2020年11月21日土曜日

断捨離と引っ越し

引っ越しから3日目を迎え
ようやく、旧家の片付けが
終わりました。

今日中にはピッカピカにして
新しい所有者に
お引渡しが出来ます。

予定より3日遅れで
ご購入者様には
大変ご迷惑をおかけいたしました。
この場を借りてお詫び申し上げます。

それにしても・・・
家っていう箱モノは

使わないものが
奥底から
次から次へと
限りなく出てくる
ものですね。(^^;)

日本人には性根に
「勿体無い」
という遺伝子が
組み込まれているのでしょう。

一回も使っていない物が
至る所から
出るわ出るわ。

布団
座布団
和服
洋服
帽子(麦わら・ハンチング)
食器(グラス・湯呑・茶碗・皿)
扇風機
大量の団扇
子供のおもちゃ
雑誌・小説
大量の漫画
洗剤類
乾物類
昔の思い出品
etc・・・

引っ越しの作業中
おおよそ半分は
使っていない物の分別と判別に
費やしてしまいました。

個人的な見解ですが・・

男性は
過去をドンドンと捨てる事が出来ます。

私などは
昔の空手の試合のトロフィーとか
メダルとか表彰状とか
なんの未練も感じず
過去の引っ越しの時に
捨ててしまってます。

ですが女性は
過去を捨てる事が出来ない生き物です。
我が妻を通して
心底、それを感じています。

片付け始めたと思ったら
「思い出品」が出てきて
都度手が止まり
数十分見入ったり
捨てるかどうか悩むという有様となります。

そして、悩んだ挙句・・・
「やっぱりとっておこう」
となる。(^^;)

だから、片付けが
全く前に進みません。

最近ちまたでは
断捨離が流行っていると言いますが
通常生活の中で
女性がこれをやろうとすると
「難しいだろうな」
というのが私の見解です。(^^;)

この我が家の引っ越しで
断捨離が出来なければ
新しい家の押入れも
使わないもので埋まってしまいます。
それは何としても避けたい。

そこで、私・・・
野村克也戦法を実行っ!

妻の後ろでずっと
「今回が捨てる最後のチャンスだぞ」
「使わない物はドンドン捨てろ」
「減らして新居をスッキリさせよう」
とささやき続けます。

野村克也の代名詞
様々なバッターを惑わした
必殺「ささやき戦術」です。

あまりのしつこさに
妻はすっかり暗示にかかり
「捨てなきゃ、捨てなきゃ」
と、独り言をつぶやくように(シテヤッタリ)

「これ要るかな?」と手に取って悩むものは、不要と思え。

これ、鉄則です。

一度も使わず
押入れを占拠していた
「お客様用」とかいう
かび臭い布団も
大量に処分することに成功。

子供が昔書いた
大量な落書き帳や塗り絵。
妻に言わせると
「大人になったときに見るでしょ!」
ということのようですが
自分が大人になって
そんなもの見た試しがありません。
よって、紙ごみの日に
段ボール2箱分、処分すことに成功。

何故か大量にある
過去使った座布団や座椅子。
幼稚園や小学校の催し物で
もらい続けた大量の団扇。

さようなら。

最後の最後で
大きなバトルがあったのは
子供の玩具。

子供に聞くと・・・
「全部いる」「全部大事」
と言い切る。
でも、10個あったら
3個ぐらいしか使っておらず
後は収納棚の肥やしです。

目の前で捨てようとすると
泣いて抵抗するので
あいつらが学校に行って居ないときに
ドドッと処分しました。v(^^)

それで大丈夫かって?
全く大丈夫。

目の前にモノがあると
子供は物凄く執着しますが
既に目の前にない状態で
「あれ捨てたよ~」
というと、結構簡単に
「ああ、そう」
という返事が返ってきます。

物凄く時間が掛かり
とても大変でしたが
「断捨離」することが出来ました。

この引っ越しで出来なかったら
一生涯、我が家で断捨離は
出来なかったと思います。

捨てたものは
たぶん2tトラックで
1台分ぐらいあったと思います。

物が多くてお困りの方
断捨離が出来ずあきらめた方
最終手段として
「引っ越し」をお勧めします。


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