2018年12月25日火曜日

クリスマス

昨日は、クリスマスイブ。
お子さんのいらっしゃるお宅のお父さん方が皆
サンタクロースになる日です。

我が家でも、子供たちがサンタさんに手紙を書き
欲しいものを羅列。
そして、枕元に靴下・・・ではなく
大きい大きい袋を置いて
ワクワクしながら布団に入り
「サンタさん来てください」とお祈りして就寝です。

そんな昨日、大失態しました。
私、子供たちを寝かしつけたあとにソファーで寝てしまい
深夜に目覚めたところで、クリスマスを失念。
明日の仕事に備え、慌てて歯を磨き、風呂に入り・・・
自分の部屋の布団で爆睡。

妻は子供たちと一緒に添い寝するので、朝まで寝てます。
(添い寝しないと娘が寝ないのです。)

朝・・・
5時半ごろ、息子が泣きながら私の部屋に入ってきました。
ゆすり起こされた私。
寝ぼけて事態を把握できません。

「なぜ、息子がこんなに朝早く泣いてるのだろう?」

どうしたの?
寝ぼけながら聞く私。

「無かった。」
「無かったよ・・・」
「僕がいい子じゃなかったから・・・」
「無かったのかな・・・」

と、そこで事の重大さにハッと気が付きました。
私、眠気がサーッと引いて、顔面蒼白。

今年一番あせりました。(^^;)

泣きじゃくる息子を必死でなだめながら
まだ起きていない脳みそをフル回転。
布団にうっ潰して泣く息子の隙をついて
部屋から出て、そっと隠してあったプレゼントを取り出し
子供部屋へ向かい枕元におき
私の部屋に戻り、うっつぶす息子に

「もう一度探してごらんよ。」
「寝相が悪くて布団の中にまぎれちゃったのかもよ?」
と、もう一度探すよう諭しました。

「さっき、いっぱい探したもの。」
「でも、無かったんだよ。」

と言いながら、肩を震わせながら自分の布団に戻り・・・
少したって、歓声が。(苦笑)

どうにか事なきを得ました。(TT)
ああ、心臓止まるかと思った。

というか息子・・・
朝5時過ぎに目覚まし時計も無しで起きるって
どんだけやねん。
まだ外、真っ暗だし。(涙)

でも、なぜこの日
子供たちはプレゼントをもらえるのでしょう?

というか、サンタクロースって何者なんでしょうか?

なにも解らないまま・・・
あかの他人のサンタさんにプレゼントをお願いしたら
なぜかこの日だけ持ってきてくれるって
普通に考えたら、ものすごい異常事態ですよね。(苦笑)

しかも、真っ赤(鮮血のような)な洋服を着た外国人が
真夜中の我が家に侵入するのを許すという・・・

かなりホラーなシチュエーションです。(汗)

でも、日本ではイベント化されていて
その意味を知っている子供も大人もほどんどいない。
私もまったく知らないまま、世に流されるまま
子供におもちゃを買わされています。(TT)

でも、実はちゃんと事由があったんですって。

サンタクロースは、実在したのです。
今から1700年前。
東ローマ帝国で司教をしていたニコラウスさんという方だそうです。
この人です。


(※画像はナショナルジオグラフィック日本版サイトより)

とても裕福な家庭に生まれた彼は、幼いころに両親と死別。
幼くして、その財産を受け継ぎました。
しかし、彼はそのお金で多くの貧しい人を救い
司祭となり、人知れずひっそりと困窮家庭にお金を分け与えました。

ある日、近所に住む家で、両親が生活に困り
幼い三姉妹を売春宿に売ることを知ります。
その夜・・・ニコラウスは、煙突に登り
家の中に金貨の入った袋を投げ入れました。
投げ入れられた金貨は、暖炉のそばに干してあった靴下の中に偶然入り
そのお金で、娘は売春宿に売られず、そして幸せに結婚ができたそうです。

この逸話が現代のサンタクロースの由来ですって。

へ~っ!!!
知らなんだ。

ということは・・・
自分の子供にプレゼントを渡すというのは誤りで
貧しい子供たちに渡さなければならないのかな?

事由を調べて
少し考えさせられるクリスマスとなりました。

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