2019年9月20日金曜日

無関心

この時期、テレビをつけると
プロ野球のニュースばかり。

マジック4だとか3だとか
アナウンサーや司会者が興奮気味に
試合結果を語っています。

でも、プロ野球に全く興味がない我が家にとって
その興奮は一切伝染せず
べつに、野球チームのどこが勝とうが
興味のかけらもありません。

それと同じで
サッカー日本代表の試合も
ワールドカップ後に見るのを一切辞めてから
誰が代表に選ばれようが
どこと試合をしようが
勝とうが負けようが
一切、耳に入ってこなくなりました。

唯一、友人がSNSに
「日本対ミャンマー、糞つまらなかった!」
と、怒り心頭に語っているのを見て

「今に始まった事じゃない」と
ほくそ笑むのは、忘れないぐらいです。

でも、過去・・・
横浜大洋ホエールズの熱狂的なファンであり
サッカー日本代表を熱烈に応援していた私。

そんな私が
ベイスターズの応援に日常を費やしている友人や
湘南ベルマーレのサポーターとして
仕事を犠牲にしてまで、毎試合観戦に行っている友人に
とても冷ややかな視線を送るのですから

人が興味を失うことって
とても大きな事だと思うのです。

興味がなければ、全て右から左です。

例えば・・・
ICRP(国際放射線防護委員会)が
「住民の被ばく線量は年間1ミリシーベルトまで安全」
としていたものを
「年間1ミリシーベルトのオーダーまで安全」
に、唐突に変更したそうです。

オーダーとは、理系の世界で「桁」のことを指します。
1ミリシーベルトの桁・・・
つまり、9ミリシーベルトも
「オーダー」の中に入る解釈が出来るそうです。

例えば・・・
高速増殖炉もんじゅにて
9月17日に原子炉内にある370体の
使用済み燃料の取り出し作業が始まりました。
燃料プールに移送を終えるまで
最短で2022年末までかかり
廃炉は最短で2047年までかかるとのこと。

例えば・・・
福島第一原発にて
傷が浅かった3号機の燃料プールから
核燃料取り出しが9月から予定されていましたが
機器の不具合で中止され
再開のめどが一切つかないそうです。

プール内には566体の核燃料があり
事故から8年以上たった今でも
たった28体しか取り出せていません。

例えば・・・
福島第一原発にて
危険な1・2号機原子力建屋のそばに立つ
これまたいつ倒れてもおかしくないと言われる排気筒。
その解体が、東京電力の不手際で何度も中断。
9月12日に再開予定だったが
また切断装置が動かず、再開に1週間程度かかるという。

例えば・・・
アフガニスタンで今年起きた自爆テロの数が・・・
1月/複合施設にて7人死亡、90人負傷
1月/国家公安局にて126人死亡
3月/追悼集会中にて11人死亡、100人負傷
4月/高層ビルにて10人死亡、数十人負傷
5月/州警察本部にて13人が死亡、55人負傷
5月/NGO事務局にて9人死亡、20人負傷
6月/群庁舎にて19人死亡、数十人負傷
7月/国防省施設にて6人死亡、100人負傷
7月/国家保安局にて12人死亡、200人負傷
7月/州警察本部にて12人が死亡、60人負傷
7月/カブール大学にて8人死亡、33人負傷
7月/石油省の送迎バスにて8人死亡、16人負傷
7月/大統領選挙中に20人死亡、50人負傷
7月/幹線道路にて34人が死亡、17人負傷
8月/警察施設前にて14人が死亡、140人負傷
8月/結婚式中にて80人が死亡、180人負傷
9月/外国人居住区にて16人死亡、119人負傷
9月/在留外国人本部にて12人死亡、42人負傷
9月/大統領選挙集会にて28人が死亡、42人負傷

例えば・・・
サウジアラビアの石油関連施設が攻撃され
米政府17日、イランが犯人だと主張。
サウジアラビアの国防省は「イラン関与を証明する」
と主張し、その結果次第で
アメリカがイランに対して報復攻撃をするという。

サウジアラビアは、自国に批判的だった記者を
サウジアラビア総領事館に呼び出して殺し
骨まで溶かして、証拠隠滅したとされています。

その他・・・
さまざまな重大ニュースが溢れかえっていますが
無関心であれば
これらニュースは右から左です。
全く気になりません。

それで良いのですかね?

これらは、野球やサッカーと同じですか?

ダメですよね。
人は、もっと「地球」一個体に対して
関心を持つことが大事だと思うのです。

未だ、鎌倉で台風の被害あわれた住宅の
補修工事の対応に追われ
いたるところで倒木したままの木々を見て
我が家の通り道である栄光学園前の坂が通行止めで
毎日、遠回り道に迂回するたび

とても、強く思うのです。

我が社の大工の親方の千葉の家は
家に被害は無かったものの
未だに電気も水道も止まっており
周囲の街は壊滅状況だと言っています。

一日も早い復旧を願うばかりです。



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