我が社の住宅を建ててくれている
大工の井関さんと遠藤さん。
その師匠である渋谷親方から・・・
「作業場に置いてある魚もってけ。」
と電話がありました。
仕事の合間に藤沢の作業場に行くと
誰もいない広い作業場の片隅に大きなクーラーがあります。
恐る恐る開けてみると・・・
物凄くでかいマサバと・・・
アコウ?(キジハタ)
アカハタ?
どちらにしても高級魚ですよ~。(゜゜;)
マサバは味噌煮!
アコウは煮つけ!!
アコウの頭はアラ汁!!!
さっそく、大親方に電話でお礼。
「高級魚ありがとうございます!!」
という私に
「はあ?なんで?」
と、拍子抜けの回答。
「いやいや、キジハタでしょ!これ。」
というと思いもしない答えが返ってきました。
「そりゃ、ウッカリカサゴだよ。」
「面白いから、由来を調べて見な。」
そう言うと、笑いながら電話を切られました。(^^;)
なんじゃそりゃ?
そんな魚、45年生きてきて初めて聞いたぞ~。
クーラーボックスを担いで事務所に帰って
半信半疑で調べてみたら
本当にそんな名前の魚がいるではありませんか!!
下記は「ぼうずコンニャクの市場魚介類図鑑」の画像です。
※魚のことならこのWEBサイトです
https://www.zukan-bouz.com/
こりゃ、アコウとそっくりですね。
私は、見分けがつかないです。
上記サイトに名前の由来が書いてありました。
(以下転載)
なぜ「うっかり」かというと
阿部宗明(著明な魚類学者)が
魚の和名をつけることにいそしむうちに
ほとんど名づけ終わったと安堵していたら
毎日見なれたカサゴが別種であり
これを発表し忘れてた。
「うっかり論文を発表し忘れた」
ため、ウッカリカサゴになった。
なるほど~
って、なんじゃそりゃ!?
釣りに行った大親方の渋谷さんが
面白いのが釣れたので
わざわざ、私の息子のために持ってきてくれたのです。
さっそく、美味しく頂きました。
プリップリでしたよ~。
ごちそうさまでした。
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