54.7%
なんていう、低投票率なんでしょうか。
驚きを通り越して、あきらめすら覚えます。
我々の礎である「日本国憲法」を変えるという選挙です。
それでも、半数の人が投票に行かないという現実。
一体全体、どう受け止めればいいのか。
・・・
・・・
60%を超えない限り、既成与党が勝つと言われている小選挙区制度。
なぜか。
自民党は、個人ではなく団体に働き掛けています。
それは、企業団体にとどまらず・・・
非営利法人や、空手団体までもに・・・
「与党だから、政府に働きかけて、あなた方を応援しますよ。」
「その代わりに、関係者へ自民党に投票を諭してください。」
これが、物凄い力を発揮するんですね。
だから、政権与党を脅かすには、今まで投票に行かなかった人が動くしかないのです。
しかし、この体たらく。
こりゃ、もう、どうすることも出来ないんでしょうね。
三宅洋平は、落選しました。
落下傘候補として、たった1か月たらずの選挙運動。
25万6996票を獲得したのは、立派です。
ただし・・・
バレーの朝日氏が64万票
田中康夫氏が46万票
横粂氏が31万票
日本は、いかにメディアに登場するか・・・
それが、最重要。
そして、タレント候補がいかに強いか、思い知らされました。
朝日氏は、ド素人です。
「当選したら、何を目指す?」という問いに・・・
「私は新人なので、すべて執行部に従います。」
ですって。(失笑)
愛知県出身の横粂氏。
東京選挙区で31万票ですよ。(^^;)
彼は、横須賀で小泉進次郎と対決し、名前と顔は全国区。
もと、テレビ番組に出ていたタレントです。
今もタレントとして芸能事務所に所属。
31万人の支持者は・・・
彼に国会で何を期待したのだろう?
聞いてみたいぐらい、不思議。
ちなみに山本太郎もタレント候補です。
前回、50万票を超える得票を得て、当選しています。
沖縄の今井恵理子、彼女は比例ですが、見事当選。
これまたズブのド素人です。
沖縄基地のことを尋ねられ・・・
「当選してから考えます。」といった、ある意味つわものです。
神奈川選挙区をみても、三原じゅん子、圧勝。
彼女、池上彰の選挙特番で・・・
「神武天皇以来の伝統を持った憲法を作らないといけない。」
と言いました。
一切具体性に欠ける理解できない表現といえますが・・・
しかし、この発言には、彼女を支援した団体が透けて見えます。
いわゆる宗教的発言です。
神武天皇は、2600年前の日本神話の登場人物です。
つまり、架空の人物です。(^^;)
それを、三原じゅん子は・・・
「2600年の歴史を踏まえた憲法を造る」
と言っているのです。(失笑)
自民党は、今の日本に合った憲法を造ると言っているのに。
ちんぷんかんぷんとは、こういう発言を言うのですね。
ちなみに彼女は、子宮頸がんワクチン推進の急先鋒。
A級戦犯として知られています。
それが、トップ当選。
何なんだろうか?
この国は。
次の選挙は、2年先の衆議院議員選挙。
2018年(平成30年)12月13日満期となります。
最後に、新聞の投稿川柳をご紹介して、終わります。
道半ば いつまでたっても 道半ば
0 件のコメント:
コメントを投稿