国道229号線を進みます。
横瀬川を左手に見下ろし
新緑あふれる山あいを
渓流のせせらぎ聞きながら
とても楽しい道です。
道すがら「渓谷釣り場」の看板を発見。
時計を見るとまだ午前10時半。
『早起きは三文の徳』とは良く言ったもので
時間的に余裕があります。
まったくの計画外ですが
こんな看板をみてしまったら
そりゃ寄りますよね~。(^^;)
「あしがくぼ渓谷国際釣場」
http://www.ashigakubo-fishing.jp/
車を停めて、渓谷に下りると
物凄い人。
ざっと100人は居ます。
料金表を見ると・・・
1時間、1080円也!!
観光地なのに、安い!!
別途・・・
貸竿1本:200円
餌イクラ:300円
餌ぶどう虫:300円
子供二人分のお金を払い
竿を2本借り
餌は、イクラを選びました。
いざ釣り開始!!!
人がいないところを探し
岩の上で竿を出しました。
渓谷の中
美しい新緑に囲まれ
目の前の水は透き通り
マイナスイオンいっぱい。
川音が柔らかく、なんとも心地よい。
癒されます。
ただ、ぜんっぜん釣れません。
30分、一匹も連れず。
周りで釣れる様子をみて
ブーブー文句を言う子供たち。
残り20分になり、さすがに焦る私。
・・・考えます。
魚からは人が見えるので
魚は危険を回避するために
どうやら深いところ固まっているようです。
竿の浮下をめいいっぱい深くして
深いところに落とすようにアドバイス。
すると、息子の竿にすぐに当たりがあり
ようやく1匹釣れました!!
イワナ!!!
あれ?マス釣りだったよな~?
イワナが釣れた。
ま、いっか。
兄に先を越され悔しがる娘。
半泣きの顔で必死に竿を出します。(^^;)
でも、その後当たりすらありませんでした。
結局、1時間やって
釣果は、息子が釣った1匹だけ。
キャンプから帰宅後・・・
釣りバカ水道屋の白井さんにこの件を話したら
「ぶどう虫がとても釣れる。」
「イクラは釣れないのが常識。」
と笑われてしまいました。
ガックシ。
娘が釣れなかったのは
イクラを選んだ父親のせいでしたか。
面目ない。(TT)
しかし、この渓流釣り場は、とても素敵でした。
普通、こういう所って
「釣ったら必ず持ち帰る。逃がしたらペナルティ。」
とかいう看板があって
1匹500円を強制徴収されたりします。
だから、釣りすぎたら大変な散財になるケースが往々です。
ここは、そんな規則は無く
その場で無料でさばいてくれてます。
その魚を隣接する食堂にもっていくと
100円で焼いてくれるのです。
息子のなけなしのイワナをお兄さんに渡して
内臓をとってもらい
隣接するお店で焼いてもらい、ガブリンチョ。
「一杯のかけそば」ならぬ
「一匹の焼きイワナ」。(^^;)
釣りも楽しめて、ワンコインで釣った魚を食べられる。
素敵!!
秩父に行く方がいたら、お勧めします。
ちなみに我が子供たち。
イワナを食べるのは初めてです。
普段は、白魚をほとんど食べない子供たちですが
自分で釣った魚は格別のようで
「ウマッ、メッチャウマ!」
と絶叫しながら
息子と娘が取り合いながら
30秒で骨だけになりました。
私は、一口も貰えませんでしたが・・・
子供達の記憶にまた一つ良い映像を残すことが出来て
大満足です。
つづく
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