鎌倉山にて建築中の
建築家伊藤誠康先生が基本設計を手掛けた
『終の棲家』にて
大屋根の正面を良く見せるために
パナソニック社の高級板金雨どい
「Archi-spec TOI」をチョイスし
先日、取付施工しました。
翌日、大工の井関さんより
「あの収まりはダメだよ!」と電話が・・・
屋根勾配に対して
雨どいの開口部が小さすぎて
雨が全部抜けちゃうよ!!
とのこと。
現場を確認すると・・・
本当だ。
下から見ても、軒先が見えてしまうぐらい
雨どいが薄い。(TT)
しかも、屋根の「唐草」が見えるぐらい
だいぶ下に設置されています。
設置する金具の形状から
どうしてもこの位置になってしまうようで
これだと・・・
井関さんが言うように
大雨がふったら、屋根を伝った雨水は
雨どいに入らず
全て外に、はずれてしまいそうです。
お客様に「そういうものですから」と
嘘をつき、そのまま引き渡すこともできますが
それは私の良心が許しません。
見た目を重視して
高級品を選んだのに
残念!!
今週末に、取り外し
標準のタイプに取り付け直すことにします。
散財だ。(TT)
また利益が減ってしまった。
ダメ経営者です。
反省しきりです。
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