2021年12月5日日曜日

便乗値上げ

これは・・・
ただたんの
零細ハウスビルダー経営者の
ひとりごとなので・・・

スルーしてください。

恐ろしいほどのインフレに
我々は、今、直面しています。

様々な物が値上がりの一途ですが
その先駆けだったのが
住宅用の木材でした。

「輸入品が入ってこない」
という理由一点で
国産材の取り合いになり
国産の木材が暴騰を続けています。

右肩上がりで
値上がり続けている現状を見て
個人的に
「政府は一体、何やってるんだ?」
と、呆れかえっています。

外国産の安い木材が主流となり
国産材が売れず
国の林業が疲弊し・・・
存続も危ぶまれていた数年前。

今、国産が這い上がる
最大のチャンスが
到来している訳です。

農林水産省が上手く立ち回れば・・・
これを機に
今まで外国産が主流だった
日本の住宅建材の流通に
国産材木のシフトを
生むことが出来る筈です。

なのに・・・

なんと、この好機に
国産材の暴騰!!
そして、便乗値上げの横行。

なんで1年で3割も4割も
材木の値段が高騰するの?
なんで、そんなことを政府はさせるの?

これでコロナが収まり
流通が元に戻ったら

一斉に「安い外国産材」に
みながシフトするのは
馬鹿でも分かるのだが。

今、やるべきことは
国産材の価格を
外国産材と同価格帯に
「国を挙げて」抑える事。

そうすることで
日本の国内ビルダーは
必ず「質が良い」国産へ
これを機にシフトするでしょう。

それを無策よろしくで
疲弊していた材木屋が
「今儲けどころだ!」と
1年で4割も高く売る様は
国内材木商の心象を
悪くしかしないんだよ。

国産の最大の商機・勝機を・・・
目先の金で捨てているとしか
思えてなりません。

今まで、国産を頑張って使ってきた
我々でさえも
今のこの状況を見て
「酷いな」と
ため息しか出ない状況です。

国民の政治に対する興味が無くなると
その国の政治は
有って無いようなものに
なってしまうんですね。

甘利元幹事長が、過去
「日本は終わりだ。俺の知った事ではない。」
と、言ったことが有名ですが
https://biz-journal.jp/2016/03/post_14149.html

まさにそれを
地で行っている現状です。

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