2019年7月13日土曜日

日本の縮図

この図をご覧ください。



この図を見て
何を思いますか?

自民党が得た票は、全国比例投票で
成人人口のたった17%程度。

全人口1億2644万人のうち
有権者は約1億0509万人。
未成年者数は約2135万人。

全人口だと、自民党支持率は
たった13.9%となります。

選挙に一生懸命参加している
たった13.9%の人たちが
今の日本を動かしていることとなります。

そして、この表が示すものはもう一つ。
自民党を支持している人たちは
一定数変わっていないという事実。

こんな表があります。


左が選挙に毎回参加している人たち。
右が選挙に行かない人たちの数。

今の日本政府は
たった半分の人たちが選挙で争い
その中のたった約3分の1の人が
組織をつかって勝ち取って出来たもの。

有権者の半分は部外者を決め込み
右と左の小競り合いと蔑み
見て見ぬふりを続ける。
その数、4922万人。

そして、それを知っていながら
「国民の信を得た。」
と、選挙後に胸を張る政治家たち。

最初から、虚構ですね。

この虚構の中で、オリンピックを開き
原発を次々に動かし
アメリカの言いなりに武器を買い
美しい海を埋め立て
そして、法律を変えるというのです。

嘘ではじまれば
嘘で終わるのが必然です。

票を固めた企業には
利益誘導をしてスーパーリッチを生む。

除染作業の下請けの一企業の役員報酬が
年43億円という報道を聞いても
全く怒らない4922万人の人々。

自分の払った税金がどう使われようと
興味がないのですよ。

投票にいかない人たちだけで
自民党支持者の3倍もの
物凄いちからを持っていることも
知ろうとしない。

仕方ない。

でもね・・・
個人的に思いうのです。
「せめて、法律ぐらい国民全員で決めようよ。」

ただ、それだけを
強く強く思うのです。

その意思表示の最後の場が・・・
今回の選挙となります。

自分の生きる「今」を左右する法律が
たった13.9%の
偏見を持った人たちの私意で
次々に変えられている昨今。

いよいよ、彼らの悲願である憲法改正です。
知らぬ存ぜぬで良いのですか?

良い訳ないのですが・・・



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