2020年7月6日月曜日

ランドセル

昨日も沢山のご内覧
有難うございました。

おかげさまで・・・

■鎌倉市山ノ内「終の棲家」
■鎌倉市台「建築家の家」B棟
■鎌倉市上町屋「新築分譲」No2
■鎌倉市大町4「売地」No1

と、購入申込みを頂きました。
有難うございます。

住宅ローンの確定がまだなので
ご契約とは至っておりませんが
なんとも嬉しい限りです。

また、当社の住宅をご購入された
お客様からのご紹介で
注文住宅のご相談を数件
頂いております。

昨日も「リモートでお話ししたい」
というご要望を賜り
夕方から1時間半、Zoomを使い
お客様のご質問にお答えしました。

その中で・・・
①設計図のVRサービス
②インテリアコーディネーター
③耐震等級・免震・制震の取り組み
④メンテナンス性の表示

など、個人的に「面白いな」という
質問をお受けしました。

とりわけ・・・
当社にインテリアコーディネーターが居ないことを
お客様はガッカリされていました。

色々と個人的に思う事をお伝えしましたが
お客様には響いていない様子で
リモートは難しいと実感する
出来事にもなりました。

インテリアコーディネーターは
大規模な事務所の新装や改装
商業施設の新装や改装
分譲マンション1棟の新装や改装なので
必要とされる職種です。
いわゆる内装・装飾デザイナーです。

大きな空間を装飾していく仕事で
特別な国家資格があるわけではなく
服飾デザイナーと同じで
誰でもセンスがあれば出来ます。
ただ、有名な方は
インテリアコーディネーターなどと
言われるのはとても嫌がるでしょう。

最近は、リノベーションが流行っているため
表面だけをチェンジすることが多く
中古マンションなどでは
インテリアコーディネーターという仕事が
クローズアップされているようです。

ただし・・・
我々が扱う一般住宅の新築では
ハッキリ言って不要な職種です。(^^;)

お客様から「なぜですか?」と聞かれ
大きな空間ではない一般住宅を
派手に着飾る必要はないでしょ?
などとは、なかなか言えず
とても困りました。

また、一般住宅の設計を
「建築家」が行う場合
その建築士事務所の設計図には
細部にわたり仕上表が付いてきます。

内外の意匠はもちろんのこと
「建具」一箇所ずつの展開図や
「家具」一つ一つの設計図に
さらには、照明器具の指定から
取り付ける配置・スイッチ・コンセントの
一つ一つの細かい位置や高さまで
図面として出てきます。

そこに・・・
インテリアをコーディネートする
隙(無駄)はどこにもありません。

お客様の話を聞くと
どうやら当社の前に相談した
住宅メーカーの営業マンが

当社は他社と違い
インテリアコーディネーターが
お客様専属で付き
お客様の希望にそったデザインを
随時提案していきます。

と話をしたらしく
大きく感化されたみたいです。

ただ、同業者から言わせると
そんなこと言う会社は
逆にアカンのです。(汗)

インテリアコーディネーターという資格は
誰でも簡単に取得できます。
実務経験も不要で
国家資格ではないので
民間業者から合格書をもらうだけ。

ぶっちゃけ・・・
その会社のただの社員です。
やる事は普通の社員と一緒。
カタログを提示して、選んでいくだけです。

結局は、この資格が何かを決めるわけではなく
個々のセンスの問題であり
センスが悪ければ、逆に目も当てられません。

でも、一般の人は
「インテリアコーディネーター」
という横文字を見せられると
心ときめいてしまう。

インテリアコーディネーターが内装を選んだ家を
「デザイナーズ住宅」と勘違いする方が
とても多く居るのが実情です。

お客様には、角が立つので
そこを遠回しにお話ししましたが
お客様の様子は「??」という感じで
多分お客様は・・・
インテリアコーディネーターの居ない会社が
「言い訳してる」と思われた節がありました。(汗)

そんなこんなで
昨日もバッタバタ。
ブログを書く時間がなく
今日の朝
昨日を引きずりながら
ブログを書いている次第です。

家に帰っても仕事脳のまま
抜け出せません。

そんな日々だと
プライベートで結構な
「しくじり」をやらかしますね。(涙)

今日・・・
骨折している息子を
車で朝8時に小学校に送り届け
会社の駐車場に到着して
車を降りようとしたら

助手席にある
黒い異物に気が付きます。



息子のランドセルだ。
(下にあるのは私の仕事鞄とお弁当)

大きなため息をつき・・・
泣く泣く、学校に戻る私。

校門に立つ校長先生に頭を下げ
学校に入れてもらい

急務室でランドセルを渡し
平謝りするのでした。


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