気になった記事や語録を
自分のスマホの中の
カレンダーに雑にメモ書きして
保管する癖が最近ある私。
時間がたつと
「何に感化されたんだっけ?」
となり、メモした意味も
忘れてしまいます。
今、スマホのカレンダーを見ていたら
3つ、メモを発見。
「彼岸花」
「蟷螂はバッタにならない」
「武田真治、おばあちゃん」
今、見返してもよくわからない。
まだ、さほど古くないメモなので
自分の頭の中を整理したいと思います。
■まず一つ目
「彼岸花」
これしか書いてありませんでしたが
たしか・・・
なぜ、彼岸花という名前なのか?
という記事をみて「知らなかった~」
と感心した際のメモかと思います。
彼岸花は別名「死者の花」とも言います。
なぜ、死者の花が
少し前の日本で多く群生していたのか?
なぜ、全国の田畑にあったのか?
そして、なぜ現代社会で全く見なくなったのか?
彼岸花には毒があることを
私は知りませんでした。
葉や茎、球根すべてに
アルカロイドという強い神経毒を持つ。
彼岸花といえば墓地ですね。
昔は、多くの墓地に植えられていたそうです。
現代では、火葬が主流ですが
昔は土葬だったため
昔の人、特に田舎の町や村では
故人を動物から守るため
毒があり動物が嫌う彼岸花を
お墓の周りに植え、動物対策とした。
彼岸花は、9月中旬に花を咲かせます。
だから、昔の農村では
お彼岸の時期に墓地で彼岸花が満開。
お墓参りの時に満開となるので
彼岸花という名前になり
さらに「死者の花」という
別名が付いたのだとか。
この彼岸花は、少し前の日本では
全国の田畑でも多く見られたそうです。
でも、毒がある植物が作物と一緒に合ったら
危険なように思えます。
なぜ?
理由は簡単でした。
日本の農業に農薬が入ってきたのは、最近です。
その前は、完全無農薬でした。
田畑は常に大小多く動物に狙われ
虫の被害も深刻。
その農作物を守るため
動物除け虫よけとして
田畑の畦道や畦畔に
彼岸花が植えられたのだそうです。
さらに、その昔
年貢が厳しい時代に農村では
彼岸花を毒抜きをして食べていたそうです。
彼岸花は毒物なので年貢の対象外。
非常食として重宝されたのだとか。
現代の田畑で見なくなったのは・・・
農薬の普及で単純に不要になったことと
年貢がなくなったからだと。
こんな話を聞いたら
凄く面白い花だと思いません?
そして、日本人にとても根付いた
地の花だったのです。
現代の人は「死者の花」として
不吉なものと思っていますが
全く違ったものだったことを知り
とても驚くとともに
知らないってことは
本当にダメなことだなと
あらためて認識したメモとなりました。
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