2017年3月14日火曜日

建築家の家、完成

アトリエIs一級建築士事務所
建築家の伊藤誠康さんが基本設計を手掛けた
鎌倉市岡本の家。



本日、完成しました。



なんとも立体的な家で、建てる側はとても苦労しました。(^^;)
でも、仕上がりは・・・抜群です。

なんとも住みやすそう。
お客様の希望を最大限に酌みながら、それでいて伊藤色に染まってます。

建築家が独走した家は往々にして住みにくい。
お客様の希望をすべて酌んだ家は、ゴッチャゴチャになり住みにくい。

第一回目のラフプランから関わってきた私に言わせると・・・
まさに、伊藤マジック。
やはり、木造設計のプロ中のプロは、凄いのです。
あの平面が、これほどまでに立体的に纏まるなんて。
脱帽です。

さて今日は、本物件の総仕上げを朝から現場に張り付いて行いました。

左官屋さん、ペンキ屋さん、リペア屋さん、サッシ屋さん。
4社にお越し願い
私が前日にチェックしていた部分を、手直ししていきます。

まずは、珪藻土の壁の乾燥ヒビ。
飛鳥工業さんが埋めていきます。


お客様が選んで付けたタオルかけ。
再度変更の為、ビス穴を埋めます。



階段の蹴込板の素地変色箇所を、石井塗装さんが手直し。


外部にて、井関大工が製作した松のルーバー。
鉄部アングルの色を再度入れます。


黒いアルミサッシの為、傷が目立ちます。
リペア屋の平田さんにて、補修。


外壁で汚れが付いた箇所があります。
細かいですが、飛鳥工業さんが刷毛で補修していきます。



さて、これですべての工程が完了しました。

本物件は、去年10月から建築を開始し、5か月を要しました。
地盤補強・基礎工事・本体工事・内装工事・外構工事・・・
ようやく完成です。(TT)

すぐにこの新しい家にて、新しい生活が始まります。

そう考えると、長いようで、早いですね。

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