2018年3月23日金曜日

終焉

安倍政権を支えていたものは、主に3つです。
「円安」
「株高」
「北朝鮮の脅威」

この三本の矢が、今日、決定的に折れました。

安倍政権の唯一無二の政策とされた日銀の異次元緩和。
4年以上コツコツと積み上げられ
刷りまくったお金で国債と株を買う。
その恩恵を受けた大手日本企業が
大株主となった政府の後ろ盾になる。

まさに「異次元殺法」です。

トランプ相場も相まって、市場まれにみる株高。
それを武器にやりたい放題やってきた政権ですが・・・
それがもろくも・・・
トランプが仕掛けた関税引き上げの一撃だけで崩壊。

急激な円高と、連日の株価大暴落!!
日本政府はなすすべなく、もう慌てふためくだけ。

アメリカの目線は、中国との貿易戦争に集中し
北朝鮮との戦争は、どうでも良くなっちゃった。
中国を北朝鮮から引きはがし
首脳会談で金正恩と簡単に手を打つ。
アメリカとロシア主導で
民主化に向かう筋書きが出来上がっているのではないか?

それが、今回の貿易戦争の仕掛けと
トランプによるプーチン祝福へと、つながっているように思うのです。

現在、日本が株式市場に大量につっこんだ年金資金。
根本的に回収することができません。
売ると、さらに大暴落を起こすから。

たぶん、今も底値で買い支えているのは年金基金です。
暴落すると、後ろ盾の企業は大損害を被ります。
それは、後ろ盾を失う事へと繋がります。
だから、我々が毎月払った年金が消失しようが
損切できず・・・
外国勢が一斉に逃げる中、せっせと買い足しているのではないか?
さて・・・
どうなるのか?

この状況下で、日本は「森友」というショボイ事件で
安倍も麻生も非を認めず、国会が停止状態。
頼みの綱の財務省も安倍首相ひとりのせいで機能不全。

目も当てられません。

北朝鮮と戦争をしないとなると・・・
アメリカは、日本に戦争をさせなくて良くなります。
そうなると、トランプは『安倍』というカードが要らなくなる。

アメリカ主導で憲法改正を急いでいた安倍内閣ですが
北朝鮮が民主化されれば、アメリカとしては日本の憲法9条はあった方がよい。
中国とアメリカが戦争することは、絶対に無いからです。
今まで通り、日本はアメリカの庇護の下
お財布として保持したい。

そうなると、アメリカ傀儡政権は敏感ですね。

その意向に添い・・・
あれだけ憲法9条を「破棄」「削除」と掲げてきた自民党が
ここにきて突然「憲法9条2項は保持する。」と言い出す。(^^;)

この変わり身は、本当に感心します。

安倍首相に至っては
「日本国憲法は、いじましいみっともない憲法!
とまで公言していたのに。(失笑)

この流れだと、すぐに内閣総辞職となり・・・
次の総理大臣は、ハト派の岸田文雄さんで内定しているのでしょう。

石破さんが総理大臣になる線は、100%無いでしょうね。

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