2014年10月30日木曜日

玄関ポーチと階段の仕上げ

当社売主の太陽光発電付建売住宅「鎌倉市今泉」・・・

外構屋さんの全工程が完了しました。



最後のに玄関手すりを取り付けます。

スチールで鉄工所に特注で製作を依頼しようと思いましたが・・・
スチールは格好が良いですが、サビるんですよね~。

ハードウッドで、大工さんに作ってもらうか??
でも、ごつくなります。

アルミの手すりが本来は一般的ですが・・・
価格の割に、安っぽいのがたまにキズ。
でも、寂びない。

見た目を取るか?
将来のメンテナンス性を取るか?

最近のご購入者様が求めるのは「メンテナンス性」かな?

そこで、各メーカーのカタログを目を皿のように見ることに。

LIXIL(東洋エクステリア・新日軽)
三協アルミ
YKKAP
四国化成

その中で、見つけました。
とてもシンプルで、そして、価格も安く、カッコ良いものを!!
真似されるので、品番やメーカーは言いません。(あしからず)



この手すりのどこが良いかというと・・・
支柱と手すりのシンプルな継手。
そして、コーナーを支柱1本で取回すことが出来る。

普通は、コーナーは2本収まりとなりますので、6本の支柱が必要です。
でも、2本支柱が減るだけで、見た目がとてもスッキリ。

手すりのコーナー部材も「塩ビ」の安っぽさが微塵もない!!

こりゃ、抜群の手すりです。(^^)

最初、幸輝土建の佐藤社長が現場で開封した時、電話が掛かってきました。

「手すりと支柱がシルバーとブロンズで色が違います。」
「メーカー搬入ミスですかね?」

いえいえ、佐藤さん、ワザとですよ。(^^)
ワザと、手すりだけ分離発注できるので、ブロンズにしたんです。

普通、シルバーだけにしちゃいますよね~。
それだと、アルミ独特の安っぽさが出る所が
どうです??
シックに収まってますでしょ??

ブロンズは、樹脂系の木目プリントが出てから、使われない色です。
でも、木目の樹脂って、個人的に「偽物臭」がして嫌いなんです。

であれば、普通のブロンズ色の方が絶対カッコ良い。
ただ、全部ブロンズにしちゃうと古臭くなる。


だから、手すりだけブロンズにしたわけです。(^^)

やろうと思えば・・・
とっても細かい事ですが、こんなことも出来るんです。



水平器を当てて、慎重に取り付けます。
ちなみに・・・
多くの場合、階段を仕上げてから支柱をビス留めにしますが・・・



階段自体に穴をあけて、支柱をシンプルに埋め込む作業をしています。

これをすることで、コア抜きのコストが3万円ぐらいUPします。
が、出来上がりは、こちらの方が断然良いです。

人任せにすると、コスト優先で微塵も考えないところですが・・・
見えないところでお金を掛けるのが、住宅はとっても大事。
それが積み重なることで、仕上がりに雲泥の差が出るわけです。

さてと・・・
次は、基礎の立ち上がりと、階段を何で仕上げるか。(^^;)
頭を悩ませます。

つづく


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