何度かお話している内容ですが
また、同じ話を致します。
娘が小学校低学年の時・・・
「何々ちゃんがハワイに行ったんだって!」
「学校で自慢してた。」
「私もハワイに行きたい!」
「トン、連れて行って!」
仕事から帰って
今日も一日乗り切ったと
安堵しながらの晩御飯時に
愛娘に突如言われた
純真無垢な無理難題。
その瞬間、思考停止して
パッと「うちは無理だよ!」
という普通の受け答えが
口から出そうになって
喉元のところで踏みとどまります。
そんなこと言ったら
「何で?」「何で?」「何で?」
と永遠と続き
寝るまで収拾がつかなくなるのが
目に見える。(^^;)
実際・・・
お金もないし
英語しゃべれないし
外国、怖いし
それ以上に飛行機が嫌い。
心底嫌い。
400tの鉄の塊が
空を飛ぶ?
それだけでも信じられないのに
その中に何百人も乗り込み
地上3000mの空の上で
どこの誰かも知らない
日本人ではない
会ったこともない
外国人の操縦士に
命を預けるなんて
人のやることじゃないですよ。(苦笑)
でもね。
もし、娘にそんなことを言ったら
親父として立つ瀬ないし
めっちゃカッコ悪い。(^^;)
そこで一考。
娘をこう騙し・・・
もとい・・・
娘をこう諭しました。
日本も旅行したこと無いのに
海外なんて恥ずかしいよ。
山形のお父さん(妻の父)も言っていたよ。
「地元を知らずして他を知るなかれ」って。
先に日本を全部旅行して
日本を知ってから海外に行かないと。
海外に行って
「日本はどういう国ですか?」
ときかれて、応えられないと恥ずかしいよ。
日本を旅行して全国制覇したら
海外旅行を連れて行ってあげるよ。
すると幼少の娘は
「わかった、約束だよ!」
と、すんなり了承。
大人って、なんて卑怯なんでしょう。
1年に2都道府県を旅行したら
23年は掛かりますもん。(笑)
さすがに成人したら
親と海外旅行なんて行きたくないですよね~。
しめしめ。
それから6年が経ちました。
現在、父である私は
この「約束」の呪縛に
憑りつかれて
毎年、奮闘しています。(TT)
理由は、3対1という
多数決の構図です。
■言い出しっぺ/私1人
■その相手/娘・息子・妻3人
特に妻が強敵でして
「約束は必ず守る」
「男は一度言ったことは必ず責任を持つ」
って、いつも貴方が人として
子供に言い聞かせてる事だよね。
子供が巣立つ前に
実現しないとダメだね。
そう言いはなつ妻の両脇で
腕を組みうなずく娘と息子。
もう、後には引けません。
2023年の今年・・・
福井・石川・富山と3都道府県を踏破。
現在、子供たちと宿泊した都道府県数は
23にもなりました。(オレンジ)
宿泊していないけど
旅行した都道府県数は28。(黄色)
子供が生まれる前に行ったところを
合わせると33。(グレー)
北海道
山陰/鳥取・岡山・島根・山口
北九州/宮崎・鹿児島
大分県と熊本県は
息子が0歳で
娘は妻のお腹の中だったので
もう一度行かなければならないかな~
あと20ですね。
回りきれる可能性が高いです。
そうすると娘は、16歳。
妻曰く・・・
16歳過ぎると
女の子は家族旅行なんて
急がないと。
脳梗塞とか心筋梗塞で
ぽっくり逝くことも
十二分に考えられるので
頑張ってお金貯めながら
計画しなければっ!
なんだかおかしいな?
「本末転倒」とは
まさに・・・
こんな事なんでしょうか?
「自縄自縛」と言うほうが
正しいかしら!?
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