現代病とされる「アレルギー」と「アトピー」・・・
国民の4人に1人は、なんらかのアレルギーを持っていると言われています。
花粉症は、その代表格と言えます。
私の妻も、重度の花粉症。
すがすがしく麗しい春先に・・・
真っ赤な目と流れ出る鼻水、そして果てしなく続くくしゃみ・・・
地獄絵図と化します。
特効薬はありません。
花粉が止むのを、ただひたすら待つだけ。
原因は、杉や松、ヒノキの植林と言われていますが・・・
「実は、決定的な原因が我々の身近な日用品にあった!!」
という衝撃的な話を、先日聞きました。
アレルギーが現代病と言われる所以は、近代に生まれたからです。
第二次高度成長期の時代に生まれた子供たちからアレルギーやアトピーは大幅に増え、それ以前、もっと言えば、アメリカの文化が入ってくる以前の日本には、まったくと言ってよいほど存在しなかった病気なのだそうです。
高度成長期、何があったのか?
マスコミは、一切、ここに触れようとしませんが・・・
経済成長とともに日本が得たもの。
それは、大量生産・大量流通・大量消費です。
それを可能にしたのが「石油化学合成品」と「添加物」なんです。
なんでもコンビニ時代の今、添加物は日本の食品から切っても切ることが出来ない状況となっています。
しかし、一様に添加物と言っても、我々はその実情をほとんど知りません。(^^;)
例えば・・・
添加物の一つ、食品を製造する過程で使われる「製造溶剤」。
聞いたことあります??
その存在自体、私は知りませんでした。
・カンスイ/炭酸カリウム、ピロリン酸等
様々な食品の弾力性を生むために使用、色を整えるためにも使われる。
・結着剤/正リン酸塩、重合リン酸塩
ハム・ソーセージ・かまぼこを冷凍し、解凍したときに瓦解しないために使われる。
・消泡剤/シリコーン樹脂
てんぷら・フライ・油・豆乳の泡が出ないようにするために使われる。
・抽出溶剤/ヘキサン、アセトン
植物等から油を取り出すために使われる。
・凝固剤/塩化カルシウム、硫酸塩、グルコノテルタラクトン
豆腐などを固めるために使われる。
・日持ち向上剤/酢酸、グルシン、リゾチーム
微生物の汚染を防ぐために使われる。
・防腐剤/ピロピレングリコール
腐敗を防ぐために使われる。
・離型剤/流動パラフィン
パンや菓子の焼き上がり時に、型崩れさせないために使われる。
・ろ過助剤/二酸化ケイ素、カオリン
液体の不純物を吸着させ、ろ過させるために使われる。
今、日本でTOP10の売り上げを誇るファーストフード店やコンビニ。
そこで売っている食品の多くは、実は、これら薬品が大量生産を可能にしたものだという事実。
正直、ゾッとします。
さらに、24時間営業を可能にするため、下記が混合されます。
味をつける「甘味料」「酸味料」「調味料」
色を付ける「着色料」、香りを付ける「香料」
見た目を良くする「光沢剤」
色を白くする「漂白剤」
より一層日持ちさせるための「保存料」「防かび剤」
粘りを出すための「増粘剤」
ゼリー状にするための「ゲル化剤」
「酸化防止剤」に「乳化剤」、「膨張剤」にetc・・・
凄いでしょ。
天然物から作られる添加物もありますが、大量生産品の場合、多くが化学合成して作られた添加物が使われている。
その多くが、石油が原料なのだとか。
日本で認められている石油系添加物は、300を超えるそうです。
化学者は、口をそろえます。
「石油のイメージが悪いだけで、化学合成した時点で、すでに石油ではない物質となる。」
「一定量を守れば人体に影響はない。」
これが、化学者という人種です。
ようは、今、現実に起こっている「放射能論争」と全く同じなんです。
「放射能と鼻血の因果関係は無い。」by石原伸晃
医療的には不確かだが・・・
化学的に(動物実験等で)証明されている。
アレルギー・アトピーも、過剰摂取が無い限り因果関係は認められていません。
しかし、朝・昼・夜とコンビニ弁当やカップラーメンで済ませ、その合間にコーラやスナック菓子を食べた場合、人口添加物を大量に摂取することになります。
実際、「アトピーは、体に入った化学合成添加物が皮膚を通して出てくる病気。」と言い切る医学者がいます。
でも、大量生産が国を支えるという思想が・・・
これら主張を一切、弾き飛ばしている。
それが、現代社会です。
コンビニでは変色もせず、臭いも変わらず、数日間も腐らない弁当やおにぎり、から揚げ、肉まんが平然と売られています。
マクドナルドのハンバーガーは、1か月放置してもカビひとつ生えないのは、有名なはなしです。(^^;)
つづく
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