2022年5月14日土曜日

大垣城と岐阜城

2日目の朝
午前9時30分、養老の滝を出立

次に向かうは
関ヶ原の戦いで
西側の石田三成が旗を立てた城っ!

午前10時10分、大垣城に到着。


城郭というイメージで
訪れましたが

児童公園の一部という感じで
小田原城に雰囲気が似ています。
お城そっちのけで
巨大遊具に夢中の我が子達。

どうにかひっぱがして・・・
お城に向かいます。


国宝だったお城は
アメリカの空襲で燃えてしまい
その後、高度経済成長期に
鉄筋コンクリートで復元。

復元した現在の形状は
国宝だった城とは全く異なる形状で
長らく、揉めているよう。(^^;)

天守閣。


本当だ。
内部は・・・
風情のへったくれも無い。
日本の文化財は
行政が管理すると
どこもこんなに無粋になるのです。

観光大国とか
掲げるのであれば
長野県の松本城のように
http://heisei-shonan.blogspot.com/2018/08/blog-post_23.html
(4年前のブログ)

当時の息遣いを感じるよう
国を挙げて
取り組むべきですね。

お金を払って入ったお城の内部を
子供達は、10分もおらず
「お城なのこれ?」
「つまんな~い。」
「公園で遊びた~い!」
と、走り出て

広い公園に走って消えていきました。
慌てて追いかけて
探してみると・・・


木の上に居た。(汗)

知らない街の・・・
知らない公園の・・・
木に登る?

子供達曰く
「めっちゃ良い公園だ!」
「鎌倉にある公園はダメ!」
「見習ってほしいよね!」

城ではなく
公園が主眼なのですね。(TT)

日本一有名な戦争である
「関ヶ原の戦い」の
西軍の拠点だったお城なのに~。

子供達を公園からまた引き剥がし
大垣市内の散策を画策。


魅力的な所が多数あるのですが・・・
子供達は、街を歩くことを拒否。

「何が面白いの?」
「公園に連れていけ!」
「遊び場に連れてけ!」

と、大合唱。

大垣市を堪能するのは
君たちが巣立った後
妻と再来訪するしかないかなぁ。

仕方がないので・・・

午前11時、大垣城を出立。


今日は・・・
朝6時に叩き起こして
養老の滝で山登って
大垣城の公園で遊んだので

子供達は車の中で爆睡。

その姿をみて幸せを感じる私。
アラフィフの父ですが
「車の中で遊び疲れて寝る我が子」
を見るのが
今、一番幸せを感じる瞬間です。

午前11時30分、岐阜城に到着。


爆睡する子供達を
起こして
「到着したぞ!」
と、車から下ろします。
息子・娘、眠り眼をこすりながら
「どこ、ここ?」
「遊園地?」
「アクアトト?」
と、小さい声で聞いてきます。

「岐阜城です!」
私が言うと、それにかぶせ気味に

「なんだよ、またお城かよ!」
「お城、嫌だ~!!」
「もういいよ、お城はっ」
「行きたくない~!」
「反対、反対、反対っ!」

と、大騒ぎ。

苦笑いする妻を横に
父である私、説得。

「ロープウェー楽しいよ~」
「お土産屋、あるよ~」

と、どうにか向かいます。


息子は電車好きなので
ロープウェーにも目がありませんが
娘は、機嫌がとても悪いまま。(^^;)

織田信長の居城「岐阜城」なり!!


このお城も
鉄筋コンクリートで
内部は、とても無粋でしたが・・・

天守閣からの景色は、絶景!!


凄い人でしたが・・・
景色は変わりません。


織田信長も
この景色をみたんでしょうね~

上り下りで1時間ぐらいかかりました。

子供達は文句ブーブーで
「トン、もうお城は止めてね!」
「次もお城だったら、許さないから!」
と、脅迫してきます。

ええ~っと・・・
岐阜には、四名城がありまして・・・
犬山城には、絶対に行きたいんだけれど・・・
こりゃ、難しそうだ。(TT)

下りてきて・・・
園内にある「名和昆虫博物館」へ


日本最古の昆虫博物館とのこと。
クワガタ大好きの息子、大興奮。

素晴らしい展示です。


息子曰く
「箱根の生命の星・地球博物館より凄い」
とのこと。

すでに時計は、午後1時を回っています。
食事処を探しましたが
どこも大混雑が予想されます。

昆虫博物館の前に茶屋があり
娘が大好物の「焼きそば」が
メニューにあったので入店。


息子はおでん。


岐阜城より
風情があるお店でした。

つづく

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