「経済も、外交も、安全保障もこの道しかない。」
そう公言して突き進む安倍政権。
道はいくらでもあるのですが、幾多の分かれ道に脇目も振れず・・・
「信じろ」「この道が正しい」と、我が道を突き進む。
その姿には迷いが無く、猪突猛進の如く。
しかし、丁寧に地図を広げているわけでも、カーナビゲーションがある訳でもない。
どこに行き着くかは、全く解らない。
でも、たどり着く先は、彼ら曰く「バラ色」なのだそうだ。
何度も言うが、私は左翼でも右翼でもリベラルでもない。一般論で言うならば、どちらかというと、「右翼寄り」な思想を持ち合わせており、安倍氏が第一次政権で掲げた「美しい国日本」というスローガンに共感した一人だ。
その時は、彼を応援したりもした。
「右とか左とかいう棲み分けは、古臭くて昭和的だ。」
と思っている人間の一人でもある。
数日前、三宅洋平がこんなことをフェイスブックで言っていた。
彼は、世の中で左翼の急先鋒とされる。(本人は不本意だろうが)
「日本の借金1000兆円、ドイツの借金O円。この国は、何をやってきたんだろうか?」
日本とドイツは、同じ敗戦国。
同じ時期に復興を始め、高度経済成長を遂げ・・・
両国ともに世界有数の先進国となった。
その結果が・・・
かたや借金1000兆円と、かたや借金0円。
かたや原発54基、かたや原発0基。
かたやメルトダウン中、かたや国内原発の廃炉が22年ですべて終了。
かたや自然エネルギー縮小、かたや自然エネルギー50%達成。
結果を見れば、全てが語っていると思う。
よくよく考えて。
この今の日本を造ってきたのは、自民党。
借金を返せない輩は、一般社会では相手にもされない。
会社であれば、その代表者は経営不適合者の烙印を受ける。
でも、1000兆円をこさえた張本人が「任せてくれれば大丈夫。」と、平然と言っている。
そして、国民は去年末に、その張本人に日本の経営を「全任」した。
結果、今まで以上に借金をバンバン重ねてるという。
公共事業とODAと、大盤振る舞いで大金をドンドンばら撒くという。
その様子は、数十年前の日本と何ら変わらない。
金を大量に擦って、ばらまくだけ。
まるで、デジャブーを見るかのよう。
ただ違うのは、すでに借金があるのと無いの差だけ。
おまけに、福祉予算が削られ、軍事予算が増え・・・
原子力再稼働に、兵器開発に、兵器輸出に、戦争支援。
約束した行政改革、国会定員削減、年金問題解決は、手付かず。
なんちゅう、センスの無さ。
その方向音痴な状況を見せつけてなお・・・
「この道しかない。」と、胸を張る。
その状況に国民の50%は「自分には関係ない」と言う。
センスの無さは、国民の方が上手だ。
政治家が悪いというが・・・
やっぱり、国民が悪いのだろう。
あれだけ、官僚の天下りで大騒ぎをしたのはいつだったか?
税金泥棒の特殊法人を改革するのと狼煙をあげたのは誰だったか?
自民党で唯一、行政改革まっしぐらだったのは、渡辺善美。
いつの間にか、政治の舞台から弾き飛ばされてしまった。
霞が関の都合よく、出来過ぎているね。
そして、国民は、天下りという言葉さえも、すっかり忘れている。(苦笑)
自民党政権になって、逆に出先機関が増え続けている恐怖。
強制的に徴収された税金を好き放題使われてなお・・・
「俺には関係ない。」という国民が5千万人いるのだから・・・
開いた口がふさがらない。
政治はどこで誰が手綱を引いているかわからない、裏に何があるのかも見えてこない。 反安部自民の人は選挙の度にどこに入れれば捨て票にならずにすむかと考えるのが精一杯。 個人の幸福なくして国家は成り立たないハズではなかったか。 秘密保護法案が施行され、時代は逆戻り。 監視下に置かれていて、痛手は負いたくない。 こちらからは何も見えないけれどあちらからはスケルトン。 ますます物申せなくなっているのではないでしょうか。 ドイツのことはわかりませんが、メルケルさんが舵を切って、原発から脱却したのは素晴らしい。 政治的要素もあると思いますが、その中に国民の命を守るということが必ずあったはず。 沖縄はもう日本から独立した方がよいのではと思うこともしばしば。 総理大臣を選んだのは国民、その国の代表、つまり国民のレベルの代表。 1日のうち5分間でも各々皆が政治のこと考えたら、よい方向に変わっていけないでしょうか。 もしかしたら、ニュースを見るたびに血圧が上がっている人もたくさんいるのでは?
返信削除全ての引き金は、アメリカが弾いているのは明白です。
返信削除シリアも・イラクも・アフガニスタンも。日本もアメリカの手の中です。