昨日の定休日は・・・
我が家の春の大掃除!!
冬のうちは寒さに負けて
おっくうになってしまい
整理しなければならいものを
見て見ぬふりを続け
溜まっていた我が家。
でも、春になると
なんだかヤル気が
起きるもんですね。
昨日は、朝から
納戸や玄関から
ありとあらゆるものを
外に出して
室内の埃を落とし
整理整頓しながら戻す作業を
午前中、ガッツリ行いました。
子供の成長と共に
成長の糧となり
要らくなった物が
ドンドンと増えますが
それが・・・
中々捨てられない。(^^;)
我が妻などは
ボロボロになった
子供達のTシャツや靴・・・
はたまた壊れたランドセルなど
『記念に取っておきたい派』
でして。
過去を振り返らないタイプの私が
バンバン分別したゴミから
いつも何か拾い上げ
妻のテリトリーの奥に隠します。
そんな妻の本棚には
「断捨離のコツ」的な本が
何冊もありますが
実現は、まあ難しそう。(^^;)
さて、お昼を食べた後
午後は「衣替え」を考えましたが
今日、どうしても熱海まで
行かなければいけない
野暮用があります。
車でピューっと
行ってしまえばいいのですが
現在、春の交通安全週間中!
年間を通して・・・
交通取り締まりが一番多い
時期となります。
点数があと2点で
120日免停となる私は
恐怖の期間です。
電車で行くしかありませんね。
でも、我が子たちは
鎌教研(鎌倉教育研究会)
のため、給食を食べたら
すぐに帰ってくる。(汗)
息子と遊びたい。
どうしよう。
妻と娘に・・・
「プチ温泉入ってこない?」
と提案してみると
娘「嫌だ、公園で遊ぶ!」
妻「二人で行ってくれば?」(※妻は電車が嫌い)
と、拒否され・・・
電車大好きの息子と二人で
熱海駅に向かう事に。
学校から帰ってきた息子と
大船駅から東海道線に飛び乗り
いざ熱海へ。
1時間ほどで熱海に到着。
熱海での野暮用は20分ほど。
時計の針は、すでに3時20分。
熱海の町を散策をすることなく
大船へトンボ返りです。
すると息子が
こんなことを言いました。
「サフィール踊り子に乗りたい!」
「内装がやばいんだよ!」
「食堂車があるんだよ!」
「一生のお願い!!」
この間の夜
息子に見せられたユーチューブで
「スーツ交通さん」が乗っていた
あれですね。
ふーむ。
みどりの窓口に行ってみると
なんと、あと10分で
上りにサフィール踊り子が
来ると仰る。
熱海~横浜まで直通で
全席グリーン指定。
大人1人・子供1人で
特急券・グリーン券あわせて
4,400円とのこと。
乗車券は、Suica払いで
大人980円、子供490円。
ということは、片道5,880円ですね。
思ったより高くないぞ。(^^)
ということで・・・
特急グリーン券購入っ!!
飛び上がり、大興奮の我が子。
「トンちゃん、ありがとう!」
「トンちゃん、本当にありがとう!」
「一生の思い出にするよ!」
と、ホームを駆け上がり
ご対面。
ちなみに息子は
鉄道が好きですが
鉄道マニアではありません。
「鉄っちゃん」
の1つ手前で
踏みとどまっています。(^^;)
中に入ると、凄かった。
想像の遥か上を行く
凄い車内!!
二人とも口あんぐり。
息子・・・
入るや否や
「食堂車に行こう!」
と仰る。
たしか私の記憶では
スーツ交通さんの動画で
「食堂車は予約制」
と言っていたはずです。
「ラーメン食べようぜ!」
と興奮する息子に対して
予約なしだとだめだよと
たしなめると・・・
「じゃあ、見て来るから待ってて。」
と、消えて居なくなり
数分後、走り戻ってきて
こう言いました。
「食堂車で聞いたら、予約なしで入れるって!」
何ちゅう積極性だ。(汗)
私は子供のころ
とても内気で
引っ込み思案でした。
知らない大人の人と
話すなんて
絶対出来ませんでした。
本当に私の子かしら?
食堂車は自由に入れます。
ただ、席に着くには
セットランチか
セットデザートを
注文しなければなりません。
あと3時間後には
家の晩御飯が待っているので
「スーツ交通さんが食べてたラーメン!」
と興奮する息子に
「デザート&ドリンクにしよう。」
と説得。
デザートを待つ間
海の絶景が広がります。
驚くほど、素敵な光景です。
私・・・
今年で48歳ですが
生まれて初めて
食堂車を体験しました。
そして、電車での食事が
こんなに心をくすぐるモノだとは
思いもよりませんでした。
若者のみなさん。
もし意中の女性がいたら
サフィール踊り子で
伊豆の日帰り旅行したら
百発百中ですよ!
(こんなこと言うと、今のご時世セクハラかな?)
とにもかくにも
日常から乖離した
一般人の知らない
素晴らしい世界でした!!
息子のお陰で
48歳にもなって
初体験を味わえるなんて
本当に・・・
息子様様です。
食堂の乗務員の方曰く。
「土日祝日は、混雑するので予約無しでは入れません。」
とのこと。
平日が狙い目です。
飲食を終え、指定席に戻り
在来線を走る電車とは思えない
設備の数々に感嘆していたら
息子「丸一日、乗っていたい!」
と、肩を落としながら下車。
アラフィフの私と11歳の息子。
仕事帰りのサラリーマンで
ごった返す横浜駅のホームで
走り出すサフィール踊り子を背に
顔を見合わせ
「近いうち、家族4人でもう一回乗ろう!」
と、誓い合うのでした。
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