2014年7月19日土曜日

電柱の新設

鎌倉市笹目の開発分譲地にて、電柱の新設をしました。

東京電力に申し込み・・・
NTTと協議。

電柱はNTTが立てて、支線を東京電力が行うことになりました。

新規で電柱の建柱が必要な場合とは・・・
電線から敷地まで距離がある場合です。

本敷地は、25m程度の距離があります。

通常、個人宅の場合、電柱ではなく中継ポールなどで対応します。



(クリックすると、拡大します。)

パナソニックのスッキリポールです。
種類は、数十種類あり、安いもので、1本3万円程度です。
この場合、施工も費用も、施主(お客様)負担となります。
工事費込みで、安くて5万円程度でしょうか。
高いものですと、20~30万円もしますので、注意が必要です。

但し、2軒以上がその引き込み線を使う場合は、東京電力orNTTの電柱が必須となります。
この場合、費用は東京電力又はNTTが負担してくれます。
もちろん、施工も両社が行ってくれます。
(逆に言うと、2軒以上利用する電柱じゃなければ、必ず自費)

そして、土地の使用料として、年間数千円が土地所有者に振り込まれます。

本物件は、新設の申請をして、おおよそ3か月で、電柱が立ち、支線を取り付け、電線の引き込みが完了しました。

電柱は、建柱機にて行いますが・・・
支線は、人力です。



初老の男性が二人来て・・・
直径2m、深さ1.5m穴を掘って・・・
いかり型の留め具を埋めます。



このいかりに留め具を付けて・・・



埋めます。



埋めるのも人力です。
押し固めも人力です。

炎天下の中、正味2時間、みっちり掛かりました。

留め具が地中から出ており、この留め具にワイヤーを張り、電柱が倒れ込むのを防ぐ「支線」が取り付けられます。

こんな作業も、必ず立ち会う必要があります。
特に支線は、出来る限り境界ラインギリギリに施工したい。
工事開始から張り付いて・・・

「もう少し右、もう少し手前、そこは、もっと寄せられるでしょ?」
と、五月蠅く注文を付ける私。(^^;)

東京電力の作業員の方々にしてみたら・・・
さぞかし、ウザイ客だったことでしょう。(苦笑)
でも、嫌な顔一つせず、言う通りに作業をしてくれます。
それは、福島事故前から、変わりません。

東京電力は、原発事故で袋叩きにされていますが、基本的に原子力が絶対安全だと言っていたのは「アメリカ」であり、原子力の開発に携わった「工学者」であり、その製造を行った「大手メーカー」なんですよね。

私は、日々のこれらの仕事のやり取りや生活の中で、東京電力に対し、悪い印象はありません。
逆に、良い印象しかないぐらいです。

問題は・・・
東京電力にすべての責任を押し付けている、アメリカ・メーカー・学者等、そして政治家なんですよね。

と・・・
また、話がずれていきそうなので、この辺でやめておきます。


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