ようやく、内装に手が掛かってきました。(^^)
強化ボードを室内に張る前に、吹き抜けの天井に貼る杉板を施工しました。
特上小節の幅広12cmの4m一枚もの。
それを、贅沢に登り方向に一枚張りしました。
㎡単価、定価で1万円する杉板です。
上小節ですが、節が一つもありません。
上小節ですが、節が一つもありません。
特級の節無しですね。(^^)
本物件は、2階にリビングがあり、南側を3階までの吹き抜けにしています。
ただし、南側を吹き抜けにすると日光の入りが強すぎて、暑くなります。
通常、南側に屋根を上らせて、より高い天井を求めます。
が、それをやってしまうと灼熱地獄を味わうことになりますので、本物件は、南側に屋根を下げ、庇を多く出し、家の中に日中の日光が入りすぎないように制限をしました。
上記写真のように、南道路に向って、屋根が下がっています。
渡り廊下のようになっているのは、書庫スペースとなります。
この吹き抜けのスペースに、階段を設置します。
四角いニッチに沿って、階段が設置されます。
3階の床の梁に取り付けます。
この建物の注文を受ける際・・・
お客様から絶対にはずせない希望がありました。
それが「リビング吹き抜け」と「スケルトン階段」でした。
その夢が、今、現実になりつつあります。
但し・・・
準防火地域の3階建てのため・・・
耐火構造にしなければならない為、鉄骨はNGとなります。
よって、木材で製作することとなります。
しかも、火事の際、45分間燃えない厚みが必要とのこと。
踏板は、厚さ6cm必要なのだとか。
特注のゴツイ階段を大工の井関さんに製作してもらいます。
天井に杉板を張るのは、中々、コストが掛かります。
ですが、やはり、勾配天井であれば、杉板張りが良いですね。
家の中が、パッと晴れます。
森林浴をしているような、やわらかい空間となります。
通常この面を杉板張りしますと・・・
無節の特一ですと、大工さんの手間を含めて30万円は掛かると思われます。
でも、リビングを床暖房にするより安いです。
私だったら・・・
床暖房より、こっちを選びますね~。(^^)
(こんなこと言うと、東京ガスのNさんに怒られちゃうな)
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