。
吊り橋しかないのに、数千人規模です。

「ここに吊り橋掛ければお金が取れる」
と思った人は、すごいですね。
足掛け10年、総工費40億円ですって。

普通、こんな何もない山の中に吊り橋だけ作って
人が何千人も来るなんて、絶対思わないですよね。
物凄い先見の目があったのでしょう。
きっと。

さて、数分で渡りきった先で一服して
また出口に戻るために、橋を戻って終わりです。(苦笑)

妻も子供たちも「楽しかった~」と満足していますが
私は、やっぱり釈然としないな~

車に乗り込み、峠道に戻ります。
箱根峠を超えて、芦ノ湖にも寄り道してみました。

箱根町に到着。



ここが、あの有名な「箱根駅伝のゴール」です。
もうすでに日テレの中継車が陣取り
撮影隊も準備しています。
でも、箱根駅伝って1月2日ですよね?
今日は、12月31日なのになぜ?

2日まで場所取り?
こんな大人数が当日まで、とにかく待機なんですね。
皆さん、年末もお正月もお仕事で頭が下がります。
ご苦労様です。

とりあえず、お決まりのパターン。


「往路は先頭で我が子がゴールしました~!!」

さて、お昼です。
お店を探そうとウロウロすると
湖のほとりに巨大な白鳥がいっぱい見えます。
案の定・・・
「白鳥に乗る、白鳥に乗る、白鳥に乗る!!」
と大騒ぎする子供たち。

妻は「こんな寒いのに乗るわけないだろ!!」と怒るも
私は「せっかくだから乗ろう。」と言って、子供たち大歓喜。
妻、あきれ顔。

気温3℃の中、4人でブラックスワン号に乗り込み
湖上へ。(^^;)



30分みっちり漕がさせていただきました。

湖上から見る景色は、やはり良いです。

その中で湖畔でひときわ目立つ家が建っていて
降りた後、係の人に聞いたら
「あれは、日本一のバレーダンサーの別荘ですよ。」
と教えてくれました。
すげーな。
芸能人は、本当に映画見たいな生活してるんですね。
うらやましい。

さて、次は・・・
妻たっての希望でこちらへ寄り道。



日本有数の椿の名所「山のホテル」です。
庭を無料開放しているのです。(^^)
冬なので、椿はありませんが、散策。

息子は、こんな格好で寒くないのだろうか?



ちなみにここ・・・
私と妻が結婚式をあげた場所です。
このチャペルで妻と私が指輪の交換をし、今に至ります。
あっという間に10年経過。

その場所にまさか自分の子供たちを連れてくるなんて
当時の二人は、夢にも思っていなかったな~。

結婚して2年後に子供たちが生まれて
ここまで無事に育てることができたのを
結婚した日の二人が知ったら、卒倒するほど驚くだろうな~。

そのチャペルで、親の気など知らず、はしゃぐ娘。



結婚式の写真を見たことがある子供たちは
「あ、見たことある!」
「ママがウェディングドレスで写真撮ってたところだ。」
と、大騒ぎです。

さて、これで寄り道は終了。
帰路に戻ります。
箱根ターンパイクではなく旧東海道を進み
走り屋の聖地「七曲り」を通ります。

ここも懐かしの場所なんです。
19歳のころ、毎週のようにパルサーに乗って通った場所です。
それから26年後・・・
我が子と来るなんて、これまた奇跡です。

ヘアピンコーナーをいくつも曲がりながら
ギャラリーコーナーのガードレールの後ろに
19歳の私の残像が見えまます。(^^;)

それにしても空いています。
ある程度、渋滞を覚悟していましたが
あっという間に箱根を抜けることができました。

でも、逆の箱根に向かう道は渋滞。
これから皆さん、箱根の方で初日の出を見に行くのかな?

小田原まで来ると
ようやく地元に帰ってきた感じがして、旅の無事を安堵。

ただ・・・
一つ、心残りがあります。
それは、名古屋城と犬山城が休館だったこと。
う~ん、リベンジしたい。

ということで、急遽、小田原城に寄り道してみました。
さすがに子供たちも妻も疲労困憊で、ブーブー。
でもね、せっかくだし。
改装した後、小田原城見てないし。

よたよたフラフラの皆を引き連れ、小田原城の下まで来たら
まさかの休館。

全敗です。(TT)号泣

写真だけパチリ。



そういえば、天丼も食べられなかった。
ということで、天丼もリベンジ。



小田原駅前にある海鮮丼専門店にて
遅いお昼ご飯。

しか~し!!!
最後の最後で、大失敗。

小田原という地は、飲食店が難しいのを
すっかり忘れてました。
今まで飛び込みで入った店で、当たった事がないのです。

このお店も残念。
この食感と香りは、油が悪いんだろうな~。

もたれた胃を抱えるように車に乗り込み
走りなれた湘南バイパスと地元の134号線を通り
後は、気が付けば我が家という感じです。

我が家に着くころには、すっかり真っ暗。

今回の旅行で走った距離は・・・


918.4kmなり!!
走ったな~。
物凄く疲れたけど、それ以上に楽しかった~。(^-^)

4日間空けた家に入ると
中は冷え切っていて室内気温が、ほぼ外気と同じ。
暖房をフル回転させるも、中々温りません。

「住む」って、家には大事なんですね。
人が住んでいるだけで、家は温度が安定するのです。
それを改めて知った2018年の最後の日でした。

おわり

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