リクシルより、最新型の宅配ボックスが発売されます。
その名は
「スマート宅配ボックス」です。
ポストと一体型になった宅配ボックスです。
現在発売されている同様のものとくらべ、一体性があり
そして、意匠性はナンバーワンかと思われます。
住宅のIOT化が進む昨今。
住宅機器のすべてをスマートフォンで操作する時代が到来し
宅配ボックス中で本品は先鋭機種となります。
カメラとマイクが内蔵され
専用アプリで外出先でも配達人と会話が可能。
さらに、スマートフォン越しに映像で相手を確認し
動画会話をしながら荷物をうけとることが可能。
今までの宅配ボックスは・・・
「1日1つの荷物しか受け取れない」というのが弱点でした。
これで、その弱点を取り除くことが出来ます。
宅配ボックスの内部に空きがあれば
いくつも何度でも荷物を受け取れます。
ただし、この宅配ボックスだけでは機能はしません。
IOTに対応した住宅が条件となります。
下記をご覧ください。
リクシルのホームシステムを導入する必要があります。
最低でも無線LAN環境と
別途、下記ホームユニットが必要です。
ホームユニットが25,000円。
近年は、住宅でも無線LANが主流なので
あとは本体が安ければ、ぜひ取り入れたいところです!
が・・・
これが結構、高額。
上記金額は、セット価格です。
インターホンと表札と照明を入れて、最安で20万円を超えます。
また、他に設置工事代と電気工事代が必要となります。
組立・設置工事で3万円~5万円。
電気工事で3万円前後でしょうか。
とすると、総額で定価ベースで30万円超。
これを安いと思うか?
高いと思うか?
個人的な感想は「まだまだ超高いな~。」です。
でも・・・
これから益々ネットショッピングの時代となり
宅配は世の中の生活の中心となります。
まだ、宅配ボックスや住宅のIOT化は普及していませんが
個人的なイメージでは、セルフガソリンスタンドに似ている気がします。
日本に初めてセルフのガソリンスタンドが入ってきた時
「こんなモノ、絶対普及しないな。」
と個人的に思っていました。
「窓を拭かないガソリンスタンドなんて、ガソリンスタンドじゃない」
と、皆さん思ってたでしょ?
それが、あれよあれよという間に
殆どんどのガソリンスタンドがセルフ給油に。(^^;)
きっと、同じことが起ります。
あと数年で、住宅のIOT化は当たり前になり
この宅配ボックスは一番の需要品となるでしょう。
うちの物件でも取り入れるかどうか真剣に検討しないといけません。
でもIOTを売ると・・・
IOTの責任も負うこととなる。
それが大変なんです。
しかも宅配ボックスで20万円か~。
高いな~。(^^;)