おもしろい。
最近の自民党政権は、特に面白い。
我々国民に、色々な事を教えてくれて・・・
本当にためになります。
自民党総裁の任期は、1期3年と決められています。
最長でも、2期6年。
これを現政権は、3期9年に延ばすことを決定したそうです。
総理大臣は、総裁でなければなれません。
つまり、総理大臣の任期は、今まで最長で6年だった訳です。
ちなみに・・・
なぜ、任期が決められているか?
それは、総理大臣という職は、日本で最大の権力者だからです。
「権力を握ると人は変わる」
それは、今までの世界の歴史が証明してきました。
とくに長く権力を握ると、人は十中八九、過ちを犯してきた歴史があります。
憲法学者の木村草太さんは・・・
「憲法とは過去の過ちを繰り返さないための手段」
と、仰いました。
つまり、権力者の暴走を止めるための箍(タガ)なのです。
さて、安倍政権。
戦後の日本歴代4位の長期政権となっています。
総裁任期を変え、戦後最長の政権となると言われています。
そして、日本国憲法を・・・
「今まではこう解釈されていたけど、俺は違うと思う。」
と言いだし、自らの箍を外すことに成功。
少しずつタガをはすしていき、国民の無関心を確認。
ドンドンとエスカレートし、ブレーキが利かなくなってきました。
その結果がこれです。
リアルに起きている「権力者の過ち」です。
権力者が侵す犯罪の教本のような状況ですね。
権力者とは、こうも愚かに成り下がる。
まさに過去の教則が、また一つ加わった瞬間といえます。
疑問は、一点。
なぜ頭脳明晰な官僚たちが、これほどまでに政治家の言う事をきくのか?
別のニュースで、文部省が大学への天下りがありましたね。
あれが味噌です。
政治家と官僚の裏取引。
本来、監視側の政治家が、天下りを黙殺する。
逆に天下り先に補助金を与え、天下り数を増やすことに加担する。
公益法人や国公立小中高大学・私学小中高大学・大手銀行や地銀・大手企業・研究施設・博物館や美術館、etc
増え続ける天下り人数。
悪事ですから、互いの組織間に緊張感が存在するでしょう。
ですが、悪事がバレないようにするためには、結託せざるをえません。
結果、天下りの見返りに、政治家の言いなりとなる。
長期政権になればなるほど「なあなあ」な関係になってくる。
第三セクター等と全く同じ構図。
今まで日本をダメにしてきた政治。
が・・・
全く同じことを、今、政府はやっている。
そして、だれも責任を負わない方法を編み出した。
「非を、死んでも認めない」という必殺技。
政治家から、なんとも程度が低い「嘘」が吐かれる。
嘘は一度吐くと、吐き続けなければならなくなる。
その嘘は、庇いかばられ増大する。
権力者一人が吐いたたった一つの嘘が政党の嘘になる。
そしていつしか霞が関全体の嘘になっていく。
これを放っておくと・・・
日本国がついた嘘となる。
あまりにも巨大な日本人の嘘に育っていく。
まさに、原子力がそうです。
すでに様々な嘘が独り歩きしだしています。
日本という国が・・・
嘘で塗り固まり始めています。
礼儀と自然崇拝が美徳とされた日本。
日本という「崇高の国」が貶められる前に・・・
我々は何をすればよいのでしょう?
放っておいたら、
これからさらに程度の低い嘘が塗り重ねられていくでしょう。
同意です。選挙の度に無力さを痛感しますが、我々庶民にできることは投票しかないので、心の中で現政権にノーを唱えながら毎回投票所に向かっています。子供たちのために少しでも良い未来にしたいですね。
返信削除UnKnown様、コメント頂き、有難うございます。
返信削除若く、貧しい人が政治に携わってほしいですね。二世や三世の世襲政治家ばかりで、みなボンボンばかりで年老いた老害ばかりの日本政治には、もうウンザリです。